2020年05月11日公開
2024年10月19日更新
本しめじのおすすめレシピまとめ!旬や上手な保存方法も解説!
本しめじは一般的なしめじよりもうまみが強く、非常に人気のあるきのこの一種です。本しめじを使った簡単なレシピや絶品レシピをまとめています。また、本しめじの保存の仕方や、おいしさを引き出す方法についても詳しく紹介しましょう。
本しめじの人気レシピを紹介!
季節の図鑑を整理していたら…香り椎茸、味しめじ…の、しめじは「本しめじ」であり一般的に売られているのは、ぶなしめじという説明を目にした。
— 🍃風庭(取り敢えず当面変身中) (@baciogran117) March 21, 2019
たまたま行ったお店に本しめじがあったので買ってみたよ!
多分、大黒本しめじだから特に大きいみたいだけど、ぶなより本は大きめみたいだよ! pic.twitter.com/SZmNHzZRuU
本しめじというきのこを知っていますか?別名ダイコクシメジと呼ばれるきのこの一種で、濃厚なうまみが人気のきのこです。この記事では、本しめじを使った美味しい簡単レシピを紹介します。ぜひ、本しめじが手に入った際に試してみましょう!
本しめじの特徴と旬の時期
本しめじの味と香り
こちらが本しめじ。普段私たちがしめじと呼んでいるのはぶなしめじ。これが本しめじです。ダイコクシメジとも呼ばれるのは、どっしりした形だからでしょうか。コロンとしてカワイイです。#スープ365 pic.twitter.com/YBdjmFEcLT
— 有賀 薫 (@kaorun6) October 9, 2016
本しめじはシメジ科シメジ属のきのこです。スーパーなどで売っている一般的なしめじと見た目は大きく異なり、コロンと丸いフォルムが大きな特徴です。本しめじは主にコナラやアカマツの樹木に生えていますが、近年では菌床人口栽培されたものが店頭に並ぶこともあります。
ちなみに、スーパーで売られているしめじは厳密にいうとブナシメジという種類です。しかし、本しめじの流通が少ないことから、一般的にしめじというとブナシメジというイメージが世間に定着しています。
本しめじの旬の時期
【「京丹波大黒本しめじ」が京のブランド産品に!!】京都府内でのみ生産され、別格の「旨味」「歯ごたえ」があり、府内や東京都内の高級料理店で使用されています。「香り松茸、味しめじ」の大黒本しめじ。ぜひ一度ご賞味ください。#京野菜 #しめじ pic.twitter.com/U9KohReVeM
— 京都府広報課 (@KyotoPrefPR) October 2, 2015
天然の本しめじの旬は、9月下旬から11月初旬までです。天然物の本しめじは非常に貴重なものとされており、市場にはほとんど出回っていません。現在は人工栽培で年間を通して流通していますが、味わいは天然物の方が数ランク上と言われています。
本しめじを使った人気レシピ
本しめじの炊き込みご飯
【材料】
- 本しめじ 1/2袋
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- しょう油 大さじ1
- 塩 適量
- 米 2合
- 水 お米2合分
【作り方】
- 米を洗い、炊飯器の普通炊きメモリに合わせて水を入れます。
- 本しめじを食べやすい大きさにスライスします。
- 本しめじを炊飯器に入れ、酒、みりん、しょう油、塩を加えます。
- 炊飯ボタンを押して炊き上がったら、よく混ぜて完成です。
本しめじの風味を生かした人気の炊き込みご飯のレシピです。調味料も少なめで作り方もシンプルで簡単であるため、きのこ本来のおいしさを存分に味わうことができます。材料の配分や作り方はしめじ以外のきのこでも応用できるので、旬のきのこが手に入った際にはぜひ試してみましょう。
本しめじのバターソテー
【材料】
- 本しめじ 3本
- 玉ねぎ 1/4個
- パセリ 適量
- バター 適量
- 塩コショウ 適量
【作り方】
