ベーコン入りラタトゥイユの人気レシピ！トマト缶使用や簡単アレンジも

ラタトゥイユは、野菜をトマトやコンソメなどでじっくり煮込んだフランスの人気料理です。彩りが良く、野菜がたっぷり食べられて栄養満点である上に、しんなりした野菜にコンソメやトマトの旨味が染みて絶品です。そのラタトゥイユに香ばしいベーコンを加えれば、肉の旨味がプラスされボリュームもアップします。

この記事では、ベーコンを入れたボリュームたっぷりなラタトゥイユの人気レシピを集めました。本格的な本場の味から、ベーコン入りラタトゥイユを活用したアレンジレシピも紹介します。

【材料】

• なす…1本
• ズッキーニ…1本
• 玉ねぎ…1個
• パプリカ…赤・黄各1個ずつ
• にんにく…2片
• 厚切りベーコン…1枚
• トマト缶…1缶
• オリーブオイル…適量
• 顆粒コンソメ…適量

本格的なラタトゥイユの基本材料は、ズッキーニやなす、パプリカ、玉ねぎなどの野菜、調味料となるにんにく、トマト缶、オリーブオイル、コンソメです。一皿でたっぷり野菜がとれて栄養補給ができ、夏バテ防止にもなります。ベーコンなしで作る野菜だけのラタトゥイユも美味しいですが、ベーコンや鶏肉を入れるとさらに旨味が増します。

【手順】

1. ズッキーニのヘタを落とし、1cmの角切りにします。
2. パプリカは半分に切ってワタと種を取り、1cmの角切りにします。
3. 玉ねぎの皮を剥き、1cmの角切りにします。
4. にんにくの皮を剥き、芽を取ってみじん切りにします。
5. なすはヘタを落とし、1cmの角切りにします。
6. ベーコンを1cmの厚さに切ります。
7. 鍋に火を点け、オリーブオイルをひき、にんにく半分を弱火で炒めます。
8. にんにくの香りが出たら玉ねぎ、ベーコンを入れ、軽く炒めます。
9. ズッキーニを入れて炒め、火が通ったらなす、パプリカを入れます。
10. 野菜がしんなりしたらトマト缶を入れ、水をトマト缶で1杯分入れます。
11. 顆粒コンソメを回し入れ、残りのにんにくを加えて混ぜます。
12. 弱火にして20～30分煮込みます。
13. 皿に盛り付けて完成です。

簡単にできて本格的な美味しさを体現できるラタトゥイユの基本の作り方です。野菜は1cmの角切りに切りそろえ、ベーコンを炒めた後、火の通りにくい野菜から順に炒めていきます。最後にトマト缶を入れてじっくり煮込みます。強火ではなく弱火でじっくり時間をかけて作るのがポイントです。野菜の甘みが引き出され、深い味わいになります。

ラタトゥイユは煮込み料理ですので、作り置きして冷蔵保存ができます。保存期間は冷蔵保存で4～5日です。冷めても美味しく、温め直すとより野菜に旨味が染みわたって美味しいです。そのまま食べたり、本格的なディップソースにアレンジして食べたり、お弁当のおかずにしたりと用途も色々あります。

【材料】2人前

• ベーコン(ブロック)…100g
• 玉ねぎ…1/2個
• ズッキーニ…1/2本
• なす…1本
• トマトの水煮缶…1/2缶
• 水…50ml
• オリーブオイル…適宜
• にんにくみじん切り…1片分
• ローリエ…1枚
• オレガノ(ドライ)…少々
• (a)醤油…大さじ1/2
• (a)オリーブオイル(投入用)…大さじ1/2
• (a)砂糖…大さじ1 1/2
• (a)料理酒…大さじ1/2

1. ブロックベーコンは1cmほどの厚さに切ります。
2. 野菜は大きめの一口大に切ります。
3. 鍋に多めのオリーブオイルをひき、弱火でニンニクを1分炒めます。
4. にんにくの香りが出たら中火にし、ベーコンと玉ねぎを入れて中火で3分炒めます。
5. 玉ねぎがしんなりしたら、ズッキーニ、なす、トマト缶、水を入れます。
6. aの調味料とローリエ、オレガノを入れ、弱火で15分煮込みます。
7. ローリエを取り除き、器に盛り付けて完成です。

トマト缶の濃厚な旨味に、オレガノやローリエのハーブの風味をきかせた本格的で美味しいラタトゥイユです。サッと炒めて煮込むだけですので簡単にでき、味もしっかり決まります。野菜を大きめに切っているので、食べ応えも抜群です。

