2021年03月29日公開
2024年11月08日更新
「ブラッドソーセージ」とは?味や食べ方・通販で購入できるおすすめ商品も
通販などで見かけるソーセージ「ブラッドソーセージ」の味や食べ方をまとめました。地域によって異なるブラッドソーセージの特徴や味を詳しく調べています。通販で買えるおすすめのブラッドソーセージや、おすすめの食べ方も紹介します。
ブラッドソーセージの正体を解説!
真っ黒なソーセージ「ブラッドソーセージ」。日本ではあまりポピュラーではなく、取り扱うお店も多くはありません。豚の血液を加えて作ったソーセージで、火を通すことで真っ黒に変化します。一般的なソーセージは豚挽き肉がメインの材料です。
一方ブラッドソーセージは、血液の他にも豚の脂肪や内臓が使われるため、クセのある独特の味わいに仕上がります。この記事では、その特徴や食べ方をまとめ、通販で購入可能なおすすめのブラッドソーセージも紹介していきます。
ブラッドソーセージの特徴と食べ方
特徴①ヨーロッパの伝統的食べ物
ブルワーズブレッドと、ブーダンノワール。フランスの伝統料理・豚の首骨・血を使った歴史の古い肉料理、だそう。コンビーフ的な?ハーブの香りがしっかりきいてる。まだまだ知らない料理があるなあ。ビール麦芽使用のパンおいしい。 pic.twitter.com/QYthhrtUtW
— 由 (@liberty74p205c) March 16, 2018
ブラッドソーセージはヨーロッパの伝統的な食べ物です。日本では馴染みのないソーセージですが、フランスやイギリス、ドイツ、スペインなどで一般的に食べられています。特に牧畜が盛んであった地域で、家畜を余すことなく利用する調理方法として親しまれてきたようです。
フランスでは「ブーダンノワール」、イギリスでは「ブラックプディング」など各国で呼び名が変わります。
特徴②レバーペーストのような味わい
アルゼンチンの豚の血を加えて作られた「ブラッドソーセージ」が美味しいと教えていただいたので、
— AYA🇺🇸🇯🇵 一時帰国中 (@aya_dnd) February 24, 2019
スーパーマーケットで購入し、自宅で焼いて食べてみました!
レバーに似ていますが、美味しくない😅 pic.twitter.com/nhZvY7TKjB
ブラッドソーセージは血液入りなので、その味をしっかり感じます。独特なクセがあるため、好き嫌いが分かれるソーセージです。調理方法によって食感は異なりますが、濃厚なレバーペーストのような味わいです。脂肪分も入っているためコクがあり、柔らかい食感に仕上がっています。
貧血によいとされるレバー同様に、こちらも血液入りのため、鉄分は豊富です。貧血に悩む女性には、おすすめの食材です。
特徴③地域によって中身が異なる
【ブラッドソーセージ】主原料は豚の血液、脂、豚肉となっています。味付けとしてお酢やスパイスなどを加え、腸詰をした後に茹でられます。#ブラッドソーセージ#ソーセージ#血のソーセージ
— もぐお 🥞 (@miyagg5) March 26, 2021
食べたことがないから、これ食べてみたい!美味しいの? pic.twitter.com/ZxugpeduD4
ヨーロッパの各国やアジアでも、幅広く食べられているブラッドソーセージは、地域によって特徴があります。スペインでは「モルシージャ」と呼ばれ、血液の他にお米やタマネギ入りです。
アジアになるとだいぶ変化があり、モンゴルには「サイダス」という羊を使ったブラッドソーセージもあります。その国に馴染みのあるスパイスや香味野菜、穀物が使われるのが特徴です。
ブラッドソーセージの食べ方
初ブーダン・ノワール(豚の血とスパイスの腸詰め)!!
— 📢💋💺ムク太a.k.a.ゲーミングチェア📢💋💺 (@mukudori117) September 25, 2020
ぜんぜん臭みとかなくてめっちゃ美味しい…りんごのコンポートと合う!! pic.twitter.com/LhdSUvbNdy
基本的には焼く、またはボイルで火を通して食べます。非常にやわらかく、ボイルの場合はぐつぐつしたお湯だと破裂してしまいます。調理温度に注意が必要です。栄養価が高いので、イギリスでは、パンや卵料理にあわせて、朝食で食べる事が多いです。
フランスでは、ソテーしたりんごやマッシュポテトなどの食材と合わせ、臭みやクセを和らげます。塩気が強いソーセージなので、りんごの甘い味とは相性がとてもよく、日本人好みの味と言えます。
通販で購入可能なおすすめのブラッドソーセージ
ブルートヴルスト(レッカーランド)
レッカーランドは、本場ドイツ製法で作る自家製のハムやソーセージのお店です。ブルートヴルストは日本であまり作られていないため、とても貴重な商品となります。1パック2本入りで冷蔵で10日間の日持ちです。スライスしてそのまま食べることができます。また火を通す場合は、焼きすぎに注意が必要です。
ブーダンノワール(ホールミートジャパン)
フランスのブラッドソーセージは、あまり脂っこくないのが特徴です。お酢やスパイスがしっかり効いていて、食べやすく仕上がっています。470g入りです。ボイルが一般的ですが、フライパンやオーブンで焼いて食べるとパリッとした食感を楽しめます。じゃがいもとの相性がいいため、グラタンに入れるのもおすすめの食べ方です。
スンデ(ソンちゃん)
韓国のブラッドソーセージ「スンデ」です。血液や香味野菜に加え、春雨が入っているのが特徴です。袋ごと湯煎調理も可能な手軽な商品になっています。食べ方は、スープに入れたりトッポギと合わせて炒めて食べたりと様々です。韓国料理のしっかりした味にも負けない、個性の強さを持っています。
ブラッドソーセージを食べてみよう!
ブータンノワール 人生初〜
— 待伸 (@strrangetones) April 14, 2013
血のソーセージ これは美味い‼ pic.twitter.com/IU7UqxYaYP
日本では、まだまだ珍しいブラッドソーセージを紹介しました。血液入りと言われるとびっくりしてしまい、その見た目からも食べる事に少し勇気がいる食材かもしれません。ただ、ブラッドソーセージは地域によって材料も異なり、その味や特徴も様々です。
クセが少なく食べやすいものもあるため、レストランや通販で見つけた時は、ぜひ試してみてください。貧血や美容にも良いとされる、鉄分やミネラルを含んでいます。栄養価も高く、今後はスーパーフードとしても注目の食品になるでしょう。