- 本しめじと玉ねぎを食べやすい大きさに切りましょう。
- パセリはみじん切りにしておきます。
- フライパンを熱して、バターを溶かします。
- 本しめじ、玉ねぎをフライパンに入れて炒めます。
- 塩コショウで味を調えましょう。
- 火が通ったら器に盛り付け、仕上げにパセリをまぶして完成です。
肉厚の本しめじは、まるでステーキのような食感で食べ応え抜群!シンプルな材料ながらも、しめじ本来の濃厚なうまみを存分に味わえるおすすめの人気レシピです。玉ねぎは全体の味のアクセントになるので、必ず入れましょう。お好みでしょう油を少し垂らすと、和風の味わいに仕上がって美味しいです。
本しめじと三つ葉のペペロンチーノ
【材料】
- パスタ 100g
- 本しめじ 1本
- 三つ葉 1/2束
- タカノツメ 1本
- ニンニク 1片
- オリーブ油 適量
- 塩コショウ 適量
【作り方】
- パスタを既定の茹で時間通りに茹でておきます。
- ニンニクはみじん切りにしてきましょう。
- 本しめじは食べやすい大きさに切っておきます。
- 三つ葉は茎と葉に分け、茎はざく切りに、葉は細切りに刻みます。
- フライパンにオリーブ油を入れ、鷹の爪とニンニクを入れて火にかけます。
- フライパンからニンニクの香りがしたら、本しめじを入れて炒めます。
- 塩コショウで味を調え、パスタのゆで汁を加えて乳化させます
- フライパンに三つ葉の茎を加えて、さっと火を通します。
- パスタが茹であがったら、フライパンに入れて、炒め合わせます。
- 全体が混ざったら、器に盛り付けます。
- 仕上げに三つ葉の葉をまぶして完成です。
本しめじと三つ葉をたっぷりと使った人気のペペロンチーノのレシピです。動物性たんぱく質を一切使用していませんが、肉厚なしめじのおかげで食べ応え抜群の一品に仕上がっています。三つ葉のシャキシャキの食感がアクセントになっているので、作る際には炒めすぎないように気を付けましょう。
お好みで仕上げにレモンやすだちなどの柑橘を絞って食べると、よりさわやかな味わいに仕上がるのでおすすめです。
茶巾卵の本しめじあん
【材料】
- 本しめじ 100g
- エビ 4尾
- 塩 少々
- ゆりね 20g
- ぎんなん 6粒
- 和風だし 1/2カップ
- 卵 2個
- A和風だし 1/2カップ
- Aみりん 小さじ1
- A薄口しょうゆ 小さじ1
- とろろ芋 160g
- B酒 小さじ1
- B薄口しょうゆ 小さじ1/2
- Bみりん 小さじ2
- B塩 少々
- C片栗粉 大さじ1
- C和風だし 大さじ1
- 刻みのり
【作り方】
- 本しめじは石づきを取り半分に切り、さらにその半分に切ります。
- エビは茹でて小さく切っておきます。
- 鍋に和風だしを入れて火にかけましょう。
- 小鍋に本しめじを入れてさっと煮ます。
- ボウルに卵を割り入れ、Aを入れて混ぜましょう。
- 混ぜた卵とフライパンに入れ、中火でゆるめの半熟状にします。
- 湯のみにラップを敷き、卵を半量入れ、エビ、ゆりね、ぎんなんを入れます。
- 具を入れた湯のみに、残りの卵を入れましょう。
- 卵を入れたラップを閉じて輪ゴムで止め、中火で茹でます。
- 別の鍋にBの調味料ととろろを入れて混ぜます。
- とろろの鍋を火にかけ、Cを混ぜた合わせたものを入れてとろみをつけます。
- 器に茶巾卵を盛り、とろとあんをかけます。
- 仕上げに本しめじを乗せ、刻みのりを添えて完成です。
本格的な和食レシピも、材料を順番に合わせるだけで簡単に作ることが可能です。子どもから大人まで人気の茶巾卵にとろろ餡を合わせ、より食べやすい仕上がりになっています。茶碗蒸しのようなマイルドな味わいとしめじの食感がよく合い、見た目もよいため、おもてなし料理に最適です。
本しめじとエリンギのマリネ
【材料】
- 本しめじとエリンギ 250~300g
- ニンニク 1片
- オリーブ油 30ml
- ワインビネガー 30ml
