のどぐろの塩焼きレシピ!煮付けより美味しい?さばき方や下処理の仕方も

のどぐろの塩焼きレシピと下処理の方法をまとめました。脂がのったのどぐろは塩焼きがおすすめです。さばき方やフライパンを使った簡単レシピ、美味しく焼くコツも紹介しています。本記事の作り方を参考に家庭でのどぐろを味わいましょう。

のどぐろの塩焼きレシピ!煮付けより美味しい?さばき方や下処理の仕方ものイメージ

目次

  1. 1のどぐろの塩焼き人気レシピを紹介!
  2. 2のどぐろの塩焼きの基本レシピ
  3. 3のどぐろの塩焼きを作ってみよう!

のどぐろの塩焼き人気レシピを紹介!

のどぐろは正式名称「赤ムツ」という高級魚です。濃厚で脂がのった上品な味わいから、「白身のトロ」とも呼ばれています。のどぐろの食べ方は刺身、煮付けなど様々ですが、一番おすすめなのは塩焼きです。のどぐろの凝縮された旨味と、柔らかい身を楽しむことができます。

本記事ではのどぐろの塩焼きレシピと、さばき方や下処理の方法をまとめました。せっかくの高級魚ですので、レシピを参考に、家庭でものどぐろの美味しさを最大限に味わいましょう。
 

のどぐろの塩焼きの基本レシピ

さばき方と下処理方法

生ののどぐろ

  1. のどぐろのウロコを落とす。
  2. 胸ビレ下に包丁を入れ、中骨を切る。
  3. 腹を開く。
  4. 頭と内臓を一緒に取り出す。
  5. 血合いを取り除く。
  6. 流水でウロコや血合いを落とす。
  7. 外側、内側の水気を拭き取る。
  8. 上顎の間から包丁を入れ、頭を割る。
  9. 割った頭のエラをむしっておく。

のどぐろの胸ビレ下を切る際は、頭側へ斜めに切れ目を入れます。反対側も同様にして、頭を切り離しましょう。その後、頭と内臓を一緒に取り出すと良いです。血合いは包丁で引っ掻くようにしてください。細かな部分は流水で取り除きましょう。

のどぐろは頭も美味しく食べることができます。下処理の際に捨てないよう注意してください。肝も美味しく食べられるので、取っておきましょう。

3枚おろしにする方法

  1. 腹から尾にかけ、中骨に沿って包丁を入れる。
  2. 背側も、尾から頭にかけて包丁を入れる。
  3. 尾から包丁を入れ、中骨を切り離す。
  4. そのまま頭側へ切り下げて、片身を剥がす。
  5. 裏返して、反対側は背側から切る。
  6. 腹側、中骨の切り離しも表面と同様に行う。
  7. 逆さ包丁を入れ、腹骨を取り除く。
  8. 中骨のあたりに残った小骨を取り除く。

のどぐろの腹と背を切る際は、中骨の手前まで包丁を入れるイメージで切ってください。腹骨は付け根に沿って切れ目を入れ、そぎ取りましょう。中骨のパーツは捨てずに、汁物の出汁などに活用してください。

焼き方1:グリル

  1. のどぐろの裏面に、化粧包丁を横一本入れる。
  2. 表面に、化粧包丁を斜めに2本入れる。
  3. 両面に塩をまぶす。
  4. グリルで裏面を10分焼く。
  5. 表面を10分焼く。
  6. 焼きあがったら、完成。

のどぐろの下処理がしっかりしていれば、簡単に美味しい塩焼きが作れます。塩焼きによく火が通るよう、化粧包丁を入れてください。塩は高い位置からまぶすと、満遍なくかけることができます。塩は少し多めに振ってください。塩によって水分が抜け、パリッと香ばしい焼き上がりになります。

焼き時間は、のどぐろの様子を見ながら調整しましょう。のどぐろは身がとても柔らかい魚です。塩焼きをひっくり返すときは十分に注意しましょう。

焼き方2:フライパン

  1. フライパンにクッキングシートをのせ、軽く油を引く。
  2. 強めの中火でフライパンを温める。
  3. のどぐろを強火で焼く。
  4. 片面に火が通ったら、ひっくり返して裏面を焼く。
  5. 焼きあがったら、完成。

フライパンを使ってのどぐろの塩焼きをする場合は、クッキングシートを敷いて焼きましょう。皮が張り付いたりするのを防ぎ、パリッとした塩焼きになります。また、この作り方ならフライパンを洗うのもとても簡単になります。シートの上から少し油を引いてください。グリルに比べて少しジューシーな塩焼きになります。

美味しく焼くコツ

のどぐろの塩焼き

のどぐろの美味しさは脂に凝縮されています。長時間焼きすぎると、脂や旨味が水分と一緒に落ちてしまうため、注意しましょう。高温で焼いて、時間をかけすぎないことが大切です。オーブンやグリルで塩焼きを作る場合、設定温度を高めに保ってください。ひっくり返すのも最低限の回数にとどめましょう。

フライパンを使った作り方の場合、のどぐろの脂でひたひたにならないように気をつけてください。多く染み出すようならば、キッチンペーパーで拭き取りながら焼きましょう。その方がパリッとした塩焼きになります。また、塩をまぶしてから30分程度置いておくと、よく塩が染みてのどぐろの甘みが引き立ちます。

塩辛さが気になる場合は焼く前に一度拭き取ってください。簡単な工夫で味がぐっと良くなります。

のどぐろの塩焼きを作ってみよう!

のどぐろの塩焼きレシピと下処理について紹介しました。のどぐろは絶大な人気があり、テレビ番組でも産地や作り方が紹介されています。中でも塩焼きは脂ののりを最も感じることができるレシピです。じゅっと滲み出る脂と柔らかい白身は、一度食べればやみつきになるでしょう。

のどぐろの価格は高いですが、それだけの価値がある魚です。素材の味が良いため、簡単な作り方でとても美味しい塩焼きが作れます。家庭でも美味しいのどぐろの塩焼きが味わえるよう、本記事のレシピを参考にしてください。

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