ケールのサラダ人気レシピ！苦みがやみつきになる美味しい食べ方は？

ケールは青汁に使用されている有名な野菜です。緑黄色野菜の中でも栄養素が豊富で、ビタミンやカリウムなどのミネラルを多く含み、サラダで食べると一食で栄養満点の食事になります。独特の苦みがあり苦手意識を持つ人も多くいますが、苦味の少ないものを選んだり調理方法を工夫することで、苦味を抑えることができます。

この記事では、ケールの苦味を抑えた調理方法や味付けのコツ、大人の味が美味しいサラダでの食べ方や人気レシピを紹介します。

ケールは品種改良が進んでおり、一昔前に比べると苦味が少ない品種も多く出ています。サラダで人気のものは、レッドカーリーやサラダ用ケール、ソフトケールという品種です。葉が柔らかく苦味も少ないため、生のままでも食べやすくサラダにピッタリです。苦味が気になる人は、こういった食べやすい品種のものを選ぶと良いでしょう。

一般的なケールで苦味の少ないものを選ぶ際は、緑色が鮮やかでみずみずしく、大きすぎないものが良いです。葉は固すぎず、あまり縮れていないものを選びましょう。縮れがあると苦味も強いといわれています。また、日にちが経つと苦味やえぐみが強くなるので、早めに食べきるのもポイントです。

すぐに食べない場合は、葉を小分けにした後2～3分程茹で、保存袋に入れて冷凍保存します。

ケールの苦味を和らげるには、下処理がポイントです。まず、泥などが残らないようよく洗い、葉と茎に分けます。その後、塩を振って揉み込むか、塩を入れた熱湯でサッと下茹でしてください。塩を加えることでえぐみや苦味を抑えることができます。

ただし、含まれるビタミンは水溶性であるため、熱しすぎると逃げてしまいます。茹ですぎないよう注意しましょう。また、軽く油で炒めてからサラダに入れることで、葉に油の膜ができて苦味を抑えることもできます。そのほか、レモンを加えたり酸味のあるドレッシングで食べるのも有効です。上手く工夫して試してみてください。

【材料】

• ケール…3枚
• ミックスナッツ…30g
• オニオンフレーク…大さじ2
• シーザードレッシング…大さじ2
• ブラックペッパー…適量
• 粉チーズ…適量

1. ケールは千切りにし、ナッツは細かく刻みます。
2. ボウルにナッツ、オニオンフレーク、ケール、シーザードレッシングの半量を入れ、さっと和えます。
3. 皿に盛り、残りのドレッシングをかけます。
4. 粉チーズ、ブラックペッパーを振って完成です。

シーザードレッシングとチーズを使った、人気な濃厚サラダの作り方です。苦味を抑えるコツとして、細かく千切りにしています。これあだけでも抑えられますが、気になる人は塩で揉んだり塩水で茹でて下処理をしておきましょう。

チーズを加えた濃厚なシーザードレッシングが、ほのかな苦味によくマッチしており、箸が進みます。また、ナッツやオニオンフレークの香ばしい風味も美味しく、アクセントになっています。

【材料】

• ケール…6～7本
• トマト…中玉１個
• アーモンド…5粒
• [a]蜂蜜…大さじ1
• [a]醤油…大さじ1
• [a]水…大さじ1
• [a]ごま油…大さじ1
• [a]粒マスタード…小さじ1/2
• [a]塩…ひとつまみ
• 粉チーズ…適宜
• 黒胡椒…適宜

1. ケールは洗って葉を2～3cm幅に切り、茎の部分は5mm幅に切ります。
2. アーモンドは細かく砕きます。
3. トマトは1.5cm角に切ります。
4. [a]の調味料をよく混ぜ合せ、ドレッシングを作ります。
5. ボウルにケール、トマト、アーモンドを入れ、ドレッシングをかけてよく混ぜ合わせます。
6. 皿に盛り、お好みで粉チーズ、黒胡椒を振って完成です。

