2020年05月20日公開
2024年10月21日更新
車麩の卵とじの基本とアレンジレシピ!簡単でボリュームたっぷり!
車麩の卵とじの人気レシピを紹介します。基本的な作り方や卵とじを美味しくきれいに仕上げるコツ、人気のアレンジレシピを詳しく説明!植物性たんぱく質豊富な車麩で、安くて簡単にボリュームアップしたおかずを解説します。
車麩の卵とじのレシピを紹介!
今日の食卓〜車麩の卵とじとか(DKN作) pic.twitter.com/krQ4qqIMnx
— ふぃでぃっち (@fiddichi) March 27, 2016
車麩は、長い棒に巻き付けて焼く工程を繰り返して作られ、見た目はバームクーヘンのような麩です。麩は、古くから精進料理として、京都とともに北陸地方でも発展しました。車麩は、北陸地方で発展した加賀麩の中でも特徴的で有名です。金沢では郷土料理として、おでんやすき焼き、煮物や卵とじなどに利用されています。
本記事では、その車麩を使った卵とじの人気レシピを紹介します。たんぱく源として食されてきた麩の中でも、車麩は厚みや大きさなどから、現在では肉の代用品としてダイエット中の方にも人気の食材です。初めての方にも簡単にできる基本的な作り方から、人気アレンジまで詳しく紹介します。ぜひ最後まで読んでください。
車麩の卵とじの基本レシピ
作り方
おはようございます。寒い木曜の朝。昨夜の車麩に火を通して、卵でとじました。言えない気持ちを卵とじ~♪(倉橋ヨエコとかご存知の方がいるのかどうか…。)ご飯に乗せて刻み海苔で飾れば、体の良い朝食セットです😄 明日はお給料日だし、今日までは禁酒と致しましょうか。おっと早く食べる食べる。 pic.twitter.com/yYPkDx9D73
— 虎の尾 (@Tora_no_o_) January 22, 2020
【材料】
- 車麩 3枚
- 卵 2個
- 長ネギ 7~8cm
- 三つ葉または万能ねぎ 適量
- 水 200㏄
- 和風だしの素 小さじ1
- 酒 大さじ2
- 醤油 大さじ1.5
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
【作り方】
- 車麩を水で戻し、両手で挟んで水気を切ります。
- 1の車麩を4~5等分に切ります。
- 長ネギを斜め切りにします。
- フライパンに水、和風だしの素、酒、醤油、みりん、砂糖を入れ、中火で一煮立ちさせます。
- 4に2の車麩を入れて煮ます。
- だしが沸いてきたら弱火にし、長ネギを入れて蓋をし、5分程煮ます。
- 蓋を開け、溶き卵を2/3ほど入れて中強火にします。
- 卵に火が通ってきたら、残りの溶き卵を入れて火を止めます。
- 蓋をして10~20秒ほど予熱で火を通して好みの固さに仕上げます。
- 器に盛り付けて完成です。
水で戻した車麩を割り下で煮込んで卵でとじるだけで出来るので、とても簡単です。丼にして昼ご飯にしたり、具材を足して晩ご飯にも応用できますので、ぜひ覚えましょう。長ネギの代わりに、玉ねぎやキノコ類など冷蔵庫にある野菜を使っても作れます。また、豆腐や厚揚げなどをプラスすれば、簡単にボリュームアップさせることもできます。
作る時のポイント
お疲れ様です〜
— みこ@キャリアコンサルタント (@mico3885) January 21, 2020
夕ご飯は、
金沢自分土産の車麩で、車麩卵とじ丼ー💓💓💓💓
小松菜と玉ねぎと、お出汁をじゅわっとしゅんだ車麩ー(≧∇≦*)
美味しいに決まってますよね😆
こんにゃくの焼肉タレ炒めも。 pic.twitter.com/PNoLPYMa2n
車麩を水で戻した後は、両手で挟むようにして水気を切ります。ぎゅっと握ってしまうと形が崩れてしまうので注意しましょう。三つ葉の代わりに万能ねぎを使っても良いです。半熟卵に仕上げるには、卵を2回に分けて入れると上手く作れます。予熱時間を調節して、好みの固さに仕上げましょう。
割り下の代わりにめんつゆで代用もできるので、料理の苦手な方は利用すると良いでしょう。器に盛り付けるときは、フライパンを傾けて揺らしながらスライドさせるようにしてください。形が崩れずにきれいに盛り付けができます。
車麩の卵とじの簡単人気アレンジレシピ
ニラとお麩の卵とじ
【材料】
- ニラ 1束
- 絹ごし豆腐 300g
- 車麩 1本
- 水 300ml
- 和風だしの素 小さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 醤油 大さじ2
- 卵 2個
【作り方】
- ニラを5cm幅に切ります。
- 絹ごし豆腐を2cm角に切ります。
- 車麩を1cm幅の輪切りにします。
- 鍋に水を入れて沸かします。
- 4に和風だしの素、酒、みりん、醤油を入れます。
- 5にニラを入れ、しんなりするまで煮ます。
- 6に豆腐、車麩を入れ、豆腐が崩れないように混ぜながら、全体がだしに漬かるようにして煮込みます。
