かぶの漬物の人気アレンジレシピまとめ!保存法や日持ちの情報も!
かぶの漬物の人気レシピについて解説します。人気アレンジレシピの種類や、作り方について詳しく説明。かぶの甘酢漬けを始め、作り置きに便利な、簡単に作れるものをまとめました。漬物別の保存法と日持ちの情報も紹介します。
かぶの漬物の人気アレンジレシピを大紹介!
【柚子とかぶの漬物】
— 870k kh (@Kh870k) December 13, 2019
柚子を入れたら爽やかな味になりました。
#柚子 #かぶ #漬物 pic.twitter.com/yBhMD1Okni
かぶの漬物は、かぶのクセをなくし、甘みを引き出す人気の調理方法です。サクサクした歯ごたえで、箸休めに最適。甘めに漬けても辛めに漬けてもご飯に合います。
本記事ではかぶの漬物の人気アレンジレシピや、その保存方法、日持ちについてまとめました。材料は家庭にある調味料、道具はビニール袋など簡単に準備できるレシピがほとんどです。食卓のプラス1品として、便利な情報を紹介します。
かぶの漬物の人気アレンジレシピ
レシピ①かぶの千枚漬け(甘酢漬け)
【材料】
- かぶ…1kg(皮をむいた状態)
- 砂糖…100g
- 酢…75cc
- 塩…25g
- 赤唐辛子(小口切り)…適量
- 薄切り昆布…適量
【作り方】
- かぶは洗って、葉は根元から切り落とす。
- かぶは内側に固い筋があるので、皮を厚めにむく。(3〜5mmくらい)
- かぶを縦に4つに切る。
- 切り口を下にして、端から2mmくらいの薄切りにする。
- かぶをタッパーに入れる。
- 昆布、唐辛子を散らし、砂糖、塩、酢をかける。
- 箸で軽くかき混ぜる。
- ふたをして冷蔵庫に一晩置く。
- 時々かき混ぜる。
- 翌日になれば完成。
京都名物の、かぶの千枚漬けの作り方です。薄くスライスしたかぶを、砂糖と酢と塩で漬けるだけで美味しく作ることができます。塩で下漬けしないので、作るたびに味が変わる心配がありません。また、火を使わないので手間もかかりません。
コツは、かぶを切るときに縦よりも横に切ることです。繊維に対して垂直に断ち切った方が、味がよく染み込み、なじみやすく漬物の舌触りもよくなります。
レシピ②小かぶの浅漬け
かぶの浅漬けの簡単な基本のレシピです。このレシピでは小かぶを使用しています。市販の素を使わなくても手軽に、短時間で美味しい漬物が作れます。
簡単に作れて箸がどんどん進むので、かぶの大量消費におすすめです。小かぶは食べやすい大きさに串切りにしてください。葉っぱも一緒に漬物にすれば無駄がありません。きゅうりやキャベツなど、お好みで野菜を追加しても美味しく食べられます。
レシピ③塩昆布を使った赤かぶらの漬物
塩昆布を使った、赤かぶの浅漬けのレシピです。赤かぶの漬物というと甘酢漬けが有名ですが、このレシピでは塩昆布を使って赤かぶの味をマイルドに、味わい深くアレンジしています。塩昆布も入れるので、塩をいれすぎないようにご注意ください。
レシピ④かぶのレモン風味の浅漬け
かぶの浅漬けのアレンジで、こちらはレモンを入れて爽やかな風味の漬物です。作り方は簡単で、塩で揉んだかぶにいちょう切りのレモンを混ぜるだけです。時間短縮したい場合は、かぶに塩と一緒に水を少しふっておくと、塩分が回りやすくなりかぶを早くしんなりさせることができます。
かぶの葉は一度茹でてから、食べる直前にさっと混ぜましょう。爽やかなレモンの酸味がかぶの甘みにぴったりで、箸休めに最適な漬物です。
レシピ⑤かぶのゆず風味漬け
ゆずの皮とゆずの絞り汁を使った、シンプルなかぶの浅漬けです。ゆずの香りはアロマテラピーでも注目されていて、リラックス効果や脳の慢性疲労にも効くと言われています。香り高く風味の良いさっぱりとした一品です。
ゆずの皮は苦味がでる場合があるので、気になる場合は表面の黄色い部分だけを使うと良いかもしれません。上品な味わいなので、来客時のおもてなしとしてこの漬物を出すのも良いでしょう。
レシピ⑥かぶの漬物〜風味ごま〜
さっぱりしたかぶと、ごま油の香ばしい香りが絶妙な組み合わせで、食欲が刺激される漬物です。ご飯に合うので、お弁当に詰めるのも良いでしょう。
かぶとごま油がよくなじむように、しっかりと塩で水気を切るのがポイント。ナムルのような食べやすさです。
レシピ⑦かぶのにんにく醤油漬け