【材料】2人分

• ベーコン(厚切り)…50g
• なす…2個
• パプリカ(黄)…1/2個
• セロリ…1/2本
• 玉ねぎ…1/5個
• ズッキーニ…1/2本
• にんにく…1/2かけ
• ミニトマト…10個
• 塩…小さじ1/2
• 胡椒…少々
• 水…大さじ1
• オレガノ(ドライ)…少々
• (a)オリーブオイル…大さじ1
• (b)オリーブオイル…大さじ1 1/2

1. なすはヘタを落とし一口大の乱切りに、パプリカはヘタと種を除いて一口大に切ります。
2. セロリは筋を除いて斜め1cm幅に、玉ねぎは縦薄切りにします。
3. ズッキーニは7mm厚さの輪切りにし、大きいものは半分に切ります。
4. にんにくは包丁の腹でたたきつぶし、ベーコンは7mm厚さに切り細切りにします。
5. ボウルになすとオリーブオイル(a)を入れて和えます。
6. 鍋にオリーブオイル(b)、にんにくを入れて火にかけます。
7. 香りが立ったらベーコン、玉ねぎを入れて炒めます。
8. 玉ねぎがしんなりしたら、なす、パプリカ、セロリ、ミニトマトを加えて炒めます。
9. 水、塩胡椒、オレガノを加えて混ぜ、蓋をして中弱火で5～6分蒸し煮にします。
10. ズッキーニを加えて全体に混ぜ、蓋をしてさらに2～3分蒸し煮にします。
11. 器に盛り付けて完成です。

トマト缶を使ったラタトゥイユのレシピが多いですが、こちらはフレッシュなミニトマトを使ったレシピです。しっかりトマトの味がしていますがあっさりしており、野菜の甘みやベーコンの旨味をより楽しめます。野菜のホクホク感や素朴な味わいが好きな人におすすめです。

ラタトゥイユといえば夏野菜を使って作るイメージが強いですが、秋野菜のかぼちゃを使っても美味しくできます。ホクホクしたかぼちゃの甘みとトマトの旨味、ベーコンの塩気が絶妙です。作り置きして翌日に食べるのも、美味しいです。

【材料】

• パプリカ（赤・黄・オレンジ）…計4個
• なす…2本
• ズッキーニ…1/2本
• 玉ねぎ…1/2個
• ベーコン…2枚
• ニンニクみじん切り…1片分
• トマト缶…1缶
• サラダ用マカロニ…50g
• ローリエ…1枚
• 塩…小さじ1/2
• 胡椒…少々
• 粉チーズ…少々
• オリーブオイル…大さじ3

1. パプリカはヘタから1cmの部分を横に切って種を取り出し、底を薄く切ります。
2. なす・ズッキーニ・玉ねぎ・ベーコンは1cm角に切り揃えます。
3. フライパンにオリーブオイルを入れ、中火でなすがしんなりするまでじっくりと炒めます。
4. オリーブオイルを加え、ニンニク・玉ねぎ・ズッキーニを加えてさらに炒めます。
5. 全体に火が通ったら、トマト缶・ペンネ・ローリエ・塩・胡椒を加えます。
6. 沸騰したら2分煮込み、ローリエを取り出します。
7. パプリカの中にラタトゥイユを入れ、粉チーズをかけます。
8. ヘタで蓋をして、オーブン200℃で25分間焼きます。
9. パプリカの皮に焼き色がついたら完成です。

野菜をじっくり煮込んだラタトゥイユをパプリカの器に入れ、オーブンで焼いたアレンジレシピです。トマトの濃厚な味やチーズのコク、焼いたパプリカのジューシーな食べ応えが絶妙に合っています。見た目もおしゃれですので、特別な日やパーティーなどにもおすすめです。

ラタトゥイユの濃厚な味はパスタにとてもよく合い、本格的なトマトソースパスタになります。作ったものにそのままパスタを入れて煮込むのも良いですし、作り置きしたラタトゥイユをかけるとより簡単にできます。冷たいままで冷製パスタにしても美味しいので、夏の厚い日にもおすすめです。

トマトや野菜、ベーコンの旨味が詰まったラタトゥイユは、チーズを乗せて焼くと濃厚で絶品です。食パンに乗せて、手軽にピザトーストを作ることができます。作り置きしているものを使えば忙しい朝にもサッと作れて便利です。マフィンに乗せたりディップソースにしてバゲットをつけて食べたりと、パンとの組み合わせも多彩です。

野菜の甘みや旨味、ベーコンの旨味がたっぷり詰まったラタトゥイユは、簡単な材料と手順で本格的な美味しさが楽しめます。冷蔵庫で5日ほど保存できるので、作り置きしておいてパスタやパンと一緒に食べるなど、アレンジもさまざまです。おかずや常備菜に、ぜひベーコン入りラタトゥイユを作ってみてください。