2020年05月15日公開
2024年10月21日更新
卵が決め手のすまし汁レシピまとめ!具材を変えるアレンジも!
卵を使った美味しいすまし汁の人気レシピをまとめました。身近にある食材を活用して具を変えたアレンジレシピや、簡単にできるレシピをピックアップしているので、参考にしてください。ふんわりとした卵に仕上がるすまし汁の作り方も解説しています!
卵のすまし汁の簡単レシピと人気の具を紹介!
◉うち昼ごはん
— キーコ♥Food365@kikorin (@kt0011jp) June 17, 2014
麩と卵とじすまし汁でいただく(o^^o) pic.twitter.com/VWybfIGUuK
卵のすまし汁は、だしが効いたスープの中にふんわりとした卵が入っている和食には欠かせない人気の料理です。手間がかからず、簡単にできるのも魅力の一つになっています。
本記事では、卵のすまし汁の基本レシピと、さまざまな具材を組み合わせたアレンジレシピを紹介します。併せて、美味しい卵のすまし汁ができるポイントも解説していきましょう。
卵のすまし汁の簡単基本レシピ
材料
- 卵:1個
- 絹豆腐:150g
- 三つ葉:1束
- 水:小匙2
- 片栗粉:小匙1
- 水:400ml
- だしの素:小匙1/2
- 塩:小匙1と1/2
- 醤油:小匙1
簡単に卵のすまし汁を作りたい場合は、ほんだしなどのだしの素を使用すると便利です。手間をかけて本格的に作りたい場合は、昆布を水に浸けてだしをとる方法もあります。卵が好きな人は、卵を2個に増やしてたっぷりかき卵を作るのも良いでしょう。三つ葉は卵との相性が良くすまし汁の風味を良くするので、おすすめの具材です。
作り方
- 絹豆腐をひと口大に切ります。
- 三つ葉を2~3cm幅に切ります。
- ボウルに卵を割り入れ、溶き卵を作っておきます。
- 水溶き片栗粉を作っておきます。
- 水を鍋またはフライパンに入れます。
- だしの素・塩・醤油を入れて混ぜます。
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをだします。
- 豆腐を加えて中火にかけ、沸騰したら溶き卵を菜箸を通して入れます。
- 三つ葉を加えたら完成です。
紹介した基本レシピの特長は、水溶き片栗粉を加えることです。すまし汁のスープにとろみがつくことで、ふんわりとしたかき卵に仕上がります。また、溶き卵を入れたら、パサパサになるので煮詰めすぎないようにしてください。好みにもよりますが、豆腐や三つ葉もさっと火を通す程度で構いません。
レシピのポイント
卵のすまし汁の一番の魅力は、ふわっとした食感のかき卵です。失敗しない卵のすまし汁のポイントは2つあります。1つ目は、必ず沸騰したところで溶き卵を入れるようにすることです。また、溶き卵を入れる時は、一ヵ所にどぼんと投入しないことです。溶き卵を菜箸などを通して、細くまわし入れるようにすると良いでしょう。
卵のすまし汁におすすめの具と簡単人気アレンジレシピ
カットわかめと卵のお吸い物
【材料】
- 乾燥カットわかめ:適量
- 卵:1個
- 水:400ml
- 鶏がらスープ:適量
- 七味唐辛子:お好みで
【作り方】
- 乾燥カットわかめを5~6分、水に浸けてもどします。
- 鍋に水を入れて沸かし、沸騰する手前で鶏がらスープを入れます。
- 味見をして少し濃く感じるくらいで丁度良いです。
- 味が決まったら、わかめを入れます。
- 再びスープが湧いたら、溶き卵を加えます。
- 卵が好みの固さになったら、完成です。
具に乾燥カットわかめと卵を使った簡単にできるすまし汁の人気レシピです。優しい味わいになるように、あえて鶏がらスープのみで味付けしています。味がもの足りなく感じたら、七味唐辛子を加えるとピリッと味が引き締まっておすすめです。
しいたけと人参と卵のすまし汁
【材料】1杯分
- 醤油:小匙4
- 味の素:小匙2/3
- 水:500cc
- 椎茸:1個
- 人参:1/4本
- 溶き卵:1個
- 三つ葉:適量(飾り用)
【作り方】
- 椎茸は表面をキッチンペーパーなどで拭き、細切にします。
- 人参はいちょう切りにします。
- 花の型抜きがあれば、花の形にすると仕上がりが素敵になります。
- 鍋に水を入れて沸騰したら、塩・醤油・人参・椎茸を入れます。
- 人参に火が通ったら、火を止めて溶き卵を入れます。
- お椀に盛って、三つ葉を添えたら完成です。
具に椎茸と人参と卵を使った人気のすまし汁のレシピです。しいたけは食物繊維、人参はβカロテン、卵が消化を助け栄養満点のすまし汁です。火を止めてから卵を入れることで、ふんわりとした食感のかき卵に仕上がります。
水菜と卵の餅入りおすまし
【材料】2~4人分
- 水菜:3束
- 卵:2個
