2020年02月06日公開
2024年10月10日更新
パスタのレシピ【人気・簡単・美味しい】トマト/ツナ/和風/スープ他
簡単で美味しいと人気のパスタレシピについてまとめてみました。トマト&ツナの定番パスタから、クリーム・和風・スープパスタに至るまで、誰でも簡単に作ることができるお手軽人気レシピを紹介します。これで今日からパスタマイスター!
目次
パスタの美味しいレシピが知りたい!
手軽さと美味しさで人気のパスタですが、「美味しいから」との理由でついつい一種類のレシピに偏りがちな側面もあります。レパートリーを広げるためにも、もし簡単に美味しいパスタが作れるレシピがあるのであれば覚えておいて損はありません。
そこで、本記事では簡単で美味しいと人気のパスタレシピを「トマト系」「クリーム系」「オイル系」「和風系」「スープ系」「その他」と、各ジャンル毎に紹介します。定番のツナ&トマトをはじめ、鶏とキノコのクリームパスタや簡単和風パスタ、更には絶品のスープパスタに至るまで、誰でも簡単に美味しいパスタが作れる人気のレシピをまとめてみました。
パスタの人気簡単レシピ【トマト系】
ナスとベーコンのトマトパスタ
【材料(1人前)】
- パスタ…100g
- ニンニク…1/2片
- オリーブオイル…大さじ1
- ベーコン…30g
- 茄子…1本
- ドライパセリ…少々
- トマトソース…100㏄
- エクストラヴァージンオリーブオイル…大さじ1
- ペコリーノロマーノ…少々
【トマトソース】
- オリーブオイル…50㏄
- 玉ねぎ…1個
- 人参…1/2本
- セロリ…1/2本
- ニンニク…2片
- ホールトマト…800g(2缶)
- 塩…小さじ1/2
- 水…50㏄
- ローリエ…2枚
- 塩胡椒…少々
- 予めトマトソースの材料を全て混ぜ合わせておく。
- ホールトマトの皮や筋をとり除き、軽く潰す。
- 冷たいままのフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて加熱。
- 色が着いたら玉ねぎ、セロリ、人参を入れて弱火で30分程炒める。
- ホールトマト、塩、水、ローリエを加えて煮詰める(ローリエは10分後に除く)※目安は6割ほど
- 味見をして、塩コショウで味を整えたらトマトソースのできあがり。
- 1㎝幅にナスを切り、両面に塩を振って20分程放置する。
- 20分後に出たナスの灰汁をキッチンペーパーで拭い、ベーコンを2~3㎜の厚さで切る。
- パスタを茹でる(1500㏄に対して15gの塩を投入。茹で時間は1分短く)
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火で加熱。程なくベーコンを投入する。
- 色が着いたらトマトソースを100㏄ほど投入。
- 160℃の油でナスを素揚げにする(3〜4分程)
- 茹であがったパスタを直接トマトソースの中に入れ、フライパンの中で和える。
- パスタの茹で汁で濃度調節を行い、揚げ茄子を入れて粉チーズを振りかけたらできあがり。
「ナスとベーコンのトマトパスタ」は、数有るトマトベースのパスタレシピの中でも王道中の王道です。パスタを取扱うお店なら、まず九分九厘の確率でこのナスとベーコンのトマトパスタをメニューで目にすることでしょう。
若干手間は掛かりますが作り方自体は簡単ですので、レシピ通りに作っていけば誰でも簡単に美味しいパスタに仕上げることができます。また、アレンジとしてツナを加えてみるのも良いでしょう。
エビのイエロートマトパスタ
トマトソースなのに何故か黄色という不思議系レシピです。勿論インパクトがあるのは見た目だけではありません。程よい酸味とチーズの濃厚なコクと味わいが絶妙なバランスを醸し出しています。オシャレな黒系のお皿に盛り付けると、更に見栄えも良くなるでしょう。
完熟トマトのチーズパスタ