- パセリのみじん切り 適量
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- 本しめじ、エリンギはキッチンペーパーなどで軽く拭いておきます。
- きのこは石づきを取り、食べやすい大きさにカットしておきます。
- ニンニクはみじん切りにしておきます。
- フライパンにオリーブ油を入れ火にかけ、きのこを入れます。
- 全体に油がなじんだらニンニクを入れ、混ぜ合わせます。
- 塩コショウをして味をなじませ、ワインビネガーを入れます。
- 全体をよく混ぜ合わせたら器に盛り付けます。
- 仕上げにパセリのみじん切りをまぶしたら完成です。
肉料理などの付け合わせに人気のさっぱりマリネのレシピです。さわやかなワインビネガーと、しめじのうまみが絶妙にマッチして、食が進む味わいに仕上がっています。シンプルなデザインながらも、飽きが来ない味わいなので、常備菜としても重宝する一品です。
本しめじの酒蒸し
【材料】
- きのこ(しいたけや本しめじ) 300g
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
【作り方】
- きのこを1口大に切り、深めの厚手の鍋に入れます。
- きのこに塩をまぶして、酒を回しかけましょう。
- 鍋に蓋をして、最初は中火にかけます。
- 蒸気が出てきたら弱火にし、4~5分加熱しましょう。
- 火を止めてから加熱時間と同じ時間だけ置いておきます。
- 器に盛り付けて完成です。
材料はシンプルに酒と塩のみという、非常に簡単なきのこレシピです。その分、しめじなどのうまみが最大に引き出されているため、飽きずに食べられる一押しのメニューです。材料の酒は、料理酒でも日本酒でもOKなので、手軽に作れるのもうれしいポイントです。
本しめじの黒酢焼うどん
【材料】
- うどん 1玉
- ベーコン 2枚
- 長ネギ 1/3本
- 本しめじ 3~4個
- エリンギ 1本
- 酒 大さじ1
- 黒酢 大さじ1
- しょう油 大さじ1
- パセリ 適量
- 黒コショウ 適量
【作り方】
- 本しめじとエリンギは食べやすい大きさに切っておきます。
- 長ネギはななめ切りに、ベーコンは短冊切りにしておきましょう。
- フライパンを火にかけ、ベーコンを入れます。
- ベーコンから油が出てきたら、きのこと長ネギを入れます。
- フライパンにうどんを入れて酒を入れてよく混ぜます。
- 黒酢としょう油を入れて炒め合わせます。
- 器に盛り付け、刻んだパセリと黒コショウをまぶせば完成です。
栄養満点の人気の焼うどんのレシピです。本しめじと黒酢の相性も抜群で、作り方も簡単なのが魅力的なメニューです。ベーコンが無い場合は、豚バラ肉やウインナーでも代用できます。きのこは本しめじやエリンギ以外にも、えのきや舞茸など、冷蔵庫にあるものを使用しても美味しいです。
きのこの焼きナムル
【材料】
- 本しめじ 5~6個
- エリンギ 1本
- 舞茸 1株
- 塩 少々
- Aしょう油 小さじ2
- A白ごま 大さじ2
- Aごま油 大さじ1
【作り方】
- 本しめじとエリンギは食べやすい大きさにカットします。
- 舞茸は小房に分けておきましょう。
- ボウルにAの調味料を入れて混ぜ合わせておきます。
- フライパンにきのこを入れ、火にかけます。
- 塩を少々まぶし、しんなりしたらボウルに取り出しましょう。
- 熱いうちによく混ぜて、味をなじませます。
- 粗熱が取れたら器に盛りつけ完成です。
焼いたきのこに味付けをしたちょっと変わり種のナムルのレシピです。しっかりときのこに火を通すことによって、うまみを引き出して、より味わい深い一品に仕上がります。うまみたっぷりの焼ききのこのナムルは、おつまみとしてだけではなく、子どもから大人まで美味しく食べられます。
きのこ自体が肉厚で食べ応えも抜群なので、ビビンバやラーメンのトッピングにしても満足感大で美味しいです。
