2020年05月30日公開
2024年10月23日更新
かぶら蒸しの基本レシピ!レンジを使った作り方やアレンジレシピも
かぶら蒸しの基本のレシピを紹介します。蒸し器を使った京都風の作り方や、レンジで簡単に作れる方法も解説!はんぺんを使った人気のかぶら蒸しレシピも厳選!卵白なしで作れるベジタリアンお手軽レシピなどを詳しくまとめています。
かぶら蒸しの簡単人気レシピを紹介!
あんがすごくきれいにできたのでふるえた (かぶら蒸し) pic.twitter.com/jpuEjpjiG3
— 猿丸 (@sarumal) May 22, 2020
かぶら蒸しは本格的な和食として広く知られている一品です。会席料理にも出されることが多く、高級料理というイメージがある方も多いかもしれません。ですが、かぶら蒸しは実は家庭でも簡単に作ることが可能です
そこで、本記事ではかぶら蒸しの基本の作り方や、レンジで作る方法をたっぷり紹介していきます。かぶら蒸しのレシピをマスターすることで、ワンパターンになりがちな和食のバリエーションを増やすことができます。この機会にぜひチャレンジしてみてください。
かぶら蒸しの基本レシピ
そもそもかぶら蒸しとは?
THE 和食
— おーちゃん@源氏BANZAI🙌 (@udon_38l0v9) January 3, 2018
鰻のかぶら蒸しとはなんぞや pic.twitter.com/QC9fMnT0rk
かぶら蒸しとは、白身魚にすりおろしたかぶを乗せて蒸した料理です。口当たりがよくあっさりとしたかぶら蒸しは、世代を問わず人気があります。また、デトックスも期待できるなど、身体に優しいレシピでもあります。
まるで雪景色のようなかぶら蒸しは、見た目の通り冬のごちそうです。上品な料理のため、おもてなしにも最適といえるでしょう。
かぶら蒸しの作り方
【材料】
- 鯛:2切れ
- かぶ:350g
- エビ:2尾
- 枝豆:適量
- 三つ葉:適量
- しめじ:半房
- 人参:5cm
- 卵(白身):1個分
- だし汁:1カップ
- 醤油・酒・みりん:大さじ1
- 片栗粉:大さじ1
【手順】
- 鯛を一口大に切り、エビと共に酒と塩で下味をつけ冷蔵庫で20分。
- かぶは少し厚めに皮をむき、すりおろす。
- すりおろしたかぶをザルにあげ、自然に汁を切る。
- 卵白に塩を一つまみ加え、ツノが立つまで泡立てる。
- すりおろしたかぶと卵白を合わせる。
- 下味をつけた鯛とエビの水分を、キッチンペーパーで取る。
- 鯛を器に入れ、蒸気の上がった蒸し器で3分蒸す。
- 型抜きした人参をゆでて火を通す。
- 鯛に火が半分通ったら、すりおろしたかぶと枝豆を加えた卵白をかける。
- しめじ、人参、エビを乗せて、更に8分蒸す。
- 蒸している間にだし汁、しょうゆ、酒、みりんを鍋でひと煮立ちさせる。
- ひと煮立ちしたら片栗粉でとろみをつける。
- 蒸し器から取り出し餡をかける。
- お好みで三つ葉を乗せて完成。
手順が多いように見えますが、作ってみるととても簡単です。ポイントは「かぶの皮をむいてからすりおろすこと」「汁気を切ること」「卵白に塩を加えること」です。基本の作り方を覚えれば、好きな食材でアレンジもできます。蒸したかぶの甘さとトロリとした餡が絶妙な味わいです。
かぶら蒸しにおすすめの器
甘鯛かぶら蒸し。器が赤と黒 pic.twitter.com/Q4H15uyi64
— とーます (@arumothomas) November 3, 2015
茶碗蒸しの器がある場合はそちらを使用しましょう。それ以外の器を使用する時は、アルミホイルやラップをふんわりと被せてください。蒸し器に入らない場合は、大皿で蒸してからそれぞれの器に分けて餡をかけるのもおすすめです。
かぶら蒸しの人気アレンジレシピ
レンジで作るかぶら蒸し
【材料】
- かぶ:2個
- 鯛(切り身):適量
- 銀杏:適量
- しめじ:適量
- 卵白:1個分
- 塩:ひとつまみ
- めんつゆ(希釈したもの):200㏄
- 水溶き片栗粉:適量
【手順】
- 鯛の両面に薄く塩を振り10分ほどおく。
- かぶの皮をむき、すりおろす。
- すりおろしたかぶをザルにあげ、8割ほど水気を切る。
- かぶをボウルに入れて塩と卵白を加えてしっかりと混ぜる。
- 銀杏としめじを湯がく。
- 湯がいたら冷まして、水気を切っておく。
- 鯛をさっと5秒ほど湯通しする(霜降りする)。
