ニラを使った離乳食レシピまとめ！食べさせはじめの時期はいつから？

ニラは独特な香りと旨みを持つ野菜で、餃子やニラレバ炒めなどの中華料理に活躍します。ニラにはビタミンB1や鉄分、カリウムなどさまざまな栄養素が豊富に含まれており、体にもとても良い野菜です。

できれば子供にも食べさせてあげたい野菜ですが、離乳食に使う場合はどのようなメニューにすれば良いのでしょうか？本記事では、ニラを使った離乳食の簡単人気レシピを紹介します。離乳食として使う時のポイントも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ニラは離乳食中期の後半から使うことができます。一番初めに使う場合は茹でてからすり潰したり、ブレンダーでペースト状にしたりして使用しましょう。ペースト状にしたニラは、お粥に入れたりうどんに乗せたりして使うことができます。ドロドロの状態のものに慣れてきたら、細かく刻んだニラを少しずつ他の料理に混ぜて使ってみましょう。

ニラは独特の匂いが強く、大人でも好き嫌いが分かれる食材です。離乳食の時期にどうしても食べさせなければいけないものでもないので、子供が嫌がるようでしたら無理に与える必要はありません。刺激も強いので、食べられるようになってもあまり大量には使わない方が良いでしょう。

ニラは繊維も多いため、離乳食には刃先の柔らかい部分をよく茹でてから使うようにしましょう。よく加熱することで噛みやすくなると同時に、独特の匂いや辛みも軽減されます。

また、ニラの臭いの元となる成分がアレルギー反応を引き起こすこともあるので、初めて与える場合は注意が必要です。病院が開いている平日の昼間に小さじ1杯くらいの量から始め、慣れてきてから徐々に量を増やすようにしましょう。

下ごしらえがすんだニラは、凍らせて保存することが可能です。柔らかく茹でたニラをペースト状にするか細かく刻み、製氷皿に入れて冷凍しましょう。凍ったら一度製氷皿から取り出し、ジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍庫で保管します。

小分けにせずに一度に大量のニラを凍らせる場合は、製氷皿を使わずに直接保存袋に入れてしまっても大丈夫です。袋に入れて平らにならし、そのまま冷凍庫へ入れて凍らせましょう。そのままいっぺんに料理に使っても良いですし、薄くして凍らせておけば必要な分だけ割って使うこともできます。

ニラは冷蔵庫で保管しているとすぐに鮮度が落ちてしまうので、できるだけ早目に下ごしらえして冷凍してしまうのがおすすめです。ニラを料理に使った場合も、メニューによっては冷凍保存することができます。冷凍保存したものは、1週間を目安に使い切るようにしてください。

短時間で簡単に作れる人気のニラの卵とじのレシピです。大人のニラ玉のついでに作ることができるので、わざわざ離乳食を作る手間が省けます。ニラと卵だけでも美味しいですが、白菜など他の野菜を入れても良いでしょう。卵とだしの優しい味が人気で、野菜をたっぷりと食べることができます。

納豆のとろみで食べやすい、鮭とニラのネバネバうどんを紹介します。鮭と納豆とニラが入った栄養バランスの良い一品で、これだけで簡単なご飯をすませることができます。魚は鮭でなく、しらすや白身魚を使ってもOKです。彩りを良くするために、刻んだにんじんを入れるのもおすすめです。

味噌風味ハンバーグは、絹豆腐を使ったふわふわで柔らかい食感のハンバーグです。材料の配分を変えることで中期から完了期まで楽しめるレシピですが、中期に使う場合は豆腐の割合を増やして子供が飲み込めるくらいの柔らかさに仕上げてください。

また、味噌の量も時期によって量を増減するようにしましょう。焼く時は味噌が入っているため焦げやすいので、火加減には注意が必要です。

【材料】

• うどん 1/4玉
• にんじん 30g
• ニラ 30g
• 鶏ささみ 10g
• 卵 1/2個

1. うどんとにんじんを柔らかく茹でます。
2. 1とニラ、鶏肉を細かく刻みます。
3. ボウルに2と卵を入れてよく混ぜます。
4. フライパンに3を流し入れて、中火～弱火で両面を焼きます。
5. 食べやすい大きさに切って盛りつけたら完成です。

