2020年02月28日公開
2024年10月12日更新
生きくらげの活用レシピまとめ!調理方法や保存方法も徹底解説!
生きくらげのレシピについて詳しくまとめました。きのこの一種である生きくらげは食感が良く人気の食材です。この記事では、生きくらげを使った本格的な中華料理から時短におすすめの簡単料理まで、様々なレシピを紹介します。
目次
生きくらげのレシピを紹介!
生きくらげは肉厚でぷりぷりとした食感で人気の食材です。きくらげといえば中華料理や豚骨ラーメンのトッピングなどで使用されることの多い食材ですが、これらは生ではなく乾燥きくらげが使われている場合が殆どです。生きくらげは希少価値が高い食材ですが、最近では店頭で販売していることも多くなっています。
この記事では、ぷりぷりとした食感が美味しい生きくらげを使ったレシピを紹介します。本格的な中華料理から簡単なレシピまで様々なものをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
生きくらげの簡単人気レシピ【和え物】
もやしと生きくらげのナムル
もやしと生きくらげのナムルは、もやしのシャキシャキとした食感ときくらげのぷりぷりの歯ごたえが非常によく合う一品です。 さっぱりとした味わいが特徴で、ごま油の香ばしい風味が食欲をそそります。そのうえ作り方も極めて簡単と、文字通り文句の付け所がありません。
生きくらげと春菊のみぞれ和え
続いて紹介する生きくらげと春菊を大根おろしは、きくらげの食感と春菊の香り、大根おろしの爽やかな風味が絶妙に合う一品です。豪華な見栄えですが茹でて切って和えるだけですので、非常に簡単に出来上がります。また、仕上げにポン酢をかけて食べると非常に美味しいので、ぜひ試してみてください。
えびと生きくらげと春雨のさっぱり和風和え
えびときくらげを使った豪華な春雨サラダは、醤油とはちみつを使ったタレがよく合うと人気です。また、仕上げにラー油を垂らすと中華風の味わいになります。彩りも良いので、おもてなしメニューにもぴったりです。
生きくらげとたこの酢の物
生きくらげとたこの酢の物は、きくらげならではのぷりぷりの食感が酢の物によく合う一品です。また、たこの旨味ときゅうりの爽やかな味わいも加わり贅沢な副菜となっています。しかし、意外に簡単にできるので、もう一品欲しい際にもおすすめのレシピです。
生きくらげを和え物で食べる際は、新鮮なものを使うことが重要です。ぷりぷりとした食感をぜひ楽しんでください。
生きくらげやみつき塩キャベツ
生きくらげやみつき塩キャベツは、キャベツときくらげを同時に湯通しすることで、時間の節約に繋がります。また、味つけも塩昆布とごま油のみと非常にシンプルですので、自宅にある材料で簡単に作ることができるのも人気の理由の一つです。シンプルなのに味わい深いレシピをぜひ試してみてください。
生きくらげの簡単人気レシピ【炒め物】
きくらげと卵のオイスターソース炒め
【材料】
- 生きくらげ 100g
- 卵 3つ
- 長ネギ1/3本
- にんにく 1/2片
- 生姜 5g
- Aオイスターソース 小さじ1
- A醤油 小さじ1
- A酒 小さじ1
- A砂糖 小さじ1/2
- 顆粒だし ひとつまみ
【手順】
- 生きくらげの石づきを取り、一口大に切ります。
- 長ネギ、にんにく、生姜を細かく切ります。
- 卵をボウルに入れて、よく混ぜ合わせます。卵液に少量水を足し、さらに混ぜます。
- Aの調味料を混ぜ合わせて、合わせ調味料を作ります。
- 熱したフライパンに油大さじ2を入れ、3を炒めます。半熟程度になったら一度取り出しておきます。
- ごま油大さじ1を入れ、長ネギ、生姜、にんにくを香りが出るまで炒めます。
- 香味野菜から香りが出たら豆板醤小さじ1を加え、旨味を出していきます。
