2020年12月11日公開
2024年11月04日更新
野菜たっぷりの離乳食レシピまとめ!進め方や注意するべき野菜は?
野菜をたっぷり使った人気の離乳食レシピをまとめました。赤ちゃんの成長時期に合わせて、簡単に作れる野菜のおすすめレシピをピックアップしています。離乳食の進め方や注意が必要な野菜も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
野菜たっぷりの離乳食レシピを紹介!
離乳食レシピ|お肉も野菜もたっぷり摂れる「肉豆腐」離乳食カミカミ期https://t.co/6eCzQoFkHH
— にじいろランドnote園 (@note_nijiiro) June 19, 2020
子ども達が大好きなお豆腐とたっぷりのお肉や野菜が一緒に食べられる『肉豆腐』
給食でも人気のメニューです。
ワンパンでとっても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね♪ pic.twitter.com/rvcC9O1vCP
離乳食が食べられるようになった赤ちゃんに、栄養豊富な野菜を与えたいと考えるパパ、ママは多いのではないでしょうか?本記事では、赤ちゃんの成長期に合わせた野菜のおすすめレシピを集めました。離乳食の進め方や注意すべき野菜の種類、便利な冷凍保存の仕方も紹介しています。ぜひ野菜をたっぷり使って美味しい料理を手作りしましょう。
野菜を使った離乳食のポイント
野菜を使った離乳食の進め方
8ヶ月。
— 𝕄𝕖𝕚𝕜𝕠.𝕂 (@m_korehuji) July 20, 2019
離乳食の進め方がよー分からんくなって来た。
・おかゆ+QP角切り野菜+青のり
・ジャガイモみじん切り+COOPトマトコンソメ
・ヨーグルト+QPフルーツミックス
・むぎ茶
こんなんで大丈夫…?😵💦 pic.twitter.com/KCWSkgxbcf
野菜を離乳食に取り入れる際は、舌触りがよく、消化の良いものからスタートすることがポイントです。赤ちゃんは内臓が未発達なため、量が多かったり繊維が豊富な野菜を与えたりすると下痢になることがあります。最初は茹でたかぼちゃやさつまいも、じゃがいもなどを裏ごしし、水分を加えてポタージュ状にしたものを少しずつ与えましょう。
野菜に慣れてきたら、次に白菜や小松菜、ほうれん草などの葉物野菜に挑戦します。この時に気をつけたいのが、やわらかい葉先の部分を使うことです。茎が食べられるのは離乳食後期以降、それまではアクの少ない葉の部分を使ってください。上手にカミカミできる離乳食後期になれば、食べられる野菜の幅がぐんと広がります。
食事回数も1日3回になり、栄養の大半を食事から摂るようになるのもこの時期の特徴です。調味料は控えめにして野菜の甘みを活かし、いろいろな種類を取り入れるように心がけましょう。
注意するべき野菜
昼の離乳食。チキンライス、トマト豆腐など。隣で親が食べてるトマトソースのパスタ欲しがって激おこだったので、にんにくとか入ってたからパスタ少し水で洗ってあげたら満足して食べてた。何でも欲しがりだして面倒だ… #2014jan_baby pic.twitter.com/TpYJ3Ha8Wt
— サオ@アルハンブラ宮殿 (@saoty) November 26, 2014
野菜を使った離乳食の進め方で気をつけたいのがアレルギーです。加熱調理した野菜を食べ、食物アレルギーを発症する赤ちゃんは基本的に少ないといわれています。しかし、アクの多い野菜を与えると、仮性アレルゲンと呼ばれるアレルギーに似た症状を起こすことがあります。
どの離乳食に関してもいえることですが、初挑戦の野菜を与える際は少量からスタートするのが肝心です。与えた後も赤ちゃんの体調に変化がないか、しっかりと観察しましょう。何かあった時に素早く対応できるよう、病院の開いている平日の午前中に与えることをおすすめします。
冷凍保存に向いている野菜
○取り分け補完食(離乳食)○
— みんみん®1y (@3333_33_33) May 22, 2020
だし汁で冷凍ブロッコリーを炊く
無調整豆乳を入れて温める
娘→ブロッコリーの先を潰して豆乳スープ
