生ハム×フルーツの意外なレシピまとめ！季節ごとに相性抜群な食材も紹介！

生ハムとフルーツの組み合わせといえば、メロンが代表です。イタリアやスペインの定番オードブルとして馴染みがあります。生ハムメロンは、メロンに含まれるカリウムと、生ハムのナトリウムを同時に摂取できます。互いのバランスを損いにくいため、好ましい組み合わせです。

ただ、メロンは高級で手に入りにくい食材です。そこで、季節ごとの生ハムと相性が良いフルーツの簡単人気レシピを紹介します。野菜だけではなくフルーツと合わせることで、生ハムの可能性がぐっと広がります。

<材料>

• 苺…お好みの量(ヘタは飾り用として取っておく)
• 生ハム…お好みの量
• チーズ…お好みの量
• 塩…少々
• レモン…1/8切れ
• オリーブオイル…少々
• はちみつ…少々

1. 苺はお好みの大きさに切っておく。
2. 苺の上に、適度な大きさにちぎった生ハムをのせる。
3. 上から塩を少々振り、小さくちぎったチーズをのせる。
4. レモンを絞り、オリーブオイル、はちみつをかけて完成。

苺は春を代表とするフルーツです。コクのある程よい塩味の生ハムが、いちごの甘酸っぱさと相性が良いです。チーズを加えることで、まろやかな味わいになります。見た目も華やかで、お花見や春のおもてなしに役立ちます。

ドレッシングとしてバルサミコ酢を加えると、苺の甘みが引き立ちます。また、チーズをブルーチーズやリコッタチーズなどお好みのチーズにすると、さまざまな味わいを楽しむことができます。

<材料>

• キウイフルーツ…1個(オーガニックのもの)
• 新玉ねぎ…適量
• 生ハム…6枚くらい
• 山椒の醤油漬け…適量
• パクチー…少々
• 白樺の皮…少々(あれば)
• お好みのドレッシング

1. キウイフルーツは表面のたわしでひげを取り除き、ヘタを取る。
2. キウイフルーツを二等分にし、中身をくり抜く。
3. くり抜いたキウイフルーツに、スライスした新玉ねぎと生ハムを詰める。
4. 山椒の醤油漬けをのせ、パクチーをのせる。
5. くり抜いたキウイふふをのせて、さらに新玉ねぎのスライス、白樺の皮をのせる。
6. お好みのドレッシングをかけて完成。

冬の終わりから春にかけて、旬のキウイを使ったメニューです。キウイフルーツは手に入りやすく、栄養豊富な食材です。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があるビタミンCが豊富です。抗酸化作用があるビタミンEも多く、食物繊維も豊富です。

オーガニックのキウイフルーツを使っているので、皮ごと食べられます。キウイフルーツの甘酸っぱさを、生ハムの塩味が引き立てます。

さくらんぼとクリームチーズを生ハムで包む、簡単なメニューです。さくらんぼは生、もしくは缶詰めでも代用できます。材料も少なく作り方もシンプルなため、失敗も少ないでしょう。手間が少ないのにもかかわらず、見た目がかわいらしく食べやすいのも人気の理由です。

<材料>

• スイカ …1/8個くらい
• バルサミコ酢…大さじ2くらい
• クリームチーズ…50gくらい
• 生ハム…8枚くらい
• ナッツ（アーモンドとクルミ）…15gくらい
• パセリ…適量

1. ナッツとパセリは小さく刻んでおく。
2. スイカを一口大に切り、バルサミコ酢をかけて7∼8分おく。
3. クリームチーズをスイカと同じサイズで、同じ数カットする。
4. 生ハムを半分にカットし、端からくるくると巻き、クリームチーズとスイカと爪楊枝で刺す。
5. ナッツとパセリを振りかけて完成。

夏のフルーツ代表であるスイカを使った、糖分と塩分、水分が一度に取ることができるレシピです。夏の暑さを乗り切るために、必要な栄養素を簡単に、お洒落に摂取しましょう。スイカをバルサミコ酢でマリネしておくことがポイントです。マリネすることで、風味もよくほろ苦さの中にスイカの甘さも広がり、生ハムとの相性が良くなります。

スイカと生ハムだけでなく、クリームチーズを加えることで栄養価がアップし、食べ応えのある一品になります。また、ナッツを加えることで味に深みがプラスされ、食感を楽しむことができます。

南国のフルーツとして人気のマンゴーを使ったレシピです。マンゴーは、生ハムの塩分と組み合わせることで、β-カロテンやビタミンＣなどの栄養素がより吸収しやすくなります。マンゴーは生ではなく、手に入りやすい冷凍のもので可能です。

