2020年05月16日公開
2024年10月19日更新
ほうれん草カレーの人気レシピ!簡単にルーやカレー粉でインドの味を!
ほうれん草カレーのレシピを紹介します。カレー粉を使った本場インド風ほうれん草カレーのレシピから、ルーを使って簡単に作れる人気レシピまでをまとめました。色鮮やかにするコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ほうれん草カレーのレシピを紹介!
ほうれん草カレー。とても優しい味に仕上がった。また作ろう。 pic.twitter.com/7Pfk0R9bMe
— junring (@junring) May 5, 2020
ほうれん草カレーは風味が良く、鮮やかな緑色が特徴的です。インドでは定番のカレーの1つで、別名サグカレーとも呼ばれます。本来インドでサグカレーは、からし菜を使ったカレーのことですが、日本では青菜全般を使ったカレーを指すことが多いです。最近は日本でも、ほうれん草カレーの人気が高まっています。
ほうれん草は栄養豊富な野菜で、特に鉄分が多く含まれているため、貧血の予防に役立ちます。他にもビタミンCやカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2などの豊富なビタミン類が含まれています。この記事では、ほうれん草カレーの本格的な作り方から、ルーを使った簡単な作り方まで幅広く紹介します。
本場インド風ほうれん草カレーの作り方
材料
【材料】
- ほうれん草:1束
- トマト:1個
- 鶏もも肉:1枚
- ヨーグルト:大さじ1/2
- 玉ねぎ:1個
- バター:20g
- 生クリーム:10ml
- カレー粉:大さじ1
- ガラムマサラ:大さじ1/2
- チリパウダー:少々
- ニンニクチューブ:小さじ1
- 水:200ml
- 塩:適量
- 黒コショウ:適量
作り方
【手順】
- 玉ねぎをみじん切りにします。
- トマトを粗みじん切りにします。
- 鶏もも肉を一口サイズに切り、塩コショウを振ります。
- 3を袋に入れて、ヨーグルトを加えて揉みます。
- 4の袋にカレー粉とガラムマサラを加えます。
- 4の袋ににんにくチューブとチリパウダーを加えます。
- 4の袋をよく揉み、冷蔵庫で30分以上漬け込みます。
- バターで玉ねぎを飴色になるまで炒めます。
- 洗ったほうれん草の根を切って、茹でます。
- 流水でほうれん草の荒熱を取って、水気を絞ります。
- 炒めた玉ねぎに、7の鶏もも肉とタレを加えて炒めます。
- 鶏もも肉に火が通ったら、トマトを加えて炒めます。
- ミキサーでほうれん草と水を混ぜてピューレ状にします。
- ほうれん草ピューレを12に加えて煮込みます。
- 塩で味を調えます。
- 皿に盛り付け、生クリームを加えたら完成です。
こちらのレシピは、ルーを使わずに作る本格的なインド風ほうれん草カレーです。鶏もも肉はよく揉み込んで、下味をしっかりと染み込ませておくと、美味しく仕上がります。本格的なインド風ほうれん草カレーですが、作り方は難しくありません。ぜひ作ってみてください。
作る時のポイント
そうなんだ今日もほうれん草カレーなんだ、、、 pic.twitter.com/Tf7ElDrwQt
— 凛ぺ (@rimpe30) May 13, 2020
ほうれん草カレーの特徴は色鮮やかな緑色です。しかし、ほうれん草の緑色は料理の調理工程で退色しやすいです。そこでほうれん草カレーをよりきれいな緑色に仕上げるコツを紹介します。
まずは他の具材と一緒に炒める前に、ほうれん草単体で茹でることです。茹でる際には少なくともほうれん草の5倍以上の水を沸騰させ、塩分濃度が1.5%前後になるように塩を入れます。完全に水を沸騰させてからほうれん草を入れ、茹でている間は鍋の蓋はしないでください。茹でる時間は1分程度です。そして最後に、素早く冷水で荒熱を取ります。
ほうれん草が緑色である理由は、クロロフィルという成分が含まれているためです。葉緑体とも言います。クロロフィルは熱に弱く、酸性の物質と混ざると濁った暗い色になってしまいます。できるだけ成分を壊さないように調理することによって、鮮やかな緑色を保つことができるのです。
