2020年04月17日公開
2024年10月17日更新
ポキの人気レシピ!定番の丼からアボカドやサーモンとのアレンジも!
ポキの人気レシピを大公開!ポキ丼の基本レシピをはじめ、サーモンとアボカドのポキや韓国風ポキなどバラエティ豊かなレシピを集めました。ぜひ自宅でポキを手作りして南国のハワイアン気分を味わってみてください。
ポキとは?
ハワイの定番料理、ポキを知っているでしょうか?ポキは魚介の切り身を玉ねぎや調味料などで和えたハワイのおつまみです。本記事ではポキの人気レシピを紹介します。定番のサーモンポキからボリューミーな丼まで気になるレシピが盛りだくさんです。ぜひ本場の作り方をマスターして自宅でもハワイ料理を楽しんでみてください。
ハワイの伝統料理
~本日のおつまみ~
— BERG_SHINJUKU (@BERG_SHINJUKU) November 1, 2012
「マグロとアボカドのpoke(ポキ)サラダ」
マグロをオニオンやごま油と和えたハワイの伝統料理「poke」のサラダです🎶 pic.twitter.com/VDBH7rqF
ポキは魚介の刺身をひと口大に切り、海藻や香味野菜、醤油ベースのタレなどに漬け込んだハワイの伝統料理です。日本でいう刺身の漬けに似ており、その食べやすさからも大変人気があります。ハワイ料理といっても使用する材料は身近な食材ばかりなので、意外と簡単に手作りできるのが嬉しいところです。
ポキの意味
《アヒポキ》
— SANTA no SHIPPO (@SANTAnoSHIPPO) May 19, 2016
「アヒ」はハワイ語でマグロ🐟
「ポキ」はハワイ語で小さく切る🔪
という意味です。
ハワイ伝統料理の1つで日本で言うと“漬け”のようなものです!
お酒のおつまみにうってつけです🍻 pic.twitter.com/ZvaW6vV3a8
ポキ(POKE)はハワイ語で魚をスライスする、細かく切るという意味を持つ言葉です。もともとハワイには生魚を食べる習慣があり、昔から塩で味付けした魚の切身を海藻などと一緒に食していました。
それが19世紀ごろに日本人が大量に移民するようになり、また他国の食材がいろいろと入るようになったことで現在のポキが生まれたといわれています。ポキはハワイと多文化の交流から誕生した料理だと言えるかもしれません。
定番「ポキ丼」の基本レシピ
ポキを使った定番料理にポキ丼があります。ハワイではポキボウル(POKE BOWL)という名前で親しまれており、その名通りご飯の上にポキをのせたボリュームのある丼ぶりです。ここでは基本となるポキ丼の人気レシピを紹介します。
ポキ丼の材料
- マグロ:150g
- サーモン:150g
- アボカド:1/2個
- 卵黄:1個
- みりん:小さじ2
- 砂糖:小さじ1/2
- 醤油:大さじ1
- ごま油:小さじ1
- 白ごま:小さじ1
- ご飯:1杯
マグロ、サーモン、アボカドを使った定番のポキ丼です。みりんのアルコール分が気になる場合は加熱してアルコールを飛ばしてから使うとよいでしょう。卵黄はなくても温泉卵でアレンジしても美味しくいただけます。
ポキ丼の作り方
オカノ'sキッチン
— オカノ (@ydk_neet) April 12, 2020
初めてのポキ丼(漬けマグロとサーモンとアボカド)
見えないけど下にたまねぎ隠れてます
初めてにしては上手く出来ました#オカノズキッチン pic.twitter.com/PF6tQZyqxx
- マグロ、サーモン、アボカドは角切りにします。
- ボウルにみりん、砂糖、醤油、ごま油、白ごまを入れ、混ぜ合わせます。
- 2のボウルにマグロ、サーモンを加えて混ぜ、ラップをして10分置きます。
- 3にアボカドを加えて混ぜ合わせます。
