2020年05月04日公開
2024年10月19日更新
ぶりの塩焼きの基本の作り方!一緒に食べたい付け合わせレシピも!
ぶりの塩焼きの基本レシピについて説明します。また、ぶりの塩焼きを美味しく作るポイントや、簡単に作る方法も紹介します。ぶりの塩焼きと相性の良い副菜も、簡単に作れる人気レシピを挙げていますので、ぜひ参考にしてください。
ぶりの塩焼きのレシピを紹介!
ぶりは12月から2月の厳寒期に旬を迎えます。春の産卵に備えて盛んにエサを食べるので、脂が乗って美味しくなります。旬のぶりは、ぶりの照り焼きやぶり大根などでよく食べられます。しかし、ぶりのもつ旨みをシンプルに味わうなら、ぶりの塩焼きがおすすめです。
切り身以外のかまやあらといった部分も、塩焼きで美味しく食べることができます。この記事では、ぶりの塩焼きの基本レシピや美味しく作るポイントについて説明します。また、ぶりの塩焼きとピッタリの付け合わせ料理の簡単人気レシピを紹介します。
ぶりの塩焼きの基本レシピ
ぶりの塩焼きの作り方
【材料(2人分)】
- ぶり(かま、もしくは切り身)…2切れ
- 粗塩…適量
- 大根おろし…適宜
- かぼす…適宜
- しょうゆ…適宜
【手順】
- ぶりのかまの場合は、ヒレ、内臓、血合い、薄皮をハサミで取り除きます。
- くさみ抜きの為、全体に粗塩をふり、約20分後、洗い流します。
- ペーパータオルで水気を丁寧に拭き取ります。
- 味付け用の粗塩を全体にふりかけます。
- 魚焼きグリルにアルミホイルを敷き、中火で20~30分焼きます。
- 途中で焼き色を見て、裏返します。
- 器に盛り付け、大根おろし・かぼす・しょうゆを添えます。
手順3でブリから出た水分を、キッチンペーパーで丁寧に拭き取ることで生臭さを抑えることが可能です。両面焼きのグリルの場合は、予め温めた網にサラダ油を薄く塗ることで、ぶりと網をくっつくのを防げます。大根おろしにしょうゆをかけたものを添えて、美味しく食べてください。
美味しく作るポイント
ぶりの塩焼きを美味しく作るポイントについて、食材選びと作り方の2つの観点から紹介します。一つ目になる食材選びのポイントは、白身部分が白っぽいものを選ぶことです。その理由として、脂のりがとても良い点が挙げられます。また、血合い部分が茶褐色のものは鮮度が落ちているため、鮮やかな色合いになっているかもチェックしましょう。
二つ目になる作り方のポイントは、1時間ほど前に塩を振っておくことです。塩を振ることで、ぶりの中の水分が臭みと共に表面に出てきます。ただし、ぶりは脂質の多い魚ですので、その効果を得るのに時間がかかります。ぶりの塩焼きは、下ごしらえで臭みをしっかり取ることで美味しくなります。1時間前には下ごしらえをしておきましょう。
ぶりの塩焼きをフライパンで作る場合
ぶりの塩焼きには、魚焼きグリルを使用しますが、フライパンやオーブントースターで簡単にすることも可能です。例として、フライパンを使用する手順を説明します。中火で熱したフライパンに小さじ1のサラダ油をひき、両面こんがりと焼けるまで7分程焼きます。白ごはんとお味噌汁を添えて、朝ごはんに食べてみてください。
また、ぶりの塩焼きは洋風アレンジが可能です。まず、中火で熱したフライパンで、ニンニクとオリーブオイルと共に塩焼きします。その後、白ワインと共に蒸し焼きにして完成です。タイムやトマトを添えて、ハーブが香るぶりの洋風塩焼きも試してください。
ぶりの塩焼きに合う簡単人気レシピ
肉じゃが
【材料】
- じゃがいも…2個
- 玉ねぎ…1/2個
- にんじん…1/2本
- 豚こま切れ肉…150g
- 酒…大さじ2
- みりん…大さじ1
- 醤油…大さじ2強
- 砂糖…大さじ1
【手順】
- じゃがいもと人参を小さめの一口大に切ります。
- 玉ねぎは薄切りに、豚肉は食べやすい大きさに切ります。
- 耐熱ボウルに手順1,2の食材を入れ、酒、みりん、醤油、砂糖を入れます。
- ラップをかけて600Wのレンジで10分加熱します。
- 全体をよく混ぜて、そのまま冷まして完成です。
食材を混ぜ合わせて、電子レンジで温めるだけの簡単人気レシピです。一度冷ますと、煮込んだかのように味が染みます。ぶりの塩焼きの付け合わせ定番メニューです。
揚げ出し豆腐
【材料】
- 豆腐…1丁
- 片栗粉(豆腐用)…大さじ3.5
- サラダ油…大さじ2
- しめじ…1/2パック
- 水…150cc
- 醤油…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- みりん…大さじ1/2
- かつおだしの素…小さじ1/2
- 片栗粉(しめじ用)…小さじ2
【手順】
- 豆腐の水気をキッチンペーパーでふき取り、4等分に切ります。
- 豆腐の表面全体に片栗粉をしっかりまぶします。
- 豆腐をフライパンにのせて、サラダ油を入れます。
- 焼き色がついたら豆腐をひっくり返し、6面で合計10分ほど揚げ焼きします。
- キッチンペーパーをのせたお皿に取り出します。