トマトとチーズという鉄板の組み合わせです。レシピを見て頂くと分かるように、余計な手間は一切掛かりません。よってパスタをあまり作ったことがないという人にもピッタリです。手際良くこうしたパスタを作れる男性がいたら、女子の評価も鰻登り間違いなしでしょう。
定番のトマトクリームパスタ
これぞ王道のトマト系パスタといった一品です。レシピではシーフードミックスとベーコン、そしてきのこといった組み合わせですが、これにお好みで個別のシーフードを加えてあげると、より一層美味しいパスタに仕上げることができます。作り方が簡単なのも人気のポイントです。
ボロネーゼ
トマト系といえばやはりボロネーゼは欠かせません。日本ではいわゆるミートソースと呼ばれるスパゲティで、非常に慣れ親しんだ存在です。本当のボロネーゼはタリアテッレと呼ばれる平打ちの生麺を使用します。野菜と牛肉の旨味をたっぷりと味わうことができる人気のスパゲティですので、ぜひ一度お試しを。
パスタの人気簡単レシピ【クリーム系】
鶏ときのこのクリームパスタ
- パスタ…100g
- オリーブオイル…15cc
- にんにく…一欠(みじん切り)
- 鶏肉(もも肉)…80g(一口大に切っておく)
- 玉ねぎ…中サイズの1/4(スライス)
- きのこ(ほぐしたしめじ、えのき、舞茸など)…ひとつかみ
- 生クリーム…60cc
- 牛乳…60cc
- 粉チーズ(グラナパダーノ)… 大さじ1
- パセリ…小さじ1
- パプリカ・ナツメグ・黒胡椒…適量
- イタリアンパセリ(セルフィーユなど)
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、鶏肉を焼いていく(180℃位が目安)
- 玉ねぎを加え、シナっとしてきたらにんにくを加えて更に炒める。
- きのこをフライパンに投入し、火が通ったらクリームを入れる。
- パスタを茹であげ、茹で汁50cc程度をフライパンの中に加えて味を整える。
- 湯切りしたパスタをフライパンの中に入れ、ソースと絡める。
- 塩コショウで味を調整し、皿に移す。
- 粉チーズとパセリ、パプリカとナツメグを振りかけ、イタリアンパセリを載せたら完成。
「鶏ときのこのクリームパスタ」クリームベースのパスタレシピの中でも、非常にメジャーな一品です。作り方も至って簡単で、予め下準備をしておけばあっという間に美味しいパスタを作ることができます。クリーム系パスタを苦手としている人でも、これだけ簡単であれば苦もなく美味しいパスタを作ることができるでしょう。
サーモンのクリームパスタ
こちらのスパゲティは濃厚かつ繊細な味わいが特徴の一品です。生クリームを使ったクリームソースとサーモンとのハーモニーが、絶妙なバランスを醸し出しています。魚がそれほど得意では無いという方でも、これなら問題なく頂けるでしょう。
アスパラガスとベーコンのレモンクリームパスタ
サッパリとしたレモンクリームが心地よい、アスパラガスとベーコンのクリームパスタです。こちらのレシピには平打ちのフィットチーネと呼ばれるタイプの麺を使用しますが、こちらが用意できない場合はペンネなどのショートタイプパスタでも代用することが可能です。
ツナと益荒男ほうれん草のクリームパスタ
ツナとホウレン草のコンビは、トマトから和風までどんなソースとでも抜群の相性を誇ります。その両者をクリームソースベースのスパゲティにまとめたのがこちらのレシピです。手間なく混ぜ合わせるだけの簡単レシピですので、一人暮らしを始めたばかりの男子学生などにも人気があります。
ツナはさまざまなパスタに使用することが可能ですので、常備しておくと便利です。ただ、ツナ缶の値段も随分と高くなってしまったので、ツナ缶の代わりとしてカツオ缶を使用するのもアリでしょう。カツオ缶ならツナ缶よりも数割程度安い価格で購入することができます。
渡り蟹のトマトクリームパスタ
自宅でレストランの様な豪華なスパゲティを作ってみるのもおすすめです。トマトクリームスパゲティの中でも人気の高いワタリガニのスパゲティは、手間はかかるものの香ばしさと深い味わいで抜群の美味さを誇る一品です。記念日のテーブルレシピに組み込んでみては?
