2020年10月17日公開
2024年11月02日更新
カンジャンケジャンで食中毒が起きる原因は?どのような症状が出るのか紹介
カンジャンケジャンが引き起こす食中毒についてまとめました。嘔吐や下痢を伴う食中毒の原因について解説します。また食中毒を引き起こさないための情報も掲載していますので、カンジャンケジャンを安全に美味しく楽しむための参考にしてください。
カンジャンケジャンで引き起こす食中毒を解説
初めてカンジャンケジャン食べたけどうますぎ! pic.twitter.com/EiA1bEgRbH
— たき たきごおり (@KaiserBelk) October 6, 2020
カンジャンケジャンという名前を聞いただけでは、どのような料理なのか分からない人も多いでしょう。また下痢や嘔吐などの食中毒の危険もあるのであれば、怖い料理というイメージを抱いてしまうかもしれません。しかし、カンジャンケジャンはご飯泥棒と呼ばれるほど美味しく、人気の料理です。
本記事では、カンジャンケジャンが引き起こす食中毒について詳しく説明します。正しい知識を身につけて、カンジャンケジャンを楽しみましょう。
カンジャンケジャンで起こる食中毒の原因
カンジャンケジャンはどのような料理?
人生初カンジャンケジャン pic.twitter.com/h2uR7P1wA8
— ふぇいど (@zerofeido) October 10, 2020
醤油と香辛料などを混ぜたタレに、生の渡り蟹を漬け込んだ料理がカンジャンケジャンです。カンジャンケジャンは韓国料理で「ケ」は蟹を意味し、「ジャン」はタレを意味しています。カンジャンケジャンと似た料理に、ヤンニョムケジャンがあります。
ヤンニョムケジャンの作り方は、唐辛子やニンニク、水あめなどに蟹を漬け込みます。そのためカンジャンケジャンの方が、蟹の本来の旨味を楽しめる魅力があるでしょう。どちらのケジャンもご飯が進む、ソウルでは定番の料理です。日本でも知名度が上がり、人気が出てきています。
食中毒の原因になる寄生虫
カンジャンケジャン食べたいけど食中毒やばそう pic.twitter.com/QIAHqKW8Cr
— 綾波 鷹 (アヤナミ ヨウ) (@Mr_GameAndDrama) July 3, 2019
カンジャンケジャンでの食中毒の原因は、ウエステルマン肺吸虫という寄生虫によるものです。生の蟹を調味料に漬け込んだだけのカンジャンケジャンを食べると寄生虫が体内に入ってきますので、注意してください。しかしウエステルマン肺吸虫は冷凍することで、感染性が無くなるといわれています。
冷凍した蟹を漬け込んだカンジャンケジャンであれば、食中毒の危険性がありません。食中毒が心配な場合には、冷凍した蟹を使用したカンジャンケジャンであるのかを確認してみましょう。本場韓国では、生のままの蟹を使用していることが多いですので、特に気をつけてください。
カンジャンケジャンの食中毒で起きる症状
韓国初日にカンジャンケジャン、セウの食べ放題いって美味しくて食べまくったら、食中毒(笑)二日後だから、全然気づかんかった👋👋👋 pic.twitter.com/8WAMExQkyZ
— ん。 (@baaaaan0324) August 16, 2017
カンジャンケジャンの食中毒で起こる症状は下痢や嘔吐など、他の食べ物にあたる時と同じです。ウエステルマン肺吸虫は肺に寄生するため、胸の痛みや呼吸が苦しいなどの症状が現れることもあります。寄生虫は他の臓器に移行することもあり、重篤な症状になることもあるので、気になる症状が現れた場合には医療機関を受診しましょう。
通販のカンジャンケジャンも危ない?
カンジャンケジャンで調べると食中毒とか出てくるからすげービビりながら食べた。 pic.twitter.com/a0HgJ4ekP6
— すろりん (@tarachandesuu) December 1, 2019
通販のカンジャンケジャンでも生の蟹を使い、冷蔵で届くものは、食中毒の危険があります。冷凍処理をしたカンジャンケジャンを扱っている通販もありますので、食中毒が不安な人はチェックをしてみてください。
食中毒が心配な場合はアレンジをして食べる
冷凍処理をしたカンジャンケジャンであれば、安心して食べられます。しかし、冷凍処理がされているのか心配な場合やより安心に食べたい場合には、鍋やスープにアレンジするのがおすすめです。加熱処理をすることで、寄生虫は感染性を失います。
子供や妊娠中の人、持病のある人は食中毒になると危険なため、特に注意をした方が良いです。そのまま食べても美味しいカンジャンケジャンですので、蟹の旨味たっぷりの出汁を有効活用してください。また、カンジャンケジャンが余った場合にもアレンジをして、ひと味違うカンジャンケジャンを楽しみましょう。
カンジャンケジャンは食中毒に注意して食べよう
カンジャンケジャン食べたかったから食べに来た😋😋
— MKT (@DeFull10) October 10, 2020
溶けたわオレ pic.twitter.com/rtg6eqz2fT
カンジャンケジャンはご飯泥棒と呼ばれるほど美味しい韓国料理ですが、下痢や嘔吐などの危険がある食べ物です。食中毒の原因となるウエステルマン肺吸虫は冷凍することで感染性が失われますので、食中毒の危険を回避するためには、冷凍処理されたものかをチェックする必要があります。
本場韓国では、生のままの蟹を使用している場合が多いので、観光の際には注意をしてください。通販などで自宅でカンジャンケジャンを味わう場合には、鍋やスープなどの加熱処理をしたアレンジも楽しんでみましょう。
加熱処理をすることで、より安全に食べることができます。本記事を参考に、安全に美味しくカンジャンケジャンを味わい尽くしてください。