- ご飯の上に4を盛り、漬け込んだタレをまわしかけます。
- 中央に卵黄をのせたら完成です。
材料をカットしてタレに漬け込み、ご飯の上にのせるというのが基本的なポキ丼の作り方です。お好みでご飯の上にふりかけをかけたりポキに海藻や玉ねぎを混ぜ合わせたりすると、より本場の味わいに近づきます。
ポキを美味しく作るポイント
昨日のお昼食べてから何も食べてなかったのでポキ丼作った pic.twitter.com/Zs3qcui7SX
— Natsumi (@0805_aaaun) March 28, 2020
ポキ丼はタレの塩分が美味しさを左右します。漬けダレが濃すぎると刺身の風味が落ち、魚の旨みが損なわれてしまいます。初めて作る方はまず基本のタレをマスターし、慣れてきたらいろいろとアレンジを楽しみましょう。ポキは漬け込み時間も重要なポイントとなります。目安は10分ほどで長く漬けるとやはり風味が悪くなるため注意が必要です。
ポキの人気アレンジレシピ【サーモン】
サーモンとアボカドのおつまみ風ポキ
【材料】
- サーモン(刺身用柵):100g
- アボカド:1/2個
- レモン汁:小さじ1
- A醤油:大さじ1
- Aみりん:大さじ1/2
- Aラー油:小さじ1/2
- 韓国海苔:6枚
- 小ねぎ:適量
【作り方】
- アボカドは種を取って皮をむき、1cm角に切ります。
- 1をボウルに入れ、レモン汁をかけます。
- サーモンは1cm角に切ります。
- 別のボウルにAの材料を入れて混ぜます。
- 4に2、3を加えて混ぜ、ラップをして冷蔵庫で15分漬け込みます。
- 汁気を切って皿に盛り付け、韓国海苔を添えます。
- 小ねぎをトッピングしたら完成です。
お酒のおつまみにぴったりなサーモンとアボカドのポキです。ラー油のピリリとした辛さと韓国海苔の風味でお酒がどんどん進みます。変色を防ぐため、アボカドにレモン汁をかけるのがポイントです。
サーモンのポキ丼
【材料】
- ご飯:2杯分
- サーモン(刺身用):200g
- 玉ねぎ:1/4個
- ふのり:少々
- 小ねぎ:3本
- レモン(スライス):2枚
- Aサラダ油:大さじ1
- Aレモン汁:大さじ1
- A塩:少々
- Aこしょう:少々
- A醤油:大さじ1/2
- Aチリパウダー:少々
【作り方】
- ふのりは水に5分浸けて戻します。
- サーモンはぶつ切りにします。
- 玉ねぎはみじん切りにして水に2分さらし、かたく絞ります。
- 小ねぎは小口切りにします。
- ボウルにサーモン、ふのり、小ねぎ、玉ねぎ、Aの材料を入れて混ぜます。
- 丼ぶりにご飯を盛り、5をのせてレモンを添えたら完成です。
サーモンにふのりと玉ねぎを合わせた本格派の一皿です。少量のチリパウダーを加えることでいつものポキがスパイシーな味わいに仕上がります。海藻の香りと辛さが絶妙にマッチしていてご飯がパクパク食べられます。
コストコサーモンのポキ
【材料】
- 刺身用生アトランティックサーモンフィレ(コストコ):適量
- 玉ねぎ:1/2個
- A醤油:大さじ2
- Aみりん:大さじ1と1/2
- Aごま油:大さじ1
- Aにんにくチューブ:適量
- 海苔:適量
- ご飯:適量
- 白いりごま:適量
【作り方】
- サーモンはひと口大に切ります。
- Aの材料は混ぜ合わせます。
- サーモンを2の中に入れて混ぜ、しばらく置いておきます。
- 玉ねぎは薄くスライスして水に5分さらし、水気を切ります。
- 3に玉ねぎを加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やします。
- 丼ぶりにご飯を盛り、海苔を手でちぎってのせます。
- 6の上に5をのせ、いりごまを振ったら完成です。
