山形の鳥中華！そばつゆベースのスープにラーメンとは？レシピも紹介！

山形のご当地グルメといわれているラーメンの鳥中華について調べていきます。鳥中華はTV番組でも紹介されたほどの人気メニューです。その鳥中華が、お取り寄せできるのかどうかを調査していきます。

鳥中華発祥の地は、山形県の天童市にある手打ち水車生そばといわれています。元来、鳥中華は賄い料理として調理されたものでした。その賄い料理である鳥中華の美味しさが近隣の人々に知れ渡り、裏メニューとなって一般客に提供されるようになりました。

その後、多くの人にその美味しさが伝わったことから全国的に有名になりました。鳥中華の特徴は蕎麦のつゆに使用される和風スープです。そこに中華麺を入れて鶏肉や天かす、海苔などを盛り合わせて完成です。

鳥中華はとんねるずのテレビ番組でも紹介されました。番組のプロデューサーが1日に1000杯以上も売れるという蕎麦屋を訪れ、甘みのある鳥中華を堪能したものです。プロデューサーも、「めちゃくちゃ美味しい」とコメントしています。

山形の鳥中華は通販サイトで取り寄せが可能です。他にも山形で鳥中華を食べられるお店の公式サイトからも購入できます。販売されている鳥中華の形式は各通販サイトによって異なるので、確認してから購入してください。

販売されている鳥中華は生麺や乾麺などがあり、付属している具材にも違いがあります。値段にも違いがありますので、通販サイトや公式サイトで確認してから購入することをおすすめします。

最初に紹介するのは山形鳥中華発祥の店、水車生そばです。山形鳥中華の歴史はこの店から始まったといっても過言ではありません。この店は創業から120年を超える蕎麦の老舗であり、鳥中華の元祖です。山形鳥中華そばの人気店ランキングでは上位の常連として必ず名前が出ます。それほど、山形では有名な鳥中華そばの名店です。

スープの味は黒胡椒がきいた力強いもので、スープというより出汁と呼ぶ方がふさわしいかもしれません。ここの蕎麦は100%そば粉を使用しています。また、昔ながらの製法である石臼で製粉されたそば粉は熱せられても味を損なわず、喉越しのよい麺ができあがります。

石臼で製粉しているのは山形県でもこの店を含めて数件しかないそうです。

山形県の鳥中華そばはこの店が発祥と言われており、鳥中華自体も40年の歴史があります。水車生そばのラーメンは元祖鳥中華というメニュー名で値段は780円です。具は鶏肉、ネギ、ノリというシンプルな構成で出汁の良さを引き立てます。あっさりした出汁ですが味は黒胡椒が効いていて力強さがあります。

元々ここの鳥中華は蕎麦屋の賄い食であり、蕎麦の出汁でラーメンの麺を食べていたところ人気を呼び、多くの人へ出すようになったということです。

続いて紹介するのは冷やした鳥中華が食べられる、そば処㐂むらです。店内の雰囲気は明るく、清潔感があり、女性客でも気軽に入れます。蕎麦屋ですがチャーシュー麺など蕎麦出汁ベースのラーメンもメニューにあります。小さいお子さんを連れた家族も多いのが店の特徴です。それだけ入りやすい店舗のようです。

そば処㐂むらの鳥中華は820円という値段です。スープは熱々で、ほのかに香る鰹出汁の香りが食欲を誘います。麺やスープが隠れてしまうほどの膨大なネギとごぼうが特徴の鳥中華ラーメンで、スープは甘めに仕上げられています。サクサクした揚げ玉の歯ごたえも良く、しかも油玉が油臭くなくすっきりした味わいの鳥中華です。

麺はウェーブがかかった縮れ麺で、出汁によく絡みます。中華麺ですが蕎麦を食べているかのような喉越しです。また、夏にも楽しめる冷やし鳥中華もあります。鳥中華だけではなく親子丼などのどんぶり系も充実しているので、ラーメンとセットで食べられます。

そば処一庵は山形の中でも特にさっぱりした鳥中華を出すことで有名な店です。このお店は山形県天童市の人気店で肉そばが有名で、鳥中華そばも人気があります。店へのアクセス方法は大きくわけて3つあります。天童南駅からは歩いて10分の良アクセスなエリアに店があるのも客が多い要因でしょう。

店内は暖かさを感じさせる木造で、テーブル席には友達同士の客や家族、カウンター席にはそば通の常連が座っています。様々な客に愛されているお店です。

そば処一庵のとりそばは季節に関係なく食べられるのが良いところです。なぜかというと、この店の鳥中華は温かいラーメン、冷たいラーメンと二通り注文できるからです。温・冷共に750円で、甘口のスープに中華麺がなじみ、食べごたえのある鶏肉がとても美味しく大食の人も満足できます。

また、この店のラーメンは子供でも食べやすい甘さですから、幼い子連れの客にも好評なようです。醤油ベースの出汁ですのであっさりしており、飽きがきませんのでリピート率が高いことでも有名なおすすめの鳥中華です。

ここはゆっくりと静かな店内で鳥中華を味わいたい方にはちょうどよい店です。外観は一見、鳥中華の店とは思えない、おしゃれなカフェ風になっています。店内のテーブルやチェアなどは温もりのある木製で、シンプルにレイアウトされています。

また、店内を照らしている柔らかい光を放つ照明や間接照明の効果によって、落ち着いた佇まいを感じられます。肉そば鳥中華ざぶんはJR奥羽本線、北山形駅西口から徒歩で19分のところにあります。

