インスタントラーメンのカロリーはどのくらい？太りにくい食べ方は？

手軽に食べられるインスタントラーメンは、幅広い年代の方に人気があります。忙しい時でも茹でるだけで食べられるインスタントラーメンには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか？本記事では、インスタントラーメンのカロリーや糖質について解説します。

メーカー別のカロリーや糖質の違いや、お店ラーメンとのカロリーの違いなども紹介します。ダイエット中でもラーメンが食べたい方は、本記事を参考にしてください。

いろいろな商品が販売されているインスタントラーメンは、メーカーの違いで栄養価も違うのでしょうか？人気インスタントラーメンの、スープを含めたカロリーと糖質を比較していきましょう。

太るイメージが強いインスタントラーメンですが、他のラーメン商品とはどのくらいカロリーが違うのでしょうか？お店で食べるラーメンやなどと、カロリーと糖質を比較してみましょう。

お店でラーメンを食べる場合、そのお店のレシピによってカロリーは大幅に変わってきます。トッピングが多い人気店のラーメンになると、高カロリー高糖質になる可能性が高いです。ダイエット中には、各お店のホームページなどでカロリーをチェックしてから訪れると良いでしょう。

日高屋などのシンプルな中華そばであれば、1杯650kcalほどです。インスタントラーメンと、それほど変わらないカロリーで楽しめます。糖質は70gほどとインスタントラーメンよりも少し高めですので、糖質制限をしている方は注意しましょう。

ラーメン次郎など高カロリーを売りにしているお店では、カロリーが1000kcalを超えてしまう場合もあります。糖質も100gを超えているので、一食で一日に必要な糖質の半分ほどを摂ってしまうことになるので食べ過ぎないようにしましょう。

袋めんよりも内容量が少ないカップラーメンは、1食350kcalほどです。糖質も40～50g程度と、袋めんよりも少なくなっています。ご飯を炒めて作るチャーハンは約700kcal、糖質95gほどでインスタントラーメンよりも高カロリー高糖質です。ご飯がメインになる丼もの料理も約700～900kcalと、かなり高カロリーになっています。

糖質制限やカロリーコントロールをしている方は、ご飯がメインになるメニューはなるべく避けたほうが良いでしょう。どうしても食べたい時には、ご飯を減らすなどの工夫が必要です。

ダイエット中にも美味しいインスタントラーメンが食べたい時には、糖質オフの麺カップ麺がおすすめです。通常のインスタントラーメンよりも糖質が50％ほどカットされていて、ヘルシーにラーメンが味わえます。

味も、普通のインスタントラーメンと変わらない商品が多数販売されているのです。ダイエット中は、低糖質商品を上手に利用して栄養管理していきましょう。

インスタントラーメンを食べた後は、身体を動かしてカロリーを消費しましょう。どのくらいの運動でインスタントラーメン1杯分を消費するのかを比較しました。インスタントラーメンにトッピングを乗せた平均カロリーである、690kcalを基準に見ていきましょう。

食べ方を工夫すると、高カロリーなインスタントラーメンもヘルシーに味わえます。ダイエット中におすすめな、太りにくいインスタントラーメンの食べ方を紹介します。

家庭用に販売されているインスタントラーメンは、長期保存するために油で揚げて成形しているのもが多いです。そのため、麺を茹でる時に油が染み出て、高カロリーで糖脂質になってしまう傾向があります。

茹でたお湯でそのままスープを作ってしまうと、カロリーも脂質もそのまま食べることになってしまうのです。少しでもカロリーと脂質を抑えたい方は、インスタントラーメンを茹でた後に湯切りをしましょう。茹でたお湯を捨てることで、油抜きができてヘルシーにラーメンが楽しめます。

麺とは別の鍋でお湯を沸かして、スープを作るようにすると良いです。ひと手間かけることで、スープや麺の味も良くなります。乾麺タイプのインスタントラーメンも、生めんタイプの麺のようにモチモチになるのでおすすめです。

お店でインスタントラーメンを購入する時にも、少し工夫をしましょう。スーパーでは普通のインスタントラーメンの他に、低糖質麺のインスタントラーメンも販売されています。カロリーも糖質も低いので、ダイエット中や糖質制限をしている方にもおすすめです。味も普通のインスタントラーメンとほぼ変わらないので、美味しく食べられます。

糖質が通常の約半分ほどに抑えられたものや、糖質0の麺を使用したものなど、メーカーによってさまざまな商品があります。糖質0の麺はカロリーも100kcal以下で味わえるものもあるので、ダイエット中の方は普段の主食や間食に利用しましょう。

自宅でインスタントラーメンを食べる時には、具材を入れてアレンジしてみてください。低カロリーなトッピングをたっぷり乗せると、満腹感も感じやすくなるでしょう。野菜などの具材を先に食べることで、麺やスープのカロリーや糖質の吸収を抑えてくれます。

塩分が高いラーメンのスープは、野菜に含まれるカリウムと一緒に摂ると良いです。カリウムには、体の余分な塩分を輩出してむくみ防止をしてくれる効果があります。カロリー消費や脂肪燃焼に役立つビタミンCも豊富に摂れるので、痩せやすい体作りには野菜が欠かせません。

また、肉に含まれるたんぱく質は、筋肉の材料になります。自然と痩せやすい体にしてくれるので、ダイエット中はしっかりとタンパク質を摂るようにしましょう。

具材を乗せる目安は野菜を両手1杯分、焼き豚など2～3枚程度がおすすめです。煮卵は、半分から1個ほど乗せると良いでしょう。お好みの具材を乗せて、バランスの良い食事にアレンジしてみてください。

夜寝る前などに高カロリーなラーメンを食べてしまうと、体にカロリーや糖質が吸収されやすくなってしまいます。ダイエット中は、寝る4時間前以降にインスタントラーメンを食べるのは避けましょう。夕ご飯にラーメンを味わう時は、なるべく20時までに食べるようにすると良いです。

どうしてもダイエット中にラーメンが食べたくなったら、昼食に食べようにしてください。お昼は、食べたカロリーを消費しやすい時間です。ある程度高カロリーなメニューでも大丈夫ですので、ダイエットのご褒美にインスタントラーメンを食べるのも良いでしょう。

麺ももちろん美味しいですが、スープも各メーカーのこだわりが詰まっています。美味しいスープまで飲み干したくなるのですが、ダイエット中は少し我慢してスープは残しましょう。スープを飲まないことによって糖質、塩分をカットすることができます。

インスタントラーメンに含まれるカロリーのメインになるのは麺です。そのため、スープを残した程度では、大幅なカロリーカットはできません。しかしスープには大量の塩分が含まれているので、塩分を大幅にカットすることができるのです。普段の食事で塩分過多になっている方は、スープは飲まないようにしましょう。

美味しいインスタントラーメンの、カロリーや糖質について紹介してきました。どうしても高カロリーで高糖質になりがちなインスタントラーメンですが、食べ方を工夫するとカロリーが抑えられます。

いつものインスタントラーメンにひと手間加えて、美味しいラーメンをヘルシーに味わってみましょう。野菜やお肉の食材を使って、栄養バランスの良いラーメンを手作りしてみてください。