蒸し野菜の簡単時短レシピまとめ！野菜たっぷりでヘルシー！

蒸し料理は何となく手間がかかって面倒、という先入観を持っている人が多いかもしれません。ところが実際はその逆です。やり方さえ理解すれば、あっという間に作れる時短レシピが数多く存在します。一度その手軽さを知ると、便利すぎて病みつきになるかもしれません。

本記事では、短時間で作れる簡単な蒸し野菜のレシピを紹介します。色々な蒸し野菜の作り方とともにちょっとしたテクニックも教えるので、チェックして美味しい料理作りに役立てましょう！
 

蒸し野菜はレンジを使って簡単に作ることができます。準備も最小限で済み、後片付けにも手間がかからないので、忙しい人にはおすすめです。時短の王様のような簡単蒸し野菜レシピを紹介しましょう。

【材料】

• アスパラガス 2本
• ヤングコーン 2本
• にんにく 1片
• 豚肩ロース(厚切り) 2枚
• ミニトマト 3個
• ローズマリー 1本
• 白ワイン 小さじ1
• 塩 小さじ1/4
• コショウ 少々

1. アスパラガスの皮をスライサーで剥き、半分に切り、ヤングコーンは縦に半分にカットする。にんにくを2分割し、潰しておく。
2. 豚肩ロースに塩コショウを振り、3cm幅に切る。
3. クッキングペーパーの上に2を置き、その上にミニトマトと1とローズマリーを重ねて白ワインをかける。
4. 3をクッキングペーパーの両サイドを結んで、中身を完全に包み、500Wのレンジで5～7分加熱したら完成。

レンジで作れる、野菜と豚の包み蒸しの人気レシピです。色々な具材をバランス良く取れる蒸し野菜で、お腹も満たされる時短レシピです。忙しい時は、レンジをかけながら他の作業もできるので、とても助かるでしょう。

【材料】

• 豚肉 200g
• じゃがいも 2～3個
• ネギ 適量
• A 醤油 大さじ1
• A 赤味噌 大さじ1
• A 砂糖 小さじ2 
• A 酒 小さじ2+大さじ1 
• A 豆板醤 小さじ2
• A 上新粉  大さじ1+大さじ2

1. 調味料Aをすべて入れて混ぜ合わせ、肉に下味をつけるたれを作る。
2. 酒大さじ1に塩をまぶし、上新粉大さじ2を入れて溶いておく。
3. 豚肉を8cmにカットして、1を加えてよく絡める。
4. じゃがいもの皮を剥き、薄いイチョウ切りにして耐熱容器皿に並べてラップをかけ、レンジで３分加熱して取り出す。熱いうちに2を絡める。
5. 4を平らに並べて上に3を広げたら、ラップをかけてレンジで4分間加熱する。
6. 5を盛り付け刻みネギを散らして完成。

レンジで作れる、豚肉とじゃがいものを使った蒸し野菜レシピです。甘辛いたれが豚肉とベストマッチで、ご飯が良く進む一品です。好みによって味噌や豆板醤を増やせばさらに辛味を楽しめます。

蒸し野菜はキャベツなど野菜1つからでも作れます。蒸し野菜はこうでなければならない、という厳密なルールはありません。肉やソーセージなども蒸すことで違った風味を楽しめます。慣れてきたらアレンジして自分なりの蒸し野菜に挑戦しましょう！

レンジで蒸し野菜を作るのも簡単ですが、鍋を使っても手軽にできる時短レシピがあります。水溶性ビタミンといわれるビタミンB群、ビタミンCは茹でるとビタミンが流出しますが、蒸し野菜にすれば逃さずに済みます。簡単で栄養価も高いおすすめの鍋で作る蒸し野菜を見ていきましょう。

【材料】

• 鶏胸肉 200g
• かぼちゃ 1/8個
• 小松菜 1束
• エリンギ 1本
• 玉ねぎ 適量
• 味噌 大さじ2
• 卵 2個
• 酒 小さじ1
• 塩 少々
• 生姜 少々
• 酢 大さじ2
• オリーブオイル 大さじ2
• 水 200cc

