大根×人参×油揚げの人気レシピ!作り置きやお弁当に便利な煮物も!
人参や大根、油揚げを使ったレシピを紹介します。定番の煮物料理から、作り置きできるお惣菜の作り方などをまとめました。お弁当おかずにも使えるレシピも紹介するので、いろいろな料理で大根と人参、油揚げを味わってください。
大根×人参×油揚げの人気レシピを紹介
大根と人参と油揚げと豚肉を炒めて
— ち🍭 (@ccc_hhh_iii) July 7, 2020
醤油と酒と砂糖で煮るだけ🥕🐷
どんぶりいっぱいの煮物できた💖 pic.twitter.com/UXh0sahmu0
低価格で手には入る大根や人参、油揚げを合わせて美味しいおかずを作ってみませんか?この3つの食材は煮物や炒め物など、さまざまな料理との相性が良い食材です。
本記事では大根や人参、油揚げを使った美味しいレシピを紹介します。大量消費できるおかずから作り置きできるレシピまで、日常の献立で使いやすいレシピを集めました。紹介するメニューを参考にして、いつもは違った料理を味わってみましょう。
大根×人参×油揚げのレシピ【煮物】
作り置きできる煮物料理にも大根や人参、油揚げを使った料理が多数あります。大根と人参、油揚げを使った煮物料理の作り方を紹介します。
切り干し大根
【材料】
- ごま油:大さじ1/2
- 切り干し大根:30g
- 人参:1/4本
- 油揚げ:1/2枚
- A出汁:200ml
- A醤油:大さじ1
- Aみりん:大さじ1.5
- 白ごま:適量
【作り方】
- 切り干し大根をぬるま湯で戻して、食べやすい大きさに切ります。
- 人参を4cmほどの千切りにします。
- 油揚げの長さを人参と揃えて、短冊切りにします。
- フライパンにごま油を熱して人参を炒めます。
- 人参に油が回ったら、油揚げと切り干し大根を入れてサッと炒めます。
- Aの材料を入れて、よく混ぜ合わせたら中火で煮ます。
- 10~15分ほど煮て、煮汁が1/3ほどになったら火を止めます。
- 粗熱が取れたら、保存容器に入れて冷蔵庫で冷やします。
- 器に盛り付けて白ごまを振ったら完成です。
- 4~5日ほど日持ちするので、保存容器で冷蔵庫保存しましょう。
基本の切り干し大根に、人参と油揚げを加えて作りましょう。煮物料理は冷める時に味が染み込んでいくため、出来上がった直後は味が馴染んでいません。粗熱が冷めたら、一旦冷蔵庫で冷やして味を馴染ませてください。初心者でも作りやすい簡単レシピで、作り置きおかずを作りましょう。
人参のほっこり煮
昔懐かしい味を堪能したい時には、人参をメインにしたほっこり煮を試してみてください。人参などの根菜を中心とした具材に、食感のアクセントになる油揚げを入れて楽しみましょう。作り方も簡単で、いちょう切りにした人参と大根に油揚げを入れて煮るだけです。煮立ったら一旦火を止めて10分ほど味をなじませるのが、美味しく作るコツです。
2日ほど日持ちするので、時間がある時に多めに作って作り置きしておくと便利です。普段のおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずにも重宝します。醤油やみりんなどで味付けした優しい味の煮物を堪能してください。
鶏肉と大根の煮物
具沢山の和食が作りたい時には、鶏肉が入った煮物はいかがでしょうか?人参や油揚げの他にも、ちくわや小松菜などを入れると色どりも良く作れます。塩水で下茹でしたこんにゃくを入れると、食感のアクセントになるのでおすすめです。
作り方のコツは、調味料の比率を守ることです。紹介しているレシピでは、砂糖2:醤油3の割合で味付けをしています。この比率を守って、酒や白だしなどを加えて味付けしましょう。油揚げの油抜きなどの下準備もしっかり行って、美味しい煮物を作ってください。
凍み大根の煮物
東北地方の保存食として重宝されている、凍み大根(しみだいこん)の煮物です。人参や油揚げ、さやえんどうなどを入れて色どり豊かに作ってみてください。凍み大根とは、昔から冬の保存食として愛されてきた食材です。大根の皮を剥いて下茹でしたものを、寒風が当たる軒下に吊るして作ります。
一晩でカチカチに凍った大根は、日中の日差しで溶けて水がしたたり落ちます。このサイクルを、1カ月半ほど繰り返してカラカラに乾燥させるのです。水分が抜けた凍み大根は、加工前よりも味が染み込みやすくなっています。油揚げや人参と合わせて、煮物として味わいましょう。
切り干し大根と人参を包んだ袋煮