ざぶんの鳥中華は比較的安めの750円という値段です。この店の鳥中華には熱いものと冷たいものがあり、季節や気温によって選ぶことができます。暑い時期には冷たい鳥中華、寒い時期には暑い鳥中華を楽しめます。どちらも、あっさりとした甘みの和風だしスープで油っぽさも少なめです。

そして、麺は特有の黄色っぽいコシのある太麺で食べごたえがあります。薄くスライスした鶏肉をトッピングしており、鶏油と揚げ玉がスープのコクを引き立て、みつばと海苔の香りが食欲をそそる1杯です。

山形には個性的な鳥中華を食べさせてくれる店が多くありますが、寿々喜そば屋の鳥中華は具だくさんな鳥中華が愉しめることで有名です。また、大きな駐車場を第2第3と完備しているので、大人数の客に対応できます。夏場などは家族連れも多く、名物の流しそうめんを楽しめるよう工夫されています。

寿々喜そば屋の鳥中華は800円という比較的安い値段です。熱々で大きめの和風丼にネギが盛りだくさんなのが寿々喜そば屋の特徴です。甘しょっぱいゴボウと鳥出汁にシャキシャキ大盛りのネギが合わさった1杯です。

また、出汁は鶏の旨味が溶け込んだ甘辛です。麺の形状は縮れのある中麺で、スープのとろみとあいまってよく絡みます。柔らかな鶏肉とは相反して歯応えのある千切りのゴボウやニンジンも味わうことができます。

栄屋分店はボリューム満点の鳥中華を出してくれることに定評があります。この店は山形市の本町に構えている栄屋本店から暖簾分けされた店です。店の場所は北山口駅から降りてすぐの近場にあります。

しかし、お店の営業時間が午前11:30～午後18:00で、この店はスープが無くなり次第お店を閉めますので注意しましょう。ラーメンのメニューでは山形のご当地グルメ鳥中華はもちろんのこと、冷やしラーメンやワンタン麵などが美味しく味わえます。

栄屋分店の鳥中華は800円で食べることができます。ベースとなるスープは甘みのある和風味に仕上がっています。そこに中細麺や水菜などがあわさり、鶏の旨味を堪能できる1杯です。トッピングの水菜ですがボリュームの凄さに圧倒されるほどです。しかし、野菜をたっぷり味わえるヘルシーラーメンとしても女性に人気があります

最後に紹介する店は山形県外からも来客が多い屈指の人気店、栄屋本店です。店の最寄り駅は山形駅で、そこから下車して、徒歩約15分です。また、山形駅から栄屋本店経由のバスがたくさん発車されているので、それを利用しても良いでしょう。

栄屋本店には専用駐車場があるのですが、スペースが4台と少なめのですので満車になっている可能性があります。山形には鳥中華以外にも冷やしラーメンという人気メニューがあります。その冷やしラーメンの発祥のお店が栄屋本店といわれていて、山形県外からの来訪者が多いようです。この冷やしラーメンは年中食べるができます。

栄屋本店の鳥中華は800円です。ベースとなるスープは甘みが少し強めですが、そばつゆのような風味を愉しむことができます。そして、太麺がスープと絡みボリュームのある1杯となっています。トッピングは鶏肉以外にもシナチクや揚げ玉、海苔が入っていて旨味が凝縮されて味わいぶかいです。

山形鳥中華ラーメンはお土産や通信販売など、自宅でも愉しむことができます。自宅でも、お店のおすすめトッピングや他の具材を使って本場の味を美味しくいただくことができるのです。ここではそのレシピと作り方のコツを紹介します。

【材料】

• 具入りスープ袋詰め：適量
• 鶏肉：適量
• ナルト：適量
• 麺：適量：適量
• 鶏節：適量

• ネギ：適量
• 水菜：適量
• ブラックペッパー：適量

この山形鳥中華レシピは鶏節が特別で、ここでしか味わえないものです。お店のおすすめトッピングは基本的なものを用意します。まず、ネギ、水菜、ブラックペッパーをボールの中で軽く和えておきます。

【作り方】

1. 具入りスープの湯煎をします。
2. たっぷりの鍋を用意し沸騰させます。
3. 沸騰させたお湯の中に具入りスープの袋をそのまま切らずに入れます。
4. 8～10程度温めます。
5. たっぷりの沸騰した湯に麺を袋から取り出しゆっくり鍋の中にいれます。
6. 麺が切れやすいので、鍋にくっつかないようやさしく菜箸でかき混ぜます。
7. 茹で上がったら麺をザルで湯切りをします。
8. 温めたスープを具とスープに分け、スープは丼に、具は別の皿にとっておきます。
9. 湯切りした麺を丼に入れます。
10. スープから取り出した具を並べ、トッピングと鶏節を最後にのせれば完成です。

作り方のなかで注意しなければいけないことは茹で上がった後、麺をザルで湯切りするときに大変熱いので気を付けるようにしましょう。

山形鳥中華を家庭で作るときのポイントは麺をより美味しく茹でるために、できるだけたっぷりのお湯を用意することです。次に丼へお湯を入れて温めておくと、店のような熱々の麺を美味しくいただけます。また、トッピングは今回のおすすめを参考に、具材を考えアレンジするとさらに美味しく愉しめます。

山形県には蕎麦を進化させたといっても過言ではない鳥中華というジャンルのラーメンがあります。今や山形の名物として誇れる美味しさですので、まだ鳥中華を食べたことのない方は本記事を参考にして食べてみてください。店舗で食べるのも美味しいですが、通販で材料を取り寄せて自分で作ってみるのもおすすめです。