2020年03月21日公開
2024年10月14日更新
ちぢみほうれん草の人気レシピ!冬限定の味をサラダやパスタ・和え物に
ちぢみほうれん草は冬だけ出回る珍しい野菜です。本記事ではちぢみほうれん草を使った人気レシピをサラダ、メイン、一品、パスタの4つのカテゴリーに分けて紹介します。レシピを参考にちぢみほうれん草を思う存分楽しみましょう。
目次
ちぢみほうれん草を使った人気レシピを紹介!
青森県はいまべつ町の寒じめちぢみほうれん草。
— 峯村リエ (@rieminen) March 15, 2020
味が濃くて茎の赤い部分最高。 pic.twitter.com/oHwvK0HGs7
ちぢみほうれん草は、冬の寒さが厳しくなる頃に店頭に並び始める野菜です。普通のほうれん草よりも肉厚で、くしゅっと縮んだ葉の形状が特徴的な野菜です。
冬季限定で出回る期間は短いですが、普通のほうれん草よりも甘みがあっておいしいと大変人気です。本記事ではちぢみほうれん草のおすすめレシピをまとめました。上手な茹で方のポイントもお伝えしますので、ぜひチェックしてください。
ちぢみほうれん草とはどんな野菜?
ちぢみほうれん草の特徴①見た目と味
ちぢみほうれん草が収穫されるのは、霜が降りるほど寒くなる12月~2月の冬季です。凍結を防ぐために、自ら葉へ送る水分量を減らし、くしゅくしゅと縮んだ状態になります。このことから寒じめほうれん草と呼ばれることもあります。濃い緑色の肉厚の葉と丸みを帯びた形をしているので、普通のほうれん草の見た目とは全く異なっています。
葉の水分が減ることで糖分が凝縮するため味に甘みがあり、ほうれん草らしさを濃く感じることができます。最近の研究によって鉄分やカロテン、ビタミンC、ポリフェノールなどの栄養成分も普通のほうれん草より多いことがわかっています。
ちぢみほうれん草の特徴②旬の時期
ちぢみほうれん草は10月下旬から11月中旬にかけて種まきが行われ、12月~2月にかけて旬を迎えます。普通のほうれん草も旬は冬なのに一年中スーパーで出回っていますが、ちぢみほうれん草が冬以外に時期に出回ることは滅多にありません。そのため冬の時期にちぢみほうれん草を見かけたら、ぜひ手に取ってみることをおすすめします。
ちぢみほうれん草の特徴③露地栽培で作られる
ほうれん草をはじめとした冬野菜は、寒さを防ぐためハウス栽培で育てられるのが主流です。ところがちぢみほうれん草は寒さにさらすことで甘みを増すため、露地栽培で作られるのが一般的です。露地栽培で育てると日光に当たろうと地面に張り付くように葉を広げ、葉に厚みが出てくるため糖度も旨みも増します。
厳冬期や東北地方ではあまりの寒さに芽が出ないこともあるため、ある程度の大きさまでハウスで育て、収穫前に寒い外気にさらして栽培出荷することもあるようです。
ちぢみほうれん草の下茹で方法
ちぢみほうれん草はアクがあるので、下茹でしてから使います。下茹での方法は普通のほうれん草と同じように行います。根の付け根部分に砂や土が残りやすいので、十字に切り込みを入れ、流水に当てながらしっかりと洗いましょう。
続いて鍋にたっぷりの湯を沸かして少量の塩を加えます。根元部分を先に浸してから葉の部分を入れ、1分程度茹でてください。ざるに上げ、冷水にとって冷ましたら下茹での完了です。下茹でした状態で冷凍しておくこともできるので、大量にある場合は下茹でまで済ませておくと便利です。
ちぢみほうれん草に限らずほうれん草にはシュウ酸という成分が含まれており、体内に取り込まれるとカルシウムと結合して尿路結石を引き起こす可能性があります。少量であれば問題ありませんが、摂取しすぎると健康被害を及ぼす危険性があるため、注意が必要です。