- 溶き卵を作ります。
- 7に8の溶き卵を回し入れ、フタをして火を止めます。
- 予熱で1分程、卵に火を通します。
- 卵が半熟に仕上がったら、器に盛り付けて完成です。
ニラの香りが食欲をそそり、スタミナもたっぷりです。車麩は、水で戻さずにだしをたっぷり吸わせてジューシーに仕上げています。さらに、豆腐と卵も合わせて、タンパク質をしっかり摂ることができます。さらに、油も使っていないので、とってもヘルシーな一品です。
車麩の巣ごもり
【材料】
- 車麩 2枚
- 卵 2個
- 水 200㏄
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 顆粒だし 小さじ1
【作り方】
- 車麩を水で戻します。
- 鍋に水、酒、醤油、みりん、砂糖、顆粒だしを入れて一煮立ちさせます。
- 車麩の水気を絞り、2の鍋へ入れます。
- 蓋をして弱火で10分程煮ます。
- 汁が少なくなってきたら、車麩の穴に卵を割り入れます。
- さらに蓋をして5~7分程煮ます。
- 卵に火が通ったら、器に盛り付けて完成です。
卵を溶かずに、車麩の穴を利用して巣ごもり卵にした一品です。丸い車麩にポンっと乗せた卵の見た目も可愛いです。卵の固さを好みで調節できます。トロリとした半熟に仕上げれば、出汁を吸った車麩に黄身を絡めて食べることができます。
車麩とほうれん草の卵とじ
緑黄色野菜のほうれん草には、貧血予防などの効果がある鉄分がたっぷり含まれています。さらに、卵や車麩のタンパク質と合わせて食べることで、鉄分の吸収を良くすることができます。女性に多い貧血で悩んでいる方におすすめの一品です。
ほうれん草がない時は、小松菜やチンゲン菜、豆苗や水菜などでも代用することができます。手に入りやすい好みの葉野菜で作ってみてください
車麩とひき肉の卵とじ丼
豚ひき肉を使った車麩の卵とじを、ご飯の上にのせた丼の人気レシピです。生姜の風味が効いて、ご飯が進みます。車麩をたっぷり使ったボリュームのある丼は、家計にも嬉しい一品です。生姜には体を温める効果があり、冷え性改善に役立ちます。好みで一味唐辛子などを加えれば、さらに効果倍増です。
車麩とちくわの卵とじ丼
ちくわのプリプリした食感が美味しい丼です。ちくわは、安価で手に入れることができ、毎日のおかず作りには経済的にも欠かせない人気の食材です。さらに、低脂質で高たんぱくのため、カロリー摂取を控えたい方にもおすすめの一品となっています。
車麩と枝豆の卵とじ
白だしで作る車麩の卵とじは、あっさりとした優しい味わいの一品です。白だしは、だしや醤油、みりんなどがすでに調味されているので、プロが作るような上品な味わいを手早く簡単に作ることができます。枝豆の緑と卵の黄色で、見た目もきれいです。高カロリーやこってり系の料理が続いたら、財布にも胃にも優しいこの一品がおすすめです。
もちもち車麩とえのきの卵とじ
えのきは1年中、安価で手に入れることのできる人気の食材です。ビタミンや食物繊維が豊富に含まれており、シャキシャキとした食感も良いです。さらに、えのきは冷凍保存することで細胞壁が破壊され、うま味成分が増えて栄養分も吸収しやすくなります。車麩とえのきの冷凍を常備しておけば、毎日のメニューに困ったときにもおすすめです。
車麩の卵とじ
車麩の穴に鶏ひき肉を詰めて作る、車麩の卵とじです。うま味たっぷりのしいたけが効いていて、ご飯のおかずにピッタリです。ジューシーな車麩とシャキシャキの長ネギの歯ごたえも楽しめます。予熱を利用して、トロトロの半熟卵に仕上げるのがコツです。
車麩とカニカマの卵とじ
鮮やかなカニカマの赤色が映える一品です。ほうれん草の代わりにワカメを使っても良く合います。具材をフライパンから一度取り出してから、卵だけに火を通す作り方です。こうすることで、きれいな半熟状態の卵が作りやすくなります。ぜひ試してみてください。
車麩の卵とじのレシピまとめ
【 車麩 × 卵とじ丼 】
— ちび助*お菓子/料理垢 (@Gh9zA7PZbNNTcus) January 27, 2018
親子丼と同じ味つけ✨
鶏肉の変わりに車麩を使用😙🎶#車麩の卵とじ #卵とじ丼#簡単 #時短 #節約料理#おうちご飯 #handmade #food#手料理 #手作り #手作り料理#料理好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Cp5f1DSe7k
手軽に作ることのできる車麩の卵とじは、ジューシーな食感が美味しく、脂質を抑えてタンパク質を摂ることもできる一品です。具材を足すことでアレンジしたり、ご飯にのせて丼にすることもできます。長期保存が可能な車麩は、家庭に常備しておくと良いでしょう。メニューに困った時の救世主となってくれるはずです。
もし、車麩が手に入らなければ、他の麩で代用することもできます。家計の節約やダイエットに役立つ車麩の卵とじを、ぜひ作ってみてください。