2021年02月10日公開
2024年11月06日更新
黄桃の産地や食べ頃は?白桃との違いやおすすめレシピも紹介!
黄桃について紹介していきます。黄桃の主な生産地や食べ頃、白桃との違いについてまとめました。また、黄桃の各品種の特徴や保存方法、黄桃を使った簡単で美味しいおすすめレシピも掲載しているので、黄桃を購入する際の参考にしてください。
黄桃の特徴や選び方・食べ頃などを解説!
体調崩すと小さいからから黄桃の缶詰たべるのですが…
— yoshifuji@gato🐈 (@yoshifujigato) February 8, 2021
私…小さい頃…「きもも」と言っていた…
尾はばあちゃん子だから絶対風邪ひくと黄桃かリンゴのすったのを食べてると私は信じてます❣️ pic.twitter.com/ylQMGrC608
フルーツタルトやケーキなどのデザートに使われている黄桃は、缶詰の状態で売られていることが多い果物です。しかし、旬の季節でもある8月の中旬から10月の上旬には、白桃と同様にスーパーの青果コーナーやギフトコーナーなどに並べられています。
本記事では、黄桃の特徴や主な生産地、食べ頃の見分け方について紹介していきます。また、形が似ている白桃との違いや黄桃を使った、簡単おすすめレシピも掲載しています。
黄桃の特徴
まずは、黄桃の特徴について紹介していきます。黄桃の見た目や主な生産地、食べた際の味や形が似ている白桃との違いについても掲載しているので、デザートとして食べる際の参考にしてください。
見た目
桃が10月に食べられた!!
— 中村直登🍎フルル🍊頑張るあなたにご褒美フルーツ🍈 (@_naoto_nakamura) October 18, 2020
山形の「晩成黄桃」🍑🍁✨
見た目は。。。ですが、味は抜群でした❗#山形県#Smilefarm #エコファーマー認定農園 pic.twitter.com/LF82uvXD6F
黄桃は黄肉種とも呼ばれており、果肉は鮮やかなオレンジ色に近い黄色です。そして、皮が全体的に黄色の品種もあれば、ピンク色がかった品種の黄桃も存在します。また、大きさについては品種によって、多少の誤差はありますが、基本的には掌いっぱいに乗せられるほどのサイズです。
スーパーなどの果物売り場で見かけることが多い白桃よりも、少し大きいのも黄桃の特徴です。さらに、黄桃は香りがとてもよく、皮が付いている状態でも甘い香りを楽しめます。
主な産地
わーい黄桃だー🟡🍑
— 土介 (@Passiflora35553) July 18, 2020
早生の黄桃無いだろうかと産地を訪ねたらつきあかりが売り場に見えて大興奮!
気分はもう宝探し。
多品種栽培されてる生産者さんみたいで、浅間白桃、みさか白鳳等しっかり表記されてるから食べ比べできる☺️#桃 pic.twitter.com/hurI0QauWf
黄桃の出荷量がもっとも多い都道府県は山形県です。全国で比べても山形県は断トツの出荷量となっており、次いで北海道、山梨県が全国でも多く生産しています。そして、黄桃の起源は白桃の樹にたまたま、生った突然変異種といわれています。
白桃との違い
品種No.15 #紅錦香
— 亀岡隆宏|福島 亀岡果樹園(桃とあんぽ柿) (@kameokakajuen) August 19, 2019
形良く色付きよく大玉で甘みしっかりある桃🍑"くにか"と読むんですが初見では無理。
品種リレーで重要な位置にいるものの、名前読みづらいしあの川中島白桃と時期かぶるし見た目も食味も似てるから名が売れることはなさそう。 pic.twitter.com/XdKnynRstk
黄桃と白桃は似ていますが、品種が異なるため、味や食感に違いが生まれます。一般的に食べられることが多い白桃は、果肉の食感が柔らかく、ジューシーな味わいが特徴的です。そして、白桃は果汁が多いだけでなく、噛めば噛むほど甘みが口の中で広がります。
対して、黄桃は白桃に比べると果肉がやや硬めで、マンゴーのような歯ごたえの果物です。また、甘みも控えめで糖度が低いものが多いです。しかし、現在では品種改良によって、黄桃の場合でも甘みが強い品種も開発されています。
黄桃の品種
次は、黄桃の品種について紹介していきます。黄桃は黄金桃や黄貴妃など、さまざまな品種があるので、各品種の特徴や味を覚えておきましょう。
品種①黄金桃
今日も少量出荷してます。
— あぐりマート (@akatuki720) August 18, 2020
くにかは川中島と兄弟(似た)桃です。
黄色い桃は黄金桃です。 pic.twitter.com/0yMNrgAsIk
缶詰に加工されてることが多い黄桃を、生でも美味しく食べられるように栽培されたのが黄金桃です。黄金桃は名前の通り、見た目がキレイな黄色の黄桃です。そして、黄金桃の果実はギュッと詰まっているので食感もよく、甘みと酸味のバランスが取れた品種です。
また、黄金桃の食べ頃は8月中旬から9月下旬となっており、色や食感はマンゴーに似ているともいわれています。なお、黄金桃の主な産地は長野県となっており、次いで山形県、福島県、山形県、秋田県などが生産量の多い地域です。
品種②黄美娘
ファーマーズマーケットトマト天童店に納品しました!
