牛レバーの人気・簡単レシピ！炒め・焼き・揚げ他！子供も美味しく！

本記事では牛レバーを使った人気の簡単レシピをまとめてみました。定番のソテーをはじめ、丼やパテなどさまざまな簡単レシピを紹介します。牛レバーが苦手という人は、ぜひこの機会にレバー嫌いを克服してください！

（簡単レシピの一部には、牛レバーではなく鶏レバーや豚レバーが使用されているレシピがあります。それらのレシピは「牛レバーへの置き換えレシピ」として参考にしてください）

レバーを美味しく頂くためには「血抜き」と「臭み取り」が何よりも重要です。この手間さえ惜しまなければ、かなりの数の人がレバーを美味しく食べられる様になるでしょう。牛乳に漬け込むなどさまざまな方法があるので、気になる方はぜひこの機会に下処理法をチェックしてください。

牛レバーを使った大人気料理といえば、やはりレバ刺しでしょう。牛レバーの人気は、この料理に尽きるといっても過言ではありません。この牛レバ刺しは焼肉屋さんの人気料理として、長きに渡り多くの人々に親しまれていました。

しかしながら、2012年7月より食品衛生法にて牛レバーの生食が禁止されており、現在牛レバ刺しを日本国内で食べることは事実上不可能（法律違反行為）となっています。現在は馬などのレバーが代替品として提供されていますが、やはり牛レバーに並ぶ人気を獲得するのは難しい様です。

【材料】

• 牛レバー…120g（匂いが気になる人は予め牛乳で臭みを取り除いておく）
• エシャロット…1/2個
• にんにく…2片
• パセリ…適量
• バター…適量
• 塩…適量
• コショウ…適量
• フォン・ド・ボー…50cc
• シェリービネガー…20cc
• フライドポテト…お好みで

1. 牛レバーをスライスする。
2. 牛レバーに塩こしょうを振り、全体的に馴染ませる。
3. 付け合せのフライドポテトを揚げる。
4. 中火で熱したフライパンにオリーブオイルを入れる。
5. フライパンに牛レバーを入れて強火でソテーする。
6. 火が通ったら一旦別の容器に取り出しておく。
7. 同じフライパンにバターを入れ、エシャロット、にんにく、パセリを中火で炒める。
8. シェリービネガーを加えて煮詰めていく。
9. フォン・ド・ボーを加えて更に煮詰める。
10. 塩こしょうで味を調える。
11. ソースができたらレバーを戻し、ソースと絡めて出来上がり。

こちらは本格フレンチで提供されている、上質な牛レバー料理のレシピ「牛レバーのソテー」です。フレンチの中でも定番人気を誇る一品で、独特の香りと味わいを楽しむことができます。

【材料】

• ニラ…1束
• 牛レバー…150g（匂いが気になる人は予め牛乳で臭みを取り除いておく）
• 玉ねぎ…1/2個
• サラダ油…適量

• おろしにんにく小 1 片
• しょうゆ大さじ 1

• しょうゆ小さじ 2
• 酒小さじ 2
• オイスターソース小さじ 2
• 砂糖小さじ 1
• 塩少々
• こしょう少々

1. 牛レバーを6～7mm幅に切り、軽く水洗いしたら水に5～6分浸けて血抜きをする。
2. 玉ねぎは3～4mm幅に、ニラは3～4cmの長さに切る。
3. Bを混ぜ合わせたら、水気を拭いたレバーとAを絡めて味を馴染ませる。
4. 汁気を切ったら1枚ずつ片栗粉をまぶし、余分な粉をはたく。
5. 熱したフライパンにサラダ油を敷き、レバーを並べ入れる。
6. こんがりと焼き色がついてカリッとしたら裏返し、裏面も同様に焼く。
7. 中まで火が通ったらバットなどにいったん取り出す。
8. 同じフライパンを拭き取り、再度サラダ油を加えて強火で熱する。
9. 玉ねぎとニラを加えて軽く炒める、全体に油が回ったら牛レバーを戻し入れる。
10. Bを回しかけて手早く炒めたら、皿に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは定番かつ大人気な一品「ニラレバ炒め」です。レバーを使用した料理の中でも代表的な存在で、街中華でも馴染みの深い定番の一品です。もやしなどの野菜をプラスして、よりボリューミーなスタミナ炒めにアレンジしても良いでしょう。割りと簡単に作れるのも人気のポイントです。

【材料】

• 牛レバー薄切り…120g（匂いが気になる人は予め牛乳で臭みを取り除いておく）
• 油…適量
• ニンニク…1片
• ニンジン（短冊切り）…20g
• エリンギ（縦4等分、横3等分）…1/2パック
• タマネギ（5mm幅薄切り）…30g
• ピーマン（縦8等分）…50g
• バルサミコ酢…小さじ1/2