また、パスタでなく素麵などに代用しても、茹で時間も少なく美味しいです。ブレンダーやフードプロセッサーでも作れるので、料理初心者やお子様にも作りやすいレシピです。

<材料>

• 柿…1/2個
• Kiriクリームチーズ…1個(18g)
• 生ハム… 2枚
• A　レモンジュース…小さじ1
• A　オリーブオイル…大さじ1
• A　塩、砂糖…各ひとつまみ
• ピンクペッパー、イタリアンパセリ、ミントの葉…各少量(飾り用)

1. 柿を8等分にカットし、皮を剥く。柿にAの材料を入れて軽く和える。
2. 和えた柿をお皿に盛り付け、半分にカットした生ハムをのせる。
3. クリームチーズを手でちぎり、更にその上にのせる。
4. 最後にピンクペッパーを潰し振りかけ、イタリアンパセリ、ミントの葉を飾って完成。

秋に旬をむかえる柿は、ビタミンCやβーカロテン、カリウムなどのビタミンが豊富なフルーツです。特にカリウムは、生ハムの塩分などのナトリウムを排出してくれる働きがあります。また、血管を拡張させて血圧を下げる効果があるので、高血圧の方にも人気のレシピです。

クリームチーズをカッテージチーズや水切りヨーグルトに代用すると、よりヘルシーになります。レモンジュースがない場合は、レモン汁と砂糖で代用も可能です。

<材料>

• A 醤油…大さじ1
• A オリーブオイル…大さじ1
• A レモン汁…小さじ1
• いちじく…1∼2個
• 生ハム…1∼2枚
• 黒胡椒…少々
• セルフィーユ…適量

1. 醤油のヴィネグレットを作る。フライパンに醤油を加え、半量になるまで煮詰める。
2. 煮詰めたらボウルに移し、オリーブオイル、レモン汁を加えてよく混ぜて完成。
3. いちじくはくし切りにし、皮を剥く。
4. 生ハムを一口サイズに切り、いちじくのうえにのせる。
5. 醤油のヴィネグレットをかけて、黒胡椒、セルフィーユをのせて完成。

不老不死のフルーツと呼ばれるいちじくは、食物繊維やポリフェノール、ビタミンやミネラルなどを豊富に含む女性に人気のフルーツです。柔らかく、皮が剥きづらい場合はそのままの状態でも問題ありません。

醤油ベースの酸味のあるヴィネグレットソースと上品な甘さのいちじくと生ハムの塩気が、食欲を刺激します。

<材料>

• 梨…1個
• 生ハム…8枚
• チャービル(イタリアパセリ)…少々
• A　オリーブオイル…少々
• A　黒胡椒(粗挽)…少々
• A　ワインビネガー(酢)…少々

1. 梨はヘタを取って皮をむき、くし切りで8等分にする。
2. くし切りにした梨を生ハムで巻いてお皿に盛る。
3. Aを上から順にかけ、最後にイタリアンパセリをのせて完成。

シャキシャキの食感の甘い梨と、生ハムの塩味が絶妙な相性の簡単レシピです。材料も少なく、調味料もサッとかけるだけで出来上がります。梨は冷やすと甘みが増すため、冷蔵庫や氷水で冷やしてから食べるようにしてください。

<材料>

• りんご…1個
• 生ハム…4枚
• オリーブオイル…大さじ1
• チャービル…あれば
• A バルサミコ酢…小さじ2
• A 塩…少々
• A 砂糖…小さじ1

1. 生ハムは半分にカットし、リンゴは皮つきのまま8等分のくし切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルをしき、リンゴを焼く。
3. 2にAをすべて加えて煮詰め、生ハムで巻いてチャービルを添えて完成。

冬の代表のフルーツであるリンゴを使った、ワインに合うレシピです。リンゴをバルサミコ酢で煮詰めることで、リンゴの甘みが引き立ちます。また、生ハムを巻くことでまろやかな味わいになります。皮つきで食べることができるので、栄養を無駄にせず摂取することができます。バルサミコ酢がない場合は赤ワインでも代用が可能です。

皮ごと食べることができるフルーツの金柑は、栄養豊富で寒さや細菌への免疫力を向上させる効能もあります。生ハムとチーズが金柑の甘酸っぱさを引き立てます。調理も少なく、火を使わずに作ることができる簡単なレシピです。

この記事では、さまざまなフルーツを使った生ハムのメニューを紹介してきました。生ハムの塩味が、フルーツの甘酸っぱさや、みずみずしさを引き立てます。また、組み合わせることで栄養価もぐっと上がります。

サラダやマリネ、おつまみなど用途はさまざまです。火を使わずに作ることができるものが大半で、料理初心者の方にもおすすめです。また、生ハムとフルーツのメニューが食卓に並ぶだけで華やかな印象になるため、日々の献立やおもてなしに活用してみてください。