- 1をいれ、全体に油が回ったら4の調味料を絡めます。
- 調味料が馴染んだら、顆粒だしをひとつまみと5の卵を加え軽く和えるように混ぜ合わせます。
- 軽く混ぜ合わせたら、完成です。
中華料理の定番の生きくらげと卵のオイスターソース炒めは香味野菜を使っているので、食欲をそそる一品となっています。また、きくらげの淡白な味わいと卵のトロッとした食感が、旨味たっぷりのたれに絡まって絶妙に美味しいと人気です。お酒にもご飯にも合うので、ぜひ試してみてください。
牛肉と生きくらげの生姜炒め
【材料】
- 生きくらげ 150g
- 牛肉こま切れ 200g
- ごま油 大さじ1
- Aみりん 大さじ1
- A酒 大さじ1
- A醤油 大さじ1と1/2
- 生姜 3片
【手順】
- 生姜を千切りにします。
- 生きくらげは一口大に手でちぎります。
- 熱したフライパンにごま油、生姜を入れ香りを出します。
- 次に牛肉を入れ、軽く両面を焼きます。
- 4にAの調味料を入れ、牛肉の色が変わったら2を入れて炒めます。
- 汁が半分くらいに煮詰まったら、完成です。
牛肉と生きくらげの炒め物は満足感のあるレシピですが調理の工程はシンプルですので、非常に簡単に作れます。生姜の香りがさっぱりとしていて、食欲をそそる一品です。時間のない日のメイン料理としてもおすすめのレシピです。
鶏肉と生きくらげ炒め
【材料】
- 鶏もも肉 150g
- 生きくらげ 150g
- 卵 3個
- トマト 2個
- サラダ油 適量
- チキンコンソメ 1/4個
- A醤油 少々
- Aオイスターソース 小さじ1
- 塩 少々
- ブラックペッパー 少々
【手順】
- 鶏もも肉は一口大の大きさに切り、トマトは乱切りにします。
- 生きくらげの石づきを手で取り、一口大に割いていきます。
- フライパンに多めのサラダ油を入れて、よく熱します。
- 溶いた卵を加えて、ゆっくり回しながらふんわりと炒めて一旦取り出します。
- フライパンにサラダ油を足し、鶏肉を炒めます。鶏肉の色が変わってきたら、2を入れて炒めます。
- 5にAの調味料を入れ、混ぜ合わせます。馴染んだら、トマトと4の卵を戻し入れ混ぜ合わせます。
- 最後にチキンコンソメと塩、ブラックペッパーで味を整えたら完成です。
続いて紹介する鶏肉と生きくらげ炒めは、トマトを加えることでよりさっぱりとした炒め物になっています。また、卵とトマトのとろっとした食感と、きくらげの食感がアクセントになっていて非常に美味しいと人気です。さらに、鶏肉も入っているので、満足感があると好評のレシピです。
生きくらげと豚肉の炒め
【材料】
- 豚肉 100g
- 卵 適量
- 白ネギ 少々
- 生きくらげ 適量
- ほうれん草 適量
- 生姜 少々
- 酒 適量
- 濃口醤油 適量
- 胡椒 少々
- 酢 少々
- ごま油 少々
【手順】
- フライパンに多めの油を入れ、一口大に切った豚肉に油通しをします。色が変わったら、フライパンから取り出して油を切ります。
- 溶いた卵を炒めます。多めの油を使ってふっくらと仕上げます。くるくるとかき混ぜ、日が通ったら一旦取り出しておきます。
- 一口大に切った生きくらげと白ネギ、刻んだ生姜を炒めます。強火でさっと炒めます。
- 酒、濃口醤油を加え、1、2の具材を入れ、強火で一気に炒めます。
- さらに醤油を加え、胡椒で味を整えます。
- 味が決まったらざく切りにした生のほうれん草を加え、強火で炒めます。
- 仕上げに酢とごま豚を入れ、完成です。
木須肉は中国山東省の伝統的な料理の一つで、卵と豚肉を使った炒め物のことをいいます。材料の豚肉は豚バラ肉を使うとよりコクが出るので、おすすめです。特別な調味料や材料は使っていないので、ササっと簡単にでき冷めても美味しいので、残った場合はお弁当に入れるのもおすすめです。
生きくらげとじゃがいものオイスターソース炒め
