すき焼きの隠し味は？ビールやワインを使ったレシピも紹介！

すき焼きはお祝い事やパーティーにもぴったりの鍋ものですが、家で作るとなんとなくお店の味とは違うと感じたことはありませんか？作り方の違いで味に差が出ることもありますが、いつもの作り方でも隠し味を少し使うだけでワンランクアップしたすき焼きを作ることができます。

本記事では、隠し味を使ったすき焼きの人気レシピをまとめました。味噌などのおなじみの調味料からビールやワインまで、意外な隠し味を使った美味しいレシピが満載です。

【材料】

• 牛肩ロース肉（すき焼き用） 300g
• 焼き豆腐 1/2丁
• 白ネギ 1/2本
• しいたけ 4個
• 牛脂 1個
• 卵 1個
• 赤ワイン 100cc
• すき焼きのタレ 100cc

1. 焼き豆腐は食べやすい大きさに切り、白ネギは斜め切りにします。
2. しいたけはカサと軸に分け、カサに切り込みを入れます。
3. 熱したフライパンに牛脂をひき、牛肉を軽く焼きます。
4. 残りの具材と赤ワイン、すき焼きのタレを加えて煮込んだら完成です。

赤ワインをたっぷりと使った贅沢なすき焼きのレシピです。市販のすき焼きのタレを使うことで簡単に作ることができますが、もちろん自分で調味料を合わせて割り下を作ってもかまいません。赤ワインの上品な香りが鍋全体に広がり、ワイン好きにはたまらない贅沢な鍋が完成します。

隠し味にビールを使ったすき焼きのレシピです。すき焼きにビールというと不思議な感じがしますが、実はビールを入れることで安い肉でも柔らかく仕上げることができるのです。ビール以外の調味料は醤油と砂糖だけですが、ビールのおかげで味全体に深みが出ます。ビール自体の味はしなくなるので、ビールが苦手な人でも安心して食べられます。

赤ワインを使った洋風のすき焼きを紹介します。トマトやマッシュルームなど和風のすき焼きには少し合わない食材も、ワインを使うことで美味しく食べることができます。いつものすき焼きに飽きてしまった時におすすめの一品です。

【材料】

• 牛肉 500g
• 白菜 適量
• えのき 適量
• 春菊 適量
• 豆腐 適量
• しらたき 適量
• 醤油 120cc
• 日本酒 70cc
• ウイスキー 30cc
• 水 30cc
• グラニュー糖 適量
• 卵 適量
• 牛脂 適量

1. フライパンにウイスキーを入れてアルコールを飛ばしたら、醤油、水と合わせます。
2. 鍋を180°に熱したら火を弱めて牛脂を塗り、グラニュー糖を散らします。
3. 鍋に牛肉を広げ、上からグラニュー糖と1をかけます。
4. 牛肉を両面焼いて食べたら、しらたきを入れてタレをこそぎとります。
5. 残りの具材を入れて砂糖と1を入れたら、野菜がしんなりするまで煮ます。
6. 野菜の上から残りの肉を乗せ、砂糖と1をかけます。
7. 肉を途中でひっくり返して火を通したら完成です。

ウイスキーの風味をきかせた、少し大人味のすきやきのレシピです。ウイスキーを使うことで香りも良くなり、味に深みが出ます。一度アルコールを飛ばすことで子供でも食べられますが、大人だけで食べる場合はアルコールを飛ばさずに使っても大丈夫です。

【材料】（2人前）

• 材料お好みの肉 300〜350g
• しいたけ 3〜4個
• 白菜 1/8個
• しらたき 適量
• 焼き豆腐 半丁
• えのき 1/2パック
• 春菊 適量
• 白ネギ 1本
• 鶏ガラスープの素 少々
• 牛脂 ひとかけ
• 酒 120ml
• 砂糖 100g
• 醤油 100g

1. しいたけを汚れを落として軸を切り落とし、4等分にします。
2. えのきは石づきを取ってほぐしておきます。
3. 白菜は大きめのざく切りにします。
4. 豆腐は食べやすい大きさに切って、レンジで1分加熱します。
5. 白ネギは斜め薄切りにします。
6. 春菊は3等分に切り、しらたきはよく洗っておきます。
7. フライパンに酒を入れてアルコールを飛ばします。
8. ボウルに砂糖と醤油を入れて、7を合わせてよく混ぜます。
9. フライパンに牛脂を入れて熱し、肉を広げて片面に焼き色をつけて取り出します。
10. しいたけをフライパンで炒め、油が回ったら白菜とえのきを入れます。
11. 焼き豆腐を真ん中に置いてしらたきも入れたら、8を半量ほど入れます。
12. 蓋をして中火で蒸します。
13. 焼いた肉に8の残りをかけておきます。
14. 蓋をして4分ほどしたらネギ、春菊、肉を加えます。
15. 鶏ガラスープの素を加えて蓋をし、肉に火が通れば完成です。

