玉ねぎおでんの人気レシピ！丸ごとレシピや下ごしらえもチェック！

冬になると無性に食べたくなるおでん。いろいろな具材で楽しむ鍋料理ですが、ある野菜を入れるとおでんがますます美味しくなることを知っていますか？その野菜とは、煮込み野菜では定番の玉ねぎです。

本記事では、玉ねぎを入れた絶品おでんの作り方を紹介します。今までおでんに玉ねぎを入れたことがなかった方も、ぜひ試してみてください！

玉ねぎおでんとは、その名のとおり玉ねぎの入ったおでんの事です。料理上手なタレントとして有名なタモリさんが、テレビで紹介したことから有名になりました。人気芸能人の草彅剛さんなども、玉ねぎおでんレシピを愛用していることで知られています。

作り方も非常に簡単で自宅でも作りやすい玉ねぎおでんは、テレビ視聴者を中心に人気になっていきました。今では、おでんをする時には必ず玉ねぎを入れるという方も多くいます。皆さんも、タモリさんおすすめの玉ねぎおでんを、一度味わってみてはいかがでしょうか？

美味しく作るポイントは、玉ねぎを丸ごと入れることです。丁寧に下ごしらえをすることによって、煮崩れすることなく見た目も綺麗なまま味わうことができます。柔らかくなるまでに多少時間がかかりますが、長時間味を染み込ませることでより美味しく仕上がるのです。

タモリさん流の玉ねぎおでんを作るには、いくつかポイントがあります。そのポイントも含めて、基本の玉ねぎおでんレシピを見ていきましょう。

【材料】

• 玉ねぎ(小)：2～4個
• お好みのおでん具材：適量
• お好みのおでん出汁：適量

玉ねぎ以外の具材は、いつも使用しているおでん具材を用意しましょう。出汁は、市販のものやオリジナルの出汁レシピで大丈夫です。春先には甘みの強い新玉ねぎを使用すると、より美味しい玉ねぎおでんに仕上がります。

【下ごしらえ】

1. 玉ねぎは皮を剥き、ヘタを薄く削ります。
2. 蒸し器に玉ねぎを入れ、1時間ほど蒸します。
3. 鍋におでんの出汁を入れ、沸騰させます。
4. 玉ねぎを出汁の中に漬け、1晩置きます。

1. おでん鍋に下ごしらえした玉ねぎ・おでん出汁を入れます。
2. おでんの具材を入れ、煮込みます。
3. 具材に火が通ったら完成です。

美味しくて見た目も綺麗な玉ねぎおでんを作るポイントは、切り方と味の染み込ませ方です。切り方は皮を剥いた後、ヘタを極力薄く削るように切り落しましょう。そうすることで、玉ねぎを煮たときにバラバラにならずきれいな状態を保ちます。

2つ目のポイントは、蒸した玉ねぎを一晩だし汁に漬けておくことです。煮込んで味を染み込ませると、玉ねぎが煮崩れてしまいます。それを防ぐために、一晩かけてじっくりと玉ねぎに味を染み込ませましょう。時間がない時には、圧力鍋を使用して作ると時短で下ごしらえが完了します。

作り方のポイントを確認したところで、実際に玉ねぎおでんを作ってみましょう。人気のある玉ねぎおでんのレシピを紹介します。

【材料】

• 玉ねぎ：4個ほど
• 出汁昆布：3枚
• 醤油：適量
• だしパック：4パック
• 鰹節：適量
• 干ししいたけ：適量
• 油揚げ：1枚(食べやすい大きさに切ります)
• するめ：適量

1. 玉ねぎの皮とヘタを取り、ヘタ部分に切り込みを入れます。
2. 一つずつラップで包み、レンジで8分加熱します。
3. 鍋に玉ねぎを入れ、浸るくらいの水を入れます。
4. 醤油以外のすべての材料を入れ、煮込みます。
5. 醤油をひと回し入れ、味を馴染ませます。
6. 蓋をして、弱火で一時間加熱します。
7. 火を止めて、そのまま一晩置きます。
8. 器に盛り付けたら完成です。

人気タレントの草彅剛さんが、タモリさん直伝の玉ねぎレシピを作ってくれました。草彅さんのアレンジも加えられていて、豪快な作り方になっています。出汁を贅沢に使った玉ねぎおでんを試してみてください。

【材料】

• 玉ねぎ：1/2個
• 有塩バター：ひとかけら
• ニンニク：ひとかけ(みじん切り)
• 鷹の爪：1/2本(輪切り)
• ツナ缶：1缶
• A水：300cc
• A醤油：大さじ1
• Aコンソメ：小さじ2
• A塩コショウ：少々

