2020年10月17日公開
2024年11月02日更新
インドカレーの種類一覧!肉を使った濃厚系からヘルシー系まで何種類ある?
インドカレーの種類について解説します。日本でも人気の高いインドカレーの種類を2つのジャンルに分けて紹介!日本人におすすめのマイルドなカレーからスパイシーなカレーまで、さまざまなインドカレーの名前と特徴をまとめてお届けします。
インドカレーは何種類ある?
ムスカン
— shurino (@kaonasiusagi) October 13, 2020
インドカレー。大船駅から10分くらいかな
重たくなくて食べた後も眠くならなかった!
あっさりめかな。ラーメンみたいな表現だけど笑 pic.twitter.com/MTfvRiPfIm
カレーはタイ料理やネパール料理にもありますが、日本で食べられているカレーのルーツはインドカレーです。インドカレーといってもその種類はさまざまで、どのくらいの種類があるのか知らない人も多いのではないでしょうか?
本記事ではインドカレーの中でもおすすめのカレーを、「肉系」と「野菜系」に分けて名前を一覧にして紹介します。日本のカレーとインドカレーの違いなどについてもまとめてあるので、インドカレーについての知識を深めてみましょう。
インドカレーの特徴
インドカレーとは?
昼はインドカレーじゃ~😁 pic.twitter.com/mm3DZDEiaQ
— jin🇯🇵🗾🎌 (@kazusaman) October 11, 2020
日本でよく使う「インドカレー」という言葉ですが、実はインドにはカレーという料理は存在しません。インドカレーとはもともとインドで作られていたスパイシーな煮込み料理のことで、カレーという名前がいつどのようにつけられたのかは現在でも定かになっていません。
インドで食べられているスパイス料理にはさまざまな種類のものがあり、それらにはすべて別々の名前がつけられています。しかし、世界的にカレーという名前が普及したこともあり、観光客向けの店や国外のインド料理店などではカレーという言葉を使うことも増えてきたようです。
インドの北と南で大きく違う
昨日インドカレー食したぜぇ✌︎('ω')✌︎(マイブーム) pic.twitter.com/K1K0wyQkxP
— くぅー (@qoo_saku12) October 11, 2020
インドカレーといっても、実はインドの北と南ではその特徴が大きく異なります。まずはインドの北の地方ですが、こちらではバターや生クリームを使った油分が多い濃厚なカレーが食べられています。よく使われるスパイスは、複合スパイスのガラムマサラやクミン、ターメリック、カルダモンなどです。
一方の南インドのインドカレーは水分が多くサラサラしており、北よりも辛い味が特徴です。スパイスもマスタードシード、カレーリーフ、レッドペッパーなどがメインで、北インドのカレーとは風味もまったく異なります。
同じインドでどうしてこのように大きく特徴が違うのかというと、北と南の気候の違いが原因ではないかといわれています。南インドは暑いためさっぱりとしたカレーが好まれるようになり、北インドは寒いのでこってりとしたカレーが食べたかったのだと推測されることが多いようです。
また、主食も北と南では異なっており、北は乾燥した気候で小麦がよくとれるため主にナンが主食として食べられています。南では温暖な気候と豊富な水量を活かした稲作が盛んで、日本のようにカレーを米にかけて食べることが多いようです。
日本のカレーとの違い
カレーライスを作ってみました
— ユコタン⁺˳‧₊💙⋆ (@mopefuko) October 10, 2020
୧(๑›◡‹ ๑)୨ ぉぃ チ♡ pic.twitter.com/KBrFSpfRW3
日本のカレーと本場のインドカレーの一番の違いは、小麦粉を使っているかどうかです。日本ではカレーに小麦粉を入れてとろみをつけますが、インドカレーでは小麦粉を使うことはしません。南インドではサラサラした状態のままでカレーを食べますが、北インドではスパイスや野菜を使ってカレーにとろみをつけています。
また、使うスパイスの種類や量も大きく異なります。日本のカレーにもスパイスは使われていますが、そこまで多くの種類は使われていません。一方のインドカレーでは複数のスパイスが使われているので、日本のカレーよりも香りや風味が豊かなカレーが出来上がるのです。
