離乳食向けのグラタンレシピまとめ!食べさせる時期や取り分けについても!

離乳食におすすめのグラタンレシピをまとめました。離乳食中期、後期、完了期に分けて、それぞれの時期に適したグラタンレシピを紹介しましょう。初めて作る方でも簡単にできる人気レシピを厳選しているので、ぜひチャレンジしてみてください。

離乳食向けのグラタンレシピまとめ!食べさせる時期や取り分けについても!のイメージ

目次

  1. 1離乳食向けのグラタンの人気レシピを紹介!
  2. 2離乳食向けのグラタンのポイント
  3. 3離乳食向けのグラタンの簡単人気レシピ【中期】
  4. 4離乳食向けのグラタンの簡単人気レシピ【後期】
  5. 5離乳食向けのグラタンの簡単人気レシピ【完了期】
  6. 6離乳食向けのグラタンを作ってみよう!

離乳食向けのグラタンの人気レシピを紹介!

離乳食におすすめのグラタンレシピを紹介します。グラタンを食べ始められる時期や注意点なども、併せて解説しましょう。グラタンは冷凍保存ができるため、ストックしておくと日々の離乳食献立にも役立ちます。簡単で美味しい離乳食グラタンのレシピが満載です。

離乳食向けのグラタンのポイント

いつから食べられる?

グラタンは食材に配慮すれば、離乳食中期頃から食べさせられます。例えば、噛み応えのあるマカロニは柔らかく茹でて細かく刻んだり、塩分の高いチーズはカッテージチーズで代用するなど工夫してください。なるべく味の濃い食材を避けて、野菜の甘みを活かしたグラタンを作ることをおすすめします。

離乳食完了期の1歳頃になれば、大人用のグラタンを作る時に取り分けができるので、家族でグラタンを楽しめるでしょう。

注意点

離乳食のグラタンの材料の中には、アレルギー源を含むものがあります。グラタンに使用するホワイトソースには、牛乳やバター、小麦粉を使用するレシピもあるので、アレルギーのある赤ちゃんは注意が必要です。牛乳を粉ミルクや豆乳で代用したり、小麦を米粉や片栗粉で代用して、ホワイトソースを作ることもできます。

また、ホワイトソースに限らずグラタンに使用する具材にも、アレルギーが心配な赤ちゃんには、配慮して選んであげてください。

取り分けのコツ

離乳食のグラタンは大人用から取り分けることができると、料理の手間が省けてとても便利です。ただ、大人用のグラタンは、ホワイトソースにバターを使用していたり、味付けも濃い目になっています。そのため、離乳食用に取り分ける時は、ホワイトソースの味を薄めてあげてください。

大人用の2~4倍の薄さになるように、牛乳や粉ミルクでのばしてあげると良いでしょう。また、赤ちゃんが食べられるような具材であれば、離乳食用に取り分けて、食べやすいように細かく刻んであげてください。

離乳食向けのグラタンの簡単人気レシピ【中期】

粉ミルクでグラタン

【材料】6食分

  • バター:大さじ1
  • 玉ねぎ(みじん切り):60g
  • 鶏ささみ(みじん切り):100g
  • 人参(みじん切り):60g
  • ブロッコリー(みじん切り):60g
  • 小麦粉:大さじ1
  • 調乳した粉ミルク:200cc
  • パスタ(柔らかく茹で刻む):50g(乾麺で20g)

【作り方】
  1. 熱した鍋にバターを入れて、玉ねぎを飴色になるまで炒めます。
  2. 鶏肉を加えさらに炒めます。
  3. 人参とブロッコリーを加え、さらに炒めます。
  4. 小麦粉を加えて、さらに炒めます。
  5. 調乳した粉ミルクを加え、とろみがつくまで混ぜながら煮込みます。
  6. 耐熱容器に柔らかく茹でて刻んだパスタを加えます。
  7. 5のルーを1/6量と粉チーズをのせます。
  8. 焼き目がつくまでトースターで1分ほど焼いて完成です。

