くるみ餅の人気レシピ!東北・岩手の名物を自宅でも!おすすめの通販も

くるみ餅の手作りレシピとおすすめの通販方法についてまとめました。本場岩手県の味をそのまま再現できる、くるみ餅の人気レシピを紹介します。また、美味しく仕上げるためのコツやポイントについても徹底解説します。

くるみ餅の人気レシピ!東北・岩手の名物を自宅でも!おすすめの通販ものイメージ

目次

  1. 1 くるみ餅とは?
  2. 2くるみ餅の基本のレシピ
  3. 3くるみ餅の通販おすすめ商品
  4. 4東北・岩手で人気のくるみ餅は家庭でも簡単に作れる!

くるみ餅とは?

まずは長い歴史をもつくるみ餅から説明します。くるみ餅と聞いてどんな餅を思い浮かべますか?くるみ餅には大きく分けて2つの種類があり、故郷や居住地によっては思い浮かべる物が分かれる場合もあります。

くるみ餅は東北岩手の名物

くるみ餅は、1329年に創業した大阪の老舗餅屋であるかん袋(旧商号:和泉屋)で室町時代に誕生しました。当時中国から輸入した農作物を挽き合わせて茶菓子を作っており、餅をくるんで食べたことから「くるみ餅」と名付けられました。

現在は、青大豆で作った餡で白玉をくるんだくるみ餅が一般的となっており、主に西日本で浸透しているくるみ餅は緑色の大豆餡でくるまれています。

続いて、もう1種類のくるみ餅は主に東日本で浸透しており、栄養価の高いナッツ類のくるみを使った餅です。くるみを使った餅ということで「くるみ餅」と名付けられました。

このタイプのくるみ餅は岩手県の名物とされており、人気番組のケンミンショーで取り上げられたこともあります。では、なぜ岩手県でくるみを使ったくるみ餅が誕生したのでしょうか?

その理由は、岩手県は寒冷地であることにあります。岩手県では寒さで農作物があまり育たなかったため、他の地域ではあまり食べられていないくるみで栄養補給をしたことからくるみ餅が誕生したといわれています。

くるみ餅の特徴

岩手県名物のくるみ餅は、くるみをすりつぶして作ったたれに餅を絡めて食べます。濃厚でまろやかなくるみだれと餅の相性は抜群です。

くるみを使った餅菓子にはくるみゆべしもあり、くるみ餅という名称で販売されている商品もあります。粗く砕いたくるみを白玉粉に混ぜ込んで作ることができ、くるみの味や香りだけでなく食感も楽しめます。くるみゆべしは岩手県に限らず東北伝統の餅菓子とされています。

くるみ餅の基本のレシピ

岩手県名物のくるみ餅は、現地に行かなくても自宅で作ることができます。インターネット上にはさまざまなレシピが紹介されておりますが、その中で基本的なレシピを紹介します。

紹介するレシピは人気があり非常に簡単なレシピです。料理を得意としない方や初心者の方でもレシピ通りに作ることで、美味しいくるみ餅を作ることができます。

くるみ餅の材料

【材料】(2人分)

  • くるみ:100g
  • 切り餅:4個
  • 砂糖:大さじ3
  • 塩:少々
  • 味噌:小さじ1

くるみと切り餅のほか、「料理のさしすせそ」に含まれる基本の調味料だけで作ることができます。どの家庭でも常備しているものばかりなので、普段使わないような材料を新たに買う必要はありません。

くるみ餅の作り方


【作り方】

  1. オーブンを160℃に予熱する
  2. クッキングシートを敷いた天板にくるみを並べ、オーブンで10分炒る
  3. くるみを粘りが出るまですりつぶす
  4. 砂糖・塩・味噌を加え、すり混ぜてなじませる
  5. 餅を6等分に切る
  6. 沸騰した湯に餅を入れ、弱火で3~4分茹でる
  7. 水気を切った餅を4と和える

くるみ餅の基本的な作り方です。湯を沸かしている間にくるみをすりつぶすことで、効率良く作ることができます。

また、くるみには油分が多く含まれるので、油っぽさが気になるときは調味料を加える前に豆腐を加えることで味が和らぎます。くるみ餅に加える豆腐は、絹ごし豆腐・木綿豆腐のどちらを加えても問題ありません。

くるみ餅を作るポイント

紹介したレシピの中で美味しく仕上げるためのポイントは餅を茹でることです。焼いた餅にくるみだれをかけて食べることもできます。

しかし、茹でることで餅が柔らかくなりくるみだれと絡みやすくなります。熱いうちに餅をくるみだれと和えることで、さらに餅とくるみだれは絡みます。餅の水気を切らずに和えるとコクのあるくるみだれが水っぽくなるので、しっかり水気を切るようにしましょう。

