ホワイトアスパラを使ったおすすめレシピ！美味しい茹で方も！

ホワイトアスパラを使った絶品レシピをまとめました。グリーンアスパラに比べると、あまり馴染みのないホワイトアスパラですが、調理法や味付けによってとても美味しく食べれます。そこで、本記事ではホワイトアスパラを美味しく食べるための、茹で方やおすすめのレシピを徹底紹介しましょう。

ホワイトアスパラはグリーンアスパラに比べて、やわらかい食感で甘みがあることが特徴です。日本では缶詰のイメージが強いですが、5～6月頃に生の新鮮なホワイトアスパラが店頭に並びます。旬のアスパラは上品な香りと白い光沢がありとても美味しいので、ぜひ食べてみてください。

ホワイトアスパラは茹で方によって、美味しさ大幅に違ってきます。アスパラの基本的な茹で方を、解説しましょう。まず、アスパラを購入したら、新鮮なうちに茹でてください。すぐに調理しない場合でも、茹でてから冷蔵保存をした方が日持ちします。

ピーラを使って、穂先以外の皮をむきましょう。力を入れ過ぎると、アスパラが折れてしまうので、やさしくなでるようにむくのがコツです。そして、食べない根元や皮も一緒に入れて茹でることが、茹で方の重要ポイントになります。楊枝などで刺してみて、芯が残る程度まで火が通っていたらOKです。

茹で終わっても、常温になるまで茹で汁につけておきます。そうすることで、水に染み出た旨味を、アスパラに戻すことができるそうです。

茹で汁にはホワイトアスパラガスのコクと旨みが染み出ており、捨てるのはもったないくらいです。美味しいだしが出た茹で汁を、最大限に活用しましょう。茹で汁をそのまま堪能できる、スープやリゾットにリメイクするのがおすすめです。好きな具材や調味料を足して、お好みの味にアレンジしてみてください。

【材料】

• ホワイトアスパラ：6本
• 米：1/2カップ
• エシャロット(玉ねぎでも可)：15g
• バター(炒め用)：10g
• オリーブオイル(炒め用)：少々
• 白ワイン：25cc
• チキンブイヨン：400cc
• バター(仕上げ用)：10g
• EXVオリーブオイル(仕上げ用)：10g
• 塩胡椒：少々
• エストラゴン(イタリアンパセリでも可)：大さじ1
• パルメザンチーズ：お好みで

1. チキンブイヨンの中にアスパラの皮を入れて温めておきます。
2. エシャロットを粗みじん切りにします。
3. 鍋にバターとオリーブオイルを入れて熱し、エシャロットを加えて炒めます。
4. 米を入れて、全体に油がなじむように炒めます。
5. 皮を取り除いた1を、米の様子を見ながら4回に分けて加えます。
6. 米が柔らかくなり始めたら、アスパラを加えます。
7. バターとオリーブオイルを加えて、混ぜ合わせます。
8. 仕上げにパルメザンチーズとエストラゴン(パセリでも可)を加えます。
9. 全体をよく混ぜ合わせたら完成です。

プロのシェフがおすすめする、お店で食べるような絶品リゾットレシピです。ホワイトアスパラの美味しさを活かすために、シンプルな味付けにしています。リゾットは深めの鍋で作った方が、米がぶつかり合わずに回転できるので、美味しく仕上がるそうです。

米をバターで炒める時は焦がさないようにすることが、作り方のコツになります。また、チキンブイヨンは4回に分けて、水分が少なくなったら、その都度加えるようにしましょう。トータルで15分ほど炊くことを目安にしてください。お好みの炊き具合でOKですが、リゾットは少し硬めに炊く方がおすすめの食べ方です。

ホワイトアスパラの皮の茹で汁を活用して、風味豊かなリゾットに仕上げました。ベーコンの塩気と旨みが、淡白な味のアスパラに絡んでよく合います。

やわらかいアスパラとシャキシャキの水菜、カリカリのベーコンで、食感の違いを楽しみながら味わってください。他にもトッピングは自由自在です。お好みで醤油を少し加えて炊いても、美味しいでしょう。

ホワイトアスパラと生ハムを組み合わせた、おすすめリゾットです。アスパラの下処理が終わったら、皮と根っこは茹でる時に使用するので、捨てずに取っておきましょう。茹で方はアスパラの茹で汁に皮と根っこを加えて、アクを取りながら、さらに5分茹でるだけです。この工程を加えるだけで、リゾットが何倍も美味しくなります。