お弁当のおかずには、油揚げで人参と切り干し大根を包んだ袋煮を作ってみてください。中に何が入っているかわからない袋煮は、油揚げを開くときのワクワク感が感じられる楽しいメニューです。人参などの具材を油揚げにたっぷり入れて、まんまるの可愛い袋煮を作りましょう。
人参などの根菜以外にも、いろいろな具材を油揚げに詰めて作ってみてください。鳥ミンチや糸こんにゃくなど、味が染み込みやすい食材を油揚げに入れるのがおすすめです。お餅を油揚げに入れるとおでんの具材としても人気がある餅巾着にアレンジできます。自分オリジナルのアレンジで、油揚げの袋煮を楽しんでください。
大根×人参×油揚げのレシピ【炒め物】
温かいおかずをサッと作りたい時には、炒め物料理がおすすめです。いろいろな味付けで、簡単に作れる炒め物料理を堪能しましょう。大根や人参、油揚げを使った炒め物の作り方を紹介します。
大根のきんぴら風
大根と人参を大量消費したい時には、大根のきんぴら風炒めがおすすめです。大根を1/4本、人参を1/2本も使用するので食材を大量消費したい時にも試してください。千切りにした大根と人参を、油揚げと一緒に炒めて作りましょう。大根と人参のシャキシャキした食感に、油揚げのジューシーな食感がプラスされて飽きがこない味です。
作り方のコツは大根や人参、油揚げを均等な太さに切ることです。均等に切ることによって火の通り方も統一されて、味や食感のムラがなくなります。めんつゆを使用しているので、料理初心者の方でも味付けで失敗することがありません。お好みで、白ごまなどを散らして味わいましょう。
豚肉の野菜炒め
献立のメインおかずにもなる、豚肉を使った炒め物です。大根や人参、油揚げ以外にも小松菜などを入れて色どり良く作りましょう。小松菜と油揚げはそのままだと味が馴染みにくいので、炒める前に熱湯で下処理してください。紹介したレシピで使っている食材以外にも、冷蔵庫に余っている野菜やお肉を使ってアレンジするのもおすすめです。
味付けは醤油をメインに仕上げますが、隠し味で少量の味噌を加えましょう。そうすることによって、味に深みが出て柔らかい味の炒め物が楽しめます。辛い味が好きな方は、豆板醤をプラスしてアレンジしても美味しいです。冷めても美味しい炒め物を、夕食やお弁当のおかずとして活用してみてください。
しらす入りきんぴら
余ってしまった大根や人参は、油揚げと合わせてサッと作れるきんぴらにしてみましょう。少量の大根と人参に、油揚げで嵩増ししてきんぴら炒めを作ります。紹介する作り方では油揚げを3枚も使用していますが、大根と人参の使用量に合わせて油揚げを調節してください。
油揚げを多めに入れると、フワフワした食感のきんぴらに仕上がります。食感のアクセントにしらすを入れることで、いつものきんぴらとは一味違う味わいになるのでおすすめです。
しらすにはカルシウムだけでなく、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富に含まれています。育ち盛りの子供にはもちろん、骨粗しょう症を予防したい高齢の方にも食べてほしい食材です。定期的にしらすを摂って、健康的な体作りをしましょう。
皮を使ってしっとりふりかけ
料理をする時余ってしまう大根や人参の皮は、どのように処理していますか?人参などの皮には実の部分よりも栄養が詰まっているので、捨ててしまうのはもったいないです。油揚げと一緒に炒めて、しっとり食感のふりかけにアレンジして味わいましょう。皮と同じく栄養価が高い大根の葉も入れると、さらに栄養価が高いメニューになります。
作り方も簡単で、人参などの皮と油揚げを調味料と一緒に炒めるだけです。かつお節や椎茸の軸などを入れると、良い出汁も出て美味しく仕上がります。
しっとりした食感のふりかけに仕上がりますが、シャキシャキ触感を味わいたい方は油揚げの量を少なく調節してください。お好みでしらすやちりめんじゃこ、白ごまなどを入れるのもおすすめです。
大根の炒め煮
大根をメイン食材として使う炒め煮です。炒めた後に少し煮ると、柔らかい食感の炒め物になります。甘辛い味が染み込んで具材も柔らかくなっているので、高齢者の方でも食べやすいです。作り置きも可能な炒め煮を、常備菜としても活用してください。野菜の大量消費もできるので、冷蔵庫のあまり野菜を使い切りたい時にも重宝します。
炒める前に、人参と大根の水気をしっかりと絞っておくのが作り方のコツです。人参などの水気が残っていると、煮こんでも味がぼやけてしまいます。大根と人参を千切りにした後、絞って水気を切って味を染み込みやすくしておきましょう。お好みで、油揚げの他に大豆の水煮や白ごまを加えてアレンジしても美味しく仕上がります。
