カムジャタンの人気レシピ！簡単・本格的に韓国の味！豚バラの下処理も！

韓国料理にはさまざまな鍋料理があります。その中でも一際高い人気を誇る料理がこのカムジャタンです。カムジャタンは豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋で、その濃厚でコクの深い味わいが特徴の一品です。本記事では、このカムジャタンの人気レシピについてまとめてみました。

まずは本格なカムジャタンの基本レシピを見ていきましょう。辛い物が苦手な場合、粉唐辛子の量を調整してあげることで辛くないカムジャタンに仕上げることも可能です。

【材料】（4人分）

• じゃがいも…中4個
• 長ねぎ…1本
• 水…4カップ
• 豚スペアリブ…大8本
• 白すりごま…大さじ2
• えごまの葉…5枚
• 塩…少々
• ごま油…大さじ1
• 粗挽き黒こしょう…少々

• おろしにんにく…1片分
• おろししょうが…1片分
• 砂糖…大さじ1
• 酒…1/2カップ
• コチュジャン…大さじ2
• 韓国産粉唐辛子…大さじ1 (中挽き)
• 味噌…大さじ2

【作り方】

• じゃがいもの皮を剥き、長ねぎを1cm幅で斜め切りする。
• スペアリブの表面にフォークで何か所か穴をあける。
• 水を張った鍋に入れ、火にかけて沸騰したらザルへと上げる。
• 流水で一度表面を洗い、水気をしっかり拭き取ってから塩こしょうをふる。
• 中火で熱した鍋にごま油を敷いてスペアリブを焼き、Aを混ぜ合わせる。
• じゃがいもとAを加えて全体を混ぜ合わせ、分量の水を加える。
• ひと煮立ちしたら灰汁を取り除き、火加減を調整する。
• 蓋を少しずらして40～50分ほど煮込む（じゃがいもが煮崩れてきたら取り出す）
• 肉がやわらかくなったら、長ねぎを加える。
• 白すりごまとちぎったえごまの葉、お好みで韓国産粉唐辛子を散らして出来上がり。

本格的なカムジャタンに仕上げるには、じゃがいもを加えるタイミングが重要です、火が通りながらも煮崩れない状態に仕上げられるように、タイミングをしっかりと見計らって具材を加えていきましょう。

【材料】

• スペアリブ…500g
• じゃがいも…2個
• 長ねぎ…1本
• おろし生にんにく…適量
• おろし生しょうが…適量
• いりごま…大さじ2
• コチュジャン…大さじ2
• 酒…大さじ2
• しょうゆ…大さじ1
• 水…4カップ

1. じゃがいもの皮を剥いて4等分に切る。
2. ねぎを切る（白い部分はぶつ切り、青い部分は細かく）
3. 圧力鍋にスペアリブを並べて水と酒を加える。
4. おろし生にんにくとおろし生しょうがを加える。
5. 長ねぎの白い部分を加えたら蓋をして強火に掛ける。
6. 沸騰したら弱火に落として15分煮込む。
7. 蓋を開けてじゃがいもを加えたら、再度蓋をして強火にかける。
8. 沸騰した弱火に落として1分間煮込む。
9. コチュジャン、いりごま、醤油を加え、蓋をせずに中火で10分程煮込む。
10. 青ネギを投入し、器に盛り付けたら出来上がり。

まずは圧力鍋を使った簡単カムジャタンのレシピを紹介します。圧力鍋を使用することで、時間を掛けずに美味しいカムジャタンを作ることができます。カムジャタンはスペアリブとじゃがいものみのシンプルな鍋ですので、この両者が最適な状態に仕上げられていることが重要なポイントとなります。

【材料】

• 豚スペアリブ…400g
• じゃがいも…2〜3個
• 玉ねぎ…1/2個
• 長ねぎ…1本
• 油揚げ…2枚
• 塩こしょう…適量

• にんにくチューブ…大さじ2
• しょうがチューブ…大さじ1
• ごま油…大さじ1
• すりごま…大さじ2
• 鶏がらスープの素…大さじ2
• コチュジャン…大さじ3
• みりん…大さじ3
• 一味唐辛子…お好みの量
• 水…400cc

1. じゃがいもの皮を剥いて4等分に切る。
2. 玉ねぎはくし切りに、長ねぎは斜め薄切りに、油揚げは1cm幅に切る。
3. 豚肉を内釜に並べて塩こしょうを振る。
4. 豚肉の上にじゃがいも→玉ねぎ→油揚げ→長ねぎの順で乗せていく。
5. Aの調味料と水を加えて軽く混ぜ合わせ、通常モードで炊飯する。
6. 炊きあがったら器に盛り付けて出来上がり。

続いてのレシピは、何とカムジャタンを炊飯器で炊き上げるという超お手軽レシピです。全ての材料を加えたら後はスイッチを押すだけでOKと、とにかく作り方が簡単な点がこのレシピの特徴です。「美味しいものは好きでも、面倒な料理はイヤ！」という人にはもってこいのレシピと言えるでしょう。

【材料】

• 豚バラスライス…8枚※一枚が短ければ2枚使用
• ジャガイモ…2～3個
• ニンジン…1本
• タマネギ…2個
• チゲ鍋の素…50g
• 水…300cc
• 砂糖…9g
• しょうゆ…10g
• おろしにんにく…10g