塩分を含んだ茹で汁を使用するため、塩加減には注意してください。生ハムがなければベーコンで代用しても美味しいでしょう。

シンプルなリゾットに甘みのあるホワイトアスパラと苦味のあるトレビスを加えました。作り方のポイントは、必ず水分が米に含まれ切ってから、次の材料を入れることです。また、水分は米の煮え具合を見ながら、量を増減させてください。エシャロットがない場合は、玉ねぎを1/2個ほど代用してもOKです。

【材料】

• ホワイトアスパラガス：1束
• 生クリーム：100ml
• 溶けるチーズ：大さじ2
• パルメザンチーズ：大さじ2
• ナツメグ：少々
• 生ハム：お好みで
• 黒胡椒：適量

1. 生クリームを加熱して、ナツメグを加えます。
2. 沸騰する寸前に中火にして、チーズを入れます。
3. とろみがつくまで、やさしく混ぜ合わせます。
4. 茹でたアスパラに、3のソースをかけたら完成です。

生クリームのまろやかさとチーズの塩気が、絶妙なバランスのチーズソースです。ホワイトアスパラガスにはオランデーズソースが有名ですが、卵黄を使うソースに抵抗のある方に、おすすめできる食べ方です。

強火にせずに中火～弱火でゆっくり加熱することが、作り方のポイントになります。ソースが冷めたら、グラタンなどで使う耐熱皿に入れて、オーブントースターで焼いても美味しいでしょう。

【材料】3～4人分

• 卵黄：2個
• 水：50g
• 澄ましバター：150g
• レモンジュース：適量
• 塩胡椒：適量
• ホワイトアスパラ：お好みの量

1. アスパラの下の硬い部分の皮をむきます。
2. 沸騰したお湯で、1を茹でます。
3. ボウルに卵黄、水、レモン汁、塩を入れ、泡立て器で混ぜます。
4. 3を湯煎にかけて、もったりするまで混ぜながら加熱します。
5. 済ましバターを少しずつ加えながら、さらに混ぜます。
6. 全体に味が馴染んでもったりとなったら、火を止めます。
7. 茹でたアスパラガスに、6のソースをかけたら完成です。

ホワイトアスパラガスを最高に美味しく食べれる、オランデーズソースです。オランデーズソースは、フランス料理の基本ソースの一つになります。酸味とコクがあり、淡白な味わいのアスパラとの相性が抜群の、美味しい食べ方です。

アスパラの茹で方のポイントは、水に対して15%の塩を入れたお湯で、皮と根っこと一緒に茹でることです。澄ましバターを作る時間がない場合は、溶かしバターを使用しても良いでしょう。作り方のコツは、湯煎する時にソースを絶えずかき混ぜると、もったりとしたソースができることです。

レモンの効いた絶品バターソースを、アスパラにたっぷりかける食べ方です。少し手間のかかる茹で方ですが、アスパラの美味しさは茹で方に大きく影響されるので、ぜひ実践してみてください。酸味が苦手な人は、レモン汁の量を減らしても良いでしょう。刻みゆで卵をトッピングしても美味しいです。

簡単にできておつまみにも最適な、おすすめの食べ方です。家にあるマヨネーズにとびっこを混ぜただけで、あっという間にできあがります。作り方のポイントは、アスパラの茹で方に気を付けながら、少しやわらかめに茹でることです。また、アスパラはしっかり冷やして食べた方が美味しいでしょう。

ホワイトアスパラをガーリックバターでソテーした、おすすめのレシピです。バターもガーリックも焦げやすいので、中火から弱火でコロコロ転がすようにソテーするのが、作り方のポイントになります。アスパラがやわらかくなるまで、じっくり炒めてください。ビールのおつまみにもピッタリの食べ方です。

ホワイトアスパラをソーセージや菜花と一緒にソテーしました。アスパラは味がなじみやすく火が通りやすいように、斜めにカットすることが作り方のコツになります。ソーセージ以外に、ベーコンやハムを使っても美味しいでしょう。

ソテーにする食べ方は、茹でるよりも栄養価が高く、旨みもギュッと濃縮されるのでおすすめです。レモンの酸味でさらに味に深みを加えています。ワインのおつまみとしても合う食べ方ですので、ぜひ作ってみてください。

ホワイトアスパラとズッキーニを、バジル風味にソテーした食べ方です。チーズをたっぷり使って混ぜ合わせることが、美味しい作り方のコツになります。チーズの種類はお好みで構いませんが、おすすめはパルミジャーノチーズ削りです。緑のアスパラと組み合わせても、美味しく食べれます。