本しめじのホイル焼き
本しめじなどのきのこをアルミホイルで包んで、バターを落としてからオーブントースターで焼くだけの簡単レシピです。バターとしょう油の香りが香ばしく、きのこ本来のうまみが凝縮された一品。アレンジでとろけるチーズを入れて、チーズフォンデュ風にしても美味しいです。
また、本しめじが少ない場合はエリンギなどのあっさりとしたした味わいのきのこでかさ増ししても美味しいです。
本しめじのアヒージョ
本しめじを使ったアヒージョのレシピです。肉厚なしめじは食べ応え抜群で、食卓でメイン料理のような存在感を放ちます。しめじの濃厚なうまみがオリーブ油に溶け出しているので、バゲットなどに浸して、最後まで美味しく食べられます。
おすすめの食べ方のひとつに、パスタと和える方法があります。特に細めのパスタとの相性がいいので、大量に作った際にはぜひ試してみてください。
本しめじのクラムチャウダー
あさりなどの貝のだしと、本しめじをはじめとしたきのこのうまみが融合したクラムチャウダーのレシピです。市販のクラムチャウダーのルーを使用すると、より簡単に本格的な味わいになります。お好みで煮込む際に粉チーズやとろけるチーズを加えると、よりコクのある濃厚な味に仕上がります。
しめじはクリーム系の料理に非常によく合います。主食はパンでもおいしいですが、ご飯との相性もバッチリなので、お好みで選びましょう。
本しめじの上手な保存方法
本しめじの保存は冷凍がおすすめ
蒸し暑い! こんな時はキノコ型のチョコアイスなんていかがですか? なーんて。実はこれ『大黒本しめじ』というキノコを冷凍したものなんです。 ジューシーで旨味があり、とても美味しいキノコです。 コロっとした形が可愛いですね♪ pic.twitter.com/DtOHTf9g6h
— きのこのじかん (@kinokonojikan) June 20, 2014
本しめじに限らず、きのこ全般は冷凍保存がおすすめです。きのこは冷凍することによってうまみ成分がアップします。料理をする際も、下処理さえしておけばそのまま使えるので、価格が安い時期にまとめ買いして、冷凍保存をしておきましょう!
本しめじを冷凍保存するポイント
しめじ🍄
— 志恩🐾29Q (@sion_gin) March 10, 2019
どーんと入って200円♪
形状から言って、3本で400円もする、丹波大黒本しめじじゃないのか??
こういう規格外放出、いいよね〜♪
はい、冷凍冷凍!#野菜好き#規格外 #無農薬 #低農薬 pic.twitter.com/OHeoc5j1m3
本しめじを冷凍する際のポイントは、水分を残さないことです。きのこは基本的に水洗いが必要ありませんので、石づきを取ってそのまま冷凍保存しましょう。天然物など、汚れが気になる場合はキッチンペーパーなどで軽くふき取ることをおすすめします。
保存する際はジッパー付きのポリ袋に入れて、冷凍庫に入れておきましょう。本しめじのサイズが大きい場合は、あらかじめ食べやすい大きさにカットしておくと調理の際に便利です。
本しめじの人気レシピまとめ
#朝ごはん #たぬき食堂はじめました
— 高橋由太『ちびねこ亭の思い出ごはん 黒猫と初恋サンドイッチ』4/14発売。よろしくお願いいたします。 (@takahashi3y) November 8, 2019
🔹大黒本しめじの炊き込み玄米ごはん
スーパーで安くなっていた本しめじを贅沢に入れました。
もう終わってしまいそうですが、秋ですから。。。
ちなみに、小さな土鍋なので、たっぷり三膳分くらいの量です。#料理好きな人と繋がりたい #小説家 pic.twitter.com/j7SMlvNqgm
本しめじの種類や特徴をはじめ、人気の簡単レシピや、おすすめの保存方法を紹介しました。本しめじは希少ですが、その分うまみが濃く、非常に美味しいきのこです。もし本しめじが手に入った際には、ぜひ独特の風味と味わいを生かしたレシピで料理を作ってみましょう!