麩を使った離乳食レシピまとめ!いつから食べさせてOK?おすすめの種類は?

麩を使った離乳食の人気レシピを大公開!赤ちゃんの成長期に合わせて、簡単に作れる麩の離乳食レシピをまとめました。使う時のコツや注意点、いつから与えられるのかについても触れているので、ぜひ離乳食作りの参考にしてください。

麩を使った離乳食レシピまとめ!いつから食べさせてOK?おすすめの種類は?のイメージ

目次

  1. 1麩を使った離乳食レシピを紹介!
  2. 2麩を使った離乳食のポイント
  3. 3麩を使った離乳食の簡単人気レシピ【初期・中期】
  4. 4麩を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期・完了期】
  5. 5麩を使った離乳食を作ってみよう!

麩を使った離乳食レシピを紹介!

ふんわりとして口あたりのよい麩は、和食に欠かせない食品のひとつです。柔らかくて食べやすいため、離乳食に取り入れたいと考える方も多いのではないでしょうか?本記事では、麩を使った離乳食の人気レシピを集めました。「いつから使えるの?」「使う時のコツは?」などの疑問にもこたえているので、ぜひ参考にしてください。

麩を使った離乳食のポイント

水分を含ませるだけで柔らかくなる麩は、扱いやすさが魅力の食品です。しかし、いつから離乳食に使ってよいのか判断がつかない方もいるでしょう。まずは、与え始めの時期やおすすめの種類、麩を使う時のコツなどを紹介します。赤ちゃんに与えたことのない方は、ぜひチェックしてみてください。

いつから食べさせてOK?

麩は離乳食初期から使うことができます。初期はすりおろして、中期は煮込んでキッチンバサミで切ってと、利用法も豊富な食材です。

赤ちゃんに麩が与えられるのは、離乳食初期(生後5~6か月)からです。離乳食がスタートし、お粥や野菜を食べ慣れてきたら麩を与えてみてください。初期は麩をすりおろしてポタージュ状に、中期は煮込んで下でつぶせるくらいの固さにして与えます。後期は歯ぐきでつぶせるくらい、完了期は歯ぐきで噛めるくらいの固さを目安にしましょう。

注意点

麩は、小麦粉と水を練ってできるグルテンを原料にした食品です。そのため、小麦アレルギーを持つ赤ちゃんには注意が必要です。小麦粉を与えたことがない場合は、まずパンなどを与えてアレルギーの有無を確認しましょう。

小麦アレルギーがなかった時も、麩を初めて与える際は少量からスタートしてください。万が一に備えて、病院の開いている午前中に与えると安心です。

麩は他の食材と同様、1回あたりの目安量が決まっています。初期は2~5g、中期は5~8g、後期は8~10g、完了期は10~12gです。いろいろな料理に使いやすいので多様しがちですが、くれぐれも与え過ぎには気をつけましょう。

離乳食向きの麩の種類

離乳食におすすめなのは、小さくて分量の測りやすい小町麩です。

麩には、生麩や焼き麩、揚げ麩などさまざまな種類があります。そのうち離乳食に向いているのは、焼き麩と乾燥麩です。中でも、小さくて扱いやすい小町麩(おつゆ麩)が特におすすめです。赤ちゃんの手でつかみやすいので、手づかみ食べにも重宝します。

離乳食に麩を使う時のコツ

麩をすりおろす時は、乾燥した状態のものを使うことがコツです。おろし金でそのまますりおろし、湯でふやかしてから使用しましょう。野菜などと一緒に煮込めば、自然なとろみがついて赤ちゃんが食べやすくなります。離乳食初期には、麩を入れたお粥を与えるのもおすすめです。

中期以降の離乳食は麩を水で戻し、ちぎってから使用します。汁物に入れるほか、ハンバーグやおやきなどのつなぎに使ってもよいでしょう。やわらかい口あたりに、赤ちゃんも食が進みそうです。

保存方法

乾燥麩や焼き麩などは外気にふれないよう、密閉できるタッパーや瓶に入れて、高温多湿を避けると常温で長期間保存が可能です。

乾燥麩や焼き麩は、常温保存が可能です。保存する際はジッパー付き保存袋や密閉容器に入れ、空気に触れないようにして湿気の少ない場所で保存します。水分に弱いので、冷蔵庫や冷凍庫での保存はおすすめできません。ただし、調理済みの離乳食は冷凍保存が可能です。解凍にはレンジを使い、中までしっかり火を通してから与えてください。

麩を使った離乳食の簡単人気レシピ【初期・中期】

りんご麩

【材料】

  • 麩:3個
  • りんご:1/8個
  • 水:大さじ1

【作り方】
  1. 麩をすりおろし、粉末状にします。
  2. りんごは皮をむいて芯を取り、同様にすりおろします。
  3. 1、2、水を混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけます。
  4. 500Wのレンジで1分ほど加熱し、混ぜ合わせたら完成です。

麩とりんごをすりおろし、レンチンするだけの簡単レシピです。程よいとろみがつくため、りんごだけすりおろすよりも格段に与えやすくなります。ジューシーな甘酸っぱさに、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。麩自体に味がないので、りんごの味を損なわないのもポイントです。ぜひ気軽に試してみてください。

お麩きなこ

【材料】

  • 麩:4個
  • きなこ:小さじ1
  • 水:少量

【作り方】
  1. 麩はすりおろし、粉末状にします。
  2. 1に水を少量加え、混ぜ合わせます。
  3. ラップをせず、500Wのレンジで30秒ほど加熱し、よく混ぜます。
  4. きなこを加え、よく混ぜ合わせたら完成です。