— 丸山果樹園 (@maru_kaju) August 27, 2012
黄美娘のB品です。
特価です。 pic.twitter.com/Z3W9ywZ5
黄美娘は250~300gほどの大きさで、表皮の色が全体的に黄色く、部分的にほんのりと紅が差しています。黄美娘の全国の生産量は13.4トンとなっており、主な産地は山梨県です。
また、果肉も黄色く触るとしっかりしている感じですが、食べるとマンゴーに似た程よい硬さの食感となっています。そして、酸味はあまりなく、しっかりとした甘みが感じられ、白桃とも違った美味しさが楽しめます。
黄桃といえば缶詰に用いられる果物のイメージがありますが、それとはまったく違った食感です。そのため、生食に向いている品種といえるでしょう。
品種③黄ららのきわみ
向かって右から 『紅晩夏』真ん中は『黄ららのきわみ』左は『玉うさぎ』#福島の桃 美味しいんだよ( ・∀・) pic.twitter.com/1JVDmo6ARr
— る- (@b_ob5) September 7, 2017
黄ららのきわみは皮の部分も実も鮮やかな黄色になっている黄桃です。硬さがある品種となっており、常温で置いて追熟させて食べるのがおすすめです。黄ららのきわみの主な産地は岡山県で9月上旬から10月にかけてが食べ頃です。そして、見た目が美しいだけでなく、クセのない上品な甘さを楽しめます。
また、さまざまな品種の中でも流通している量が少ないので、贈り物などにもおすすめの黄桃です。
品種④黄貴妃
黄貴妃とバートレット
— 🍅🌸シベリアンハスキーのチョビ(*≧∀≦*)君 🌸🍅 (@oyanpon) September 25, 2019
食べてみたけどまだ早かった! pic.twitter.com/7go0xO5nFn
黄貴妃は淡い黄色の見た目が特徴的な黄桃です。食べ頃は9月の中旬から10月の中旬ごろです。そして、食感はやや硬めで切り分けやすく、桃とマンゴーを合わせたような甘みがある品種です。また、果汁が多く含まれている品種でもあるので、そのまま食べても美味しいのですが、ミキサーにかけてジュースなどにしても美味しくいただけます。
黄桃の選び方と食べ頃の見分け方
次は、美味しい黄桃の選び方と食べ頃の見分け方について紹介していきます。追熟が必要な品種も存在するため、しっかりと食べ頃を見極めて美味しい黄桃を食べましょう。
選び方
この時期は冷えた桃を水洗いして桃の産毛を取り皮ごと丸かじりに限りまーす! pic.twitter.com/J4Hm2Q1LZt
— kadoya24【youtube】 (@kadoya24) August 22, 2020
黄桃をスーパーなどで購入する時は、見た目がキレイでなものを選ぶようにしましょう。そして、形は左右対称で傷がなく、桃特有のうぶ毛が生えているものがおすすめです。また、見た目だけでなく、持った際にずっしりと重い桃も実が詰まっている証拠です。
しかし、黄桃や白桃などはデリケートな果物です。そのため、果物売り場などに置かれている商品は触るとすぐに傷んでしまうので、商品を選ぶ際は触り過ぎないようにしましょう。
食べ頃の見分け方
桃は画像左のようにヘタ側を上にして保存して下さい。
— フルーツキッチンほのか/森ノ宮 (@FK_honoka) September 2, 2019
桃はヘタ側から熟れて自重で傷むからです。
ヘタ側を軽く触り柔らかくなるまで常温で保存して下さい。
そうなると食べ頃です。
食べ頃になったら冷蔵庫に入れて下さい。#歩乃果術 pic.twitter.com/fw1Dn49kEj
黄桃は白桃に比べると、果肉がやや硬めの果物となっているので、生で食べる際は追熟が必要な品種もあります。桃が食べ頃になると、桃特有の芳醇な香りが出てきます。そして、ヘタの周りの青み(薄い緑色)が抜けて、ヘタ周りにも柔らかさを感じるようになったら食べ頃のサインです。