アーモンドが香ばしいケールのサラダの作り方です。トマトの酸味や甘みとパンチのあるドレッシングでケールの苦味が抑えられ、ほのかな苦味が美味しくやみつきになります。副菜のおかずとしてだけでなく、サラダだけでワインのおつまみにも合います。家庭にある材料で簡単にできるので、食べたいときにサッと作ることができます。

【材料】

• サニーレタス…2～3枚
• 水菜…1パック
• ケール…1パック
• パクチー…1パック
• サラダチキン…1パック
• フレンチドレッシング…適量

1. サニーレタスは芯を除き、食べやすい大きさに切ります。
2. 水菜は5等分にします。
3. ケールは茎を除いて食べやすい大きさに切ります。
4. パクチーは根本を除いて食べやすい大きさに切ります。
5. 皿に野菜を盛り付け、手で一口大にほぐしたサラダチキンを乗せます。
6. フレンチドレッシングをかけて完成です。

ケールをはじめサニーレタスや水菜、パクチーなど、葉物野菜がたっぷり入った簡単サラダの作り方です。さっぱり酸味のあるフレンチドレッシングが、クセのあるケールやパクチーとよく合い、苦味を抑えて美味しく食べられます。アクセントにサラダチキンを入れてたんぱく質も摂れるので、食べ応えもありダイエットレシピとしてもおすすめです。

コクとほどよい酸味のあるバルサミコドレッシングで和えたサラダの作り方です。ポイントはケールにドレッシングをよく絡めることです。満遍なく味がつくことでコクと酸味、ほどよい苦味がマッチして、美味しい大人の味になります。ローストしたベーコンの塩味や旨味の詰まった肉汁もアクセントです。副菜やおつまみに合います。

香ばしいごま風味でケールの苦味が抑えられて美味しい人気の胡麻和えサラダの作り方です。ごま油をベースにし味噌や砂糖などの隠し味を加えた、ほんのり甘辛い味のドレッシングがケールによく合います。ドレッシングを揉み込んでしっかり味を馴染ませましょう。簡単に作ることができ、苦味が苦手な人や子供でも食べられます。

ケールに玉ねぎとゆで卵を加えた、シンプルですが美味しくボリュームのあるサラダの作り方です。ケールは和える前に塩もみしているので、苦味が和らいで食べやすくなっています。一皿でビタミンやミネラル、たんぱく質も豊富に摂れて栄養満点です。ゆで卵を作り置きしておけば時短でできるので、時間のない朝食時にもおすすめです。

ケールとアボカドを組み合わせたボリューミーなサラダの作り方です。アボカドのクリーミーでまったりした口当たりとレモン風味の味付け、香ばしい胡麻の風味がケールの苦味を和らげて美味しく仕上げてくれています。さっぱりしているので、ステーキなどの肉料理の付け合わせとしておすすめです。また、クルミやアーモンドもよく合います。

塩もみして和らいだほのかなケールの苦味とさっぱりしたドレッシングでやみつきになるサラダの作り方です。ナッツの香ばしい風味や食感がよく合っています。コツは塩もみをする際に使用する塩を多めにすることと、ドレッシングが全体に馴染むようよく絡ませることです。

オイルを使わず簡単でヘルシーに作ることができ、ボリュームも栄養もたっぷりです。時間をおいて味が染み込み、しんなりした状態でも美味しく食べられます。

ケールの苦味を抑えて美味しく食べられるサラダのレシピや、苦味を抑える調理方法を紹介しました。下処理やドレッシングを工夫することで、苦味を抑えて美味しく食べられます。ドレッシングはマヨネーズを使ったコクのあるものより、レモンや酢がきいた酸味のあるドレッシングの方がよく合います。

また、ごまやアーモンド、ナッツ類を加えて香ばしさをプラスした食べ方も美味しいです。人気レシピを参考に組み合わせを工夫して、栄養満点のケールのサラダをぜひ作ってみてください。