シュウ酸は水に溶けやすいという性質があるため、基本的には茹でてあく抜きして使うと問題ありません。生で食べる場合はシュウ酸を取り除くため、水でしっかりと洗ってから食べるようにしましょう。
ちぢみほうれん草を使った人気レシピ【サラダ】
ちぢみほうれん草のサラダ
【材料】
- ちぢみほうれん草 100g
- 葉野菜 30g
- ベーコン 60g
- A水 50g
- A濃い口醤油 100g
- A酒 50g
- Aみりん 50g
- Aおろしにんにく 1g
- A上白糖 20g
- Aごま油 20g
- サラダ油 適量
【レシピ】
- ベーコンは3cm幅、ちぢみほうれん草はざく切りにします。
- フライパンにサラダ油を熱し、ベーコンを炒めます。
- ほうれん草を加え、軽く炒めたら材料Aを加えてさっと炒めます。
- 器に葉野菜を盛りつけ、(3)をかけたら完成です。
居酒屋で大人気のちぢみほうれん草のレシピを紹介しました。カリカリになるまで炒めたベーコンの旨みがポイントです。ちぢみほうれん草の食感を残すため、調味料を入れてからは素早く仕上げましょう。あらかじめボウルなどに調味料を合わせておくとスムーズに調理できます。
ちぢみほうれん草と人参のサラダ
ちぢみほうれん草とカロテンが豊富な人参を組み合わせたサラダです。ちぢみほうれん草は50℃洗いをした後冷水で締め、しゃきっとした食感を残しましょう。人参はピーラーでリボン状にして、彩りよく盛り付けます。
最後に玉ねぎのみじん切り、オリーブオイル、酢、醤油、塩胡椒で作ったドレッシングをかければ完成です。ほうれん草のグリーンと、人参のオレンジの彩りが美しく、食欲をそそります。
生ちぢみほうれん草とチーズのサラダ
「ちぢみほうれん草を生で食べたい」という方におすすめのサラダです。こちらのレシピは「肉厚な葉の食感をダイレクトに楽しめる!」と、人気レシピサイトでも評判の一品です。ちぢみほうれん草はよく洗い、なるべく小さく手で裂いてください。手で裂くことでドレッシングとの絡みも良くなります。
合わせるドレッシングはオリーブオイル、バルサミコ酢に黒こしょうをアクセントに効かせたものがおすすめです。ピリッとスパイシーな辛みでサラダをより美味しくいただけます。6Pチーズのほか、ナッツなどをトッピングして歯ごたえをプラスしても良いでしょう。
ちぢみほうれん草と茹で卵のサラダ
こちらはちぢみほうれん草と茹で卵を組み合わせたサラダです。色合いが鮮やかで美しく、食卓がぱっと華やぎます。作り方も簡単で、茹でたちぢみほうれん草とざっくり切った茹で卵、そして食べやすい大きさに切ったハムをマヨネーズと塩こしょうで味付けします。
茹で卵はざっくりと切った方がマヨネーズが絡みやすくなり、味がしっかりと染み込みます。サラダに使っているきれいなオレンジ色の茹で卵は、熱湯に卵を入れてからジャスト9分で作れます。時間を覚えておくと他にも応用できて便利です。
すりゴマとニンジンジュースのドレッシング
ちぢみほうれん草の絶品サラダとドレッシングのレシピを紹介します。用意する食材は塩茹でしたちぢみほうれん草と塩こしょうで炒めたエリンギ、いんげんの3つです。ドレッシングはすりごま、人参ジュース、アマニ油、酢、砂糖をよく混ぜ合わせて作ります。
写真のように形の可愛いココットにドレッシングを入れると、おもてなしにもぴったりです。コクのある手作りのごまドレッシングが食べやすく、幅広い世代から人気です。こちらのサラダではエリンギを使っていますが、お好みでしめじやマッシュルームなどに変更しても良いでしょう。
キヌアとチアシードとほうれん草のサラダ
