タルタルソースの日持ち期間は？市販・手作りで検証！保存方法も紹介

タルタルソースはエビフライやチキン南蛮などの料理に、よく使われる人気のソースです。頻繁に使用するソースではないため、なかなか使い切れない方も多いようです。そこで、タルタルソースはどのくらい日持ちするのか？徹底調査しました。賞味期限切れ間近に役に立つ、タルタルソースのおすすめ消費レシピも紹介しましょう。

市販のタルタルソースの賞味期限は、一般的に短いもので3ヶ月、長いもので7ヶ月になります。どの商品も賞味期限は1年に満たないのが特徴です。また、商品に明記されている賞味期限は、未開封の状態で冷暗所に常温保存することを前提にしています。

各家庭によって、タルタルソースを使用する頻度が違うでしょう。商品を選ぶ時にどのくらい日持ちするものがよいか、賞味期限を確認して購入すると、無駄なく使い切ることができます。

市販のタルタルソースを開封したら、必ず冷蔵保存をしてください。冷えすぎた場所で保存すると、タルタルソースに含まれている油分が固まってしまうので、冷蔵庫のドアポケットに保存しておくのが良いでしょう。また、開封後はなるべく1ヶ月以内に、食べ切ることをおすすめします。

正しい保存方法を行った上で、基本的には密封容器のタッパーなどに入れて1週間、お皿にラップをかけた状態で3日間を目安にしてください。

手作りタルタルソースのレシピによっても、日持ち期間が大きく変わってきます。1日しか日持ちしないレシピから2週間ほど日持ちするレシピなどさまざまです。玉ねぎなど野菜の量が多いと水分も多く出るため、日持ちが短くなる傾向にあります。

手作りタルタルソースを作りたい場合は、いくつかおさえておくポイントがあります。タルタルソースの傷みはじめの原因は、玉ねぎだといわれています。タルタルソースに使用する玉ねぎは、新鮮なものを選びましょう。

タルタルソースにお酢を少し加えると、少し長めに日持ちするそうです。また、調理する時は雑菌が入らないように、清潔な調理用具で作ることも、日持ちを長くするポイントになります。

開封前の市販のタルタルソースは、直射日光を避けた冷暗所で保存します。しかし、手作りのタルタルソースは材料にゆで卵や玉ねぎを使用しているので、基本的には常温保存はおすすめできません。特に夏場は傷みやすいので、充分注意してください。

手作りタルタルソースは涼しい時期や冬場であるなら、直射日光を避けた冷暗所で保存しても良いでしょう。ただし、常温保存は日持ちしないため、その日のうちに食べ切るようにしてください。

お弁当に入れる場合は保冷剤などを活用して、なるべく低温で保存できるようにしましょう。同様に直射日光を避けて冷暗所で保存してください。

開封後の市販タルタルソースと手作りタルタルソースは、冷蔵保存をします。市販品の場合はフタをしっかり閉めて、空気に触れないように保存しましょう。

手作りの場合は、ラップをかけて冷蔵庫に入れるだけでOKです。におい移りなどが気になる場合は、タッパーなどに移し替えると良いでしょう。野菜を使用している手作りタルタルソースは、日が経つにつれて野菜の水分が出て水っぽくなるため、早めに食べることをおすすめします。

タルタルソースは冷凍保存が可能です。使用する分ずつ小分けにして、密封袋に入れておくと使いやすいでしょう。冷凍する際は空気に触れないように、しっかり空気を抜いて封を閉じてください。

食べる時は自然解凍でよいですが、少し水っぽくなる場合があるかもしれません。タルタルソースが分離しているようだったら、しっかりかき混ぜてみてください。冷凍保存をした場合の日持ち期間は約1ヶ月です。

