ささみを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえや冷凍保存の仕方も!

ささみを使った離乳食レシピについてまとめました。簡単なささみの筋の取り方やしっとりと柔らかい食感にするコツなどを解説します。赤ちゃんが食べやすいささみの人気離乳食レシピも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

ささみを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえや冷凍保存の仕方も!のイメージ

目次

  1. 1ささみを使った離乳食のレシピを紹介!
  2. 2離乳食用のささみの下ごしらえと調理のポイント
  3. 3ささみを使った離乳食の簡単人気レシピ
  4. 4ささみの冷凍保存方法
  5. 5ささみを使った離乳食レシピを取り入れてみよう!

ささみを使った離乳食のレシピを紹介!

ささみは低脂肪高たんぱく質で、他の肉類に比べて消化されやすいのが特徴です。そのため、消化機能がまだ発達していない赤ちゃんに最適な食材といえます。ささみを食べさせ始めるのは、離乳食中期頃が良いとされています。中には離乳食初期に、ささみをペースト状にして食べさせるママもいますが、個人差があるので急がなくても大丈夫です。

本記事では、ささみの下ごしらえの方法やポイント、冷凍保存の仕方などを解説しましょう。併せて赤ちゃんが喜んで食べてくれると好評な、ささみを使った人気レシピも紹介します。

離乳食用のささみの下ごしらえと調理のポイント

下ごしらえ方法①鍋で茹でる

茹でる前にささみ1本に対して、片栗粉を大さじ1~2をまぶしておきます。鍋に湯を沸かして、ささみを入れて茹でてください。しっかり火が通ったら、鍋から取り出します。粗熱が取れたら、フォークなどを使って細かく割きましょう。包丁でみじん切にしてもOKです。茹で時間が長すぎると、パサパサになってしまうので注意して下さい。

下ごしらえ方法②レンジで加熱

ささみ1本に対して、片栗粉を小さじ1/2をまぶします。耐熱皿にささみを入れて、水大さじ1をふりかけ、ふんわりとラップをかけてください。500Wのレンジで1分~1分30秒ほど加熱します。水分が多い場合は、茶こしなどを使って水気を切りましょう。粗熱が取れたらそぎ切りにして、繊維を断ってからほぐします。

下ごしらえのポイント①筋をしっかり取り除く

鶏肉のささみやむね肉は、繊維質が多い部位になります。筋を取らずに調理すると身が縮んで硬くなり、赤ちゃんも食べにくいです。ささみの筋の取り方は、フォークとキッチンペーパーを使って簡単にできます。

ささみの端に出ている筋を見付けて、フォークを当てます。フォークから出た筋をキッチンペーパーでつまみ、左右にゆっくり引っ張りながら筋を取ってください。キッチンペーパーを使うと、手が滑らず簡単に筋を引っ張ることができます。

下ごしらえのポイント②片栗粉をまぶしてから茹でる

ささみをそのまま茹でると、どうしてもパサパサになりがちです。しかし、茹でる前にささみに片栗粉をまぶしておくと、片栗粉が水分を閉じ込めてやわらかくしっとりした食感に茹で上がります。茹でる時だけでなく、レンジで加熱する場合でも同様です。

調理のポイント

ささみを単体で食べると、なんとなく口の中の水分を取られているような感じがするものです。それは赤ちゃんも同じで、パサパサしていると食べにくく感じるでしょう。

調理の仕方に少し手間をかけたり、簡単なポイントを抑えておくと、口当たりを良くすることができます。赤ちゃんがささみを使った料理を、喜んで食べてくれるように工夫してみましょう。

水分量の多い食材と合わせて調理する

水分の多い野菜などの食材と組み合わせると、ささみがその水分を吸収して喉越しが良くなります。食材の旨みや甘味も一緒に吸収するので、味もさらに美味しくなるでしょう。また、離乳食後期頃であれば、ささみを細かく刻んで他の食材と混ぜ、オムレツやピカタなどにして食べやすくするのもおすすめです。

とろみをつける

調理の仕上げに水溶き片栗粉で、とろみをつけるのもおすすめです。とろみをつけると喉越しが良く、食べやすくなります。あんかけやみぞれあんなども良いでしょう。

ささみを食べさせることができるのは、離乳食中期以降の、豆腐や白身魚に慣れてからです。
初めの頃は、すりおろしたり、すり鉢などですりつぶしたりしたささみを、お粥に混ぜるなどして与えます。徐々に、細かくほぐしたものをそうめんやうどんにいれて食べさせていくといいですよ。

ささみを使った離乳食の簡単人気レシピ

ほうれん草とささみのクリーム煮【中期~】

【材料】1回分

  • ほうれん草:20g
  • コーン缶:10g
  • 鶏ささみ:10g
  • 豆乳:100ml
  • 片栗粉:小さじ1/2

【作り方】
  1. ほうれん草の葉先を茹でて、水にとってさらしアクを抜きます。
  2. 1、コーン、鶏ささみをみじん切りにします。
  3. 鍋に材料を全て入れ、とろみがつくまで加熱したら完成です。

ほうれん草とささみを組み合わせた離乳食の人気レシピです。豆乳は強火でグツグツ煮ると分離してしまうので、弱火で煮ましょう。また、豆乳は無調整豆乳を選んでください。普段牛乳を使っている料理を豆乳に変えてみるだけでも、風味が変わって目新しくなります。ささみと豆乳でタンパク質がバッチリ摂れる、おすすめ離乳食です。