パスタの人気簡単レシピ【オイル系】
たっぷりきのこのオイルパスタ
- パスタ…150g
- エクストラヴァージンオリーブオイル…15cc
- エリンギ…好きなだけ
- しめじ…好きなだけ
- しいたけ…好きなだけ
- えのき…好きなだけ
- パセリ…適量
- それぞれのきのこを細かく切っておく(しめじはきのこの形を残す様な形にカット)
- きのこを半分程度フライパンで乾煎りする。
- 別のフライパンにオリーブオイルを入れて熱し、乾煎りしたきのこを入れる。
- きのこが油を吸うので油を追加し、グツグツしてきたらパスタの茹で汁を50cc程度入れる。
- フライパンの中でソースを乳化させる。
- 残りのきのことパセリを入れ、軽く炒めたらソースは完成。
- 茹で上げたパスタをフライパンに入れて混ぜ合わせる。
- 皿にパスタを盛り付け、具材をパスタの上に盛り付けたら出来上がり。
4種類のきのこの旨味をたっぷりと吸い込んだオイルパスタのレシピです。きのこの旨味をたっぷりと吸い込んだオリーブオイルが、パスタと見事に絡み合います。オイルパスタの肝は乳化ですので、これさえ覚えてしまえばさまざまなオイルパスタを愉しむことができるようになるでしょう。手軽に美味しいパスタを作りたい方におすすめです。
アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ
基本中の基本であり、最も難しいパスタとも言われるアーリオ・オリオ・ペペロンチーノ。見ての通り具材は一切ありません。ニンニクと鷹の爪、そしてオリーブオイルのみで作り上げる究極の一品です。ペペロンチーノを上手に作れる様になれば、パスタマイスターの称号を手にしたも同然です。ポイントは乳化にあるので、ここをしっかりとマスターしましょう。
牡蠣のオイルパスタ
濃縮した牡蠣の旨味をたっぷりとオイルに閉じ込めた、牡蠣のオイルスパゲティです。スパゲティ全体が牡蠣に包まれたかの様な、非常に深い味わいが特徴となっています。特に牡蠣が最も美味しいシーズンである冬場がおすすめです。
あさりと春キャベツのオイルパスタ
あさりの旨味とキャベツの甘味をたっぷりと吸い込んだオイルが食欲を唆ります。特に春キャベツのシーズンにおすすめです。
しらすと水菜のオイルスパゲティ
こちらはサッパリとした水菜と、濃縮された旨味が特徴のシラスを合わせたオイルスパゲティです。「オイルスパゲティはクドい」といったイメージを持っている方もいるようですが、これを口にすることでその誤った印象も一気に逆転することでしょう。
パスタの人気簡単レシピ【和風系】
簡単和風パスタ
- パスタ…300g
- ホウレン草…一袋
- ベーコン…適量
- バター…適量
- めんつゆ…適量
- お湯を沸かした鍋に塩を入れ、パスタを茹でる(100g(1人分)なら2リットルの水に塩大さじ1と1/3杯(20g)、200g(2人分)以上なら3リットルの水に塩大さじ2杯(30g)が目安)
- ホウレン草を水洗いして、ベーコンと共に食べやすい大きさに切る。
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、ベーコンとバターを投入。
- ホウレン草を加えて炒め、めんつゆを適量投入(バターとめんつゆは味を見ながら加えていく)
- 茹で上がったパスタをフライパンに入れて混ぜ合わせる。
- 皿に盛り付けて完成。
こちらは驚く程簡単に和風パスタが作れてしまうレシピです。その名の通り、作り方は至って簡単。味付けはめんつゆとバターのみという極めてシンプルな組み合わせですが、これがパスタとの相性が抜群とのこと。和風というとたらこやウニなどの海鮮系が多いですが、こうした一風変わった和風パスタもなかなかのものです
また、ベーコンの代わりにツナを入れても美味しいパスタに仕上がるので試してみてください。「いつもと一味違った和風パスタが食べたい!」という方にもおすすめです。
納豆の和風パスタ
こちらも和風スパゲティの王道です。納豆と卵とネギと海苔という和食では鉄板の組み合わせですが、味付けにコンソメを加えることにより、和ながらも洋のテイストをしっかりと感じさせる仕上がりになっています。何よりも作り方が簡単なのが嬉しいポイントです。
秋刀魚ときのこの和風スパゲティ
秋の味覚である両素材を用いたスパゲティです。風味豊かな旬の秋刀魚と旨味成分の強いきのこは、共に抜群の相性を誇る間柄。これにめんつゆをベースとしたタレで味付けを施し、バランス良く一皿にまとめ上げました。
キャベツとしらすのゆず香る和風スパゲッティ
ゆずの風味と糀甘酒のやさしい甘みが、マイルドな味わいを演出します。爽やかな香りと味わいが特徴で、子供から大人まで幅広く頂けるレシピです。
かぶの美味しい季節のまろやか和風パスタ