コストコのサーモンでポキ丼を作るレシピです。醤油ベースのタレににんにくの香りが合わさり、サーモンがスタミナ抜群の一皿に変わります。ご飯にのせて丼ぶりにするほか、お酒におつまみにするのもおすすめです。
サーモンの親子ポキ丼
【材料】
- オーロラサーモン:150g
- アボカド:100g
- 玉ねぎ:40g
- ご飯:適量
- いくら:適量
- Aなめ茸:30g
- A醤油:15ml
- Aごま油:10ml
- A大葉:適量
- Aわさび:適量
【作り方】
- サーモン、アボカドはひと口大に切ります。
- 玉ねぎはスライスして水にさらし、ザルにあげて水気を切ります。
- 大葉は千切りにします。
- ボウルにAの材料を入れて混ぜます。
- 4に1、2を入れて混ぜ合わせます。
- 丼ぶりにご飯を盛り、5をのせます。
- いくらを散らしたら完成です。
サーモンとアボカドのポキにいくらを添えた親子丼の紹介です。タレには砂糖やみりんを加えず、なめ茸の甘みで調味しているのがポイントです。大葉の香りが爽やかでサーモンがあっさりと食べられます。
サーモンのぽんポキ丼
【材料】
- サーモン(刺身用):1柵
- 玉ねぎ:1/6個
- ご飯:丼2杯
- 水菜:1株
- 味ぽん:大さじ4
- ごま油:小さじ1
- 砂糖:小さじ1/2
- 白いりごま:小さじ1
- 万能ねぎ(小口切り):適量
【作り方】
- サーモンは1.5cm角に切ります。
- 玉ねぎは薄切りにします。
- 水菜は3cm幅のざく切りにします。
- ボウルに1、2、味ぽん、ごま油、砂糖を入れ、全体をなじませます。
- 器にご飯を盛り、水菜、4の順に盛り付けます。
- 万能ねぎを振り、4のタレをまわしかけたら完成です。
味ぽん入りのタレでサーモンを漬け込んだ、まろやかな酸味がクセになる丼です。脂ののったサーモン、シャキシャキの水菜、甘酸っぱいタレが一緒になってさっぱりとした後口が楽しめます。いつもとひと味違う丼が作りたい時にももってこいのレシピです。
ポキの人気アレンジレシピ【その他】
食べるラー油とマグロのポキ丼
【材料】
- マグロ(小口切り):50g
- カイワレ大根:3g
- アボカド:1/4個
- ご飯:適量
- 食べるラー油:15g
- みりん:小さじ1
- 白ごま:少々
【作り方】
- ボウルにマグロ、醤油、みりん、食べるラー油、白ごまを入れます。
- 軽く混ぜて5分ほど置きます。
- 小口切りにしたアボカドを2に加えて和えます。
- 器にご飯を盛り、3をのせてカイワレ大根を添えたら完成です。
ご飯のお供に人気の食べるラー油を使ったお手軽ポキ丼はいかがでしょうか?ラー油と言っても辛すぎないので子供でも食べやすい味付けに仕上がります。フライドガーリックとフライドオニオンの食感が食欲を刺激する、スタミナ満点の一品です。
鰹のポキ丼
【材料】
- 鰹のたたき:140g
- アボカド:1/2個
- レモン汁:小さじ1/2
- きゅうり:1/2本
- 紫玉ねぎ:1/4個
- ブロッコリースプラウト:1/2パック
- 万能ねぎ(小口切り):10g
- ご飯:1.5合
- 白ごま:小さじ1
- A醤油:小さじ2
- Aみりん:小さじ2
- Aごま油:小さじ1/2
【作り方】
- 鰹のたたきは2~3cm幅に切ります。
- ボウルにAの材料を入れて混ぜ合わせます。
- 2に1を加えて和え、冷蔵庫で10分以上置いて味をなじませます。
- アボカドは皮と種を取り除き、1.5cm幅に切ります。
- 4にレモン汁を加えて和えます。
- きゅうりは1cmの角切り、紫玉ねぎは薄切りにします。
- ブロッコリースプラウトは根元を切り落とし、水に5分ほどさらして水気を切ります。