• 醤油…小さじ1
• バルサミコ酢…大さじ1と1/3
• 砂糖…大さじ1強
• 塩…少々

1. 牛レバーを冷水に20分ほど浸たす。
2. キッチンペーパー等で水気を拭き取り、臭みを取り除く。
3. Aを混ぜた合わせたらレバーを10分ほど浸け込む。
4. 中火で熱したフライパンにピーマン以外の材料を加え、煮詰めるように炒める。
5. 色が変わったらピーマンを加え、火が通ったらパルサミコ酢を加える。
6. 皿に盛り付けたら出来上がり。

こちらのレシピでは、ソースにもバルサミコ酢を加えるといった洋風アレンジが施されております。これにより苦味を感じずらくなり、あっさりとして食べやすい味付けとなるのだそうです。

【材料】

• 牛レバー（一口大にカット）…100g

• 酒…大さじ1
• 塩…少々
• 山椒…少々
• ゴマ油…適量
• ニンジン（短冊切り）…50g
• 長ネギ（斜め2cmに切る）…100g

• カツオ出汁…小さじ1/3
• 味噌…小さじ1弱
• こしょう…少々
• すりごま（白）…大さじ1

1. 牛レバーを水で軽く洗ってから、Aに10分ほど浸け込む。
2. 熱したフライパンにごま油を敷き、レバーとニンジン、長ネギを炒める。
3. 漬けダレとBを混ぜ合わせておく。
4. レバーに火が通ったら、3を加えて手早く絡め合わせる。
5. 器に盛り付けて、すりごまを振ったら出来上がり。

続いてのレシピは「レバーのごまみそ炒め」です。酒と山椒に漬けたレバーをごま味噌で炒めることで、レバーの臭みが消え、より一層食べやすくなります。これなら子供でも喜んで食べ進めてくれるでしょう。また、作り方が簡単な点もこのレシピの嬉しいポイントです。

続いてはにんにくの香りが食欲を掻き立てる「牛レバーのスタミナ炒め」です。シャキシャキとした野菜のシャキシャキ感が堪らない一品で、白いご飯との相性も抜群です。甘辛な味付けのおかずが好きな方はぜひ覚えておきましょう。

続いてのレシピはさっぱりとした味わいが絶妙な「牛レバーのステーキ」です。こうばしく焼いた牛レバーとソースが抜群の相性を誇ります。カロリーも低いので、ダイエット中の方にもおすすめです。

【材料】

• 牛レバー…300g
• 牛乳…適量（牛レバーが浸る程度）
• 塩こしょう…少々
• 卵…1個
• 薄力粉…適量
• パン粉…適量

• 砂糖…50g
• 酒…10g
• 水…50g
• ウスターソース…80g

1. 牛レバーを5mm程度の厚さに切る。
2. 側面に切り込みを入れて開く。
3. 深めのバットに並べたら、牛乳を注いで15分程浸け置く。
4. 水、酒、砂糖をボウルに入れてレンジで1分加熱し、しっかりと混ぜ合わせる。
5. ウスターソースとすりおろしニンニクを合わせる。
6. 牛レバーの水気をキッチンペーパー等を拭き取る。
7. 薄力粉→卵液→パン粉の順で衣を付けていく。
8. 少量の油でレバーを揚げ焼きし、きつね色になったら油を切る。
9. ソースにレバカツを潜らせる。
10. 皿にキャベツを盛り付け、上にレバカツを乗せたら出来上がり。

続いてのレシピは、もんじゃの街として知られる東京月島の名物グルメを再現した「レバカツ」です。濃厚な味わいとサクサクの衣の食感が楽しめるレバカツは、おかずは勿論おつまみとしてもおすすめな一品です。少量の揚げ油で作ることができるので、一人分でも気兼ねなく作ることができます。

【材料】

• 牛レバー…270g
• 牛乳…酒大さじ2
• 玉ねぎ…1/2個
• にんにく…1片
• 生クリーム…50cc
• 塩…大さじ1/2弱
• ブラックペッパー…小さじ1
• クローブ…小さじ1/2
• コリアンダー…小さじ1/2

1. 牛レバーに付いている余計な部分を取り除く。
2. ボウルにレバーと牛乳を注ぎ、15分程浸け置く。
3. 玉ねぎをスライスする。
4. 熱したフライパンにバターを入れ、にんにくを炒める。
5. 香りが出たら玉ねぎを加え、更に炒めていく。
6. レバーと酒を加え、全体的にしっかりと火を通していく。
7. 火が通ったらミキサーに移し、生クリーム、塩、スパイスを加えて撹拌する。
8. 裏漉しして消毒済みの瓶に詰め、一晩冷蔵庫で寝かせたら出来上がり。

こちらは保存することが可能な「レバーペースト」のレシピです。鶏レバーが使われることの多いレバーペーストですが、こちらも牛レバーで代用することが可能です。パンやクラッカーに塗って食べるのがおすすめです。

