ぶりの味噌煮人気レシピ！圧力鍋やフライパンを使って簡単調理！

白身魚の味噌煮といえばさばが定番ですが、ぶりの味噌煮も絶品です。ぶりは冬の時期に「寒ブリ」と呼ばれ、高級魚として有名ですが、通年を通して流通しています。成長度合いで名前が変わる出世魚としても知られており、冬以外の時期は「ハマチ」「イナダ」などと呼ばれる成長途中のぶりがよく水揚げされています。

そのため、1年を通して脂がのっているぶりは、煮付けに最適です。特に味噌煮は魚特有の生臭さが消え、柔らかい触感に仕上がるため、魚が苦手な子供でも食べやすくなります。ぶりの味噌煮の簡単人気レシピを紹介します。

【材料】

• ぶり(切り身)：200g
• ニンニクチューブ：小さじ1/2
• ショウガチューブ：小さじ1/2
• 長ネギ：1/4本
• 醤油：大さじ2
• 酒：大さじ2
• みりん：大さじ2
• 砂糖：大さじ1
• 豆板醤：小さじ1
• 味噌：小さじ1/2
• レタス：3枚

1. 長ネギはみじん切りに、ぶりは半分に切る。
2. 鍋に醤油、酒、みりん、砂糖、豆板醤、味噌、レタスを入れ、火にかける。
3. 煮立ったら、ニンニク、ショウガ、長ネギを入れる。
4. 香りが出てきたら、ぶりを重ならないように並べ入れる。
5. 煮汁を絡めながら、少し煮たら落し蓋をし、中火で9分煮る。
6. レタスはちぎって氷水にいれ、水気を切る。
7. レタスを器に盛り、その上に5を乗せたら完成。

魚の煮付けは王道中の王道のレシピですが、その分マンネリになりがちです。この「ぶりのピリ辛味噌煮」レシピは豆板醤を入れ、インパクトのある味に仕上がります。ごはんのおかずとしてもぴったりで、レタスのグリーンが食卓に彩りを添えます。

材料を鍋に投下し、煮詰めるだけなので作るのも簡単です。レタスを冷水に漬けるときは、レタスがパリッとするまで漬けておきましょう。お酒にもぴったりのこのレシピを、ぜひ副菜として取り入れてみてください。

【材料】

• ぶりのアラ：500g
• 大根：400g
• 針しょうが：適宜
• 液味噌あらだし：大さじ2と1/2
• 酒：100cc
• みりん：大さじ2

1. 大根は皮を厚めに剥き、厚さ2cmの半月切りにする。
2. 大根を耐熱容器に入れ、水を注ぐ。
3. 電子レンジ(600w)で8分加熱する。
4. ぶりは熱湯を回しかけてから水につけ、洗う。
5. 鍋に大根、ぶりの順に入れ、酒を加えて8分目ほどの水を注ぎ、火にかける。
6. アクが出たら取り除き、落し蓋をする。
7. 10分ほど煮込んだらみりんを加えて一煮し、落し蓋を外して液みそあらだしを加え、さらに10分煮込む。
8. 途中鍋を揺すりつつ、煮汁が半分ほどになったら、器に盛り付ける。
9. お好みでしょうがを添えたら完成。

ぶり大根には味噌を入れないのが一般的ですが、味噌を入れて煮込むことでよりコクが増して食べやすくなります。特にぶりのあらを調理するのにぴったりです。液味噌あらだしを使用すれば、味付けも簡単に行なえます。ぶりは切り身でも代用可能です。しょうがの風味に、コクのあるぶり大根の味噌煮が楽しめます。

お好みで柚子の皮を添えると、風味の爽やかさが増すのでおすすめです。また、一度冷ますことによってより味が染み込むので、作り置きができ人気があるレシピです。

圧力鍋を使用してぶりの味噌煮を作ると加熱時間が短くなるため、より柔らかいぶりを楽しめます。時短にもなる上、味が圧力のおかげでしっかりと染み込むのでおすすめです。基本は鍋での作り方と同じく、材料を入れて煮込むだけです。ただし、味噌は圧力をかけたあと入れるようにしましょう。