生きくらげとじゃがいものオイスターソース炒めは千切りに切ったじゃがいものシャキシャキ感ときくらげのコリコリ感が絶妙な味わいの人気レシピです。さらに、濃厚なオイスターソースの旨味が淡白な味わいのじゃがいもときくらげによく合います。ご飯にも合う一品です。
生きくらげの簡単人気レシピ【その他】
生きくらげの刺身
【材料】
- 生きくらげ 1パック
- 大葉 お好みで
- 大根おろし お好みで
【手順】
- 生きくらげを沸騰したお湯に入れます。20〜30秒ほど茹でます。
- 1を氷水に入れ、身をしめます。
- 2をざるに入れ、水を切ります。
- 3を一口サイズに切ります。
- 4を皿に盛りつけたら、完成です。お好みでポン酢、塩ごま油、わさび醤油などにつけて食べてください。
新鮮な生きくらげが手に入った際はぜひ刺身を試してみてください。また、きくらげの切り方を変えることでそれぞれ違った味わいを楽しむことができます。生きくらげを一口大に切るとぷりぷりとした食感をより楽しむことができ、千切りにすると醤油が絡みやすくなり美味しいです。さらに、付け合わせとして生姜醤油もおすすめです。
生きくらげと凍り豆腐のジューシー肉巻き
【材料】
- 豚ロース薄切り肉 6枚
- 生きくらげ 4枚
- 凍り豆腐 3個
- めんつゆ3倍濃縮 大さじ1
- 水 大さじ3
- オレンジパプリカ 1/2個
- 塩こしょう 少々
- 片栗粉 大さじ1
- サラダ油 大さじ1/2
- つるむらさき 60g
- めんつゆ3倍濃縮 大さじ1
- 水 大さじ3
- ごま油 大さじ1/2
【手順】
- ボウルに40℃程度の湯をたっぷりと用意し、凍り豆腐を入れて4分程度おいて戻します。
- 凍り豆腐が戻ったら水気を絞り、1cm幅に切ります。
- バットにめんつゆ、水を加えて混ぜ、2を入れて10分置きます。10分後、キッチンペーパーで凍り豆腐の水気を拭き取ります。
- 鍋に湯をわかし、つるむらさきを入れて1分茹でます。茹で終わったら水にさらして水気を絞り、みじん切りにします。
- ボウルにめんつゆ、ごま油、水、つるむらさきを入れて混ぜねばねばたれを作ります。
- 生きくらげ、オレンジパプリカは細切りにします。
- 豚肉は両面に塩こしょうをふり、片栗粉をまぶします。
- 豚肉を広げ、3、6をのせ、手前から巻きます。同様に計6個作ります。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、8の巻き終わりを下にして並べ、全面に焼き色がつくまで転がしながら中火で焼きます。
- 9に蓋をして肉に火が通るまで弱火で3分程焼きます。
- 器に10を盛り、5で作ったねばねばたれを添えたら、完成です。
生きくらげと凍り豆腐の肉巻きは、食感が楽しく口に含んだ瞬間に凍り豆腐に染みためんつゆがじゅわっと口に広がり非常に美味しいです。
また、豚ロース薄切り肉にきくらげやオレンジパプリカを乗せて巻くことで様々な食材を一度に摂ることができます。つゆむらさきがない場合は、ポン酢やめんつゆにつけて食べるのもおすすめです。
中華風春雨サラダ
この中華風春雨サラダのレシピはもやしや人参、きくらげなどの食材の投入時間をずらすことにより一回で茹でられ、時短に繋がると人気です。また、春雨サラダにきくらげの食感が加わると良いアクセントになるので、さらに美味しく仕上がります。栄養満点ですので、ぜひ作ってみてください。
生きくらげの調理方法と保存方法
生きくらげの調理方法
今日チョコバナナ売ってる目の前で福島から来た方が福島産きくらげを売っていたので買いました。生きくらげなんて初めてだったので、まるスーパーにいる主婦のように、食べ方、調理法を聞き、買ってしまいました。今日はきくらげ定食です。きくらげをお刺身でいただくなんて滅多にない事だよなぁ!? pic.twitter.com/b02Jw7ROVY