1. 豚バラスライスを一枚ずつ丸めてブロックにする。
2. ブロックにした豚バラ肉に片栗粉をまぶして冷蔵庫で冷やす。
3. じゃがいもをレンジで2～3分ほど温めておく。
4. 中火で熱したフライパンで豚バラ肉の両面を焼きあげる。
5. 一度肉を取り出して余分な油を拭き取り、再度全ての材料を加える。
6. 20〜30分程煮込んだら皿に盛り付けて出来上がり。

こちらはフライパンで仕上げた変わり種のカムジャタンです。豚バラを使用しており、角煮の様な仕上がりとなります。おかずやおツマミとしておすすめの一品です。

【材料】

• 豚ばらかたまり肉…600g
• サンチュ…好きな分だけ

• 青ねぎ…1本分 (青い部分)
• しょうがの皮…適量
• 酒…50ml

• 白すりごま…小さじ2
• 酢…小さじ1
• ごま油小さじ…1/3
• コチュジャン…大さじ1
• 味噌…大さじ2

• 青ねぎ…適量
• キムチ…適量
• 赤ピーマン…適量
• えごまの葉…適量
• 生わかめ…適量

1. 赤ピーマンを細切りに、青ねぎは10cmの長さに、わかめは食べやすい大きさに切る。
2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、Aと豚肉を入れる。
3. 沸騰したら火を弱め、液面が軽く沸き立つくらいの火加減で25分茹でる。
4. 火を止めてそのまま10分おいて余熱で火を通す。
5. Bを混ぜ合わせ、鍋から肉を取り出して2～3mm厚さに切る。
6. 器に豚肉、B、C、サンチュを盛り付けたら出来上がり。

茹でた豚肉を付け合わせとサンチュ等で包んで頂くポッサムは、カムジャタンとも相性が良い一品です。お酒が飲める方は、韓国焼酎やマッコリと共に頂くと良いでしょう。

【材料】

• ごはん…500g
• 卵…4個
• たくあん（7〜8mm角で10cm長さのもの）……8本
• 牛切り落とし肉…120g
• ほうれん草のゆでナムル…4株分
• にんじんのナムル…適量
• 干ししいたけの炒めナムル…適量
• カニ風味かまぼこ……4本
• 焼きノリ（全形）……4枚
• 酒……小さじ1

• にんにく…1片分
• しょうがのすりおろし…1片分
• しょうゆ…大さじ１と1/3
• 砂糖…大さじ１と1/3
• 酒…大さじ１と1/3
• 白いりごま…大さじ１と1/3
• 塩…適量
• ごま油…適量
• 仕上げ用の白いりごま…適量

1. ボウルにごはんを入れてごま油と塩を振り、混ぜた後に4等分する。
2. 卵は溶きほぐして塩少々を混ぜる。
3. 熱した卵焼き器に油を加えて卵液を流し入れる。
4. 火が通ったら手前に巻いて向こう端に寄せる。
5. 3を繰り返し、1cm四方で10cm長さに切る。
6. 熱したフライパンにごま油を加えてたくあんを炒め、酒を振って絡めてから取り出す。
7. ごま油を足して牛肉を炒め、色が変わったらAを加えて絡める。
8. 巻きすに海苔とごはん1/4を乗せ、手前から2/3くらいまで薄く均一に広げる。
9. ごはんの中央にたくあんとほうれん草のナムル1/4量を置く。
10. にんじん・干ししいたけのナムル、卵焼き、カニ風味かまぼこ、牛肉の1/4を乗せる。
11. 間の具が動かないよう両手で押さえながら巻く。
12. 巻きすでしっかりと押さえながら締めて形を整える。
13. 巻きすを外して巻き終わりを下にして置く。同様に残りの3本も巻いていく。
14. キンパの上面にごま油少々をスプーンでライン状に塗り、ごまを振ってくっつける。
15. 包丁をぬれぶきんでふきながら、食べやすい大きさに切る。
16. 皿に重ねて盛り付けたら出来上がり。

韓国の手巻き寿司であるキンパも、カムジャタンと相性抜群な一品です。料理自体は辛くないので、子供や辛い物が苦手な方でも美味しく頂くことができます。

【材料】（2〜3人分）

• サキイカ…100g
• ネギ…みじん切り大さじ1

• しょうゆ…小さじ1
• みりん…大さじ2
• ごま油…大さじ1
• コチュジャン…大さじ1
• いりごま…大さじ1
• にんにくチューブ…小さじ1/2
• すりごま…小さじ1
• 一味唐辛子…小さじ1/2
• はちみつ…小さじ1
• 砂糖…小さじ1/2 

1. ボウルに水を張り、さきいかを揉み洗いする。
2. 水気を切って食べやすい長さにカットする。
3. ボウルでAを混ぜ合わせたらさきいかを加え、しっかり揉みこむ。
4. ネギを混ぜ込み、器に盛り付けたら出来上がり。
    

続いてはコチュジャンを使った定番の和え物である「さきいかコチュジャン」です。ヤミツキ必至のおつまみとして人気の高い一品ですが、こちらもまたカムジャタンと抜群の相性を誇ります。作り方が簡単なのも嬉しいポイントです。

カムジャタンの人気レシピをまとめました。カムジャタンはコレといった食べ方の決まりもなく、韓国料理の中でもチャレンジのしやすい一品です。ぜひこの機会にレシピをマスターし、自宅でカムジャタンを楽しみましょう！