さまざまな野菜を組み合わせた、栄養満点のソテーです。白や緑、黄色など見た目がカラフルで、食欲をそそります。バター風味の味付けで野菜が嫌いな子供にも、おすすめの食べ方です。ほうれん草はアク抜きをしておくと、青臭さが消えて食べやすいでしょう。美味しい作り方のコツは、仕上げに醤油をまわしかけて、香ばしさを加えることです。

【材料】

• ホワイトアスパラ：1本
• ベーコン：25g
• 顆粒コンソメ：3g
• 水：100cc
• パセリのみじん切り：適量

1. アスパラは下1cmくらいを切り落として、皮をピーラーでむきます。
2. 1を斜めに薄く切ります。
3. ベーコンは細切りにします。
4. 小鍋に水と顆粒コンソメを入れて、加熱します。
5. 沸騰直前にベーコンとアスパラを加えます。
6. 煮立ったら、仕上げにパセリをちらして完成です。

ホワイトアスパラのシャキシャキ感を楽しむ、おすすめの食べ方です。ベーコンの旨みとパセリの香りが、スープの美味しさを引き立てています。アスパラの食感を残すために、ぐつぐつ煮込まなくても大丈夫です。顆粒コンソメだけの味付けで、作り方も簡単ですので、ぜひ試してみてください。

【材料】

• ホワイトアスパラガス：6本
• 溶き卵：2個分
• 生ハム：4枚
• パセリ(みじん切り)：適量

• 熱湯：1カップ
• コンソメ(固形)：1/2個
• 酒：大さじ1
• 醤油：小さじ1/2
• こしょう：少々

1. アスパラは食べやすい大きさにカットします。
2. ボウルにAの材料を混ぜ合わせます。
3. フライパンに1と2を入れて、加熱します。
4. 沸騰したら、溶き卵をまわし入れます。
5. 4が温まってきたら、ひと口大の生ハムを加えます。
6. 仕上げにパセリをちらしたら完成です。

生ハムの塩気がアクセントになった、優しい味のスープです。ふんわり溶き卵とやわらかいアスパラの食感がたまりません。生ハムは仕上げの直前に加える程度で、火を通し過ぎない方が美味しいです。時短ですぐに作れるので、もう一品欲しい時にもおすすめのレシピです。

ホワイトアスパラの爽やかな香りが魅力の、ポタージュスープです。濃厚でこってり系が好きな人は、仕上げに卵黄1個分と生クリーム50ccを溶いたものを、沸騰直前まで温めると、さらにクリーミーになります。メイン料理の付け合わせのスープやパンにつけて食べる食べ方もおすすめです。

ホワイトアスパラとコーンの甘味が美味しいスープです。ホワイトアスパラは下部にいくほど硬くなり、表面の繊維が強いので、ピーラーをしっかりかけた方が良いでしょう。美味しい作り方のコツは、具材を煮込む時に、アクをきちんと取り除いておくことです。

具沢山なスープに仕上がるためさらさらスープが好きな場合は、具の量を減らしたり具材をさらに細かく切るなどして、調整してください。

缶詰を使って簡単にプロ味のパスタが作れる、おすすめのレシピです。アスパラと豆乳を混ぜ、ミキサーでピュレ状にしてパスタに絡めました。缶詰の汁も一緒に使うことがポイントになります。お好みで黒胡椒をかけると、味のアクセントになって、さらに美味しく食べれるでしょう。

ホワイトアスパラやしめじ、豆乳などの白っぽい食材を意識して作った、真っ白なグラタンです。しめじは炒め過ぎると茶色になるので、気を付けましょう。白にこだわらずに、ブロッコリーやゆで卵などをトッピングしてもよく合います。トースターの種類によって焼く時間が異なるので、様子を見ながら調整してください。

ホワイトアスパラとツナを組み合わせた和風のサラダです。マヨネーズと練りゴマのドレッシングで、旨みとコクのあるサラダに仕上げています。練りゴマがなければ、すりゴマとごま油で代用してください。トッピングするこしょうは、できれば粗挽きの方がおすすめです。

ホワイトアスパラを使ったおすすめ人気レシピを紹介しました。ホワイトアスパラの旬である5～6月頃は、生のアスパラをぜひ使ってみてください。旬でなくても缶詰があるので、年中ホワイトアスパラを楽しむことができるでしょう。クセのない淡白な味であるため、さまざまな料理に活用することができます。