1. 皮をとった鶏胸肉を2等分し、スライスした生姜と酒と塩加えてクッキングペーパーで包む。
2. かぼちゃを一口サイズにカットし、クッキングペーパーで包む。
3. 小松菜とエリンギを一口サイズにカットして、別々にクッキングペーパーで包む。
4. 卵のお尻をスプーンで軽くたたいてヒビを作る。
5. 鍋に水を入れて沸騰させてから、1、2、4を入れて蓋をし、中弱火で蒸す。
6. 5を鍋にかけている間に、ボウルに玉ねぎを大さじ2をすりおろし、味噌と酢とオリーブオイルを混ぜ合わせてドレッシングを作る。
7. 5の蓋を取り、3を加えて蓋をしたら、さらに弱火で4～5分蒸して完成。6をかけて食べる。

鶏胸肉を使った蒸し野菜の人気レシピです。あっさりした蒸し野菜に鶏肉と卵が加わるので、食べ応えがあります。ビタミンだけでなくたんぱく質がしっかり摂れる点もおすすめです。味噌を使ったドレッシングがアクセントにもなります。

【材料】

• 豚バラ肉 250g
• 水菜 1袋
• 酒 大さじ1
• みりん 大さじ1
• 和風顆粒だし 小さじ1
• ごま油 少々
• 麺つゆ 適量
• 水 200cc

1. 水菜と豚バラ肉を食べやすい大きさにカットする。
2. 小皿に酒、みりん、和風顆粒だし、水を混ぜて鍋つゆを作る。
3. 鍋の底に1/3の水菜をしき、上に1/3の豚肉を敷き詰める。これを3回繰り返す。
4. 3に2を入れて中火で熱し、煮立ったら蓋をして5分ほど弱火で蒸す。
5. 4に飾り用の水菜を乗せ、ごま油を回しかける。
6. 5を皿に盛り付け、麺つゆをかけたら完成。

豚バラと水菜を使った蒸し野菜の鍋レシピです。キャベツと豚バラの蒸し鍋も人気ですが、水菜を使うとさらにさっぱりとした食感が味わえます。仕上げの麺つゆもアクセントになってさらに美味しさが増すでしょう。蒸し野菜だけでは物足りない人には、ぜひおすすめします。

塩昆布と酒を利かせた蒸し野菜レシピです。蒸し野菜レシピですが、鍋をする時の感覚で簡単に作れます。酒の量は好みによって調整しましょう。

ベーコンとキャベツを使った土鍋で作る蒸し野菜です。ポイントは野菜を多く使って蒸して行く点です。焦がさないためにも、鍋底にはしっかりとキャベツを敷き詰めましょう。ベーコンとキャベツの旨みが溶け合って最高に美味しい蒸し野菜料理になります！

フライパンを使った蒸し野菜レシピを紹介します。レンジや鍋も良いですが、フライパンで作れると分かると、蒸し野菜がさらに身近な存在となるかもしれません。レシピの幅も広がるので、ぜひ試してみましょう！

【材料】

• 豚バラ肉 200g
• もやし 1袋
• キャベツ 100g
• ネギ 適量
• 水 100cc
• 酒 大さじ2

1. 豚バラ肉を半分に切り、キャベツは1㎝幅に切る。
2. もやしをフライパンにしき、キャベツを乗せ、その上に豚バラ肉を広げながら乗せ、さらにもやし、豚肉と乗せて行く。
3. 2に酒、水を加えて蓋をし、弱火で6分ほど蒸して刻みネギを散らして完成。ポン酢やごまだれに付けて食べる。

蒸し野菜と相性の良い、豚しゃぶの人気レシピです。キャベツともやしに豚肉の甘味がマッチして、食欲をそそるおすすめの一品です。一人の時よりは、家族や友人など大勢で食べるとより美味しく感じるかもしれません。ポン酢やゴマだれ以外にお気に入りのドレッシングを使って食べても良いでしょう。

【材料】

• 生鮭(切り身) 2切れ
• 赤パプリカ 1/2個
• 黄パプリカ 1/2個
• しめじ 1/2束
• にんにく 1片
• 赤唐辛子 1本
• オリーブ(緑) 6個
• レモン汁 少々
• イタリアンパセリ 適量
• 塩 少々
• コショウ 少々
• オリーブオイル 大さじ1
• 酒 大さじ2
• 水 200cc

