ポトフのベーコンは厚切り？薄切り？基本の作り方に本格レシピも紹介！

寒い季節の料理として欠かすことができないポトフは、現在ではキャンプなどのアウトドアでも親しまれている料理です。野菜を煮込むだけの簡単な料理のため、家庭で作るという方も多いでしょう。ポトフに欠かすことのできない食材に、ベーコンが挙げられます。

ソーセージ派の方も多いですが、この記事ではベーコンを入れたポトフについて紹介します。基本のレシピから調理方法別や味別にした人気のレシピまで、まとめています。

• ソーセージ…6本
• 人参…1/2本
• 玉ねぎ…1/2個
• キャベツ…1/6個
• じゃがいも…3個
• ベーコン…20g
• コンソメ…2個
• 塩…適量
• 粗挽き黒胡椒…適量
• マスタード…適量
• パセリ…適量

基本のポトフでは、ソーセージとベーコンの両方を加えます。レシピの中にはどちらかしか使用しないものが多いですが、どちらも使用することで味にメリハリがつきます。野菜も基本の素材のみとなっていますので、これらに合わせて他に好みの野菜をプラスするのもおすすめです。

1. 野菜とベーコンは適当な大きさに切る
2. 鍋に水800ml（分量外）とコンソメを入れて熱する
3. 野菜を入れて煮立たせたら、弱火にして15分程煮る
4. ベーコンとソーセージを加えて5分程煮る
5. 塩と胡椒で味を調えたら器に盛り付けて、パセリとマスタードを添えて完成

ポトフの作り方が食材を煮込んでくだけになるので、とても簡単に作ることができます。食材の食べ応えも十分に感じられるので、おかずとしても取り入れることができるでしょう。水の量を変更する際には、コンソメの量も比例して変更を行ってください。

基本のポトフでは本格的な見た目も重要視されます。そのため、調理工程のポイントでまず抑えておきたいのが、野菜を切る際の大きさです。野菜各種を切る際には、少々大きめに切るようにしましょう。煮込む時間を要するポトフは、野菜を大きめにすることで荷崩れを防ぎます。併せて、野菜が大きいと食べ応えが十分になるのもポイントです。

また、煮込み時間にも注意してください。煮込みすぎてしまうと煮崩れの原因に直接繋がります。ベーコンを入れた後も煮込みすぎることで、ベーコンがシワシワになってしまうので要注意です。野菜類が崩れることなく仕上げることで、見た目が美しい本格的なポトフが出来上がります。

基本のポトフでは薄切りのベーコンを使用していますが、中には人気の厚切りのベーコンを使用したいと考える方も多いでしょう。厚切りベーコンの場合は、薄切りと違い調理の際に少々手間をかける必要があります。基本のレシピのように鍋の中で煮込む場合は、厚切りベーコンは予めフライパンで焼き目をつけると本格的に仕上がります。

加熱処理をしておくことにより、煮込み時間を短縮することができます。太めのウインナーを使用する際も、同様の方法を取り入れると旨味も際立ちます。また、圧力鍋を使用してポトフを作る場合は、薄いベーコンよりも厚切りの方がおすすめです。圧力をかけて柔らかく作ることができるので、厚切りでも問題ありません。

【材料】

• 玉ねぎ（小）…1個
• 人参（小）…1本
• ブロックベーコン…200g
• じゃがいも…1個
• コンソメ…小さじ2（キューブの場合は1個）
• 胡椒…適量
• 水…適量

1. 玉ねぎは頭と根を切り落として皮をむく
2. にんじんとじゃがいもは水洗いをして、じゃがいもの芽は取り除く
3. 炊飯器に全ての材料を入れて、水をひたひたよりも気持ち少な目に加える
4. 炊飯モードで炊いたら完成

炊飯器で作るポトフは、手軽に作れることから人気を博しています。材料を全て炊飯器に入れて、炊飯スイッチを押すだけで出来上がります。また、食材を丸ごと入れても柔らかく仕上がるので、便利に利用できるでしょう。