ただし、桃は傷みやすい果物となっており、指で押した部分からすぐに傷み始めてしまいます。そのため、食べ頃を見極める際は、指で押して確認するよりも見た目や臭いなどで判断しましょう。
保存方法
今度のお取り寄せは黄桃。箱を開けた時から良い香りがしています。このまま追熟させて食べ頃になったら食べよう!この間ネット知ったアルミで包む長期保存方法も試してみようかな。 pic.twitter.com/K1HacWSS9Z
— 渡辺福助 (@100kiyagyou) September 5, 2015
黄桃を購入してから2~3日以内で食べるのであれば、新聞紙などに包んで風通しのいい涼しい場所で、常温で保存するのが基本です。そして、2~3日で食べきれない場合は丸ごと冷凍保存がおすすめです。常温で保存しておく場合、桃は乾燥に弱い果物となっているので、エアコンや扇風機などの風が直接当たらない場所で保管しましょう。
冷凍保存する際には、桃を優しく洗い、ペーパータオルで水気を拭き取ります。その後、1個ずつラップで包んで、冷凍法保存袋に入れて空気を抜くように口を閉じて保存します。
また、桃は非常にデリケートな食材ですので、保存する際は傷つけないように丁寧に包むようにしましょう。桃を解凍する際は、常温で自然解凍させます。15分ほど置いた場合はシャリトロの状態となり、30分でとろーり食感の桃を楽しめます。
黄桃を使ったおすすめレシピ
次は、黄桃を使ったおすすめのレシピについて紹介していきます。家でも簡単に作ることができるコンポートやゼリー、ケーキなどのレシピを掲載しているので、食後のデザートを作る際の参考にしてください。
黄桃のコンポート
黄桃は生の状態で食べると、食感がやや硬く、甘みも控えめな果物です。そのため、コンポートにすることで食感が柔らかくなり、甘みも強くなります。作り方も非常に簡単で、カットした桃と調味料を鍋で煮詰めるだけですので、普段料理をしない人にもおすすめのデザートレシピです。
そして、こちらの記事では香りづけにハーブのディルを使っていますが、タイムやミント系のハーブを使っても美味しく仕上がります。
パンナコッタと黄桃のゼリー
パンナコッタと黄桃、ジュレの3層に仕上げた、見た目も美しいゼリーレシピです。缶詰に入っているシロップをゼラチン粉を溶かす用、液用、ジュレ用に分けて使うことで、少ない材料で美味しいデザートに仕上がります。また、シロップをゼリーとして使用すると、キラキラと華やかになり、夏らしい爽やかな印象に仕上がります。
トースターで焼く黄桃のケーキ
黄桃の缶詰と調味料だけで、簡単に作ることができるケーキレシピです。調味料でケーキのスポンジ部分を作り、薄くスライスした桃を敷き詰めてトースターで焼くだけで完成します。そのため、普段お菓子やデザートを作らない人でも簡単にできるので、桃の缶詰を購入した際はぜひ挑戦してみてください。
黄桃を美味しく食べよう!
甘いモノが食べたくて。。。💧
— コシロー (@M9YPs2byRX5lwaC) October 26, 2018
久々のデザート〰❤
「100円 の黄桃缶詰🍑」
100円のわりには、中々のボリューム😆🎵✌ pic.twitter.com/UTB2KZtibw
缶詰のフルーツとして使われることが多い黄桃ですが、実は生食でも美味しく食べられる果物です。白桃とは違い、やや硬めの食感となっており、マンゴーのような歯ごたえが特徴的です。また、黄桃にはさまざまな品種が存在しており、品種によって産地や食感、味わいが異なります。
そして、冷凍保存しておくことで長期保存もできるので、ぜひ旬の季節は黄桃を使ってさまざまなデザートレシピに挑戦してみてください。