1. 生鮭を半分ずるに切り、塩を振っておく。
2. フライパンのオリーブオイルをしき、1を皮目から入れて焼く。
3. 2の皮目に焼き目が付いたら、余分な油を取り、スライスしたニンニクを入れて焼き、ほぐしたしめじをしき入れてさらに焼く、
4. 3のしめじに火が通れば、パプリカ、唐辛子を入れて馴染ませたら酒と水を加えて蓋をし、8分間蒸す。
5. 4の鮭だけを取り除き、オリーブとレモン汁を加えてしばらく煮詰め、汁気が半分になったらオリーブオイルを絡ませる。
6. さらに盛った鮭に5をかけて、イタリアンパセリを散らしたら完成。

鮭を使った蒸し野菜のレシピです。黄色と赤のパプリカがとても目に映える彩り豊かな一品です。蒸し野菜だけでは物足りない場合には、肉だけでなく魚を使うこともできます。さっぱりとして肉に比べると消化の良いレシピともいえるでしょう。

蒸し野菜うどんの簡単レシピです。うどんと適当な野菜さえあれば、とても短時間で作ることができます。ボリュームが物足りなければ、鶏肉や豚肉を少し足すと良いでしょう。休日のランチには打ってつけのおすすめレシピです！

蒸し野菜のソテーです。少し珍しいですが、蒸し野菜にはバターも良く合います。あっさりとした蒸し野菜にバターのコクが利いて美味しいおすすめの一品です！

蒸し野菜といえば、せいろや蒸し器を使うのが本来の方法です。蒸し野菜ブームの後押しもあって、今はコンパクトで使いやすい蒸し器も多数販売されています。レシピを見て蒸し野菜を作ろう思ったら、使い勝手の良い商品を求めるのもおすすめです。レンジや鍋以外の方法で作る蒸し野菜レシピを紹介しましょう。

【材料】

• サツマイモ 1本
• 長芋 1/2本
• ニンジン 1本
• 蕪 1個
• ブロッコリー 1個
• ポン酢 30cc 
• バター 小さじ2
• アンチョビ 少々
• すりおろしニンニク 少々
• 生クリーム  20cc

1. サツマイモ、人参を輪切りにし、蕪、ブロッコリーは食べやすいサイズにカットする。
2. ポン酢とバターを小皿で混ぜて漬けダレを作る。
3. アンチョビとすりおろしニンニク、生クリームを混ぜてバーニャカウダーソースを作る。
4. せいろに1を並べて、2と3とともに10分間蒸して完成。

せいろで作る蒸し野菜の人気レシピです。野菜はレシピ通りでなくとも、季節や好みによって色々とアレンジできます。複数の野菜を買っておいて、毎日のように別メニューでローテーションし、使い分けて蒸し野菜にするのも良いでしょう。蒸し野菜を頻繁に作るようなら、動画のように大きめの蒸し器があると余裕を持って作れるのでおすすめです。

蒸し野菜以外にもシュウマイや豚まんなどが作れて、レパートリーが増やせるメリットもあります。

【材料】

• 生めん 1/2袋
• ブラックラーメンスープ
• 酢 大さじ3
• キャベツ 1枚
• かぼちゃ 適量
• ニンジン 1/4本
• もやし 適量
• きのこ 適量
• 豚肉 50g

1. 湯煎して脂を溶かしたスープ1/2を器に入れて酢を加えて漬けダレを作る。
2. 沸騰したお湯に生めん1/2を入れて1分半茹でてから、水でしめる。
3. せいろにキャベツ、カボチャ、2、人参、きのこ、もやし、豚肉を並べて5分ほど蒸して完成。

蒸し野菜を使ったラーメンレシピです。特にブラックラーメンでなくても、好きな種類のラーメンで自由にアレンジしてください。蒸し野菜を使うことで口当たりが優しくなるでしょう。

せいろを使った肉団子と蒸し野菜のレシピです。せいろを使うのであれば、肉団子はぜひとも試すべき一品といえるでしょう。そして、せいろを使えば蒸し野菜も絶品の出来になります。肉団子だけでなく、シュウマイや小籠包と合わせても蒸し野菜を美味しく食べることができるでしょう。

蒸し野菜の簡単時短レシピを紹介してきました。蒸し野菜は、レンジでも鍋でもフライパンでも簡単に作ることができます。せいろを使って中華風の一品として作ることも可能です。蒸し野菜にすると、美味しいだけでなく野菜のビタミンを逃さずに摂取することができるので、一石二鳥といえるでしょう。

紹介したレシピを使えば、バラエティ豊かで彩りも華やかな食卓を演出することもできます。多くの素材が使えて、コスパも良い簡単蒸し野菜レシピにぜひ挑戦してみてください！