そうめんの温かい料理レシピを紹介！つけ汁やつゆを簡単アレンジ！

そうめんは夏だけの食べ物ではありません。そうめんの温かい料理を作れば、1年中楽しめます。寒い時期には、温かいそうめんで心も体も温まりましょう。この記事では、そうめんの温かい料理の簡単人気レシピを紹介していきます。自宅に残っているそうめんを温かい料理で、有効に活用してみてください。

【材料】

• そうめん…150g
• 豚バラ薄切り…150g
• 塩コショウ…少々
• サラダ油…小さじ1
• おろしにんにく…小さじ1/4
• 牛乳…大さじ4

• 塩…小さじ2/3
• 鶏ガラスープの素…小さじ1/2
• 水…600cc

• 紅生姜…適量
• 細ねぎ…適量
• 白いりごま…適量
• コショウ…適量

1. 豚バラ薄切りは、食べやすい大きさに切る。
2. 1に塩コショウを振っておく。
3. 鍋にサラダ油をひき、2とおろしにんにくを中火で炒める。
4. 豚バラに火が通ったら、Aを加え、煮立たせる。
5. 蓋をして弱火で10分煮る。
6. 牛乳を加え、沸騰直前まで加熱する。
7. 別の鍋にお湯を沸かし、そうめんを袋の表示時間通りに茹でる。
8. 取り出して、流水で洗ってぬめりをとる。
9. 器に、8と6を盛りつけ、Bをのせる。

温かいそうめんの代表である「にゅうめん」を、とんこつラーメン風にアレンジしたレシピです。牛乳は沸騰させると一気に泡が出てきて、吹きこぼれます。小さな泡が出てきたタイミングで、火を止めてください。危険ですので、牛乳を加熱している時には、目を離さないようにしましょう。

【材料】

• そうめん…1人分（約100g）
• ハーブ（ディルとバジル）…お好みで
• オリーブオイル…適量

• パプリカパウダー…小さじ1
• 豆乳…300cc

1. 鍋にAを入れて、撹拌して火にかける。
2. 同時に、別の鍋でそうめんを茹でる。
3. そうめんを取り出し、水洗いする。
4. 1が沸騰したら、3を入れて一煮立ちさせる。
5. 器に盛りつけ、ハーブをのせて、オリーブオイルを回しかける。

パプリカパウダーを使用することで、赤い彩りと味に深みが加わります。パプリカパウダーは甘みのある香りが特徴のスパイスで、日本では辛味がないものが一般的です。海外には辛いパプリカパウダーもありますので、注意してください。ちなみに、野菜として流通しているパプリカとは品種が違います。

最後にのせるハーブは、自由に組み合わせて構いません。洋風の温かいそうめんを楽しんでみてください。

【材料】

• そうめん…100g
• にんにく…1片
• 卵…1個
• 小ねぎ…適量

• 酒…小さじ2
• みりん…小さじ2
• 白だし…大さじ1.5
• ごま油…大さじ1

1. にんにくをみじん切りにしておく。
2. どんぶりに、1とAを入れる。
3. どんぶりのまま、ラップをせずにレンジで加熱する。（600wで1分30秒、500wで1分50秒）
4. 固めに茹でたそうめんを3に入れて、混ぜる。
5. そうめんの真ん中にくぼみを作り、卵黄をのせる。
6. お好みで、小ねぎをかける。

そうめんは、茹でたての温かい状態でどんぶりに入れているので、温かい油そばのようになります。「塩油そうめん」という名前ですが、塩は使っていません。白だしの塩分を利用しています。白だしを使用することで、だしの旨味も味わえます。

食べる時には、卵黄をしっかりと絡めましょう。ちょい足しとして、ラー油やブラックペッパー、レモン汁を加えると味の変化が楽しめます。

【材料】

• そうめん…1束
• ごま油…小さじ1
• 豚肉…50g
• 舞茸…30g
• たけのこ水煮…100g
• 水溶き片栗粉…適量
• 卵…1個
• ねぎ…適量
• ラー油…適量

• 生姜…1g
• しょうゆ…小さじ1
• 酢…大さじ3
• 水…200g
• 砂糖…小さじ1

1. そうめんを茹でておく。
2. フライパンにごま油をひき、豚肉を焼く。
3. 豚肉に火が通ったら、舞茸とたけのこの水煮を加えて炒める。
4. Aを入れて混ぜたら、水溶き片栗粉を加えて軽く混ぜる。
5. 卵は溶いてから加える。
6. 卵が半熟になったら、火を止める。
7. 器に1を入れ、その上に6をのせる。
8. 最後にねぎをのせ、ラー油をかける。

そうめんは湯切りをしただけの温かい状態でも、水洗いをした状態でも構いません。酸辣湯は温かい状態でかけ、混ぜ合わせて食べるので、温かいそうめんが味わえます。酢の酸味とラー油の辛味で、疲れている時や食欲がない時にもおすすめです。

