タラの芽レシピ集！定番天ぷらからそれ以外も！チーズや豚肉とも合う！

春の山菜といえば、タラの芽を思い浮かべる人も多いでしょう。香りとほろ苦さが魅力的な春の味覚を代表する人気の山菜です。ホクホクとした歯ごたえや、ほのかな苦みを味わうには、天ぷらにするのが最も一般的な食べ方ですが、天ぷら以外でも美味しく調理することができます。

そこで本記事では、定番の天ぷらの作り方をはじめ、天ぷら以外にも簡単に美味しくできる人気レシピを紹介していきます。

【材料】

• タラの芽6本
• とき卵1個分
• 小麦粉適量
• 冷水適量
• 塩
• 抹茶

1. タラの芽の固い根本部分を切り落とし、茶色い帯を剥いてハカマを取り除きます。
2. とき卵に冷水と小麦粉を加えて、優しく混ぜ合わせ天ぷら衣を作ります。
3. タラの芽に天ぷら衣を付けて、160℃～165℃の油で揚げます。
4. 抹茶と塩を混ぜて抹茶塩を作り、器に添えて完成です。

タラの芽は根本部分にあるハカマを取り除いてから調理します。天ぷら以外の料理でも、同じくハカマを取り除きますので、覚えておくと良いでしょう。天ぷら作りのコツとして、天ぷら衣を作る時にあまり混ぜすぎずに、さっくりと混ぜ合わせるのがポイントです。

タラの芽を油で揚げることによって、アクが旨味となり様々な栄養分が閉じ込められて、風味豊かに仕上がります。

【材料】

• タラの芽16本
• 餃子の皮16枚
• スライスチーズ2枚
• 揚げ油適量
• 塩適量

1. タラの芽はハカマの固い部分を取り除いて、サッと洗って乾かしておきます。
2. スライスチーズを横半分に切り、更に縦に4等分に切ります。
3. 餃子の皮を広げて周囲を水で湿らせます。
4. 真ん中にチーズとタラの芽を置いて、皮でしっかりと巻き包みます。
5. 180℃に熱した揚げ油で、皮が色づくまで揚げます。
6. 皮がこんがりと色づいたら油から取り出して、熱いうちに塩を振りかけて完成です。

天ぷら以外でも揚げ物のレシピは多く展開されています。タラの芽のスティック揚げはチーズとの相性も抜群で、ビールにぴったりの人気メニューです。スライスチーズを切る時に、キッチンばさみを使うと簡単にできて便利です。また、揚げる時に崩れたりチーズがはみ出したりしないように、餃子の皮の巻き終わりはしっかりと接着しましょう。

【材料】

• タラの芽適量
• ベーコン適量
• ニンニク1片
• 鷹の爪適量
• オリーブオイル適量
• エクストラバージン適量
• 塩コショウ

1. タラの芽とベーコンを適当な大きさに切ります。
2. ニンニクは皮をむき、芯の部分を取り除いてスライスします。
3. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて、火を付けて香りを出します。
4. ベーコンと鷹の爪を中火で炒めます。ベーコンに火が通ったら、タラの芽と塩を加えて更に炒めます。
5. パスタのゆで汁を入れて、ソースを乳化させます。
6. 表記時間2分前のパスタを入れて、ゆで汁を加えて煮込みます。
7. 塩コショウで味を調えて、水分が少なくなってきたら火を止めます。
8. 火を止めてからエクストラバージンを加えて、しっかり混ぜ合わせて完成です。

タラの芽は油を良く吸う食材ですので、オリーブオイルを多めに入れると良いでしょう。ニンニクの香りをあまり出したくない人は、半分に切った状態で使うと良いです。味付けのコショウはお好みで加えてください。