- 小鍋に、しめじ、水、醤油、砂糖、みりん、かつおだしの素、片栗粉を入れます。
- 片栗粉を完全に溶かした後、中火にかけます。
- とろみをつけながら2分程度しめじに火を通し、豆腐にかけます。
豆腐の水切りが不要な簡単人気レシピです。フライパンで豆腐の水分を飛ばしながら、10分程度かけて揚げ焼きするとカリカリに仕上がります。ぶりの塩焼きに相性の良い定番メニューです。
なすの田楽
【材料】
- 米ナス…1本
- 味噌…大さじ3
- 砂糖…大さじ2
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
- ほんだし…小さじ1/2
- ごま油…大さじ2
- 生姜チューブ…5cm
- 大葉(千切り)…2~3枚
- 白ごま…適量
【手順】
- 小鍋を使って、味噌に砂糖とみりん、酒、ほんだしを入れます。
- 弱火でとろみがつくまで煮詰めます。
- なすの頭を切り落とし、縦半分に切ります。
- なすの皮に沿って切り込みを入れます。
- なすの内側に格子状の切り込みを入れます。
- なすにラップをかけ、500Wのレンジで4分加熱します。
- フライパンを温めごま油を引き、中火でなすに焼き目をつけます。
- なすを器に盛って、手順2の味噌を塗ります。
- 味噌の上に薬味をトッピングして、完成です。
油で焼いたなすに、甘い田楽味噌をかけた簡単人気レシピです。味噌が焦げないように絶えずかき混ぜて、とろみがつくまで煮詰めるのがポイントになります。ぶりの塩焼きの付け合わせに最適です。
豚汁
【材料】
- 豚バラ肉…200g
- とうふ…半丁
- 大根…5cm
- にんじん…5cm
- ごぼう…半分
- 里芋…2こ
- 長ネギ…半分
- こんにゃく…130g
- 水…1000cc
- ほんだし…4g
- 味噌…大さじ2
【手順】
- 大根と人参はいちょう切りに、里芋は乱切りに、こんにゃくは短冊切りにします。
- ごぼうはささがきにカットします。
- 手順1,2の食材と水を鍋に入れて火をつけます。
- ほんだしを入れて、沸騰するまでふたをします。
- 豚バラ肉を入れます。
- 野菜が柔らかくなるまで煮ます。灰汁は適宜、取り除きます。
- 野菜が煮えてきたら、豆腐を入れます。
- 味噌を入れます。
- ネギのみじん切りを入れて完成です。
食材と調味料を入れて煮るだけの簡単人気レシピです。ぶりの塩焼きは味がシンプルですので、ボリューム感のある汁物があると、献立のバランスがとても良いです。
唐揚げ
【材料】
- 鶏もも肉…1枚
- 醤油…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 胡麻油…小さじ1
- 塩…少々
- 胡椒…少々
- にんにく…1片
- しょうが…1片
- 片栗粉…適量
- 揚げ油…適量
【手順】
- 鶏肉はひと口大に切って、ボウルに入れます。
- 調味料を全て入れて、30分程度おきます。
- ボウルに片栗粉を大さじ1入れて、調味料と共によくもみます。
- 片栗粉を入れたバットに鶏肉を置き、更にしっかりとまぶします。
- フライパンに油を1cm程度の深さで入れて、約160度の温度で4分程度揚げます。
- 鶏肉を裏返して2分程度揚げます。
- 少し火を強めてフライパンを傾け、全体に油がかかるように揚げます。
- キッチンペーパーでしっかりと油を切って完成です。
フライパンを使って油の量を抑えた簡単人気レシピです。揚げている時にあまりお肉を動かさないことがポイントになります。ぶりの塩焼きだけではおかずが物足りない方に、ボリューム感のある唐揚げはおすすめです。
冷しゃぶサラダ
【材料】
- 豚もも肉…180g
- もやし…1袋
- 大葉…10枚
- ポン酢…大さじ5
- ゆずこしょう…少々
- ごま油…少々
【手順】
- 沸騰したお湯にもやしを入れます。
- 豚肉を1枚ずつ入れていきます。
- 豚肉の色が白くなった後、ザルにあげ、冷たくなるまで水で洗います。
- 水をよく絞り、ボウルにあげます。
- 千切りにした大葉をボウルに入れます。
- ポン酢、ゆずこしょう、ごま油をよく混ぜ、ボウルに入れます。
- 調味料と食材をよく混ぜて完成です。
もやしと豚肉を一緒に茹でることで、時間を短縮できる簡単人気レシピです。豚肉が丸く固まらないように、1枚ずつ開きながら入れていくことがポイントです。ぶりの塩焼きの付け合わせにぴったりのサラダです。
ぶりの塩焼きのレシピまとめ
樹の恵
— しゅんちゃん (@kawanosyunya) March 12, 2020
ぶりの塩焼き pic.twitter.com/l3l6y5JaEQ
ぶりの旨みを存分に味わうには、シンプルな塩焼きがおすすめです。ぶりの塩焼きの基本的な作り方や、美味しく作るためのコツを説明しました。また、ぶりの塩焼きと一緒に食べたい付け合わせ料理のレシピも含め、ぶりの塩焼きの全般が分かるように紹介しました。白ごはんと味噌汁と共に、ぶりの塩焼きを堪能してみてください。