【材料】2人分

• サーモン：200g
• じゃがいも：1個
• ほうれん草：1/2束
• MIXチーズ：30g
• タルタルソース：100g
• パセリ：適量

1. ほうれん草は下茹でして、冷水に浸し水気を軽く絞ります。
2. 1のほうれん草の根元を切り落とし、3cm幅にカットします。
3. じゃがいもは皮を剥いて、5mm幅くらいにスライスします。
4. 3を耐熱皿に入れラップをかけて、600Wのレンジで1～2分ほど加熱します。
5. サーモンは皮を剥がしたら、塩コショウをふってひと口大にカットします。
6. グラタン皿にじゃがいも、ほうれん草、サーモンの順で、下から重ねていきます。
7. さらにその上にタルタルソースとチーズを重ねます。
8. 600Wのレンジで7を2～3分加熱します。
9. レンジから取り出したら、トースターや魚焼きグリルで表面に焦げ目を付けます。
10. 仕上げにパセリをふって完成です。

タルタルとじゃがいもとサーモンを組み合わせてグラタンにした、タルタルソースのリメイクレシピです。じゃがいもは串を刺してみて、中までスーッと通るくらいの柔らかさになるまで加熱してください。

サーモンは小骨があれば、きれいに取り除いておきましょう。タルタルのまろやかさとコクがホワイトソースの役目をして、とても美味しく仕上がります。

【材料】1人分

• サンマ：1尾
• さつま芋：1/3本
• タルタルソース：大さじ2
• オリーブオイル：適量
• 香りづけのスパイス(にんにく、レモンの皮、タイムなど)：お好み量
• コーンパン

1. フライパンにサンマが浸りきるくらいのオリーブオイルを入れます。
2. 1に潰したニンニクとタイムとレモンの皮を入れます。
3. サンマの裏表に塩をふって、10分程度おきます。
4. サンマを入れて、弱火でじっくり20分程度煮ます。
5. 中まで火が通ったら、中骨を取ります。
6. さつま芋をホクホクになるまで茹で、輪切りにして少し冷まします。
7. 2のオリーブオイルから香り付けのスパイス類を取り除きます。
8. 7のオリーブオイルで、さつま芋をカリッとするまで揚げます。
9. 焼いたコーンパンを半分にカットし、タルタルソースを塗ります。
10. 食べやすい大きさにカットした、サンマとさつま芋を挟んだら完成です。

コーンパンにサンマとさつま芋とタルタルソースを挟みました。オーブンがある場合は、サンマを130℃で30分程度焼いてもOKです。レシピはコーンパンを使いましたが、お好みのパンで挟んでも良いでしょう。サンマとパンの意外な組み合わせですが、絶妙にマッチしてとても美味しいので、ぜひ作ってみてください。

【材料】

• パスタ：150g
• タルタルソース：大さじ5
• サラダ油：適量
• ニンニクスライス：適量
• 鷹の爪：1本
• パスタの茹で汁：100cc
• 牛乳：100cc

1. フライパンに油をひいて、ニンニクスライスと鷹の爪を入れてから火をつけます。
2. 弱火でじっくりと、ニンニクの香りを油にうつします。
3. パスタを指定時間通りに茹でます。
4. パスタの茹で汁と牛乳を2に入れて、3～4分煮詰めます。
5. タルタルソースを加え混ぜ合わせ、塩コショウで味を調えます。
6. 5に茹でたパスタを加えて混ぜ合わせ、全体に味が馴染んだら完成です。

タルタルソースをたっぷり消費できる、パスタの人気レシピです。タルタルソースのコクとまろやかさを活かして、カルボナーラ風に仕上げました。

パスタの茹で汁をソースに加えると、麵に絡みやすくなります。パスタを茹でる時に茹で汁を全部捨ててしまわずに、100cc分だけ別に取っておきましょう。お皿に盛りつけたパスタの上に、さらにタルタルソースをのせても美味しいです。

タルタルソースの日持ち期間と保存方法について解説しました。市販品と手作りとでは、日持ち期間が大きく違います。また、市販品の未開封は常温保存、開封後は冷蔵保存です。手作りのものは冷蔵保存が基本になります。正しい保存方法で、できるだけ長く日持ちさせて、タルタルソースを上手に使い切りましょう。