1. 玉ねぎを、繊維に沿って切ります。
2. 耐熱タッパーに、Aの材料を入れて混ぜます。
3. タッパーに玉ねぎを入れ、レンジで5分加熱します。
4. そのまま冷まして、味を染み込ませます。
5. フライパンにバターを溶かし、ニンニク・鷹の爪を弱火で炒めます。
6. 香りが出てきたら、ツナを入れて炒めます。
7. 塩コショウで、味を整えます。
8. 器に4を盛り付け、7を乗せたら完成です。

1人暮らしの方は、レンジで簡単に作れる玉ねぎおでんがおすすめです。レンジを使用することで、短時間で作ることができます。具材は玉ねぎのみですが、お好みで他の野菜なども合わせてみてください。

【材料】

• 大根：1/4本(輪切りにして、切り込みを入れます)
• にんじん：1/2本(乱切り)
• 玉ねぎ：1/2個(くし切り)
• キャベツ：1枚(ざく切り)
• ゆで卵：4個
• こんにゃく：1/2枚(半分の厚さにします)
• ハンペン：1枚(食べやすい大きさに切ります)
• ウインナー：4本
• A水：1L
• Aほんだし：大さじ1
• A出汁昆布：10g
• B醤油：小さじ1
• B塩：小さじ1/4
• Bみりん：大さじ1

1. 大根を耐熱容器に入れて、レンジで8分加熱します。
2. こんにゃくは格子状に切り込みを入れて、下茹でします。
3. ウインナーは切り込みを入れて下茹でします。
4. 鍋にAの材料・野菜・ゆで卵・こんにゃくを入れて、中火で煮込みます。
5. 野菜に火が通ったら、Bの材料・ハンペン・ウインナーを入れて15分煮込みます。
6. 器に盛ったら完成です。

おでんは、離乳食中期以降の赤ちゃんにもおすすめしたいメニューです。いろいろな野菜が一度に摂れるので、成長期に必要なさまざまな栄養素を補うことができます。子供分を取り分けた後、大人用に味付けをすると家族全員で味わえます。

暑い季節には、さっぱりした冷やしおでんはいかがでしょうか？トマトが入ったカラフルな仕上がりで、おもてなし料理にもおすすめです。白だしとミョウガの風味が美味しい一品を、堪能してみてください。

たくさん作って余ってしまったおでんは、他の料理にアレンジしてみましょう。次の日の献立作りにも役立つ、人気のアレンジレシピを紹介します。

【材料】

• 米：2合
• おでん出汁：適量
• だしパック：お好みで
• 残りおでん：適量
• バター：ひとかけ
• ネギ：適量(小口切り)

1. おでんの残り具材を、細かく刻みます。
2. 炊飯器に洗った米を入れ、おでん出汁を入れます。
3. 出汁が足りない時は、出汁パックと水で2合分の水量にしてください。
4. おでんの具材・バターを入れ、スイッチを入れます。
5. 器に盛り付け、ネギを乗せたら完成です。

おでん出汁を活用した炊き込みご飯です。旨味がギュッと詰まっただし汁は、捨てずに最後まで楽しみましょう。具材は刻んで入れると、具沢山の炊き込みご飯にリメイクできます。

家庭料理の定番でもある肉じゃがも、おでんの残りを使って作れます。にんじんやジャガイモなどの具材を足して、味わいましょう。おでん具材から出た旨味が活きているので、いつもとは一味違う肉じゃがに仕上がります。

洋風のメニューが作りたい時には、ドリアにアレンジしてみてはいかがでしょうか？だし汁と具材をそのままクリームリゾットにして、チーズを乗せて焼くだけで簡単に作れます。練り物などの触感が、独特なおでんドリアの触感を生み出します。

1人分のご飯メニューには、丼物メニューがおすすめです。玉ねぎおでんの旨味を活かした卵丼は、ご飯が止まらなくなる絶品メニューです。材料も低価格で作れるので、給料日前の節約ご飯としても重宝します。お好みで、三つ葉などを添えて上品に味わってみてください。

こちらも、一人ご飯にピッタリな丼ものアレンジです。具材を細かく刻んで、鶏ガラスープを合わせると即席中華丼ができます。水溶き片栗粉でとろみをつけて、あんかけ丼風中華丼にアレンジするのもおすすめです。和食と中華のコラボ飯を、たっぷり堪能してください。

子供も喜ぶメニューにしたい時には、カレーにアレンジして味わうのはいかがでしょうか？見た目はいつものカレーとほどんど変わりませんが、味の深みが格段に違います。カレーアレンジはファンが多いレシピで、カレーを作るためにおでんを多めに作る方もいるほどです。まだ試したことがない方は、ぜひ味わってみてください。

テレビで話題になった玉ねぎおでんを自宅で楽しむレシピを紹介してきました。下ごしらえに時間がかかるレシピですが、一晩かけて作った玉ねぎおでんは今までのおでんとは一味違います。

家にある材料だけで簡単に作れるので、ぜひこの絶品おでんを堪能してみてください。残った具材や出汁は、次の日にリメイクして味わい尽くしましょう！