コンソメの賞味期限はどれくらい？正しい保存方法と注意点は？

洋風料理に欠かせない、コンソメの賞味期限についてまとめました。未開封、開封後の賞味期限はどれくらいなのか？についてや、賞味期限が切れるとどのようになるのか解説します。さらにコンソメの保存方法と注意点についても紹介しますので、無駄なく使い切るための参考にしてください。

そもそも、賞味期限とはどのようなものなのでしょうか？食品には一部を除き、賞味期限か消費期限を記載することが義務付けられています。消費期限が安全に食べられる期間を指しているのに対し、賞味期限は、記載通り正しく保存した場合、美味しく食べられる期間を指しています。

賞味期限は品質の劣化が少ない食品に表示されるものですので、正しく保存していれば多少過ぎていても問題なく食べられる食べられることが多いようです。

しかし保存方法が悪かったり、賞味期限がかなり経ってしまった物は品質が劣化してしまうので注意しましょう。賞味期限切れのコンソメを食べるか食べないかは、あくまでも自己判断になります。

フランス料理のコンソメスープを、家庭で手軽に飲めるよう開発されたのがコンソメの素です。スープだけでなく、パスタや炒め物など、毎日の料理に欠かせない調味料として常備している家庭も多いでしょう。コンソメには固形タイプと顆粒タイプがあるのですが、実は賞味期限に若干の違いがあります。

未開封の場合、固形タイプは製造日より18ヶ月、顆粒タイプは製造日より1年半から2年となっています。未開封のコンソメは長期間日持ちしますが、開封したコンソメの賞味期限は2ヶ月ほどです。半年から1年ほどは大丈夫といった声もありますが、品質が劣化している可能性もあるため出来るだけ早めに食べ切った方が良いでしょう。

顆粒のコンソメは保存方法が悪いと固まって、変色することがあります。容器を振って崩れたり、スプーンですくえる場合はそのまま使用しても問題ありません。しかし崩れないほど固まってい場合は、品質劣化の可能性があるため使用しない方が良いでしょう。

コンソメには食用油脂が含まれているため、高温多湿に弱く、夏や梅雨の時期には溶けてベタベタになってしまいます。基本的に、開封後も常温保存が可能ですが、季節によっては冷蔵庫で保管した方が良いでしょう。さらにコンソメを長期間常温に置いておくと、ダニが発生することがあります。

餌が豊富で高音多湿な場所を好むダニにとって、キッチンは最高の場所といえます。旨味成分が強い食べ物が大好きなダニは、条件が揃うとあっという間に増えてしまいます。そのため、すぐに使い切れない場合も冷蔵庫に入れておいた方が良いでしょう。

コンソメは熱に弱いため、ガスコンロ周りに置くと溶けてベタベタになってしまいます。保存する場合は密閉容器などに入れて、ガス周りを避けて置きましょう。顆粒タイプは特に湿気りやすいため、密閉容器か市販の専用容器に入れるようにしてください。

先ほど説明したようにダニがつく可能性を考えると、冷蔵庫での保存がおすすめです。冷蔵庫の中は温度も湿度も一定ですので、コンソメの保存にも適しています。さらに直射日光が当たらないので、品質も劣化しにくくなります。

冷蔵庫内の匂いが移らないよう密閉容器に入れ、出来るだけ早く食べきるようにすれば最後まで美味しく食べられるでしょう。

未開封のコンソメは長期保存が可能ですが、開封した場合、美味しく食べられる期間は2ヶ月ほどです。高温多湿に弱く、保存方法が悪いと品質劣化の可能性があるので、開封後は冷蔵庫で保管しましょう。コンソメはさまざまな商品があるので、使う頻度に合わせて商品を選ぶと無駄になりません。

コンソメをあまり使わない場合は、少量が個包装されたスティックタイプを選ぶなどしましょう。上手にコンソメを保存して、最後まで美味しく無駄なく使い切ってください。