2020年06月06日公開
2024年10月23日更新
鮭と塩麹の人気レシピ!漬け込んで使い方いろいろ!美味しい焼き方も
鮭と塩麴を使った簡単に作れる人気レシピを紹介します。塩麴に漬け込んだ鮭とキャベツの蒸し物、サーモンとアボガドの塩麴マリネ丼などの簡単アレンジレシピも集めました。また、基本的な鮭の塩麴漬けのやり方や美味しい焼き方も解説しています。
鮭と塩麴を使った人気レシピを紹介!
塩麴は麹に水と塩を混ぜ込んで発酵させた調味料です。麹には色々な酵素が多く含まれており、魚や肉のたんぱく質を分解します。酵素の働きで食材が軟らかくなり、旨味も増します。肉料理や魚料理で塩麴はよく使われますが、中でも鮭との相性は抜群です。
鮭に塩麴を合わせることで、旨味と甘辛さがプラスされてワンランク上の味わいになります。この記事では鮭と塩麴を使った人気のおかずレシピを集めました。基本となる鮭の塩麴漬けは、焼く以外にも煮るなど調理方法が色々あります。野菜やキノコなどの食材を加えたアレンジレシピも献立の参考にしてみてください。
鮭の塩麹漬けの基本レシピ
鮭と塩麴を使った人気レシピの一つが塩麴漬け焼きです。塩麴を鮭に漬け込んで時間を置くと、塩麴が鮭にしみこんで旨味成分アミノ酸が増えます。焼くと身がふっくらとするため、普通に焼くよりも口当たりがよく美味しさも格段にアップします。漬け込み方も焼き方も簡単なため料理初心者にもおすすめです。
材料
【材料】
- 鮭の切り身:3切れ
- 塩麴:大さじ3
塩麴は麹と塩、水を準備すれば自作でき発酵させるので完成までに時間と手間を要します。市販の液体塩麴を用いれば時短にもなるので便利です。塩麴の分量は鮭の切り身の重量の約2割を目安にしましょう。
作り方
【作り方】
- 鮭の切り身に塩麴をまぶす
- ジッパー付きの袋に入れてチャックをする
- 冷蔵庫に入れて一晩寝かせて塩麴をしみこませる
- 鮭の塩麴漬けを出してキッチンペーパーの上におく
- 鮭の上に乗った塩麴をスプーンなどで落とせば焼く準備が完了
塩麴をまぶす前にキッチンぺーパーに鮭をのせて、塩を一つまみ振りかけましょう。焼いた後の鮭の臭みが減りますが、塩が多いと塩辛くなるため注意が必要です。塩味が気になる場合は軽く水で切り身を洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。鮭の切り身に切り込みを入れると塩麴がしみこみやすくなるのでおすすめです。
お弁当のおかずに使いたい時は予め小さめにカットしておきましょう。また多めに漬け込んで冷凍保存することも可能です。冷凍する場合は風味が落ちないように、塩麴のついた鮭をサランラップに巻いてから袋に入れて密閉します。しっかり味をつけるには冷蔵庫で一晩寝かせましょう。
美味しい焼き方
鮭の塩麴漬けを焼く際、塩麴をよく落とさないと焦げやすいので気を付けましょう。まずはフライパンを火にかけ温まったら油をひき、中火で皮から焼いて焼き目がついたらひっくり返します。
反対の身にも焼き目がついたら蓋をして弱火で5、6分焼きます。この時火が強いとすぐに身が焦げてしまうので火加減に注意が必要です。
魚焼き専用のアルミホイルを使うとフライパンに焦げつかず、後片づけが楽になります。魚焼きグリルを使う場合は皮面を下にして弱火で8~10分程焼きます。お弁当のおかずにするなら、焼いた後しっかり冷ましてから入れましょう。
鮭と塩麴を使った簡単人気レシピ
鮭と塩麴を使った簡単に作れる人気レシピを紹介します。塩麴は加熱しなくても食べられるので、刺身用の鮭と合わせれば火を使わずに時短調理が可能です。鮭は色々な食材とも合わせやす塩麴は味噌や醤油などの調味料との相性も抜群です。
トースターで簡単にできる鮭の塩麴ホイル焼き
【材料】
- 生鮭の切り身:1切れ
- 酒:大さじ1
- 塩麴:大さじ1
- 塩:少々
- 大葉:適量
【手順】
- ビニール袋に酒大さじ1、塩麴大さじ1、塩少々を入れる
- 袋の外から手で揉み込むようによく混ぜ合わせる
- 生鮭の切り身1切れを袋に入れて、切り身を調味料をしっかりつける
- そのまま冷蔵庫で一晩寝かす
- 鮭の切り身をビニール袋から取り出し、アルミホイルで包む
- トースター1000wで10分焼く
- お皿に大葉を敷き、鮭を盛りつけたら完成