- 3にアボカド、きゅうりを入れ、和えます。
- 器にご飯を盛って8をのせ、タレをまわしかけます。
- 紫玉ねぎ、ブロッコリースプラウトを順に盛り付けます。
- 万能ねぎ、白ごまをかけたら完成です。
鰹のたたきを使い、食べ応えのある丼ぶりに仕立てています。アボカドの緑と玉ねぎの紫色が綺麗で、味はもちろん見た目が楽しめるのがポイントです。香ばしい鰹のたたきとシャキシャキのきゅうりと玉ねぎがたまらない、何度も食べたくなる丼です。
まぐろとアボカドのポキ丼
【材料】
- ご飯:丼2杯
- マグロ(切り落とし):300g
- アボカド:1個
- 玉ねぎ:1/4個
- ごま油:小さじ1
- 白いりごま:小さじ1
- 細ねぎ(刻み):適量
- A砂糖:小さじ1
- A醤油:大さじ2
- Aみりん:大さじ1と1/2
【作り方】
- マグロはキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- 耐熱容器にAの材料を入れて混ぜます。
- ラップをせずに600Wの電子レンジで30秒加熱し、粗熱を取ります。
- 3にマグロ、ごま油、白いりごまを加えて混ぜます。
- ふんわりとラップをして冷蔵庫で15分ほど置きます。
- 玉ねぎは繊維を断つように横に薄切りにします。
- 水にさらして水気を切ります。
- アボカドは種と皮を取り、1cm角に切ります。
- 5のタレを切り、アボカドを加えて混ぜます(タレは別に取り置きます)。
- 器にご飯を盛ってタレをかけ、玉ねぎ、9をのせます。
- 細ねぎを散らしたら完成です。
マグロとアボカドをごま油が香る醤油ダレで和え、ご飯の上にたっぷりとのせた一品です。オーソドックスな組み合わせですが、しんなりとした玉ねぎがタレに絡んでご飯が進みます。切って混ぜるだけなので急なおもてなしや一人ランチにも活躍すること間違いなしです。
アヒポキ
【材料】
- マグロの赤身(刺身用):150g
- 万能ねぎ:3本
- 玉ねぎ:1/4個
- A醤油:大さじ2
- Aごま油:大さじ2
- A白ごま:大さじ1
- A砂糖:小さじ1
- Aにんにくチューブ:2cm
【作り方】
- マグロはサイコロ状に切ります。
- 万能ねぎは小口切り、玉ねぎはみじん切りにします。
- ボウルにAの材料を入れて混ぜ合わせます。
- 3にマグロ、2を加えて混ぜ合わせます。
- 器に盛り付けたら完成です。
あっさりとしたマグロの赤身を使ったアヒポキの人気レシピです。甘辛い醤油ダレがマグロに染み込み、パンチの効いたにんにくの風味がたまりません。ポキにクラッカーやバゲットを添えればおしゃれなお酒のおつまみにもなります。
韓国風ポキ
マグロのポキをコチュジャンとごま油で韓国風に仕立てたレシピです。マグロは角切りにしてタレに漬け込み、大葉やカイワレ大根とともに皿に盛り付けましょう。漬けダレにコチュジャンをプラスすることでコクと旨みが増し、より一層味わい深い一皿に仕上がります。
ポキのレシピまとめ
簡単でヘルシー!絶品ハワイアンフード「ポキ」のレシピ4。 https://t.co/73CBmNd4D0 #レシピ pic.twitter.com/0mMOeIiWqE
— VOGUE JAPAN (@voguejp) March 11, 2018
本記事ではポキ丼の作り方とポキを使った人気レシピを紹介しました。ハワイアンフードとして有名なポキですが、実は日本にある材料でお手軽に作ることができます。ハワイでは紹介したレシピ以外にタコやエビ、かまぼこなどを使用したポキも人気です。
いろいろとアレンジがきくため、基本の作り方をマスターしたらお好みの食材で作ってみるのもよいでしょう。ぜひおつまみや丼ぶりにポキを手作りしてみてください。