- 餅:2~4個
- 砂糖:小匙2~3杯
- 昆布:適量
- 薄口醤油:適量
- 白だし:大匙1
- 酒:小匙2
【作り方】
- 昆布は水に浸けておきます。
- オーブンで餅を焼いておきます。
- 水菜は食べやすい大きさに切っておきます。
- 1から昆布を取り出し、白だし・薄口醤油・酒・砂糖を加えます。
- 3が煮立ったら、溶き卵をまわし入れます。
- 卵が固まってきたら、水菜を加えます。
- お椀に6を盛って、焼き餅を入れたら完成です。
具に水菜と餅と卵を使った人気のすまし汁レシピです。水菜は生でも食べれるので、短時間で火を通す方がシャキシャキした歯ごたえを楽しめます。焼き餅が入っているので、手軽なお雑煮感覚で満腹感を味わえるでしょう。
ニラと卵のお吸い物
【材料】6人分
- ニラ:1/2束
- ほんだし(小分け用):1袋
- 醤油:大匙3
- 味りん:大匙3
- 酒:大匙6
- 卵:6個(人数分)
- 水:1000~1200ml
【作り方】
- ニラは食べやすい大きさにカットします。
- 鍋に水を入れて沸かします。
- 2にほんだし・醤油・味りん・酒を加えます。
- ニラを入れて煮ます。
- 卵を4の鍋にそのまま割り入れます。
- 卵の白身が白く固まってきたら、火を止めて完成です。
具にニラと卵を使ったすまし汁の人気レシピです。おとし卵にして半熟の状態で火を止め、卵が壊れないようにお椀に盛りましょう。箸で卵を割ると、中からとろりとした黄味が出てきます。それをニラと絡めてスープと一緒に食べると絶品です。
白す干しのたまごとじ吸い物
【材料】2人分
- しらす干し:10g
- 卵:1/2個
- 春菊:40g
- だし汁:1と1/2カップ
- 淡口醤油:小匙1
- 塩:0.8g
- 片栗粉:小匙1と2/3
- 水:小匙2
【作り方】
- 春菊は熱湯でサッと茹で、冷水にとって水けを絞ります。
- 春菊の根元を落として、3cmの長さに切ります。
- 鍋にだし汁を煮立て、しらす干しと2を入れるます。
- ひと煮立ちしたらアクを取り、淡口醤油と塩で味を調えます。
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、溶き卵を回し入れて火を止めます。
- お椀に注いで完成です。
春菊としらす干しと卵を使ったすまし汁の人気レシピです。しらす干しを入れることによって、さらに旨みが増します。溶き卵を入れたら沸騰させないのが、ふんわりと仕上げるポイントです。
きのこと卵のお吸い物
【材料】2人分
- えのき:1/2袋
- しめじ:1/4パック
- 卵:1/2個
- 水:300ml
- 小ねぎ:1/2本
- 和風だし:小匙1/2
- 塩:小匙1/4
- 醤油:小匙1/2
【作り方】
- えのきたけは長さを3等分にします。
- しめじは石づきを取り、ほぐします。
- 鍋に水を入れて沸騰させ、えのきたけ・しめじを入れて火を通します。
- 火が通ったらAの調味料で味付けします。
- 沸騰する手前の状態で溶き卵を回し入れます。
- 卵はかき混ぜずに、卵が自然と浮いてくるのを待ちましょう。
- 卵が浮いてきたら、ほんの少しだけかき回します。
- 器に盛ったら、小口切りにした小ねぎをふって完成です。
きのこと卵を使った簡単にできるすまし汁の人気レシピです。きのこのうま味がスープに溶け込んだ、ほっと落ち着くやさしい味わいに仕上がっています。ふんわりかき卵との相性も抜群です。
ほうれん草と卵のすまし汁
祖母から伝わる簡単メニュー
— にしんなす🍆 (@okannasu) March 17, 2020
ほうれん草と卵のおすまし…
母も叔母たちも作るこのメニューは、ほうれん草や卵が貴重だった頃に、家族全員が食べられるようにという工夫から生まれたと明治生まれの祖母が話していました。(*´ω`*) pic.twitter.com/GiNlXba2ml
ほうれん草と卵を使ったすまし汁の人気レシピです。ほうれん草の甘味がとても美味しくて、たくさん食べられます。塩はお好みで調整してください。七味や柚子コショウなどを加えても、風味が良くなり美味しいです。
卵のすまし汁に好みの具を入れたアレンジレシピを作ってみよう
卵のすまし汁の基本レシピとアレンジレシピを紹介しました。卵はどんな具材とも相性が良いので、すまし汁には最適の食材です。三つ葉や豆腐を組み合わせた定番の食材から焼き餅などのちょっと凝った具もあり、いろいろな具材で楽しめることが分かりました。
すまし汁は、だしを白だしにしたり醤油味にしたりして風味を変えることができます。シンプルで味わいが優しくどんな料理にも合うので、積極的にすまし汁を献立に取り入れてみてください。紹介したレシピを参考にすれば、美味しい卵のすまし汁ができるでしょう!