親→塩コショウ入れて豆乳スープ
映えない。 pic.twitter.com/2aWIiWPUQt
長期保存に最適な冷凍野菜ですが、全ての野菜が冷凍できるわけではありません。冷凍保存に向いているのは、ブロッコリーや葉物野菜です。特に小松菜やほうれん草は冷凍しても栄養価が壊れにくいため、離乳食をストックしたい時にも重宝します。
逆に冷凍保存に向いていないのは、レタスやトマト、ごぼうなどの水分の多い野菜です。冷蔵、冷凍保存を上手く使い分けて、野菜を無駄なく使い切りましょう。
野菜たっぷり離乳食の簡単人気レシピ【初期】
野菜たっぷりうどん
【材料】
- 茹でうどん:15g
- ほうれん草ペースト:小さじ1
- 玉ねぎペースト:小さじ1
- 人参ペースト:小さじ1
- 和風だし:小さじ2
【作り方】
- うどんはみじん切りにします。
- 小鍋に湯を沸かし、うどんを入れてくたくたに柔らかくなるまで15分ほど茹でます。
- ザルに上げ、水洗いします。
- 3を裏ごしします。
- 小鍋にうどん、和風だし、玉ねぎペースト、人参ペーストを入れて混ぜ、温めます。
- 器に盛り付け、ほうれん草ペーストを乗せたら完成です。
離乳食初期から与えられる人気レシピの紹介です。野菜は柔らかくなるまで茹で、裏ごししたものを使用しましょう。和風だしの風味が効いているので、赤ちゃんもパクパク食べてくれるはずです。
野菜ペースト
【材料】
- じゃがいも:適量
- 人参:適量
- 水:適量
【作り方】
- じゃがいもと人参は1cm厚さの半月切りにします。
- 鍋に1、水を入れ、柔らかくなるまで煮ます。
- ザルをのせたボウルに入れ、野菜スープと野菜にわけます。
- 野菜をそれぞれ裏ごしし、スープを加えて固さを調整したら完成です。
じゃがいもと人参を柔らかく茹で、離乳食初期でも食べやすいペースト状にしました。野菜の甘みが存分に楽しめる人気の一品です。固さの調整は野菜スープで行い、旨みたっぷりに仕上げましょう。一度に2種類の野菜ペーストが作れるため、時短レシピとしてもおすすめです。
2種の野菜のポタージュスープ
【材料】
- 大根:50g
- さつまいも:50g
- 水:25ml
【作り方】
- 野菜の皮は厚めにむいておきます。
- 大根、さつまいもは2~3cm角にカットします。
- 鍋に水(分量外)、2を入れ、柔らかくなるまで茹でます。
- 茹でた具材をボウルに移し、ブレンダーでなめらかになるまですりつぶします。
- 鍋に4、水を入れ、ふつふつと沸騰させるまで加熱したら完成です。
野菜好きの赤ちゃんに、ポタージュスープの離乳食はいかがでしょうか?茹でてつぶすだけの簡単レシピです。冷凍保存ができるため、多めに作ってストックしておいてもよいでしょう。食物繊維が豊富に含まれているので、便秘気味の赤ちゃんにもおすすめです。
野菜たっぷり離乳食の簡単人気レシピ【中期】
ミネストローネ
【材料】
- 玉ねぎ:20g
- 人参:10g
- じゃがいも:10g
- キャベツ:1枚
- トマト:70g
- 水:適量
【作り方】
- トマトは湯むきをし、種を取り除いてみじん切りにします。
- 他の野菜も全てみじん切りにします。
- 鍋に水、1、2を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮込んだら完成です。
離乳食中期からのミネストローネの人気レシピです。作り方のポイントは、消化しにくいトマトの皮と種を取り除くことです。大人用と一緒に作る際は、取り分けた後で調味してください。
野菜とお麩の卵とじ
【材料】
- お麩(小さめのもの):6個
- だし汁:150ml
- お好みの野菜(茹でたもの):適量
- 卵黄:1/2個
- 水溶き片栗粉:適量
【作り方】
- お麩は水に浸けて戻します。
- 茹でた野菜は食べやすい大きさに刻みます。
- お麩の水気を軽く絞り、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にだし汁、2、3を入れ、3~4分ほど中火で煮ます。
- 火を止め、水溶き片栗粉を加えて混ぜます。
- 再度火にかけ、とろみがつくまで加熱します。