【材料】

• タラの芽6本
• かつお節3g
• 白ごま大さじ1
• 味噌大さじ1
• 酒大さじ1
• 砂糖大さじ1
• みりん大さじ1
• サラダ油大さじ1

1. タラの芽はハカマの部分を取り除いて、細かく刻みます。
2. フライパンにサラダ油を熱して、細かく刻んだタラの芽を入れて中火で炒めます。
3. しんなりしてきたら、かつお節を加えて炒め合わせます。
4. 炒め合わさったら、味噌・みりん・砂糖を加えて更に炒め合わせます。
5. 馴染んできたら、酒を入れます。
6. 白ごまを加えて、水分が無くなるまで炒めたら完成です。

タラの芽の柔らかい部分だけを使います。炒める時に焦げ付かないように注意しましょう。お酒のおつまみや箸休めにぴったりの簡単レシピですので、ぜひ作ってみてください。

オリーブオイルで素揚げにして、マヨネーズをかけて炙るだけの簡単レシピです。マヨネーズをバーナーで炙る時に、葉の先端を炙るとパリパリになってしまうので、マヨネーズを付け根の部分にかけて炙ると良いでしょう。

タラの芽とごまみそ和えのレシピです。歯ごたえとほろ苦さが残るように、手早く茹でて味噌と和えるのがポイントです。ごまの風味と、甘めの味付けが良く合う上品な一品です。

タラの芽の豚味噌巻きのレシピです。分厚い豚肉よりも、薄切りの少し脂のある豚肉を使うのがポイントです。味噌は自分好みの種類をチョイスして調理してください。焼く時は蓋を使わずに焼きましょう。

タラの芽の煮付けは風味と歯ごたえを損なわないように、煮込み過ぎないのがポイントです。めんつゆの味はお好みで希釈しましょう。タラの芽を多めに消費したい時など、めんつゆと油揚げだけで簡単にできるレシピですので、おすすめです。

合わせ調味料に使う砂糖・みりん・塩は、白ごまペーストで代用することもできます。ごまを擦る時にすり鉢が無い場合は、ブレンダーでなめらかにしたり、ザルでこしたりしましょう。

新鮮なイカと炒め合わせて、洋風に仕上げたメニューです。タラの芽は茹ですぎてしまうと独特の風味が無くなってしまうので、サッと手早く下茹でします。

イカも茹ですぎると硬くなってしまうので、色が変わってきたらすぐに火を消して、余熱が入らないうちに器に盛り付けましょう。パンや茹でたパスタとの相性もとても良いです。ぜひ作ってみてください。

【材料】

• タラの芽適量
• 塩麴適量
• 塩少々

1. タラの芽のハカマと根本の固い部分を取り除いて、水洗いします。
2. 食べやすい適当な大きさにちぎります。
3. 沸騰したお湯に塩を少々加えて、茎の固い方から茹でます。
4. 全体をひたして、2分程茹でます。
5. 茹で終わったら冷水にひたして水をきり、更にクッキングペーパーで水分をしっかり取ります。
6. 塩麴を加えて、良く絡め合わせます。
7. 器に移してからラップをかけて、一晩冷蔵庫で寝かせたら完成です。

タラの芽の塩麴漬けは少し成長した長めのタラの芽でも美味しく調理できます。茹で時間は硬さを見ながらお好みで調整してください。あまり茹ですぎてしまうと、独特の風味が落ちてしまいますので注意が必要です。塩麴は入れすぎないように少量ずつ加えると良いでしょう。

山菜の王様と言われるタラの芽は、山菜の中でもアクが少なく、ほのかな苦みと深いコクが特徴の食材です。天ぷら以外にも、和え物、煮物、炒め物など幅広いレシピが展開されており、色々な料理に活用できる万能な食材といえるでしょう。

適度に熱を通すことによって、アクが旨みに変わり、風味がより引き立つため、天ぷら以外の調理方法でも十分に素材の味を堪能することができます。春の訪れを感じさせてくれる代表的な食材ですので、ぜひレシピを参考にして、天ぷら以外のメニューでも旬の味覚を楽しんでみてください。