- 鯛を氷水にあげて、表面を指で軽くこすり汚れを落とす。
- 耐熱容器にかぶと具材を盛り付ける。
- 形を整えてラップをし、空気穴を数か所開ける。
- 500wのレンジで3~5分加熱する。
- 加熱している間に、めんつゆを火にかける。
- 沸騰したら弱火にし、水溶き片栗粉を加えとろみをつける。
- 加熱したかぶに餡をかけたら完成。
レンジで簡単に作るかぶら蒸しのレシピです。めんつゆは容器に記載のうどんやそば用の割合で希釈します。かぶの皮は筋っぽいため、厚めに剥くのがポイントです。またかぶの茎を残しておくと、すりおろすのが楽になります。盛り付けの際は、かぶと具材を交互に盛り付けると見た目がきれいです。
レンジ加熱の後で、かぶがお皿の中で飛び散ってしまうことがあります。場合によっては火傷してしまう可能背もあるので注意が必要です。
白身魚・卵白なしのベジタリアンのかぶら蒸し
【材料】
- かぶ:2個
- 絹厚揚げまたは絹ごし豆腐:半丁~1丁
- 干しシイタケ:2個
- インゲン:8~10本
- カブの茎:適量
- 粗塩:小さじ1
- 片栗粉:大さじ1.5~2
- シイタケの戻し汁と昆布ダシ:合わせて300㏄
- 酒:小さじ
- みりん:小さじ1
- きび砂糖:小さじ1
- 醤油:大さじ1
- 水溶き片栗粉:適量
- わさび:お好みで
【手順】
- 蒸し器にお湯を沸かす。
- 厚揚げまたは絹ごし豆腐を、食べやすい大きさに切り塩を振る。
- かぶを皮ごとすりおろす。
- おろしたかぶをザルにあげ、自然に水気を切る。
- かぶの茎を細かく切る。
- いんげんは1~2cmに切り、かぶの葉と一緒においておく。
- 戻した干しシイタケを絞って、細切りにする。
- すりおろしたかぶに、塩と片栗粉を加えよく混ぜる。
- ほかの具材も加えて混ぜる。
- 器に厚揚げ(絹ごし豆腐)を入れ、かぶを乗せる。
- 蒸し器に入れふたをして中火で10分蒸す。
- 干しシイタケの戻し汁と昆布だしを合わせて300㏄にする。
- 火にかけて沸騰したら、調味料を加える。
- ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。
- 蒸しあがったかぶに餡をかける。
- お好みでわさびを乗せて完成。
白身魚も卵白も不使用のかぶら蒸しのレシピです。植物性の食材だけで作られています。野菜たっぷりでとてもヘルシーなことから、女性にも人気があります。かぶの水分は切りすぎると固くなってしまうので注意が必要です。
はんぺんとエビのかぶら蒸し
はんぺんを使ったかぶら蒸しのレシピです。ふわふわのエビ団子も同時に楽しめる、一石二鳥のかぶら蒸しといなっています。かぶの器を作るためにかぶの中をくり抜きますが、ある程度の厚みを残しておかないと崩れてしまいます。厚みに注意をしながら、中身をくり抜いて作っていきます。
大根で作るかぶら蒸し
かぶら蒸しを身近な大根でアレンジしたレシピです。レシピはかぶで作るかぶら蒸しと、ほとんど同じです。はんぺんをできるだけ細かく潰すことで、より味わいが深まります。大根は皮を剥かずに、きれいに洗って使うのがポイントです。とてもふわふわで食べやすく、子供にも人気のレシピです。
プロの料亭の味を再現したかぶら蒸し
カニ缶を使って簡単に作れるかぶら蒸しのレシピです。プロの味を再現した一品ですが、お好みの具材を使ってアレンジを楽しむこともできます。細かい目のおろし金を使いかぶの皮ごとすりおろすことで、かぶ本来の味が味わえます。
鶏肉を使ったかぶら蒸し
かぶら蒸しには白身魚を使うのが一般的ですが、このレシピでは鶏肉を使用しています。食べ応えも抜群で、魚が苦手という方にも人気のかぶら蒸しです。蒸し器がない場合はレンジでも作れるのでお手軽です。
かぶら蒸しの簡単人気レシピまとめ
かぶら蒸し作った。
— 鉄平石 (@teppeiseki) February 16, 2020
うまい! pic.twitter.com/pCzqZLdWS7
かぶら蒸しはレシピを覚えれば、自宅でとても簡単に作れる本格和食です。家に蒸し器がないという場合でも、レンジを使って気軽に作れます。白身魚の種類を変えたり、乗せる具材を変えるだけでも味の変化を感じられます。
ヘルシーでおいしいかぶら蒸しは、毎日の献立に取り入れるにもぴったりです。鯛を使ったり、はんぺんを使ったりとアレンジをして楽しむことも可能です。家庭でも様々なアレンジを楽しんでください。