本場インドのカレーは、ルーを使わずにスパイスを組み合わせて作るのが定番です。ですが、慣れていない人が一からスパイスを組合せるのは難しいです。始めはカレー粉を使うとよいでしょう。カレー粉はカレー用に複数のスパイスを併せた香辛料で、カレー以外のレシピでも使われます。
ルーとの違いは、小麦粉や塩や油などが入っていないことです。ルーは調味料で、カレー粉は香辛料です。カレー粉のみでは味が付いたりとろみがつくことはありません。少し風味を変えたい場合には、カレー粉にスパイスを1つか2つ足すと、いつもと違った味わいになります。
おすすめのスパイスはガラムマサラです。ガラムマサラはインドの伝統的なミックススパイスで、カレー粉だけでは少し味が物足りない時に最適です。仕上げのタイミングでガラムマサラを足すと、香りが引き立ちます。辛いカレーが好きな方は、食べる直前にカイエンペッパーを振りかけると、辛さを調節することができます。
ほうれん草カレーの簡単人気レシピ
ルーで作るほうれん草カレー
緑色が鮮やかでコク深い味のほうれん草カレーです。蜂蜜のほのな甘味とレモンの香りが特徴的です。ほうれん草を入れた後は、煮込み過ぎない方がきれいな緑色になります。野菜が中心のレシピですので、カロリーも低いです。カレールーを使って簡単にインド風のほうれん草カレーを楽しめます。
ほうれん草たっぷりのサグカレー
白ワインとスパイスでしっかりと下味をつけた鶏もも肉が絶品です。ブーケガルニの洋風な香りも足され、上品なほうれん草カレーです。カレーをじっくりと寝かせれば、より美味しくなります。見た目は本格的で、味は癖が少なく食べやすい一品です。
チーズをトッピングしたほうれん草カレー
ほうれん草カレーはチーズを加えるとコクが深まり、よりまろやかになります。手軽に使えるとろけるチーズや、癖の少ないモッツァレラチーズ、まろやかなチェダーチーズなど様々なチーズと組み合わせることができます。
このレシピでは玉ねぎもペースト状にしているため、とろっとした舌触りのカレーを楽しめます。ペースト状にした玉ねぎやほうれん草は、フリーザーバッグに入れ冷凍しておくと、1か月程度保存することができます。
簡単に作れるサグチキンカレー
ルーとコンソメだけで味付けできる、簡単で美味しいサグチキンカレーのレシピです。ジャガイモ、トマト、アボカドなど具の種類が豊富です。日本風とインド風の中間くらいのほうれん草カレーです。インドテイストのほうれん草カレーが苦手という人にも、食べやすくなっています。
ほうれん草と豆乳のカレー
このレシピでは、ミキサーなしでほうれん草カレーを作ることができます。ミキサーを使ったほうれん草ペーストとは違った、つぶつぶとしたほうれん草の食感を楽しめます。ガラムマサラの香りで食欲がそそられます。ミキサーで作るほうれん草ペーストに近づけたい場合は、フォークで潰す方法やすり鉢を使ってすり下ろす方法があります。
ほうれん草ココナッツカレー
一風変わった味を楽しめる、ココナッツクリームを使ったほうれん草カレーです。ほうれん草の緑色とココナッツクリームの乳白色が混じり合って、淡い色の緑がきれいです。ココナッツクリームを加えることによってマイルドになります。甘さは控えめのため、子供でも大人でも食べやすい一品です。鶏肉を使っているので、カロリーが抑えられています。
ほうれん草カレーのレシピまとめ
ほうれん草カレーにチーズをとろり😁 pic.twitter.com/tzxJli8Z3L
— エゾバフンウニ (@unix1990) April 18, 2020
本場インド風ほうれん草カレーのレシピから、ルーを使って簡単に作れるレシピまで紹介しました。日本でもほうれん草カレーの人気は高く、大手人気チェーン店のココイチでも定番メニューの1つです。
ほうれん草カレーはスパイスやトッピングによって、色々なバリエーションを楽しむことができます。違いを楽しむのも料理の醍醐味ですので、一度作ってみてください。