また、日本ではスパイスをカレールーやカレー粉などに加工してしまうため、スパイスの味も香りも弱くなってしまいます。そのため、本場のインドカレーとはまるで違った料理になってしまうのです。
インドカレーの種類【肉系】
バターチキンカレー(ムルグマッカーニ)
バターチキンカレー pic.twitter.com/ZHEuOeXV9G
— 大人になって金を手にしてからは欲しいものは容易く手に入る、子供の頃はそれが幸せと疑わなかったジョセフ (@Joseph_de_Dalma) October 13, 2020
バターキチンカレーは日本でもおなじみのメニューですが、インドではムルグマッカーニという名前で呼ばれています。バターと生クリームを使った濃厚な味わいで、辛みが少なく日本人でも比較的食べやすいインドカレーです。こってりとしたカレーや、あまり辛くないカレーが食べたい時におすすめの一品です。
また、最近ではインドでも生クリームやバターを使わないムルグマッカーニが作られていたり、チキンの代わりに豆を使ったベジタリン用のダルマッカーニというインドカレーもあります。
チキンマサラカレー
今日のランチは
— ちびくろくま (@mkaw8) September 10, 2020
御茶ノ水BIBLIOで
チキンマサラカレー🍛
最近サラサラスパイス系が好きになってきました(^~^)美味しい! pic.twitter.com/pNsDWkOvp2
「マサラ」とは特定のスパイスの名前ではなく、複数の香辛料を粉末にして混ぜて作った複合スパイスのことです。もともとはイギリスで手早くカレーを作るために開発されたのがマサラで、それがインドに逆輸入して使われている形です。
このマサラを使って作ったインドカレーをマサラカレーといいますが、インドでは各家庭でスパイスを配合してオリジナルのマサラを作ります。そのため、同じマサラカレーでも家庭によって味や風味が異なるのが特徴です。市販のマサラも売られていますが、こちらはインスタント食品のような位置づけとして扱われています。
鶏肉が使われているマサラカレーを特にチキンマサラカレーと呼び、汁はサラサラしています。スパイスの配合によっても辛さは変わってきますが、風味はとてもスパイシーです。辛いマサラカレーを食べたい場合は、レッドペッパーなどの辛い香辛料を増やすのがおすすめです。
チキンコルマカレー
今日のカレー🍛
— フクさん@365日スパイスカレー🔥 (@1LDK19) February 25, 2020
チキンコルマカレー🔥
キットで作ったのですが、思ったより本格的になってビックリしてます🤣
でも味は好みじゃなかったので途中で追いスパイスしちゃったけど👳🏾♂️
マイルドで美味しい😇#365日スパイスカレー pic.twitter.com/PgZXUD2LPw
コルマカレーとは、ヨーグルトや生クリーム、ナッツ類のペーストをベースに作られたインドカレーです。辛さは比較的抑えられており、クリーミさと滑らかさが特徴的です。コルマカレーにはチキンを使ったもの以外にもさまざまな種類があり、羊の肉や山羊の肉を使うこともあればベジタリアン用に肉を使っていないコルマカレーもあります。
コルマカレーは北インドの料理が起源ですが、南インドにはコリアンダーリーフを潰して作った緑色のコルマカレーもあります。
サグマトンカレー
ハイ、いつものカレー屋さん。
— 鈴木リズ@AV監督&広報&営業🧸万年減量中! (@AV_rizu) January 4, 2017
いつものサグマトンカレー。
いつもの大辛。
いつものサフランライス。
いつもの氷抜きラッシー。#ここ以上のカレーに出会ったことが無い #無類のカレー好き#2週間カレー生活経験有#3週間目入ろうとしたら止められた pic.twitter.com/6961wqvcDY
「サグ」とはヒンドゥー語で青菜全般を指す言葉ですが、日本ではサグマトンカレーには一般的にほうれん草がよく使われています。インドではほうれん草はもともとベジタリアンの食べ物というイメージですので、肉とはあまり組み合わせないようです。
本場のサグマトンカレーは、からし菜や菜の花と羊の肉を使ったカレーのことを指します。ただ、使う材料の種類によっては名前も変わり、鶏肉を使えばサグチキンカレーとなります。また、インドカレーは一般的に出来立てが一番美味しいといわれていますが、サグを使ったカレーに関しては2日目、3日目がおすすめのようです。
マトンドピアザ