- 卵黄をまわし入れ、火が通るまで煮たら完成です。
お麩と野菜で作る優しい味わいの一品です。水溶き片栗粉を加えたら、とろみがつくまでしっかりと加熱しましょう。卵黄がふんわりと仕上がり、口あたりの良い煮物ができあがります。
さっぱり野菜そうめん
【材料】
- そうめん(乾麺):15g
- きゅうり:5cm
- トマト:1/4個
- 和風だし:60cc
- めんつゆ:少々
- 鰹節:適量
- すりごま:適量
【作り方】
- 鍋に湯を沸かし、食べやすいサイズに折ったそうめんを入れます。
- 表記時間よりも30秒長く茹で、ザルにあげて水の中で揉み洗いします。
- きゅうりはすりおろします。
- トマトは湯むきをし、粗みじん切りにします。
- 器にそうめんを盛り、だし、めんつゆを加えます。
- きゅうり、トマトをのせ、鰹節とすりごまを散らしたら完成です。
暑くて赤ちゃんの食欲がない時は、冷たいそうめんを作りましょう。喉ごしの良いそうめんなら、赤ちゃんも喜んで食べてくれるかもしれません。簡単に作れるので、忙しい日やご飯を炊き忘れた時にもおすすめです。
野菜たっぷり離乳食の簡単人気レシピ【後期】
野菜たっぷりシチュー
【材料】
- 人参・じゃがいも・ブロッコリー(加熱して刻んだもの):適量
- 鶏ささみ(加熱して刻んだもの):適量
- 片栗粉:小さじ1/2
- 牛乳:大さじ3
- 塩:少々
【作り方】
- 大きめのボウルに片栗粉、牛乳、塩を入れ、軽く混ぜます。
- 人参、じゃがいも、ブロッコリー、ささみを加え、混ぜ合わせます。
- 700Wのレンジで30秒加熱し、いったん取り出して混ぜ合わせます。
- さらに700Wのレンジで30秒加熱します。
- よく混ぜ合わせ、とろみがついたら完成です。
離乳食後期の赤ちゃんから与えられるシチューの人気レシピです。野菜と鶏ささみの下ごしらえをしておけば、レンジで簡単に作ることができます。レンチンする際は、途中で混ぜてダマにならないようにしましょう。玉ねぎやカブなどを加えても美味しそうです。
野菜と白身魚のパエリア
【材料】
- 米(洗っておく):1合
- 水:360cc
- 玉ねぎ:1/8g
- ピーマン:1個
- トマト:1/2個
- 白身魚(切り身):1切れ
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
【作り方】
- 玉ねぎはみじん切りにします。
- ピーマンはピーラーで皮をむき、種を取り除いて8mmの角切りにします。
- トマトは湯むきして種を取り除きます。
- 白身魚は水大さじ1(分量外)をかけ、レンジで1分加熱し、皮と骨を除きます。
- 炊飯器に材料をすべて入れ、お粥モードで炊飯します。
- トマトを崩すようによく混ぜ合わせたら完成です。
人気メニュー、パエリアを赤ちゃん用にアレンジしました。炭水化物やビタミン、タンパク質などが一度に摂れる、栄養バランスばっちりの一品です。炊飯器で簡単に作れるので、忙しい時にも重宝します。食材を細かく刻んでご飯に混ぜれば、ピーマンや魚が苦手な赤ちゃんもモリモリ食べてくれるでしょう。
レバーと野菜のトマトあん
【材料】
- 鶏レバー:15g
- 人参:10g
- じゃがいも:10g
- なす:10g
- 昆布だし:120ml
- ケチャップ:小さじ1/4
- 片栗粉:小さじ1/4
- 水:小さじ1/2
【作り方】
- 鶏レバーは中火で4~5分下茹でし、臭みを取り除いてから細かく刻みます。
- 人参、じゃがいも、なすは、それぞれ皮をむき、5mm角に切ります。
- 鍋に1、2、昆布だしを入れ、柔らかくなるまで中火で10分以上煮ます。
- ケチャップを加え、味を調えます。
- 片栗粉と水を混ぜ合わせて加え、とろみをつけます。
- 器に盛り付けたら完成です。
鶏レバーや人参、じゃがいもなどを煮込んだ人気おかずのレシピです。水溶き片栗粉でとろみをつけ、旨みを逃さず仕上げましょう。レバーは下茹でしておくと、臭みが減って食べやすくなります。ケチャップの酸味も合わさって、ご飯が進むこと間違いなしです。栄養不足が気になる赤ちゃんにも、ぜひ作ってみてください。
野菜たっぷり離乳食の簡単人気レシピ【完了期】
野菜ナムル
【材料】