使用するベーコンは大振りのブロックベーコンを使ってください。炊飯することにより、しっとりとした絶品で本格的なベーコンの味わいが愉しめます。ポトフ自体が余ってしまった場合には、次の日にカレールウを入れることでカレーとして堪能することができます。アレンジも効くのでおすすめです。

【材料】2人分

• れんこん…100g
• 人参…1/2本
• じゃがいも…1個
• 玉ねぎ…1/2個
• ブロックベーコン…100g
• カットトマト缶…1/2缶
• 水…200ml
• ローリエ…1枚
• コンソメ…少々
• イタリアンパセリ…適量
• 塩…少々
• 胡椒…少々

1. れんこんと人参、じゃがいもは乱切りにして、玉ねぎも同様程度の大きさに切る
2. れんこんは酢水にさらして、じゃがいもは水にさらす
3. ベーコンは拍子切りにする
4. 鍋に野菜とベーコン、水を入れてひと煮立ちさせる
5. コンソメとトマト缶を加えて蓋をしたら、中火にして5分程煮込む
6. アクを取り除いたら、再度蓋をして弱火で5分程煮込む
7. 塩と胡椒で味を調えたら器に盛り付けて、パセリを添えて完成

れんこんを使用したトマトベースのポトフには、ブロックベーコンを食べやすいサイズに切って使用しましょう。また、このポトフでは薄切りのベーコンも使用可能です。薄切りを使用する場合には、食感を残しつつも主張しすぎない大きさにカットしましょう。

野菜はそれぞれを全て同じくらいの大きさに切ることで、口に含んだときに野菜の旨味を感じやすいです。飛び出て主張をしなくなるので、野菜の大きさに注目してみてください。トマトベースになっているため、普通のポトフに比べると味わいが特徴的です。パンとの相性も良いので、朝食等に軽食と共に食べるのもおすすめです。

ポトフの作り方でも代表的になるのが、圧力鍋を使用する方法です。食材に火が通るまで時間のかかるポトフは、圧力鍋を使用することで時間の短縮も可能です。しかし、圧力鍋でポトフを作る際に注意したいのが、圧力をかける時間を間違えると煮崩れすることです。

圧力鍋は蓋をしたまま圧をかけるため、鍋の中を見ることができません。野菜類の状態を目で見れない鍋が多いので、圧をかける時間はあらかじめ見極めないといけません。圧力鍋であればベーコンは厚切りを使用するのがおすすめです。薄切りベーコンの場合はシワになってしまうので、あまりおすすめはできません。

洋風料理のポトフですが、調味料を変えると和風に仕上げることができます。醤油を使用することにより、和の風味を感じられる料理が完成します。和風のポトフは意外にも人気が高く、本格的な和のスープに仕上がります。

使用する野菜類は洋風のポトフとは変わらないので、食卓に並べる料理に合わせて和風に仕上げるのもおすすめでしょう。レシピでは厚切りのベーコンを使用していますが、薄切りのベーコンを使用しても美味しく食べられます。

ポトフの材料は基本的にはじゃがいも、玉ねぎ、人参をベースにその他好みのものを入れるイメージでしょう。このレシピではポトフには珍しく魚を使用しており、タラの旨味を感じられる料理に仕上がっています。タラ以外の魚を組み合わせても美味しく食べられるので、冷蔵庫にある魚をポトフに加えてみてください。

魚をメインにしたポトフになるので、加えるベーコンは薄切りのものがおすすめです。細かく切るのではなく、長いまま使用することで存在感を残します。野菜と魚、肉の旨味を感じられる料理に仕上がるので、食卓のメインとして作ってみてはいかがでしょうか？

ベーコン入りのポトフは薄切りと厚切りどちらでも、本格的な料理に仕上がります。その他の素材に合わせて使い分けたり、好みのベーコンを使用するなどしてみてください。自宅やアウトドアで活躍する調理が簡単なポトフを、作ってみてはいかがでしょうか？