隠し味に鶏ガラスープの素を加えたすき焼きのレシピです。すき焼きは砂糖を多めに使うため味がぼやけがちになりますが、そこへ鶏ガラスープの素を少し入れることで味がしっかりと引き締まります。肉は面倒でも一度すべてに焼き色をつけておくと、あとで煮込んだ時に美味しく食べることができます。

【材料】

• 牛切り落とし肉 200g
• 焼き豆腐 1丁（300g）
• 白菜 4枚
• 春菊 1/2袋
• しいたけ 4個
• しらたき 1袋（100g）
• 卵 2個
• 水 4000cc
• サラダ油 適量
• ネギ 1/2本
• A 酒 大さじ1
• A 砂糖 大さじ2
• A みりん 大さじ2
• A 醤油 大さじ2
• A 味噌 大さじ2と1/2

1. 春菊は茎と葉に分け、食べやすい大きさに切ります。
2. しいたけは軸を切り落とし、飾り切りにします。
3. 豆腐、ネギ、白菜は食べやすい大きさに切ります。
4. 鍋に湯を沸かしてしらたきを加え、アク抜きをして食べやすい大きさに切ります。
5. ボウルにAを入れて混ぜます。
6. フライパンに油を入れて熱し、牛肉を加えて中火で炒めます。
7. 牛肉の色が変わったら取り出します。
8. 鍋にAと水を入れて熱し、弱めの中火で軽く煮立たせます。
9. 鍋に春菊の葉以外の具材を入れて蓋をし、7〜10分ほど弱火で煮ます。
10. 春菊の葉を加えてしんなりするまで煮ます。
11. 溶き卵を添えて完成です。

味噌はすき焼きにはあまり使わない調味料ですが、隠し味に使うことでいつもとは少し違った味を楽しむことができます。味噌のおかげで甘辛い味のすき焼きがさらに濃厚な味になるため、ご飯やお酒が進むこと間違いなしです。濃い味噌味のつゆになるので、シメにご飯やうどんを入れると最後まで美味しく食べられます。

【材料】（4〜5人前）

• 牛薄切りロース肉 600g
• 長ネギ 2本
• しいたけ 6個
• 白菜 1/4個
• 春菊 1束
• しらたき 1袋
• 焼き豆腐 2丁
• 牛脂 1個
• A 醤油 200ml
• A みりん 200ml
• A 酒 200ml
• 砂糖 大さじ3
• 水あめ 大さじ1

1. ネギの白い部分を斜めにスライスします。
2. しいたけは石づきを切り落とし、カサに切り込みを入れて半分に切ります。
3. 白菜は芯を取り除いてざく切りにします。
4. 春菊を適当な大きさに切ります。
5. しらたきは熱湯で2分茹でて流水にさらし、食べやすい大きさに切ります。
6. 焼き豆腐を6等分にカットします。
7. 鍋にAを入れて、沸騰したら砂糖と水あめを加えます。
8. 7を再度沸騰させて火を止めます。
9. 肉に砂糖をひとつまみ振っておきます。
10. フライパンに牛脂を塗ってネギと肉を焼きます。
11. 肉は片面に焼き色がついたら一度取り出します。
12. 8と残りの具材をフライパンに入れて煮立たせ、最後に肉を入れたら完成です。

お菓子作りに活躍する調味料の水あめは、炒め料理や煮込み料理にも利用することができます。水あめをすき焼きの隠し味に使うと、砂糖だけでは出せない複雑な甘さになり味に深みが出ます。白菜をたっぷりと入れると食べごたえが出ますが、味も薄まりやすいので場合によっては調味料を追加しましょう。

りんごを隠し味に使ったすき焼きのレシピです。フルーティーな酸味と甘みが美味しいりんごは、隠し味としていろいろなメニューに利用することができます。すき焼きもそのうちのひとつで、りんごを入れることによってまろやかな旨味がアップします。レシピではみじん切りにして入れていますが、すりおろして加えても大丈夫です。

柿を隠し味に使ったすき焼きを紹介します。調味料に砂糖を使っていませんが、柿から出る甘さで十分に美味しいすき焼きが作れます。柿はできるだけ熟れているものがおおすすめですが、まだ若い柿しかない場合は一度レンジで加熱すると良い具合になります。いつもとは違ったまろやかな甘みのすき焼きを楽しんでください。

隠し味に塩を使ったあっさり味のすき焼きを紹介します。醤油と砂糖を減らして塩を加えることで、いつもとは違ったさっぱりとしたすき焼きを味わうことができます。もっとさっぱりさせたい時は、レモン汁やスライスレモンを加えるのがおすすめです。

隠し味を使ったすき焼きの人気レシピをまとめました。すき焼きの隠し味は味噌やビールなど身近にあるものを利用できるため、すき焼きを作ろうと思い立った時にすぐに利用することができます。そのままでも美味しいすき焼きですが、ぜひ隠し味を使ったレシピにもチャレンジしてみてください。