大根×人参×油揚げのレシピ【汁物】
副菜に欠かせない汁物にも大根や人参、油揚げを使ってみてください。大根や人参、油揚げを使った汁物の作り方を紹介します。
切り干し大根の味噌汁
お腹の調子が良くない時には、食物繊維が豊富に摂れる切り干し大根の味噌汁を作りましょう。生よりも栄養価が高い切り干し大根は、食物繊維やカルシウムなどの栄養が豊富な食材です。腸内環境を整えてくれる味噌と合わせると、便秘解消や代謝アップの効果もアップします。人参や油揚げと合わせて、美味しい味噌汁で味ってください。
きのこや三つ葉を入れて作ると、色どりと食感が良くなります。しめじは冷凍保存したものを使用すると、きのこの旨味が凝縮されて味噌汁がさらに美味しくなります。かつお節から出る出汁以外にも食材から出る旨味成分を利用して、いつもより深い味わいの味噌汁を作ってみてください。
大根の粕汁
寒い季節には、具沢山の粕汁を味わってみてはいかがでしょうか?人参などの根菜と長ネギを煮こんで作る粕汁は、関西地方の郷土料理として愛されています。油揚げやしめじなどを入れて、具沢山に作ってみてください。辛い味が好きな方は、仕上げに七味唐辛子などを散らすと味のアクセントになります。
粕汁に入っている酒粕には、さまざまな健康効果が期待されています。血流改善効果や悪玉コレステロール値を下げてくれる効果も期待されるので、ダイエット中の方や生活習慣病を予防したい方にもおすすめです。
また、酒粕に含まれるコラーゲンは美肌効果も期待されています。美しくなりたい女性にも愛されている、今話題の食材です。体に嬉しい効果がある酒粕を、美味しい粕汁にして味わってみてください。
豚汁
具沢山な汁物料理として人気がある、豚肉が入った豚汁です。人参や油揚げ、こんにゃくなどの具材をたっぷり入れて味わいましょう。大量に作りやすい豚汁は、災害時の炊き出しやキャンプの時の汁物料理にもおすすめしたいメニューです。低価格で手には入る大根や人参、油揚げを大量に入れて作ってください。
普通の鍋でも簡単に作れますが、圧力鍋を使用すると時短で作ることが可能です。通常は薄く切って作る大根や人参も、圧力鍋を使用する場合は大きめに切ってもしっかり火が通ります。好きな根菜食材を大きめに入れて、いつもより食べ応えのある豚汁を堪能してください。仕上げに小ネギを乗せると、色どりも良く仕上がります。
根菜の入った団子汁
おかずにもなる汁物料理には、根菜がたっぷり入った団子汁がおすすめです。人参やゴボウなどの根菜や油揚げが入った汁物に、手作りの団子をたっぷり入れて作ります。紹介した材料以外にもいろいろな食材を使ってアレンジしても美味しいです。冷蔵庫に余っている食材を使ってアレンジしてみましょう。
メインとなる団子は、薄力粉に白だしを混ぜて作ってください。水だけでも作れますが、白だしを使って旨味がギュッと詰まった団子に仕上げましょう。薄力粉ではなく強力粉を使用すると、もっちりとした食感になります。薄力粉と強力粉半分づつ使っても美味しい食感になるので、お好みの分量で調節してください。
根菜のお雑煮
お正月には大根や人参、油揚げをお雑煮に入れて楽しんでみてはいかがでしょうか?家庭や地域によって作り方が全く違うお雑煮は、いろいろなアレンジが楽しめる汁物メニューです。自宅に余っている人参など根菜や油揚げを入れて、具沢山に作ってください。入れるお餅や味付けは、いつも使っている食材でアレンジしても良いです。
仕上げに、すりおろしたクルミを散らしておしゃれに仕上げましょう。自然な甘味とコクがあるクルミは、いつものお雑煮とは一味違う味に仕上げてくれます。クルミは醤油味や味噌味にもよく合うので、いろいろな味付けのお雑煮にトッピングして味わってみてください。
大根×人参×油揚げのレシピまとめ
今日の晩飯🌃🍴
— オグ (@ARUCHUogu) July 2, 2020
切り干し大根と人参と油揚げの煮物です😋 pic.twitter.com/GJQC2cXWam
定番のおかずから地方の郷土料理まで、さまざまなレシピを紹介してきました。いろいろな料理で使われる大根や人参、油揚げは、煮ても炒めても美味しい食材です。
ビタミンやミネラルが豊富な大根と人参に、たんぱく質が豊富な油揚げをプラスすると栄養バランスがとれたおかずになります。紹介したレシピを参考にして、いろいろな味付けで3つの食材を味わってみてください。