【材料】

• そうめん…100g
• 卵…2個
• ベーコン…50g
• オリーブオイル…小さじ2
• コンソメ…小さじ1

• 粉チーズ…適量
• ブラックペッパー…適量
• パセリ…適量

1. フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコンを炒める。
2. そうめんは硬めに茹でて、湯切りする。
3. ボールに、2と卵1個とコンソメを入れてよく混ぜる。
4. 器に3入れ、1を盛りつけ、真ん中に卵黄をのせる。
5. Aもかける。

茹でたての温かいそうめんに卵を絡めることで、半熟になり濃厚なソースになります。また、食べる直前に卵黄も絡めるので、さらに濃厚な味わいになります。

【材料】

• そうめん…1束半
• 鯖缶（しょうゆ）…1缶（90g）
• 木の芽…適量

• だし…1/2カップ
• 砂糖…小さじ2
• しょうゆ…大さじ1

1. 鯖缶の鯖をアルミホイルに並べ、グリルで焼き、表面に焦げ目をつける。
2. そうめんは硬めに茹でて、氷水でしっかりと洗う。
3. 鍋にAと鯖缶の煮汁を入れて加熱する。
4. 煮立ってきたら、2を入れて、そうめんに味を染み込ませるまで炊く。
5. 器にそうめんを入れ、1を盛りつけて、煮汁もかける。
6. 木の芽をのせる。

滋賀県長浜の郷土料理である焼き鯖そうめんを、鯖缶でアレンジしたレシピです。鯖の旨味をそうめんに染み込ませることがポイントです。麺にまで旨味が染み込んだ温かい焼き鯖そうめんを、長浜ではおかずとして食べることもあります。そうめんを茹でる時に、半分ずつ輪ゴムや木綿糸で止めると、きれいに盛りつけることができます。

器に盛りつけた後に、縛っていた部分をはさみなどで切りましょう。切る際には、そうめんは温かい状態ですので、やけどに注意してください。

温かいつけ麺スタイルのアレンジレシピです。そうめんは冷たく、つけ汁は温かい状態です。豚肉と野菜の旨味が溶け出した温かいつゆまで、飲むことができます。つけ汁は徐々に薄くなっていきますので、具材とつゆを追加しながら食べてください。

【材料】

• そうめん…1束
• 豚薄切り肉…50g
• 卵…1個
• なす…1/2本
• ねぎ…1/2本
• ミニトマト…3個
• えのき…3/4パック
• オリーブオイル…小さじ2
• にんにく（すりおろし）…少々

• カレー粉…小さじ1
• しょうゆ…小さじ1

1. フライパンに水を入れて沸かす。
2. 豚肉は食べやすい大きさに切る。
3. なす、長ねぎは斜め薄切りにする。
4. えのきは軸を切り落とし、手でほぐす。
5. ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。
6. 卵を割りほぐしておく。
7. 1にそうめんと2を入れて、茹でる。
8. ざるで、湯切りをする。
9. フライパンにオリーブオイルをひき、溶き卵を半熟になるまで炒める。
10. 炒めた卵をボウルにあけておく。
11. フライパンににんにくとオリーブオイルを入れて、火にかける。
12. 長ねぎ、なすを加えて炒める。
13. 全体に油が回ったら、えのきも加えて炒める。
14. しんなりしたら、ミニトマトと8も加えて炒める。
15. Aを入れて、混ぜ合わせる。
16. 9を入れて、ひと混ぜする。

そうめん1束では物足りない時には、えのきを多めに入れると良いでしょう。えのきはローカロリーで、食物繊維が豊富です。温かい料理は冷えの解消にもなり、女性には魅力的なレシピです。調味料を入れる際に、ナンプラーも一緒に入れて炒めても良いです。エスニックのような味が楽しめます。

納豆は炒めることで、臭みが消え、苦手な人も食べやすくなります。納豆に付いているタレとめんつゆを使っていますが、薄めの味付けです。挽肉と納豆の旨味を感じられるため、納豆が好きな人は薄味でも大丈夫でしょう。濃いめの味付けが好きな人は調整してください。

温かい料理のメリットは、野菜も多く食べられることです。お好みの野菜を一緒に炒めて、栄養もしっかりと摂取しましょう。

そうめんの温かい料理の人気レシピを紹介しました。そうめんは茹で時間が短いので、簡単に済ませたい昼食や夜食にもおすすめです。また、クセがないので、応用しやすい食材です。温かい料理にも簡単にアレンジできます。冷たいそうめんしか食べたことのない人も、ぜひ温かい料理に挑戦してください。

この記事で紹介したそうめんの温かい料理の人気レシピを、献立の参考にしてみてください。夏に食べ切れなかったそうめんを無駄にせず、温かいそうめんを楽しみましょう！