ブロッコリーとささみのとろとろ煮【中期~】

【材料】

  • ブロッコリー
  • 鶏ささみ
  • 昆布だし
(水溶き片栗粉)
  • 片栗粉:小さじ1/4
  • 水:小さじ1/2

【作り方】
  1. ブロッコリーは中火で2~3分下茹でし、小房に分けます。
  2. 鶏ささみは7~8mm幅に切ります。
  3. 鍋に1、2、昆布だしを入れ、柔らかくなるまで中火で約10分茹でます。
  4. 水溶き片栗粉を加え、とろみをつけます。
  5. 4をすり鉢に入れ、すりこぎですりつぶして完成です。

パサつきやすい鶏ささみをとろとろに食べやすく仕上げた、離乳食の人気レシピです。ビタミンKやビタミンC、葉酸を含むブロッコリーと組み合わせました。ブロッコリーやささみは、なるべく細かく刻んだ方が食べやすいです。離乳食の進み具合に応じて、カットする大きさを調整してください。じゃがいもや人参を加えても良いでしょう。

ささみの肉じゃがの作り方【中期~後期】

【材料】

  • ささみ:1/2本
  • 人参:1/4本
  • 玉ねぎ:1/4本
  • じゃがいも:1/2個
  • だし汁:大さじ1
  • 醤油:少量

【作り方】
  1. ささみの筋を取り、みじん切りにします。
  2. 人参、玉ねぎ、じゃがいもは5mm角に切ります。
  3. 耐熱容器に材料を入れて、混ぜ合わせます。
  4. 3に調味料を加えてよく混ぜ、ふんわりとラップをします。
  5. 500Wのレンジで5~6分加熱します。
  6. 具材が柔らかくなったら完成です。

レンジを使って簡単にできる肉じゃがの離乳食人気レシピです。野菜も一緒にたっぷり摂れるので、栄養満点です。冷凍ストック用に多めに作っておくと便利でしょう。じゃがいものホクホクした食感に細かく刻んだささみが混ざって、とても食べやすいです。ささみをツナに代えて、アレンジを楽しむこともできます。

ささみのピカタ【後期~】

【材料】1人分

  • 鶏ささみ:15g
  • 卵:大さじ1
  • 塩:少々
  • 小麦粉:小さじ1
  • 油:小さじ1/4

【作り方】
  1. 筋を取ったささみをそぎ切りにします。
  2. 1を包丁の背で叩き、塩をふります。
  3. 小麦を両面にまぶします。
  4. 溶き卵を両面につけます。
  5. フライパンに油をひいて熱し、4をしっかり火を通して焼きます。
  6. 両面が焼けたら完成です。

柔らかくしっとりした食感のピカタになる、離乳食の簡単人気レシピです。カミカミ期(生後9ヶ月頃〜)から食べさせることができます。手づかみでも食べやすく、冷凍保存も可能です。小麦粉がない時は、片栗粉を使用しても構いません。完了期頃であれば、卵液に青のり少々や粉チーズ小さじ1/2を混ぜて、味に変化をつけても良いでしょう。

茄子とささみのあんかけご飯【完了期】

【材料】

  • ささみ:1本
  • ピーマン:1個
  • なす:1/2本
  • 玉ねぎ:1/4個
  • 昆布だし:300ml
  • 醤油:小さじ1/2
  • とろみ粉:少々

【作り方】
  1. なすは水に浸けて10分程アク抜きをします。
  2. 野菜を食べやすい大きさにカットします。
  3. ささみは筋を取って、そぎ切りにします。
  4. フライパンに油をひいて、玉ねぎ、なす、ピーマン、ささみを炒めます。
  5. 4に昆布だしを加えます。
  6. 蓋をして弱火で10分程煮ます。
  7. ささみだけ取り出して、食べやすいように細かく切ります。
  8. 6に醤油を加えてかき混ぜ、細かくしたささみを戻します。
  9. とろみ粉でとろみをつけます。
  10. お粥または白いご飯の上に9をかけて完成です。

ささみと野菜をあんかけにした、離乳食の簡単人気レシピです。野菜は家にあるもので代用してもOKです。とろみ粉がない場合は、水溶き片栗粉でとろみをつけてください。ささみはそぼろ状にしてあげても、美味しいでしょう。あんかけはおかゆや白ご飯の他に、細かく切ったうどんやパスタの上にかけるのもおすすめです。

ささみの冷凍保存方法

生の状態のまま冷凍する方法

ささみは筋を取り除いておきます。1回分の量に分けてラップで包むか、製氷皿などに入れて冷凍保存をしましょう。ささみは凍った状態だと、簡単にすりおろすことができます。そのため、冷凍する前にささみを細かく刻む必要はありません。1週間以内には食べ切るようにしてください。

加熱してから冷凍する方法

粗熱が取れたら1回分の量に分けて、ラップで包むか製氷皿に入れて冷凍保存をします。料理の種類によっては、調理後のささみ料理を冷凍保存することも可能です。

製氷皿を使って冷凍した場合は、凍ったらまとめてジップロックなどのフリージングバッグに入れておくのも良いでしょう。そうすると、1回分ずつ簡単に取り出せて便利です。加熱後の冷凍保存でも、1週間以内には食べ切ってください。

ささみを使った離乳食レシピを取り入れてみよう!

ささみを使った離乳食の簡単人気レシピについて紹介しました。パサつきのあるささみは、調理法によってしっとり柔らかい食感になり、赤ちゃんも食べやすくなります。鶏肉は傷みやすい食材のため、離乳食に使う時は鮮度に注意しましょう。鮮度の良いささみは、ピンク色で艶と透明感があります。本記事を参考に、ぜひ美味しいささみの離乳食を作ってください。

Thumb鶏ひき肉の離乳食レシピまとめ!与えていい時期や下処理の方法は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb鶏団子の離乳食レシピまとめ!手づかみ食べできるメニューや保存方法も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb炊飯器で作れる離乳食レシピまとめ!時短できて忙しい人におすすめ! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