冬が旬のかぶを使用した、季節のスパゲティレシピです。火の通りが良いカブをしっかりと炒めて柔らかく仕上げたら、バターと醬油でアクセントを加えましょう。どこか懐かしさすら感じさせる、そんな味わいのスパゲティです。
パスタの人気簡単レシピ【スープ系】
あさりのスープパスタ
- パスタ…160g
- あさり…150g
- 鷹の爪…半分または1個
- ねぎ…2本
- 酒…大さじ2
- 固形スープの素…1/2個
- にんにくチューブ…2cm
- コショウ…適量
- 塩…適量
- オリーブオイル…大さじ1
- あさりを45〜50℃のお湯に20分程浸ける。
- ぬるめのお湯であさりをもみ洗いする(お湯を変えながら3〜4回繰り返す)
- 鷹の爪の中からタネを取り除き、輪切りにする。
- ねぎを小口切りにする。
- 2Lの水を鍋に入れ、沸騰したら小さじ2の塩を入れる。
- スパゲティを入れて表示時間通りに茹でる。
- 熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、香りが出るまで鷹の爪を炒める。
- あさりを入れて少し炒め、酒大さじ2を投入する。
- 蓋をして貝が開くまで蒸し焼きにする。
- 水200ccと固形スープの素を投入し、皿ににんにくチューブを加えて煮出していく。
- 沸騰したらパスタを加えてスープと絡める。
- 塩コショウを入れて味を整えたら、お皿に盛り付けて出来上がり。
スープパスタの良さは、パスタとスープの組み合わせでより深い味わいを愉しめる点です。その点このあさりとパスタの組み合わせは最強コンビの一つでしょう。あさりのお出汁が持つ旨味の深さは、和食に置いても既に知られているところです。この出汁を活かしたスープパスタであれば美味しく無いはずがありません。
女性人気の高いスープパスタですが、特にこのあさりのスープパスタは高い人気を誇ります。レシピを見ても分かるように、それほど手間なく作ることができる点も高評価の対象です。固形スープの代わりに和風だしを使うと、和風のスープパスタ風に仕上げることもできるので、機会があればぜひ一度お試しを。
牛乳のクリームスープパスタ
ミルク系のクリームスープは子供や女性に大人気!きのことの相性も抜群です、味付けもコンソメだけと超簡単。手抜きご飯としてもおすすめの一品です。
エビトマトクリームスープスパゲッティ
こちらのレシピでは、濃厚な海老の旨味とコクを愉しむことができます。スープが残ったら、お好みでご飯とチーズを入れてリゾットに仕上げることも可能です。
パスタの人気簡単レシピ【その他】
ツナとトマトの冷製パスタ
- パスタ…200g
- 大葉…6枚
- ツナ…120g
- トマト…2個
- オリーブオイル…適量(A)
- 酢…1/2カップ(A)
- バルサミコ酢…大さじ1(A)
- クレイジーソルト…小さじ1(A)
- コショウ…適量(A)
- すだち…半分(A)
- コンソメ…少々(A)
- 大葉を丸めて細切りにし、ほぐしておく。
- 剥きやすい様にトマトに切込みを入れ、熱湯で10秒ほど茹でる。
- 茹でたトマトを冷水にとって一度冷やし、皮を剥いていく。
- 皮を剥いたらヘタを取り除き、1cm程度の角切りにする。
- ボールに(A)を入れて混ぜ合わせ、ツナとトマトを投入し和える。
- パスタを表示分数通りに茹で、冷水にさらす(冷製パスタのため細いパスタを使用)
- パスタソースの液体のみをパスタに掛け、よく混ぜ合わせる。
- お皿にパスタを移して具材を上に載せ、大葉を添えたら出来上がり。
夏場になると冷たいパスタが食べたくなりますが、そこでおすすめなのが冷製パスタです。このツナとトマトの冷製パスタは、数有る冷製パスタの中でも定番中の定番として知られる一品です。「自宅で冷製パスタを作るのって結構大変そう…」と考える方もいるようですが、レシピを見ても分かるようにそれほど手間は掛かりません。
スッキリとした味わいが夏の時期にピッタリです。ツナとトマトさえあれば、後はいつもの料理に使うもので賄うことが可能です。機会があればぜひ一度チャレンジしてみましょう。
ペンネ アラビアータ
ペンネを使用した本格的アラビアータもおすすめです。鷹の爪の辛さを如何にして抽出するかがこのパスタ最大のポイントですが、それさえできれば後は簡単。自慢のレシピに加わること間違いなしの一品です。
ニョッキ・ベーコンとバジルのトマトソース
最後は生パスタであるニョッキを使ったバジルとトマトソースです。歯応え抜群のニョッキにはこのソースが最適でしょう。ロングパスタとは異なる味わいを堪能してください。
簡単レシピを参考に美味しいパスタを作ってみよう!
誰でも簡単に作ることができる人気のパスタレシピを紹介してきました。どれも文字通り簡単に作ることができるモノばかりですので、ぜひともこの機会にマスターし、レパートリーの一端に加えてください!