牛乳の代わりに粉ミルクを使ってホワイトソースを作った、離乳食グラタンの人気レシピです。ルーだけ小分けにして冷凍しておくと、いつでも簡単にグラタンを作ることができます。ルーを活用してドリアやシチューにアレンジするのもおすすめです。粉ミルクを大量消費したい時にも、ぜひ作ってみてください。

ツナじゃがマカロニグラタン風

【材料】

  • マカロニ:15g
  • じゃがいも:40g
  • 玉ねぎ:15g
  • ツナ:10g
  • 牛乳:60cc
  • 粉チーズ:少々
  • 青のり:少々

【作り方】
  1. 鍋にお湯を沸騰させ、マカロニを柔らかめに茹でます。
  2. 1が柔らかくなったら、ザルに上げて水気を切り、粗みじん切りにします。
  3. じゃがいもは皮を剥いて適当な大きさにカットし、500Wのレンジで1分加熱します。
  4. 柔らかくなった3をフォークなどで潰します。
  5. 玉ねぎはみじん切りにします。
  6. フライパンに少量の油をひいて、玉ねぎをしんなりするまで炒めます。
  7. マカロニ、じゃがいも、ツナ、牛乳を加え、中火で2~3分ほど煮ます。
  8. 7に小麦粉を加え、よく混ぜ合わせます。
  9. 耐熱皿に8を入れて、粉チーズをふります。
  10. 180℃のオーブンで3分加熱して、青のりをかけたら完成です。

じゃがいものホクホクした食感とツナの旨みが美味しい、離乳食グラタンのおすすめ人気レシピです。マカロニは表記された茹で時間より2~3分長く茹でてください。また、マカロニを細かく刻むことで、赤ちゃんも食べやすくなります。

ツナはノンオイルで塩分不使用の、水煮缶を使いましょう。乳製品のアレルギーの赤ちゃんは、牛乳を豆乳で代用し、粉チーズはかけないようにしてください。

離乳食向けのグラタンの簡単人気レシピ【後期】

豆腐グラタン

【材料】

  • 絹ごし豆腐:1丁
  • 粉チーズ:小さじ1
(A)
  • 片栗粉:大さじ1
  • しめじ:30g(茹でて刻む)
  • お好みの野菜:40g(茹でて刻む)
  • 塩:ひとつまみ

【作り方】
  1. ボウルに豆腐を入れて、なめらかになるまで混ぜます。
  2. 1にAの材料を全て加えて、さらに混ぜ合わせます。
  3. 2を耐熱容器に入れて、粉チーズをふりかけます。
  4. トースターで焼き目が付くまで、約7分焼いたら完成です。

小麦粉を使わずに豆腐と片栗粉を活用して、滑らかな食感に仕上げた離乳食のグラタンです。小麦粉アレルギーの赤ちゃんでも、安心して食べさせられます。豆腐のコクとうまみが味わえて、赤ちゃんでも食べやすいでしょう。高タンパクで低脂肪のヘルシーなグラタンのため、産後ママのダイエット食としてもおすすめです。

うどんグラタン

【材料】2食分

  • 粉ミルク:スティックタイプ1本
  • 野菜だし:200cc
  • お好みの野菜:60g
  • 鶏むねひき肉:30g
  • 茹でうどん:160g
  • 水溶き片栗粉:片栗粉大さじ1+水大さじ2
  • 粉チーズ:小さじ1/2

【作り方】
  1. 茹でうどんは細かく刻んでおきます。
  2. 鍋に野菜だしと野菜を入れ、柔らかくなるまで煮ます。
  3. 鶏むねひき肉を加えて、ほぐしながら煮ます。
  4. 粉ミルクと茹でうどんを入れて煮ます。
  5. 火を止めて、水溶き片栗粉をまわし入れます。
  6. 一煮立ちさせ、とろみをつけます。
  7. 耐熱皿に鍋の1/2量を入れ、粉チーズをふりかけます。
  8. オーブントースターで約7分焼いたら完成です。