ご飯にはもちろん、酒のつまみとしてもよく合う漬物です。にんにく醤油の香りが不思議とかぶにマッチします。調味料が、みりんと醤油と酢が1:1:1と覚えやすいので、食卓の定番レシピに良いでしょう。
かぶの水抜きをしっかりすることで、醤油やにんにくの風味がかぶにしっかりと染み込みます。醤油を入れすぎるとにんにくの風味が負けてしまうのでご注意ください。
レシピ⑧かぶのわさび風味漬け
【材料】
- かぶ…500g
- 塩…小さじ1
- 醤油…40cc
- 酒…10cc
- みりん…10cc
- ざらめ…小さじ2
- 練りわさび…小さじ1
- だし昆布…適量
【作り方】
- かぶを洗う。
- かぶを切る。味が均一になるよう、幅を揃える。
- かぶを塩で揉み、30分漬け込む。
- 水切りをし、さらにキッチンペーパーで水分を取る。
- かぶに調味料を加え、なじませる
- 袋に入れ、空気を抜いて封をし、冷蔵庫で保存。
- 1日たてば完成。
わさびの風味とかぶのさっぱりした漬物です。くどさがないのでたくさん食べられます。わさびには抗菌作用があり、かぶの葉にはビタミンCなどの栄養素が詰まっているので、体にも良い漬物です。
かぶの漬物の保存方法と日持ち
甘酢漬けの賞味期限
冷蔵庫で保存すれば、1週間〜10日程度保存ができます。らっきょう酢は糖分が高く、甘めの仕上がりになりますが、野菜を漬けると長持ちするのでおすすめです。
夏場などは、漬物を冷蔵庫に入れ忘れて腐らせてしまわないようにご注意ください。もともと酸っぱい料理なので、腐った時の酸味や臭いに気付かない場合があります。甘酢漬けの劣化は、味よりも見た目の方が判断しやすいでしょう。例えば、変色、ヌルヌルした感触、カビ、液が濁っている、白い筋のようなものがある、などです。
甘酢漬けは、正しく保存をしていれば日持ちする漬物です。一週間程度で食べきる量を参考に調理すると良いでしょう。
浅漬けの賞味期限
手作りのかぶの浅漬けは、冷蔵庫で5日程度の保存が可能だと言われています。調味料や作り方によって前後するためご注意ください。
きゅうりや白菜の浅漬けの場合、賞味期限は2日程度です。漬物というと長期保存のイメージがあります。しかし浅漬けは切ってから漬けるので劣化しやすく、また塩分濃度も他の漬物に比べて低いため、長期保存にはあまり向きません。作った当日か、翌日には食べ切るのが基本です。
きゅうりや白菜に比べると、かぶは少しだけ長く保ちます。また浅漬けの冷凍保存は水分が多く食感が落ちるため向きませんが、かぶの葉であれば少し柔らかくはなるものの、気にならない程度です。
しかし浅漬けは元々長期保存用の漬物ではないので、味が落ちる前に美味しく食べるのをおすすめします。長めに保存したい時は、保存方法や保存容器を清潔に保つよう心がけてください。
保存容器と保存場所
かぶの漬物をなるべく長く保存するためには、正しい保存方法をきちんと守ることが大切です。まず保存容器ですが、タッパーやジッパー付き保存袋などに入れて、空気をしっかりと抜いた上で保存しましょう。漬け汁も一緒に保存できるものを使用してください。
漬物の容器も清潔なものを使いましょう。調理の際も、手をよく洗い、清潔な調理器具で調理してください。食事の度に出したりしまったりする場合は、食べる分だけ盛り分けたり、取り箸を使いましょう。容器に菌が入らないようにするためです。
漬物の保存場所は冷蔵庫です。かぶに限らずどんな漬物も必ず冷蔵保存してください。常温保存すると漬物に菌が増殖して食中毒を引き起こす可能性があります。正しい保存方法でかぶの漬物を美味しく食べましょう。
かぶの漬物の人気アレンジレシピは作り置きにおすすめ!
かぶの漬物の人気アレンジレシピと、保存法や日持ちの情報を紹介しました。手間が少ない簡単な漬物が多いので、チャレンジしたことがない人でも失敗せずに取り組めます。アレンジ方法もたくさんあるので、飽きることもありません。
かぶは漬物以外にも味噌汁や煮物などの調理方法がありますが、少しクセがあるため敬遠する人も多くいます。かぶの漬物は塩分やだしがかぶのクセを和らげるので、苦手な人にも食べやすい料理です。
日持ちするレシピもあるので、作り置きして食卓の定番の一品として使いましょう。紹介したレシピを参考に、サクサクなかぶの漬物を家庭で楽しんでください。