海外セレブやモデルに人気のスーパーフードキヌアと、チアシードを使ったサラダのレシピを紹介します。キヌアは低カロリー、高たんぱくでビタミン、ミネラルが豊富な食材として有名です。一方チアシードも別名栄養素の宝庫と呼ばれるほど栄養豊富な食材です。
その2つの食材に茹でたちぢみほうれん草を合わせ、オリーブオイルとバルサミコ酢で作ったドレッシングでシンプルに仕上げましょう。年末年始や暴飲暴食が続いた時のダイエット食としても人気です。カロリーオーバーが気になる時はぜひお試しください。
ちぢみほうれん草を使った人気レシピ【メインおかず】
ちぢみほうれん草と鶏肉のソテー
【材料】
- 鶏もも肉 150g
- ちぢみほうれん草 4束
- まいたけ 1株
- 人参 1本
- 卵 1個
- A塩こしょう 適量
- Aオイスターソース 適量
- マヨネーズ 適量
- オリーブオイル 適量
【レシピ】
- 鶏もも肉はひと口大に切ります。
- 人参は太めの千切り、ちぢみほうれん草はざく切り、まいたけはほぐしておきます。
- フライパンにマヨネーズを熱し、卵を入れて炒めたら一度取り出します。
- オリーブオイルを熱し、鶏もも肉を炒めます。
- (2)を加えて炒め、しんなりしたら(3)を戻し材料Aで味付けしたら完成です。
材料さえ揃えればパパっと作れるクイックレシピを紹介します。こちらのレシピではまいたけや人参を使っていますが、玉ねぎやキャベツ、もやしなどでもおいしく作れます。冷蔵庫に残っている材料で作れるので、掃除を兼ねて作るのも良さそうです。
簡単ながらコクのあるオイスターソースを使うことで、白ごはんが進む味です。ごはんに乗せて丼のようにしていただくのもおすすめです。
照り焼きチキンとちぢみほうれん草のソテー
【材料】
- 鶏もも肉 2枚
- ちぢみほうれん草 1束
- しめじ 1株
- バター 適量
- 塩こしょう 適量
- サラダ油 適量
- A醤油 大さじ2
- Aみりん 大さじ2
- A砂糖 大さじ1
【レシピ】
- ちぢみほうれん草は根元を切り落とし、分けておきます。
- 鶏もも肉は余分な脂を取り、塩こしょうで下味をつけます。
- フライパンにバターを熱し、ほぐしたしめじと(1)を入れ炒めます。
- 塩こしょうで味をととのえ、取り出します。
- フライパンにサラダ油を熱し、鶏もも肉を両面焼きます。
- 材料Aを入れて煮詰めます。
- 器に(4)と(6)を盛り付けたら完成です。
ちぢみほうれん草のソテーと、照り焼きチキンを合わせたワンプレートメニューを提案します。これならお皿を使う枚数が少なくて済むので、洗い物の手間も省けます。
照り焼きチキンは鶏もも肉の皮がパリッとなるまで焼き上げると、お店のような一品に仕上がります。箸であまり触らずじっくり焼くのがポイントです。照り焼きソースにはちぢみほうれん草のソテーを絡めていただきましょう。
ちぢみほうれん草と牡蠣の蒸し料理
【材料】
- ちぢみほうれん草 1束
- 牡蠣 1パック
- 湯 400cc
- 白ワイン 50cc
- だしパック 8g
- ポン酢 適量
【レシピ】
- ちぢみほうれん層は小房に分けます。
- 牡蠣は流水で洗い、白ワインに漬けておきます。
- 鍋にだしパックと湯を入れ、4~5分煮出したらだしパックを取り出します。
- (1) を入れ、牡蠣をのせ、蓋をして3分蒸し煮にします。
- 器に盛り、ポン酢をかけたら完成です。
こちらは冬食材の代名詞である牡蠣とちぢみほうれん草のW使いにより、旬の味わいを感じることができるレシピです。牡蠣は白ワインでじっくり漬け込むことで臭みが取れて、ふんわりと蒸し上げることができます。
また、牡蠣からは美味しいエキスがたっぷりと染み出しており、たまらないおいしさです。キンと冷やした日本酒や白ワインと一緒にいただくと最高です。
ちぢみほうれん草のチヂミ