- 人参:1/2本
- ほうれん草(葉先):1束
- もやし:1袋
- 醤油:大さじ1
- てんさい糖:大さじ1
- ごま油:小さじ2
- ごま:適量
【作り方】
- 人参は細切りに、ほうれん草ともやしは3cm幅に切ります。
- 沸騰した鍋に人参を入れ、火が通るまで茹でます。
- ほうれん草、もやしを順番に加え、30秒ほど茹でます。
- ザルに2、3をあげ、しっかりと水切りします。
- ボウルに4、醤油、てんさい糖、ごま油、ごまを入れ、全体になじむように混ぜます。
- 器に盛り付けたら完成です。
離乳食完了期に入れば、大人と同じような料理が食べられるようになってきます。こちらは、茹で野菜を調味料で和えた簡単ナムルのレシピです。醤油やごま油の風味が効いていて、人参やほうれん草がいくらでも食べられます。
冷凍する際はラップに1食分ずつ包み、ジッパー付き保存袋に入れて保存しましょう。取り分けたものを鶏がらスープの素やラー油で和えて、大人のおつまみにするのもおすすめです。
野菜たっぷり煮込みハンバーグ
【材料】
- A鶏ひき肉:120g
- A玉ねぎ:50g
- Aほうれん草:50g
- Aエリンギ:30g
- Aパン粉:20g
- A塩:ひとつまみ
- サラダ油:適量
- Bキャベツ:50g
- Bトマト:1/2個
- B水:150g
- B醤油:小さじ1
- B砂糖:小さじ1/2
- 片栗粉:小さじ1/2
【作り方】
- 玉ねぎとエリンギはみじん切りにします。
- ほうれん草は軽く茹で、みじん切りにします。
- キャベツはひと口大に切ります。
- トマトは湯むきをして種を取り、ひと口大に切ります。
- 片栗粉は水小さじ2(分量外)で溶きます。
- ボウルにAの材料を入れ、混ぜ合わせます。
- 5の肉だねを適量取り、小さめのハンバーグの形に整えます。
- フライパンにサラダ油を熱し、肉だねを並べ入れて両面に焼き色を付けます。
- Bの材料を加えて蓋をし、5分加熱します。
- 火を止めて5を加え、混ぜ合わせます。
- 再度加熱し、とろみをつけたら完成です。
肉だねとソースに野菜をたっぷり使ったハンバーグの人気レシピです。食材ごとの下処理さえできれば、あとはフライパンひとつで簡単に作れます。調理の際は先に肉だねに焼き色をつけ、旨みを閉じ込めてからソースを加えましょう。しっとりジューシーでやみつきになります。
野菜パンケーキ
【材料】
- ミックスベジタブル:50g
- ホットケーキミックス:150g
- 牛乳:100cc
- 卵:1個
- バター:適量
【作り方】
- ボウルに牛乳、卵を入れ、泡だて器でよく混ぜます。
- ミックスベジタブル、ホットケーキミックスを加え、ゴムベラでさっくりと混ぜます。
- フライパンにバターを熱し、2を適量流し入れて両面を焼きます。
- 食べやすい大きさに切り、皿に盛り付けたら完成です。
手づかみ食べにおすすめのパンケーキの簡単レシピです。ミックスベジタブルの色がきれいで、見た目も楽しめます。朝食やランチはもちろん、お弁当に入れても喜ばれるでしょう。野菜を多く食べさせたい時にも重宝しそうです。
野菜たっぷりのおすすめ離乳食レシピを作ってみよう!
時短料理が叶う💖赤ちゃんも好きな味💖
— mamagirl(ママガール) (@mamagirl_jp) October 1, 2020
栄養士ママが教える
「成城石井」【白だし】で離乳食レシピ3選!
✔野菜たっぷり茶碗蒸し
✔茄子と人参のトロトロ煮
✔豚肉とわかめのうどん#mamagirl #離乳食 #時短 #成城石井https://t.co/q8Zulqq08E pic.twitter.com/t7FELs02nJ
野菜をたっぷり使った離乳食のおすすめレシピを紹介しました。内臓の機能が未発達な赤ちゃんは、成長期ごとに食べられる野菜が異なります。最初は消化がしやすく、口あたりの良い野菜からスタートしましょう。離乳食後期、完了期になれば、赤ちゃんに食べることの楽しさも教えてあげてください。
苦手な野菜があってもパパ、ママと一緒に食べるようになると好き嫌いが徐々になくなってきます。ぜひ美味しい野菜料理を作り、赤ちゃんの健やかな成長をサポートしましょう。