麩に香ばしいきなこを合わせた人気レシピの紹介です。きなこは離乳初期から使えるため、離乳食をスタートしたばかりの赤ちゃんにももってこいでしょう。植物性タンパク質や良質な脂質、ビタミンなどの栄養がたっぷり摂れるのも嬉しいところです。水で作るほか、ミルクを使っても美味しく作れます。

お麩のとろとろ煮

【材料】

  • 鶏むねひき肉:60g
  • キャベツ:80g
  • 麩:20g
  • だし汁:30ml
  • 人参ペースト:適量

【作り方】
  1. 麩は袋などに入れて指で揉み込み、細かくつぶします。
  2. 鍋に湯を沸かし、ザルをつけてその中に鶏ひき肉を入れます。
  3. 箸でほぐしながら茹で、水分を切ります。
  4. すり鉢に移し、すりつぶします。
  5. キャベツは細かく刻み、水と一緒に鍋に入れ、柔らかくなるまで茹でます。
  6. すり鉢に移し、すりつぶします。
  7. 鍋に1、4、6、だし汁を入れ、混ぜながらひと煮立ちさせます。
  8. 器に盛り、人参ペーストをトッピングしたら完成です。

離乳中期の赤ちゃんにぴったりな簡単レシピを紹介します。火を通した鶏むねひき肉、キャベツをすりつぶし、麩とだし汁で煮込めばできあがりです。鶏肉の旨みとキャベツの甘みが相性抜群で、赤ちゃんもパクパク食べてくれるでしょう。水溶き片栗粉を使わないので、ダマになる心配がないのもメリットです。

麩を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期・完了期】

お麩でフレンチトースト

【材料】

  • 麩:10個
  • 牛乳(ミルク):大さじ3
  • きなこ:小さじ2
  • 砂糖(なくても可):小さじ1/2
  • 無塩バター:少量

【作り方】
  1. ボウルに砂糖ときなこを入れ、混ぜ合わせます。
  2. 牛乳を加え、混ぜ合わせながら砂糖ときなこを溶かします。
  3. 麩を入れ、5分置いて片面に液を染み込ませます。
  4. 5分経ったら裏返し、もう5分置いて反対側にも液を染み込ませます。
  5. フライパンに少量のバターを溶かして広げ、4を並べ入れます。
  6. 焦げないように箸で裏返しながら、中火でよく焼きます。
  7. 皿に盛り付けたら完成です。

離乳後期の赤ちゃんの手づかみ食べに、フレンチトーストを作ってみませんか?きなこの香ばしい香りが食欲をそそる人気レシピです。液をたっぷり染み込ませたら、バターを引いたフライパンでこんがり焼き上げましょう。外は香ばしく、中はふんわりとしていてとても美味しいです。卵を使わず簡単に作れるので、忙しい時にももってこいです。

麩の卵とじ

【材料】

  • 車麩:8g
  • 卵:1個
  • だし汁:100g
  • 醤油:1.5ml

【作り方】
  1. 車麩はボウルに入れ、60~80℃のぬるま湯を注ぎます。
  2. 平らな皿や落し蓋などをし、10分置いて柔らかくします。
  3. 水気を絞り、みじん切りにします。
  4. 鍋にだし汁、醤油、3を入れ、火にかけます。
  5. 煮立ったら弱火にし、溶いた卵を加えます。
  6. 卵がしっかり固まったら火を止め、蓋をしてしばらく蒸らします。
  7. 器に盛り付けたら完成です。

優しい口あたりがたまらない簡単煮物のレシピです。だし汁を吸った車麩は柔らかく、卵のふんわりとした食感がクセになります。溶き卵を加えた後はしっかり火を通し、蓋をしてさらに蒸らしましょう。しばらく置くことで、だし汁を吸って一段と美味しく仕上がります。タンパク質が豊富に摂れるため、栄養の偏りが気になるときにもおすすめです。

魚と麩のピザ

【材料】

  • 魚:10g
  • 麩(小さめ):2g
  • ミニトマト:1個
  • ピーマン:3g
  • ピザ用チーズ:10g

【作り方】
  1. 魚は解凍加熱し、細かくほぐします。
  2. ミニトマトは半分に割って種を取り除き、食べやすい大きさに刻みます。
  3. ピーマンは食べやすく刻み、レンジで30秒ほど加熱します。
  4. オーブントースターの天板に麩を並べます。
  5. 魚、トマト、ピーマン、ピザ用チーズの順にのせます。
  6. こんがり焼き色がつくまで焼き、皿に盛り付けたら完成です。

手づかみで食べやすいピザの人気レシピです。魚は火を通し、骨があれば取り除いておきましょう。焼き立ては、麩がカリカリとしてチーズがとろけます。お好みの具材で簡単にアレンジできるので、ぜひいろいろな食材で試してみてください。

麩を使った離乳食を作ってみよう!

麩を使った離乳食の人気レシピを紹介しました。麩は離乳食初期から使える食品です。初期はすりおろしてとろみづけに、中期はちぎってスープ、うどんなどに入れると食べやすいでしょう。

グルテンを主成分としているので植物性タンパク質が多く、消化に良いのも嬉しいポイントです。ぜひいろいろな料理に使いまわして、栄養摂取にも役立ててください。

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