【材料】
- ちぢみほうれん草 1袋
- ツナ缶 2個
- ごま油 適量
- チーズ 適量
- A卵 4個
- A砂糖 小さじ1
- A小麦粉 大さじ8
- A水 大さじ4
- A鰹節 ミニパック2袋
【レシピ】
- ちぢみほうれん草は熱湯で茹で、食べやすい大きさに切ります。
- ボウルに材料Aを入れてよくかき混ぜます。
- (1)と油を切ったツナを加え軽く混ぜます。
- フライパンにごま油を熱し、(3)を流し入れたら上にチーズをかけます。
- 蓋をして中火で両面を焼いたら完成です。
ちぢみほうれん草とチーズがたっぷり入ったおいしいチヂミを紹介しました。小麦粉やツナなど家庭に常備している食材で作れるので、何を作ろうか迷った時にもおすすめのレシピです。
チーズやツナなど子供に人気の食材を多数使っているので、ピザ感覚で非常に食べやすいです。ごはんのおかずにはもちろん、お酒との相性も良い一品です。
ちぢみほうれん草豚バラ巻き
人気テレビ番組青空レストランで紹介された、ちぢみほうれん草の豚バラ巻きのレシピを紹介します。豚バラ肉に下茹でしたちぢみほうれん草をのせ、端から巻きます。フライパンでこんがり焼き、醤油、砂糖、オイスターソースで作った甘辛タレを絡めたら完成です。
豚バラ肉から油が出るので、フライパンに油を入れる必要はありません。濃い味でご飯のおかずにはもちろん、お弁当にも喜ばれます。
ちぢみほうれん草とエビのクリーム煮
ちぢみほうれん草は肉類とも相性が良いですが、こちらのレシピのように魚介と合わせても美味しくいただけます。一見手が込んでいるように見えますが、作り始めからたった5分で完成するレシピになっています。
鍋にバターを熱し、みじん切りにした玉ねぎを炒め、薄力粉と牛乳を加えてホワイトソースを作ります。そこに下処理した海老と茹でたちぢみほうれん草を入れ、塩こしょうで味をととのえたら完成です。このままでも良いですが、カリっと焼いたバゲットやトーストを添えても良いでしょう。
ちぢみほうれん草を使った人気レシピ【一品おかず】
あさりとちぢみほうれん草の酒蒸し
【材料】
- あさり 200g
- ちぢみほうれん草 1束
- にんにく 1片
- 鷹の爪 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- 酒 適量
- 塩こしょう 適量
- あさりは塩抜きしておきます。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、スライスしたにんにくと鷹の爪を炒めます。
- 香りが出たら(1)を加え、殻が開くまで炒めます。
- ざく切りにした縮みほうれん草を加え、酒を入れて蒸し焼きにします。
- 塩こしょうで味をととのえたら完成です。
フライパンひとつで作れるとっておきの一品です。おかずとしてはもちろん、おつまみとしても人気です。こちらのレシピでは日本酒を使っていますが、洋風にしたい方は白ワインに変えてアレンジするのもおすすめです。あさりはしっかりと砂抜きしてから使ってください。
ちぢみほうれん草のふんわり卵炒め
【材料】
- ちぢみほうれん草 40g
- 卵 2個
- ベーコンハーフ 2枚
- にんにく 1/2片
- オリーブオイル 大さじ1
- バター 5g
- マヨネーズ 小さじ1
- 牛乳 20ml
- ブラックペッパー 適量
- Aマヨネーズ 小さじ1
- A牛乳 20ml
- A塩こしょう 適量
【レシピ】
- ちぢみほうれん草は洗ってざく切りにします。
- 卵に材料Aを入れて混ぜておきます。
- 熱湯に(1)を入れ、茹でてざるに上げ、3~4cm幅に切ります。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、(1)を炒め、取り出します。