塩麴で漬け込んだ鮭を取り出し、トースターで焼くだけという簡単レシピです。トースターでも1000Wとワット数を上げれば短時間で鮭の中までしっかり火が通ります。フライパンや魚焼きグリルを使わないので面倒な後片付けもありません。忙しい朝の時間帯の朝食作りお弁当作りに重宝しそうです。
鮭の塩麴味噌焼き
【材料】
- 生鮭の切り身:4切れ
- 塩麴:大さじ5
- 味噌:大さじ1
- 鮭:大さじ1
- みりん:大さじ1.5
【手順】
- 厚手のビニール袋に塩麴大さじ5、味噌大さじ1、みりん大さじ1.5を入れる
- ビニール袋の外から調味料をよくもんでしっかり混ぜ合わせる
- ビニール袋に鮭を入れてよくもんで調味料となじませる
- 袋の口をしっかり結んで、冷蔵庫に1日以上入れて寝かせる
- 魚焼きグリルで弱火10分程両面を焼けば完成
塩麴に味噌を混ぜ込み、鮭に塗って漬け込み焼くだけの簡単おかずです。味噌とみりんをプラスするだけで味に深みが出て、ワンランクアップした西京焼きのような仕上がりになります。
鮭とキャベツの塩麴蒸し
【材料】
- 生鮭の切り身:3切れ
- キャベツ:4分の1
- しめじ:1パック
- 塩麴:大さじ2
- 塩:大さじ
- 水:100㏄
- 酒:大さじ1
【手順】
- 鮭の切り身と塩麴大さじ2、酒大さじ1をジップ付きのビニール袋にいれる
- ビニール袋のチャックを閉めて、鮭をもみこんで調味料になじませる
- きゃべつを約1センチ大にざく切りする
- しめじはいしづちを切りおとり、手でちぎって小房に分ける
- フライパンにキャベツとしめじ、水100㏄と酒大さじ1を入れる
- 火をつけてフライパンが温かくなったら、ふたをする
- 弱火で約10分蒸す
- 蓋を開けてキャベツとしめじをやや端に寄せ、フライパンの真ん中にスペースを作る
- フライパンの真ん中に鮭を並べて入れる
- 袋に残った調味料も一緒に入れる
- 蓋をして弱火で5分程加熱したら、ひっくり返して更に5分程蒸す
- 鮭の身が軟らかくなったら完成
鮭の塩麴漬けとキャベツやしめじを一緒に蒸すだけの簡単レシピです。材料を入れたらそのまま加熱しておくだけでいいので手間がかかりません。蒸すことで鮭の脂が落ちてさっぱりとし、胃腸にも優しくキャベツも鮭も軟らかくなり美味しく食べられます。少しコクが欲しいという方にはバターを加えてみましょう。
キャベツやしめじ以外にもやしや白菜、まいたけなどを合わせるレシピもおすすめです。
アボガドサーモンの塩麴マリネ丼
お刺身用のサーモンとアボガド、新玉ねぎのスライスを塩麴に漬け込んで白いご飯に盛りつけただけの簡単どんぶりです。刻みのりとピリッと辛いわさびが良いアクセントになります。新玉ねぎのシャキシャキした歯ごたえがたまりません。
アボガドとサーモンは相性ピッタリの食材で、彩りもよく食欲をそそります。醤油はかけずに塩麴の優しい旨味を味わいましょう。
鮭の具だくさんスープ
塩麴漬けにした鮭と大根やごぼう、じゃがいもやきのこなどを煮込むんだ具だくさんのスープです。具材が多いので栄養価が高く体が温まります。一口食べるだけで塩麴と昆布、味噌の優しい味が口いっぱいに広がる一品です。煮込む前にごぼうを炒めると香ばしさが出てスープの風味が増します。
鮭ときのこの塩麴炒め
しめじやエリンギなどのきのこと鮭の相性は抜群です。鮭の塩麴漬けの下ごしらえをしておけば、後はきのこなどの具材と炒めるだけで簡単にできます。ネギのシャキシャキした歯ごたえが、程良いアクセントになっています。
鮭と塩麴のいろいろな人気レシピを作ってみよう!
残り物詰め込んだよ弁当!
— 水曜日のひかり (@wednesdayhikari) May 15, 2019
昨日の鰻の残りでつくった鰻巻き
昨日の晩御飯の残りの鮭を1晩塩麹で漬けたもの
冷蔵にいたちくわで磯辺揚げ
ブロッコリーとしらすの和サラダ
買いすぎて消費しなきゃなウィンナー#お弁当 #お弁当記録 #わっぱ弁当 #今日のお弁当 pic.twitter.com/WQE1FpBhAh
鮭と塩麴を使ったレシピを紹介しました。鮭の切り身をまとめて塩麴に漬け込んで冷凍保存しておけば、いつでも使えて便利です。肉や野菜との相性も良くアレンジレシピも豊富にありますので、ぜひご飯のおかずとしてメインや副菜活用してください。