うどんと野菜を組み合わせた、主食にもなる離乳食グラタンのおすすめ簡単レシピです。野菜を豊富に使っているので、グラタン1品で栄養がたっぷり摂れます。

うどんは弾力が残らないように柔らかく茹で、食べさせている時は注意して見守ってあげましょう。レシピはビーンスタークのすこやかM1の粉ミルクを使用していますが、家にあるものでも構いません。

離乳食向けのグラタンの簡単人気レシピ【完了期】

たらとじゃがいものグラタン

【材料】1食分

  • たら:20g
  • じゃがいも:20g
  • ほうれん草:10g
  • コーン:5g
  • バター:5g
  • 薄力粉:小さじ2
  • 牛乳:50ml
  • ピザ用チーズ:5g

【作り方】
  1. たらは皮と骨を取り除き、1cm角に切ります。
  2. ほうれん草は中火で2~3分ほど下茹でし、冷水にとって色止めします。
  3. 2の水気を切り、長さ2cmに切ります。
  4. じゃがいもは皮と芽を除き、1cm角に切って中火で5~6分ほど下茹でします。
  5. フライパンにバターを溶かし、1と4とコーンを入れて炒めます。
  6. 薄力粉を加え、粉気がなくなるまで炒めます。
  7. 牛乳を加えて、手を止めずに混ぜながらとろみをつけます。
  8. 7に2を加えて、ひと混ぜします。
  9. 耐熱容器に入れ、ピザ用チーズをかけます。
  10. 予熱した220℃のオーブンで7~8分焼いたら完成です。

具材に魚と野菜を使った、離乳食のおすすめ人気レシピです。たらは味にクセがないので、赤ちゃんでも食べやすいグラタンに仕上がっています。骨や皮があるたらを使用する場合は、しっかりと取り除いてあげましょう。野菜は家にあるものでアレンジしてもOKです。

ほうれん草のマカロニグラタン

【材料】

  • 鶏もも肉:20g
  • ほうれん草:10g
  • コーン:5g
  • マカロニ:10g
  • バター:5g
  • 薄力粉:小さじ2
  • 牛乳:60ml
  • ピザ用チーズ:5g

【作り方】
  1. 鶏もも肉は1cm角に切ります。
  2. ほうれん草は中火で2~3分下茹でし、水気を切ったら長さ2cmに切ります。
  3. マカロニは柔らかく茹で、食べやすい長さに切ります。
  4. フライパンにバターを溶かし、1とコーンを入れて炒めます。
  5. 薄力粉を加え、粉気がなくなるまで炒めます。
  6. 牛乳を加えて、混ぜながらとろみをつけます。
  7. 2と3を加え、ひと混ぜします。
  8. 耐熱容器に入れ、ピザ用チーズをかけます。
  9. 予熱した220℃のオーブンで7~8分焼いたら完成です。

鉄分やビタミン、ミネラルを豊富に含んだほうれん草を使った、離乳食グラタンのおすすめ簡単レシピです。ほうれん草は熱湯で茹でてアク抜きをしておかないと、えぐみが出て食べにくいので、忘れないようにしてください。鶏もも肉をサーモンに代えてもよく合います。

多めに作って離乳食分は取り分け、大人用には調味料を足すと、家族一緒に美味しいグラタンが楽しめるでしょう。

離乳食向けのグラタンを作ってみよう!

離乳食グラタンのおすすめ簡単レシピを紹介しました。ホワイトソースの作り方のコツさえつかめば、具材を変えるだけで、幅広いグラタンメニューを楽しむことができます。ホワイトソースを作る手間を省きたい場合は、離乳食用のレトルトパックなどを活用するのも良いでしょう。紹介したグラタンのレシピを、ぜひ日々の献立に役立ててください。

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