- フライパンにオリーブオイル、にんにく、ベーコンを入れて炒めます。
- (4)を戻して炒め、ブラックペッパーをかけたら完成です。
シンプルにちぢみほうれん草を楽しみたい方におすすめなのが、こちらのふんわり卵と合わせた炒め物のレシピです。最初にスクランブルエッグを作り、にんにく、ベーコンと炒めたちぢみほうれん草を合わせるだけの簡単レシピになっています。
スクランブルエッグは火を通しすぎると固くなるため、半熟程度に仕上げてください。ちぢみほうれん草の緑と卵の黄色の色合いが美しく、食卓に彩りを添えてくれます。
ちぢみほうれん草とサラダチキンの和え物
【材料】
- ちぢみほうれん草 1束
- サラダチキン 1パック
- ザーサイ 適量
- 醤油 適量
- 塩こしょう 適量
【レシピ】
- ちぢみほうれん草は洗ってざく切りにします。
- 熱湯で茹で、ざるに上げておきます。
- ボウルに(2)とほぐしたサラダチキン、刻んだザーサイを入れます。
- 塩こしょうと醤油で味をととのえたら完成です。
コンビニで手軽に買えるサラダチキンと、ちぢみほうれん草を組み合わせた簡単レシピです。こちらのレシピでは刻んだザーサイを加えることで、程よい塩気と歯ごたえをプラスしています。ボウルに全ての材料を入れて混ぜるだけで完成するので、おかずが足りない時にもおすすめです。
ちぢみほうれん草のおひたし
【材料】
- ちぢみほうれん草 1束
- おかか 適量
- 醤油 少々
【レシピ】
- ちぢみほうれん草は熱湯で茹で、冷水に浸します。
- ざるに上げて食べやすい大きさに切ります。
- 器に盛り付けおかかをのせ、醤油をかけたら完成です。
定番の副菜であるおひたしをちぢみほうれん草で作ってみましょう。シンプルな食べ方ですが、ちぢみほうれん草本来の甘さを最も感じられることでしょう。おいしく作るコツは茹でた後、冷水に浸すことです。こうすることでアクを残さず、栄養分をしっかり閉じ込めることができます。
緑色もより鮮やかになるため、見た目も良くなります。こちらのレシピではおかかを合わせていますが、ちりめんじゃこをトッピングするなどアレンジしても楽しめます。簡単に作れるのに、野菜の栄養をしっかり摂ることができるのも嬉しいです。
ちぢみほうれん草のナムル
【材料】
- ちぢみほうれん草 1束
- ネギ 1/2本
- Aすりおろしニンニク 大さじ1/2
- A塩 適量
- Aごま油 大さじ1
- 白ごま 適量
【レシピ】
- ちぢみほうれん草は熱湯で茹で、3~4cm幅に切ります。
- ネギはみじん切りにします。
- ボウルに材料Aと(1)と(2)を入れ、よく和えます。
- 器に盛り、白ごまをかけたら完成です。
韓国の人気料理、ナムルをちぢみほうれん草で作ってみましょう。作り始めから5分程度で完成する簡単レシピになっているので、覚えておいて損はありません。ニンニクの臭いが気になる方は、量を調整してください。そのまま食べても良いですし、人参やもやしのナムルと合わせてビビンバにしても美味しくいただけます。
ちぢみほうれん草のラー油炒め
【材料】
- ちぢみほうれん草 1束
- 桃屋の食べるラー油 適量
- 塩 少々
- だしの素 適量
- サラダ油 適量
【レシピ】
- フライパンにサラダ油を熱し、ざく切りにしたちぢみほうれん草を炒めます。
- 塩とだしの素を入れてさらに炒めます。
- 桃屋の食べるラー油を加え、全体に炒め合わせたら完成です。
辛い物好きに大人気の食べるラー油を使ったアレンジレシピを紹介します。ちぢみほうれん草に強い主張がないので、フライドガーリックやフライドオニオン、コチュジャンなどがたっぷり入った食べるラー油との相性も抜群です。