稀に圧力鍋の爆発というような事故が起きますが、この事故は圧力鍋内の蒸気を逃す弁が塞がれてしまうことによって発生します。塞がれてしまう原因として、よくあげられるのは葉物野菜ですが、どろどろした味噌もその原因になります。味噌は必ず圧力をかけた後に投入してください。

落とし蓋が必要な煮物は、料理初心者にとってフライパンで作るのことができないように感じますが、フライパンでも煮込み料理は作れます。ぶりの味噌煮もフライパンで作ることができます。基本は鍋の時と同じ、材料をフライパンに投入して煮込むだけです。

このレシピでは白髪ネギをアクセント添えていますが、長ネギの芯の部分を利用しても構いません。また、水はフライパンのサイズに合わせて調整してください。ぶりを入れたときに、ぶりが2/3ほど浸かる量が最適です。

ぶりの味噌煮にはちみつを入れると、味噌の旨味とはちみつの甘味が絶妙なハーモーニーを生み出します。はちみつ味噌は数年前に流行った調味料ですが、味噌とはちみつを混ぜ合わせるだけで簡単に作れるため、今でもレシピに使用する人は多いです。

はちみつ味噌は、はちみつに含まれる有機酸やビタミンBによる美容効果も期待できます。使用するオリーブオイルは、ほかのオリーブオイルで代用しても大丈夫です。ぜひ、より健康的なぶりの味噌煮にトライしてみてください。

フライパンで、ぶり大根の味噌煮も作ることができます。このレシピでは、大根を先にレンジで加熱することのよって、煮詰める時間を短くしています。そうすることで、ぶりが硬くならず味の染み込んだぶり大根の味噌煮を作り上げすることができます。

三つ葉を添えることによって、彩も生まれるため、ちょっとしたおもてなしの料理としても人気です。

【材料】

• さば(切り身)：2切れ
• ぶり(切り身)：2切れ
• みりん：適量
• 醤油：適量
• 砂糖：適量
• 味噌：大さじ2
• 水：適量
• にんにく：適量

1. 炊飯ジャーの中にさばとぶりをそのまま入れる。
2. みりん、醤油、砂糖、味噌、水、にんにくを味の加減をみながらジャーにいれていく。
3. 炊飯器で炊いたら完成。

炊飯器で簡単に作れる、さばとぶりの味噌煮レシピです。調味料はお好みで入れていくだけで大丈夫です。水はぶりとさばが2/3程度かぶるように、量を調整してください。生姜やだし汁を追加すると、味のコクがが増してより美味しくなります。ジャーに入れて、スイッチを入れて放っておくだけのこのレシピは、忙しい主婦にとって最適です。

ぶりの味噌煮は、レンジで作ると10分程度で作ることができます。洗い物も少なくて済むので、レンジで作ることができるぶりの味噌には人気です。スチームケースがもしあれば、使うようにしてください。ぶりを容器に入れて500wで3分間ずつ、表と裏をひっくり返しながら加熱します。

ひっくり返すときは、フライ返しを使用するとぶりが煮崩れすることなく裏返すことができます。ネギもまとめて加熱することができるので、添え物のの手間もかかりません。ぜひ、試してみてください。

調味料にぶりを漬けた状態で冷凍しておくと、いつでも簡単にぶりの味噌煮を作ることができるようになります。汁ごと凍らせ、汁ごと温めるのがポイントです。

冷凍しておけば長期保存も可能ですし、忙しい朝の時間帯に、朝食やお弁当のためのぶりの味噌煮も作れるようになります。しっかりとぶりを調味料に漬け込むことによって味が染み込み、冷凍でも美味しいぶりの味噌煮が食べられます。

煮付け料理は時間がかかるものでしたが、今は圧力鍋や電子レンジ、炊飯器等を使って簡単に作れるようになりました。ぶりの味噌煮も同様です。味噌煮は缶詰でも楽しむことができますが、家庭で作ったもののほうがお腹の満足感は得やすいです。

出来上がったぶりの味噌には、食卓の副菜としてだけでなく、お弁当や丼ものとしてもぴったりですので、ぜひ試してみてください。