シンプルな味で食べやすい、ささみとニラのうどんおやきのレシピです。生地をあまり厚くしすぎると鶏肉に火が通りにくくなってしまうので、できるだけ平らにして焼くようにしましょう。焼き上がった後に切って中まで火が通っているかどうか確認すると安心です。中途半端に余ったうどんの救済レシピとしても活躍します。

【材料】

• にんじん 1/4本
• 小芋 1個
• ニラ 10g程度
• だし汁 300～400cc
• 醤油 少々

1. にんじんと小芋は1cm角に切ります。
2. ニラはみじん切りにします。
3. だし汁を沸かして1と2を煮ます。
4. 野菜が柔らかくなったら醤油を加えて完成です。

大人も一緒に楽しめる簡単な小芋とニラのスープを紹介します。だし汁で野菜を煮るだけですので、他の料理を作っている隙間時間にパパッと作ることができます。にんじんや芋は固さが残っていると喉に詰まりやすいので、簡単に潰せるくらいに柔らかく煮込みましょう。

醤油は風味づけ程度のものですので、子供には使わなくても大丈夫です。大人も食べる場合は、子供の分を取り分けてから醤油や塩で味をととのえましょう。

簡単ビビンバは、ひとつのフライパンで子供用と大人用の食事を一緒に作れる人気のひと品です。丼にしてご飯に乗せてしまうことで、ニラだけでなくもやしやにんじんなどの野菜をたっぷりと摂ることができます。大人向けに味付けする場合は、子供の分を取り分けた後に豆板醤などの調味料を加えましょう。

【材料】

• ニラ 3本
• 小麦粉 大さじ3
• 片栗粉 大さじ3
• 卵 1個
• 桜えび 大さじ1
• チーズ 1枚

1. ニラは細かく刻んでレンジで柔らかくなるまで加熱します。
2. チーズも細かく刻みます。
3. ボウルにすべての材料を入れてよく混ぜます。
4. フライパンを熱して油を薄くひきます。
5. 3をフライパンに流し入れて広げ、両面を焼きます。
6. 食べやすい大きさに切って盛りつけたら完成です。

手づかみ食べにぴったりのチヂミのレシピです。チーズと桜えびを入れているためカルシウムがたっぷりで、コクと香ばしさもアップします。一度に大量に作ることができるので、余った分はラップで包んで冷凍保存しておきましょう。

【材料】

• ニラ 1/3束
• 豚ひき肉 150g
• 卵 1個
• キャベツ 握りこぶし大
• 餃子の皮 1袋
• 塩コショウ 少々
• 中華だし 小さじ1
• ごま油 適量

1. ニラとキャベツをみじん切りにします。
2. キャベツを耐熱容器に入れて、蓋かラップをして600wのレンジで2分加熱します。
3. 2にニラと豚肉、卵を入れてよく混ぜます。
4. 餃子の皮を並べ、中央に3を乗せて皮の周りに水をつけます。
5. 4の上からもう1枚皮を乗せ、上下をしっかりと張り合わせます。
6. フライパンに油をひき、5を並べて焼きます。
7. 焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱火で蒸します。
8. 両面焼き色がついて、中までしっかりと火が通ったら完成です。

2枚の餃子の皮を張り合わせて作る丸い餃子を紹介します。1枚の皮で具を包むよりも大きく仕上がるので、子供の手でも簡単につかめて食べやすくなります。塩コショウを入れたほうがしっかりとした味になりますが、子供がコショウが苦手な場合はだしの素だけでも大丈夫です。

はんぺんを使ったふわふわ食感が人気のえびニラ焼きを紹介します。エビの旨みがあるためそのままでも美味しく食べることができますが、大人が食べる場合はお好みでポン酢や酢醤油などのタレをつけるのもおすすめです。子供の離乳食だけでなく、お酒のおつまみやお弁当のおかずにも活躍してくれます。

ニラを使った離乳食作りのポイントや、簡単に作れる人気レシピをまとめました。ニラはそのままだと少し食べにくい野菜ですが、いろいろな食材と混ぜることで子供でも食べやすいメニューを作ることができます。

特におやきやチヂミなどの焼き物と相性が良く、つかみ食べを始めた子供の離乳食作りに便利です。ネギなどの香味野菜の代わりとしても使うことができるので、ぜひ毎日の離乳食に取り入れてみてください。