くるみ餅の通販おすすめ商品

くるみ餅を食べるために現地へ足を運んだり、レシピを確認しながら手作りしたりする中で、楽しさを感じると同時に手間が掛かってしまうのも事実です。

そのため、手間なく最も簡単にくるみ餅を食べる方法は、くるみ餅を取り寄せることです。通販が浸透している現代では、もちろんくるみ餅を取り寄せることもできます。

そこで、数あるくるみ餅の中から、取り寄せることのできる人気のくるみ餅を紹介します。くるみだれを絡めて食べるくるみ餅だけでなく、東北名物でくるみの食感も楽しめるくるみゆべしも紹介します。

笠原餅店「くるみ餅」

笠原餅店で人気のくるみ餅は、もち米の中で最高級品種といわれている「こがねもち」を使用してます。こがねもちは滑らかな舌触りやもっちりとした歯ごたえが特徴で、餅に最適な米とされています。

餅に絡めるくるみだれには、くるみの生産量が世界一であるカリフォルニアのくるみを使用してます。さっぱりとした甘さの北海道産甜菜糖で味付けし、くせがなく食べやすいくるみだれに仕上がっています。

8個入りが2,106円(税込)、16個入りが3,618円(税込)です。4個ずつ分かれて包装されているので、親戚や知人と分け合うこともできます。

もち屋くどう「胡桃もち」

もち屋くどうで人気のくるみ餅は、創業から受け継がれた昔ながらの杵搗きで餅を作ります。石臼と杵搗きだからこそ出せる食感にこだわり、コシと粘りのある餅に仕上がっています。

餅の材料となるもち米・手水にもこだわっています。岩手県産のもち米を主原料にブレンドした国産100%のもち米、そして餅搗きに欠かせない手水は世界が認めた釜石の名水仙人秘水を使用してます。こだわりぬいて仕上がった餅に濃厚なくるみだれを絡めた一品です。

4個入り660円(税込)で販売されており、冷凍の状態で届けられます。次世代の冷凍技術といわれるプロトン凍結で冷凍しており、味や風味を損なうことなく美味しく食べられます。
 

味㐂屋「搗き入れ餅(くるみ)」

宮城県名物ずんだ餅が人気の味㐂屋でも、くるみ餅を取り扱っており取り寄せることができます。無添加・無着色料の素材にこだわっており、余計な甘みを感じることなくくるみの素朴な味わいを楽しめます。

天然素材だけで作られているので、子供にも安心して食べさせられます。地元民にとどまらず、遠方から多くの方が買い求めるほど人気があります。

8個入り1,080円(税込)、16個入り2,880円(税込)、24個入り3,400円(税込)で販売されており、4個ずつパック詰めされた状態で届きます。おしゃれな外包装になっているので、ギフトや贈答品にもおすすめのくるみ餅です。

賢治最中本舗 末廣「賢治の宝餅」

岩手県花巻市を代表する和菓子専門店の賢治最中本舗 末廣。さまざまな種類の和菓子を取り扱っていますが、その中でもくるめゆべしの「賢治の宝餅」は人気があります。

商品名である宝餅は、「餅を食べてたくさんの宝物や幸福に恵まれますように」という願いを込めて名付けられました。もちもちとした食感でほんのりとした甘さのくるみ餅です。

12個入り1,300円(税込)で販売されています。1個ずつ個包装になっているので、家族や知人と分け合いやすいです。また、日持ちするのも嬉しいポイントです。

千秋堂「くるみ餅ゆべし切り落とし」

岩手銘菓や餅菓子を製造する千秋堂でもくるみ餅を販売しており、取り寄せることもできます。砂糖を醤油で味付けした甘じょっぱい餅生地に、焙煎したくるみがのっています。切り落としですが、一切れが大きく食べ応えがあります。

175g270円(税込)、215g378円(税込)で販売されており、10個まとめ買いをすることもできます。まとめ買いであれば、175g10個で2,600円(税込)、215g10個で3,600円(税込)と単品10個買うより少し安いです。

東北・岩手で人気のくるみ餅は家庭でも簡単に作れる!

岩手県名物であるくるみ餅の人気レシピを紹介しました。多くの家庭で常備している調味料で簡単に作ることができるレシピなので、自宅でも楽しむことができます。

また、くるみや餅にこだわった人気のくるみ餅を取り寄せることもできるので、たとえ簡単なレシピであっても「作るのは面倒」と感じる方には取り寄せがおすすめです。くるみ餅を食べてみたい方は、紹介した人気レシピをもとに作ってみたり、お気に入りのくるみ餅を見つけて取り寄せてみてはいかがでしょうか。

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