作り方は非常に簡単で、フライパンでさっと炒めたほうれん草に食べるラー油を加えて炒めるだけ。お酒のおつまみにもおすすめです。ピリッと辛い味付けで、お酒がぐんぐん進むこと請け合いです。
ちぢみほうれん草の胡麻和え
ちぢみほうれん草の定番レシピがこちらの胡麻和えです。茹でたちぢみほうれん草に白すりごま、醤油、砂糖で作った和え衣を絡めるだけの簡単レシピでありながら、何度も食べたくなるおいしさです。
ちぢみほうれん草は普通のほうれん草よりも味が濃いため、調味料を控えめにしましょう。冷蔵庫で3~4日は保存できるので、たっぷり作って常備菜にしても良いでしょう。
ちぢみほうれん草のソテー
料理の付け合わせや、おべんとうのおかずとしても人気のちぢみほうれん草のソテーを紹介します。作り方は簡単で、食べやすい大きさに切ったちぢみほうれん草にコーンやにんじんを合わせて炒め、めんつゆ、塩こしょう、バターで味付けします。
ちぢみほうれん草は葉の部分だけでなく、根元の部分にも甘みがあるので、捨てずに利用しましょう。ソテーにすることでカサが減って野菜がたっぷり食べられます。
ちぢみほうれん草を使った人気レシピ【パスタ】
キノコとちぢみほうれん草のバター醤油の和風パスタ
【材料】
- ちぢみほうれん草 1袋
- ベーコン 6枚
- シメジ 1/2袋
- 醤油 大さじ1
- バター 20g
- 水 300ml
- オリーブオイル 適量
- 胡椒 適量
- パスタ 200g
【レシピ】
- パスタはたっぷりの水に漬けこんでおきます。
- ベーコンは3cm幅、ちぢみほうれん草はざく切り、しめじはほぐしておきます。
- フライパンにオリーブオイルを熱します。
- (2)と縮みほうれん草の茎の部分を入れて炒めます。
- 水を入れ、(1)を入れて炒めます。
- 醤油を加え、ちぢみほうれん草の部分を加えて炒めます。
- バターを加え、胡椒で味をととのえたら完成です。
こちらのレシピでは、あらかじめ水で漬け込んで柔らかくなったパスタを短時間で炒めて仕上げるというテクニックを使います。乾麺とは異なり、もちもちとした生パスタのような食感が楽しめます。炒め時間も1~2分で済み、光熱費の節約にもなりますので、ぜひお試しください。
鮭とちぢみほうれん草のクリームパスタ
【材料】
- パスタ 2人分
- 鮭缶(水煮) 1缶
- ちぢみほうれん草 2株
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく(すりおろし)大さじ1
- 生クリーム 200cc
- 粉チーズ 30g
- オリーブオイル 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- 塩 適量
- 黒こしょう 少々
【レシピ】
- 玉ねぎは皮をむき、繊維に沿って薄切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、鮭を入れてほぐしながら炒めます。
- 鮭にこんがりと焼き色がついたら、玉ねぎを加えます。
- 玉ねぎがしんなりしたら、にんにくを加えます。
- 料理酒を加えて、鮭の臭みを飛ばしてから、生クリームを加えます。
- パスタは表示より1分短めに茹でます。
- ちぢみほうれん草は5cm幅に切ります。
- パスタがゆであがる1分前に一緒に茹でます。
- ソースにパスタとほうれん草を加えます。
- 塩を加えて、味をととのえ、粉チーズを加えます。
- 皿に盛り付けて、粉チーズと黒こしょうを振ったら完成です。