— ちょろかいどぅんこ(#)🎃⑅⋆✯ (@shingaku0727) November 9, 2019
生きくらげを調理する上で大切なのは、食べる前に加熱調理することです。生きくらげを炒め物に使う際は炒めている最中に火が通るので問題ありませんが、そのままで使う場合には必ず湯通しするようにしましょう。したがって、きくらげをサラダや和え物などに使用する際は、湯通しをするようにしましょう。
湯通し方法としては、石づきを落として熱湯におよそ30秒ほどくぐらせるだけです。非常に簡単ですので、ぜひサラダなども試してみてください。また、生きくらげの表面に白い粉のようなものがついていることがありますが、これは胞子です。カビではないので、安心して食べてください。
生きくらげは冷凍保存がおすすめ
今年もお父様採ってきてくれた生きくらげ〜🌟
— シルーク♤2y10m♡10m (@siru_ku_aion) June 21, 2016
乾燥と冷凍でしばらく楽しめる(人・_・)♡
とりあえず刺身ワカメのように食べた♡ pic.twitter.com/fK9HpNtOEV
生きくらげは冷凍保存もおすすめです。あらかじめ、湯通ししたものを食べやすく切っておき、1食分ずつ冷凍しておきましょう。冷凍したものは加熱調理するときには凍ったまま加えることができるので、料理にさっと使えて便利です。まとめて冷凍保存しておくことで、時短にもなり調理の手間も省けます。
また、冷凍保存の方法としては、生きくらげを軽く水洗いし、石づきを落として熱湯に30秒ほどくぐらせ湯通しします。茹でたものを食べやすい大きさに切り、水気を拭き取ってから冷凍してください。冷凍方法も非常に簡単ですので、生きくらげが手元にある場合はぜひ試してみてください。
生きくらげを冷蔵保存する場合
生きくらげの保存方法。ジブロック。冷凍保存方法なのに、冷蔵庫へ。。 pic.twitter.com/TB12THwjTA
— みずぽソ@スパイスおばさん (@ayumizukavv) October 2, 2018
乾燥きくらげは長期保存に向いていますが、生きくらげは野菜などと同じ生ものです。鮮度を保つためにも、生のものを購入してきたら必ず冷蔵庫で保存するようにしてください。保存は4〜16℃の間で行うのが良いとされているので、基本的には冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
また、きくらげを使い切れなかった場合は、ラップに包んで保存袋に入れてから保存するようにしましょう。冷蔵保存での賞味期限は1週間ほどとされていますが、臭いに異変を感じた場合は1週間以内でも廃棄するようにしましょう。
さらに、生きくらげに張りがない場合や乾燥してしまった場合は水の張ったボウルに入れて、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。こうすることで、きくらげのぷりぷりとした食感が蘇りより美味しく食べることができます。
冷蔵庫の中は意外に乾燥しやすいです。きちんとビニールで包んで保存していても、いざ使おうと思ったときにはしわが寄っていたり、元気がなかったりします。 そんなときには、生きくらげをそのままドボンとお水に漬けてしまうのがおすすめです。お水に漬けた生きくらげを冷蔵庫でひと晩、保存するだけ。しおれた生きくらげがお水を吸ってふくらみ、プリッとハリのある姿に戻ります。もちろん、お水に漬ける前とは、食感も段違いです。
生きくらげのレシピまとめ
生きくらげは食感がよく、どのような食材でも合うことがわかりました。特に、中華料理に使ったり和え物にすると非常に美味しく人気です。また、下ごしらえや保存方法も簡単ですので、この記事を参考にぜひ人気レシピを作ってみてください。