からし酢味噌の人気レシピ！使い方・アレンジ次第でプロの味！割合は？

からし酢味噌はからしとお酢を使った甘酸っぱい味の調味料です。ぬた（餅）とも呼ばれ、菜の花の和え物やホタルイカなどの味付けとして使用されています。また、定番の和え物以外にも麺料理やご飯料理など、アレンジ次第で様々な使い方ができます。

この記事では、からし酢味噌の作り方や簡単にできるアレンジレシピを紹介します。からし酢味噌は、昔から日本料理の味付けとして親しまれてきた調味料です。レシピを覚えれば、どの料理でも役に立つので、参考にしてください。

【材料】

• 白味噌・40g
• お酢・大さじ1杯
• 砂糖・小さじ2杯
• みりん・小さじ2杯
• 薄口しょうゆ・小さじ1/2杯
• からし・適量

1. ボールに白味噌・お酢・みりん・薄口しょうゆ、砂糖を入れます。
2. 最後に、お好みの辛さでからしを入れ、混ぜ合わせて、全体がドロッとしたら完成です。

からし酢味噌を作る時は、赤味噌と白味噌どちらを使って作るのかがポイントになります。赤味噌は熟成期間が長いので、塩分濃度が高く塩辛い味です。辛い味が好みの人は赤味噌で作りましょう。反対に白味噌は熟成期間が短いので、塩分濃度が低く甘い味です。甘酸っぱい味が好きな人は白味噌で、からし酢味噌を作りましょう。

また、酢味噌ダレをスタンダードな材料で最もおいしく作る黄金比は味噌2、お酢1、砂糖1の割合になります。からしは、好みの辛さになるように適量を入れましょう。

【玉味噌の材料】

• 西京味噌・250g
• 卵・1個
• 卵黄・2個
• 酒・70ml
• 砂糖・50g

1. ボールに卵黄、卵、砂糖を入れよく混ぜます。
2. 鍋に、味噌と（1）で作った物を入れ、火にかけます。
3. 弱火で7、8分ほどなめらかになるまで練り混ぜます。
4. 混ぜた時に、鍋底が見える固さまで練り続けましょう。
5. 鍋底が見えるくらいの固さになったら、玉味噌の完成です。

​​​​​​プロ級の味に仕上げるポイントとして、玉味噌を使用してからし酢味噌を作ると、まろやかになり甘酸っぱい味が増します。玉味噌とは、火にかけながら練られた味噌のことで、和食の基本になる調味料です。市販はされていないので、作る必要があります。

完成した玉味噌にお酢を入れると酢味噌になり、酢味噌にからしを入れると、からし酢味噌になります。また、使い方次第でどんな料理もプロの味に仕上がるので、玉味噌から作ってみましょう。

【材料】

• ホタルイカ・30杯
• 大葉・10枚
• 白味噌・大さじ1杯
• お酢・大さじ1杯
• 砂糖・大さじ1杯
• 練りからし・小さじ1～2杯

1. ボールに、味噌、お酢、砂糖を入れよく混ぜ合わせます。
2. (1)でできた物に、からしを入れよく混ぜます。
3. ホタルイカの目と軟骨を取り除きます。
4. お皿に大葉を並べ、その上にホタルイカを盛りつけます。
5. 最後に、ホタルイカの上に(2)でできたからし酢味噌をかけたら完成です。

ホタルイカとの相性が抜群の、からし酢味噌を使った簡単アレンジレシピです。居酒屋などでも出てくる定番のレシピですが、ホタルイカを最もおいしく食べられるレシピになります。ホタルイカが旬な時期になったら、ぜひ試してみてください。

【材料】

• わけぎ・60g
• ゆでたこ・30g
• 白味噌・小さじ2杯
• お酢・小さじ1杯
• 砂糖・小さじ2/3杯
• 練りからし・少々

1. わけぎを熱湯で色よく茹で、ざるに上げて冷やします。
2. わけぎの青い部分の先端を切り、包丁の背でぬめりを取って、4cmくらいの長さに切ります。
3. タコは食べやすい大きさに切りましょう。
4. ボールに白味噌、お酢、砂糖、練りからしを混ぜ合わせ、からし酢味噌を作ります。
5. 最後に、器にわけぎとタコを盛りつけ、からし酢味噌をかけたら完成です。

タコのコリコリした歯ごたえと、わけぎのシャキシャキした食感を一緒食べるアレンジレシピです。お酒のおつまみ以外に、ご飯のお供としても食べやすいレシピになります。

【材料】

• あさつき
• 白味噌・大さじ4杯
• みりん・大さじ1杯
• 砂糖・大さじ1杯
• 甘酢・大さじ1杯
• からし・適量

1. 鍋に水を入れ沸騰させます。
2. 沸騰したら塩を少々入れ、あさつきを1～2分ほど茹でます。
3. 茹で終わったら、ざるに上げて冷ましたおきましょう。
4. 容器に、白味噌、みりん、砂糖、甘酢を入れよく混ぜます。
5. (4)でできた物に、好みの辛さになるようにからしを入れて混ぜ合わせましょう。
6. 冷ましていたあさつきの根っこの部分を少し切り、食べやすい大きさに切ります。
7. 器にあさつきを盛りつけ、からし酢味噌をかけてたら完成です。