こちらは、イタリアンのシェフが紹介する絶品パスタのレシピです。手軽に買える鮭の水煮缶を使っていながら、まるでプロのような味わいが楽しめます。ポイントは鮭の水煮の水分をしっかり切ってから使うこと、フライパンに木べらで押し付けるようにして焦げ目がつくまでしっかり炒めることです。この焦げ目がおいしい旨みの元になります。
また、料理酒を加えることで鮭の臭みを飛ばし、焦げ目を溶かして旨みのあるだしに変える効果があります。たったこれだけのコツですが、やるのとやらないのとでは全く仕上がりが変わります。鮭の濃厚な旨みが溶け込んだクリームソースとちぢみほうれん草、パスタの三位一体のおいしさをお楽しみください。
野菜たっぷりのトマトクリームパスタ
フレッシュトマトに生クリームを加え、まろやかなトマトクリームソースでいただくパスタを紹介します。使う材料はちぢみほうれん草、エリンギ、玉ねぎ、ベーコンの4つです。食べやすい大きさに切って炒めた後、フレッシュトマトをざく切りにし、牛乳を加えて作ったトマトクリームソースで絡めてください。
味が物足りないときは塩こしょうで調整しましょう。こちらのレシピは生クリームではなく牛乳を使っているので、あっさりと仕上がります。手軽にパッと作れるので、冷蔵庫にちぢみほうれん草があったらぜひ作ってみてください。
ちぢみほうれん草とツナの柚子胡椒パスタ
ちぢみほうれん草はクリーム系パスタもおいしいですが、このような和風パスタにしても絶品です。レシピはオリーブオイルを熱したフライパンでにんにくを炒め、ツナ、茹でたちぢみほうれん草を合わせ、柚子胡椒と岩塩で味付けしたら完成です。
ぴりっと辛い柚子胡椒が大人の味わいで、飲み会のシメにもおすすめです。甘いちぢみほうれん草との相性も良く、後引くおいしさと評判です。
ちぢみほうれん草のジェノベーゼ
最後に紹介するパスタ部門のレシピは、見た目もお洒落なジェノベーゼパスタです。ジェノベーゼはイタリアのジェノバ州が発祥の料理で、本家はバジルペーストに松の実を合わせて作られます。
こちらのレシピではバジルペーストの代わりにちぢみほうれん草を使うのがポイントです。松の実の代わりに手に入りやすいくるみで作れるのも嬉しいです。
レシピはフードプロセッサーに茹でて水気を切ったちぢみほうれん草、パルメザンチーズ、くるみ、オリーブオイル、塩を加え、ちぢみほうれん草のペーストを作ります。あとは茹で上がったパスタとちぢみほうれん草のペーストを絡めたら完成です。
ほうれん草ペーストは、しっかり攪拌して細かいペースト状にすることで口当たりがなめらかになります。冷凍保存もできるので、時間がある時にまとめて作ってもおくのもおすすめです。チーズのコクとちぢみほうれん草の甘みがおいしい絶品パスタをぜひ試してみてください。
冬季限定のちぢみほうれん草を使って人気レシピを作ろう!
収穫後に少し茹でて食べてみました。エグみはない・・・後から甘みが来ます。味はこの時期のハウス栽培のほうれん草なら合格かな🤔 しかしちぢみほうれん草の旨さを知ってしまうと物足りなく感じてしまいますね〜#ほうれん草 pic.twitter.com/jPOXDjF55G
— もぐらおじちゃん (@G0PE5bp72BKnGiC) March 12, 2020
ちぢみほうれん草を使ったおすすめレシピ25選を紹介しました。組み合わせる食材や調理法を変えるだけで、メイン料理からサラダ、付け合わせ、パスタまで変幻自在に楽しめるのが魅力です。どのレシピも簡単に作れるものばかりになっているので、お気に入りを見つけてレパートリーに加えてください。
ちぢみほうれん草は出回る期間が冬限定と短いですが、普通のほうれん草とはひと味もふた味も違うおいしさです。まだ食べたことがないという方は、これを機に手に取ってみることをおすすめします。