無印に“羊肉と玉ねぎ”のカレー「マトンドピアザ」--粗びきスパイス使用のほど良い辛さ https://t.co/ajsPPOtjFq #無印良品 #カレー pic.twitter.com/I5Zyi9E8jh
— えん食べ (@entabejp) September 22, 2016
あまり聞きなれない名前のインドカレーですが、マトンドピアザは羊の肉と玉ねぎを使ったカレーのことです。羊の肉の臭みを消すために強めのスパイスを使っているため、スパイスの香りが際立ちます。炒めた玉ねぎと生の玉ねぎの2種類を使っており、食感を楽しめると同時に炒めた玉ねぎの甘みと旨みを感じることもできます。
キーマカレー
今日キーマカレーだって
— けーた (@kta_72) October 13, 2020
いなばー pic.twitter.com/Qeqc8RC7Mw
キーマカレーは日本でも人気のメニューですが、「キーマ」という名前はもともと「細かいもの」という意味で使われています。つまり、ひき肉を使ったカレーであればすべてキーマカレーと呼ばれることになり、日本で見るキーマカレーとはまったく違ったものも存在します。
日本では牛肉や豚肉のミンチを使うことが多いですが、インドカレーではヤギの肉やラム肉を使うのが一般的です。ヤギや羊の肉は臭みが多いのですが、インドカレーではスパイスをうまく使ってこの臭みを消しています。
インドカレーの種類【野菜系】
ダールカレー【ヘルシー】
パワーなくて、今頃パクチー買いにいったけど、なーい。セロリが、香草だ
— ちっちゃなシレネ (@KEIKO09112536) September 25, 2020
❣️ダールカレー お豆カレーです。あっさりしてます。香草テンコ盛り pic.twitter.com/YqJvEx395r
「ダール」とはヒンドゥー語で豆類を指し、豆とスパイスを使ったスープ状の料理をダールカレーと呼んでいます。インドではベジタリンが多いため、豆は肉の代わりのタンパク源として重用されています。そのため、ダールカレーはインドでは家庭料理としてよく作られるなじみの深いメニューです。
一種類だけの豆を使うこともあれば、何種類かの豆を混ぜて使うこともあります。豆の種類が変われば使うスパイスの種類も変わるので、各家庭によってさまざまな味が楽しめるのも特徴です。
アルパラク【ヘルシー】
今日のカレーは、アルパラク(ほうれん草とじゃがいものカレー)です。(*´∀`*) pic.twitter.com/UBk3kh1byv
— ヨースケ一号生 (@yosuke_1105) August 1, 2015
アルパラクはじゃがいもとほうれん草を使った緑色のインドカレーです。じゃがいもが入っているためドロドロしていて、腹持ちが良いのが特徴です。ほうれん草に合う種類のスパイスが使われているので、野菜だけでも風味豊かなカレーに仕上がります。カロリーが低いのに満足感があるので、ダイエット中の人にもおすすめです。
パニールマッカニー【濃厚】
私の作ったパニールマカニです🍛
— あめど (@dba_zc6chicken) March 8, 2020
白いのがインドのカッテージチーズです✨
リコッタチーズパンケーキ美味しすぎます😋💕 pic.twitter.com/xfpnZfXVZ3
「パニール」とはインドのカッテージチーズのことで、牛乳に酢と塩、クミンシードを加えて作られています。パニールマッカニーはチーズやバター、生クリームを使ったトマトベースのインドカレーで、特に女性からの人気を集めています。チーズの風味が強い濃厚な味がするため、チーズが好きな人におすすめです。
インドカレーは辛いだけじゃない!インドの魅力を楽しもう
カレー屋さん🎵
— パプリカ【グルメ&音楽フェス担当🐺🐊】 (@redface_sake) October 10, 2020
定期的にナンが食べたくなる〜
ナン自体が甘いのも美味しいですし、特に味しなくてもカレーとの相性が良いのも良きです!!!
このお店は、神保町にあるとあるお店です♪#グルメ#インドカレー#ナン#神保町 pic.twitter.com/5oQyjrUpI0
インドカレーの種類についてまとめました。インドカレーの店に行くとさまざまなメニューがありますが、名前を覚えておくとどのようなカレーなのかがわかって頼みやすくなります。また、自分でスパイスを配合してオリジナルのインドカレーを作ってみるのもおすすめです。ぜひ店や自宅で、本格的なインドカレーを楽しんでみてください。