ピリ辛のあさつきをからし酢味噌でおいしく食べるアレンジレシピです。あさつきはネギに似た香りと辛味が特徴の野菜で、からし酢味噌で和えるとまろやかになり、より深い味になります。

【材料】

• ノビル・100g
• 味噌・大さじ1杯
• お酢・大さじ1杯
• 練りからし・適量
• みりん・小さじ1杯
• 砂糖・小さじ1杯

1. ノビルの薄皮と根を取ります。
2. ノビルの先の葉は切り落とし、食べやすい大きさに切ります。
3. 鍋にお湯を沸かし、塩を少々とノビルを入れ2分ほど茹でます。
4. 色よく茹で上がったら、冷水で冷やしておきましょう。
5. ボールに、味噌、お酢、みりん、砂糖を入れよく混ぜます。
6. できた酢味噌に、好みの辛さになるようからしを入れ、よく混ぜます。
7. 冷やしておいたノビルの水を切り、からし酢味噌と和えましょう。
8. 器に盛りつけたら、完成です。

ネギに似た香りと味が特徴ののびるをからし酢味噌で和えた、アレンジレシピです。日本酒や焼酎などのお酒のお供にピッタリな味付けになります。

【材料】

• にら・1束
• かまぼこ・1/3本
• 味噌・大さじ1杯
• 砂糖・大さじ1/2杯
• 酒・大さじ1/2杯
• 本みりん・1/2杯
• お酢・小さじ2/3杯
• 練りからし・小さじ1/4杯

1. にらを熱湯で色よく茹で、茹で上がったら冷水で冷やします。
2. 冷えたにらをしぼって、根っこの部分を切り、3cmくらいの長さに切ります。
3. かまぼこを3cmくらいの長さに短冊切りをします。
4. 鍋に味噌、砂糖、酒、本みりんを入れ、弱火にかけ練り混ぜます。
5. 火からおろしてお酢とからしを混ぜ、からし酢味噌を作ります。
6. ボールに、にらとかまぼこ入れ、からし酢味噌で和えます。
7. 最後に、お皿に盛りつけたら完成です。

にらとかまぼを使用した簡単に作れる、からし酢味噌和えのレシピです。からし酢味噌でまろやかな味になるので、にらが苦手な人でも食べやすい味になります。

こんにゃくとねぎを使って簡単に作れるヘルシーレシピです。こんにゃくを短冊切りにします。この時、こんにゃくを下茹でをすると臭みが取れ、サッパリして食べやすくなります。ねぎはさっと茹で柔らかくしましょう。しょうがを入れることで、しょうがの風味が味噌の味を引き立ててくれます。

【材料】

• 白味噌・70g
• 砂糖・大さじ2杯
• お酢・大さじ3杯
• 粉からし・適量
• 卵黄・1個
• わけぎ・100g
• 豚ロース・120g
• 根きりもやし・100g

1. わけぎの根の部分を取り、茎と葉の部分を切り離します。
2. 切り離した茎と葉をそれぞれ3cmの長さに切ります。
3. 豚肉を3cmくらいの長さに切ります。
4. 粉からしに水を適量入れ、練りからしを作ります。
5. お湯を沸騰させ、ザルにわけぎの葉を入れて30秒ほど茹で、茹で終わったらザルに上げます。
6. わけぎの茎の部分をサルに入れ、1分30秒ほど茹で、ザルに上げておきます。
7. もやしをザルに入れ、1分30秒ほど茹で、ざるに上げます。
8. 豚肉をザルに入れ、色が変わるまで茹で、ざるに上げておきます。
9. ボールに、白味噌、砂糖、お酢を入れよく混ぜます。
10. 卵から卵黄を取り出し、酢味噌と合わせて良く混ぜます。
11. (10)でてきた酢味噌ダレに練りからしを入れ、からし酢味噌を作ります。
12. ボールに、わけぎ、もやし、豚肉を入れ、からし酢味噌と和えます。
13. 最後に、お皿に盛りつけたら完成です。

豚肉とわけぎを使った、主菜としてもおいしく食べられる、からし酢味噌和えのアレンジレシピです。にらと豚肉をさっと茹でるだけで簡単に作ることができるレシピのため、忙しい時でもすぐに作ることができます。

この記事では、からし酢味噌の作り方とアレンジレシピを紹介しました。からし酢味噌は、どのような料理にでも使える万能調味料です。一度覚えれば、簡単なアレンジでプロの味にすることができます。市販もされていますが、紹介した作り方を参考に作ると家庭でプロの味を再現できます。ぜひレシピを覚えて作ってみてください。