【材料】

• 牛レバー…150g（匂いが気になる人は予め牛乳で臭みを取り除いておく）
• みょうが…2本
• ごま油…大さじ1
• 白ごま…少々
• 酒…大さじ4
• みりん…大さじ2
• しょうゆ…大さじ2
• 砂糖…大さじ2

1. 湯を沸かし、酒、みりん、醤油、砂糖を混ぜ合わせる。
2. ミョウガを輪切りにした後、牛レバーを10〜20秒程度茹でてザルにあげておく。
3. フライパンにごま油を敷き、牛レバーを炒める。
4. 牛レバーに焼き目がついたら、合わせておいた調味料を入れて煮詰める。
5. ミョウガと共に器に盛りつけたら出来上がり。

続いてのレシピは「レバーの佃煮」です。その名の通り牛レバーを佃煮に仕上げました。ミョウガの爽やかなとの相性が良い一品で、ごはんがモリモリと進む味付けです。

【材料】

• 牛レバー…150g（匂いが気になる人は予め牛乳で臭みを取り除いておく）
• 万能ネギ…5～7本位
• にんにく…2片

• みりん…大さじ2
• ごま油…大さじ1
• 醤油…大さじ1
• 砂糖…小さじ1

1. にんにくをスライスし、万能ネギを小口切りにする。
2. 牛レバーを水で洗い流し、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
3. 牛レバーを一口大に切り、ジップロックなどの保存袋に入れる。
4. 3にAを入れて軽く揉み、10分ほど馴染ませておく。
5. 中火で熱したフライパンににんにくを入れて炒める。
6. フライパンに保存袋の中身を投入し、中火で煮汁が少なくなるまで煮詰める。
7. 煮汁が1/3位になったら小口切りにしたネギを入れて混ぜ合わせる。
8. 器に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは、甘辛な味わいが絶妙な「レバーの甘辛煮」です。レバーの濃厚な味わいと特製ダレが絡み合う見事なレバー料理です。独特の臭いを完全にシャットアウトできるため、レバーが苦手な方の克服レシピとしてもおすすめな一品となっています。

【材料】

• 牛レバー…250g（匂いが気になる人は予め牛乳で臭みを取り除いておく）
• しょうが（スライス）…ひとかけ
• 水（下処理用）…適量
• お湯（下処理用）…適量

• 赤ワイン…200cc
• 醤油…大さじ2
• はちみつ…大さじ2
• バルサミコ酢…大さじ1
• コショウ・・・少々 

1. レバーを一口大くらいの大きさにカットし、ボウルに入れ、ひたひたの水で10分浸す。
2. レバーを流水で洗いながら黒い血の塊を取り除く。
3. ザルにレバーを入れ、沸騰したお湯をさっとかける。
4. 鍋にレバーとスライスした生姜、Aを入れて煮立たせ、灰汁を取り除く。
5. 落し蓋をして中火で15分くらい煮る。
6. 落し蓋を取り、強火にして煮汁を飛ばしていく。
7. 汁気がほぼなくなったら器に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは大人の味わいで人気の「レバーのワイン煮」です。赤ワインベースの特製ダレで、レバーの中までじっくりと染み込ませました。風味の良い味わいの一品に仕上げられています。

【材料】

• ご飯…200g
• 牛レバー…150g
• 鶏ハツ…1個
• 砂肝…1/2個
• 鶏皮…少々
• ネギ…1本
• ゴマ油…大さじ1

• 醤油大さじ2
• 砂糖大さじ1.5
• 紹興酒大さじ1
• オイスターソース小さじ1
• ニンニクすりおろし小さじ1/4
• 七味唐辛子小さじ1
• 酢小さじ1

1. レバーは3mm幅に切り、水に浸けて血抜きをする（その他の部位も同様に切る）
2. ネギを1mm幅の小口切りにして、15分ほど水に浸けて辛みを抜いておく。
3. Aの材料を合わせてタレを作っておく。
4. 150℃に加熱した油でレバー、ハツ、皮、砂肝を油通ししておく。
5. 中華鍋にごま油大さじ1を入れ、油通しした諸々を加える。
6. すぐに純レバーのタレを入れて15秒ほど加熱する。
7. ご飯の上に盛り付け、ネギを散らして出来上がり。

最後のレシピは、東京浅草の名物グルメを再現した「純レバ丼」です。本来は鶏レバーを使用するこちらのレシピを、牛レバーで再現しました。本家の味を忠実に再現した味わいにハマる人が続出中です。

牛レバーを使った簡単人気レシピを紹介しました。他にも低温調理や唐揚げ、塩焼きといったさまざまな調理法を用いたレシピがあるので、興味が有る方はそれらのレシピもチェックしてみると良いでしょう。この機会にレバーへの苦手意識を克服し、美味しい料理をたっぷりと堪能してください！