塩麹で作るおすすめレシピまとめ！塩麹を自分で作る作り方も解説！

さまざまなレシピに使える調味料、塩麹。簡単に手作りできて使い勝手が良いため、自宅に常備している方も多いのではないでしょうか？本記事では塩麹の作り方とおすすめのレシピを紹介します。鶏肉、豚肉、魚介など塩麹を使ったレシピを食材ごとにピックアップしています。ぜひこの機会にいろいろな食べ方に挑戦してみてください。

まずは自家製塩麹の作り方を紹介します。塩麹の原料となるのは米麹、塩、水の3つのみです。簡単に作れるうえ材料代もかからないため、節約したい方にもぴったりです。塩麹の発酵期間や美味しく作るコツも解説しているので、ぜひトライしてみてください。

はじめに米麹100g、食塩35g、水100～110gを用意します。塩は岩塩や精製塩ではなく天然塩、水は浄水やミネラルウォーターを準備しましょう。アルカリ水や硬水は不向きなので注意してください。

ボウルに米麹と塩を入れて手でまんべんなくかき混ぜます。混ぜ方が不十分だと塩麹が腐敗する原因にもなるため、しっかりと揉み込むようにしするのがポイントです。

ボウルの中身を保存容器に移し、麹全体が浸かるくらいの水を注ぎ入れます。全体をよくかき混ぜたら後は発酵を待つだけです。米麹が水分を吸収して水分が少なくなることもあるため、翌日水かさが減っていたら加水しましょう。透明の保存容器を使うと発酵の具合が確認しやすくなります。

塩麹の素は1日1回かき混ぜて発酵を促します。常温での発酵期間の目安は10～14日ほど。ただし20℃以下の場所で保管していると発酵期間がそれ以上長くなることもあります。発酵が進んでくると米麹の形状が変わって柔らかくなってきます。ほんのりと甘い香りがしてきたら塩麹の出来上がりです。

美味しい塩麹作りには適度な塩分量が必要です。中には塩味が気になって塩を減らしたくなる方もいるでしょう。しかし原料の食塩を減らしすぎると発酵せずに腐敗することがあります。米100gに対し食塩35gを目安にして作るようにしてください。

また水分が多くても少なくても塩麹作りはうまくいきません。水は米麹がひたひたになるように水分量を調整します。出来上がった塩麹は冷蔵庫で保管してさまざまなレシピに活用しましょう。

• 鶏もも肉2枚
• 塩麹大さじ1と1/2（A）
• 酒大さじ1（A）
• しょうゆ小さじ2（A）
• にんにくのすりおろし1片分（A）
• 生姜のすりおろし1片分（A）
• 薄力粉大さじ2
• 片栗粉適量
• 揚げ油適量

1. 鶏肉はひと口大に切り、（A）と一緒に袋に入れて揉み込み30分以上置きます。
2. 1に薄力粉を入れて揉み込み、片栗粉をまぶします。
3. 170℃の揚げ油で5分揚げたらレシピの完成です。

塩麹を使った鶏肉の唐揚げレシピです。味付けは塩麹のみとシンプルですが、ふっくらとジューシーでやみつきになる美味しさです。冷めても美味しいのでお弁当のおかずにしてもよいでしょう。

ツンと香るワサビがアクセントになった鶏肉レシピです。鶏むね肉はじっくり火を通すのが美味しさのポイント。皮目がパリッとしていて鶏肉の旨みがダイレクトに感じられます。ぜひキリッとした辛さの刻みわさびと一緒に味わってみてください。

塩麹を使うと人気の鳥ハムも簡単に作れます。美味しく作るコツは鶏肉に穴をあけてから塩麹をすり込むこと。塩味が鶏肉に程よく染み込んでしっとりとした口あたりに仕上がります。そのまま食べるだけでなく、サラダにしたりチーズをかけて焼いたりしても美味しく食べられます。

こちらはマルコメの生塩糀を使ったチキングリルです。鶏肉に調味料を揉み込んだら、フライパンやオーブンで焼き上げましょう。生塩糀の効果でジューシーな鶏肉料理が楽しめます。

• 豚バラブロック肉300g
• ねぎ1/2本
• 酒大さじ3（A）
• 塩麹大さじ2（A）
• おろし生姜小さじ1/2（A）

1. ねぎは青と白の部分にわけ、白い部分は白髪ねぎにします。
2. 豚肉はフォークで穴をあけます。保存袋にねぎの残りと（A）を入れて揉み込み、冷蔵庫で1時間置きます。
3. 耐熱容器に2を入れてふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで5分加熱します。豚肉の上下を返してラップをかけ、再度レンジで5分加熱します。粗熱が取れるまで置いたら豚肉をカットします。白髪ねぎと一緒に盛り付ければレシピの完成です。

電子レンジで簡単に作れる塩麹豚肉のチャーシューです。レンジでチンするだけですが、塩麹の働きで豚肉がジューシーで柔らかく仕上がります。レシピのポイントは粗熱が取れるまでおいておくこと。豚肉の旨みが存分に楽しめるレシピです。

豚ロース肉とじゃがいものグリルレシピです。塩麹を使うので豚肉は柔らかく、じゃがいもは甘さが増してとても美味しくなります。見栄えがよいのでおもてなしに振る舞うのもおすすめです。

麹の旨みを活かした豚ロース肉のソテーです。塩麹をまぶした豚肉は、柔らかくて噛めば噛むほどお肉の旨みが味わえます。付け合わせの野菜も同じフライパンで調理するので、忙しい方にもぴったりです。

肌寒い季節に豚肉を使ったボリューミーなポトフはいかがでしょうか？野菜と一緒にコトコト煮込んだ豚肉は、柔らかくて食べ応えがあります。コクのあるスープと一緒にぜひ味わってみてください。

• ブリの切り身2切れ
• 塩麹魚の重量の10%
• 七味ごま適量

1. ブリの切り身と塩麹をビニール袋に入れて揉み込み、冷蔵庫で一晩置きます。
2. フライパンにクッキングシートを敷いて1を両面焼きます。仕上げに七味ごまを振りかけたらレシピの完成です。

塩麹に漬け込んだブリのフライパン焼きです。調味料は塩麹のみですが、麹の働きで魚の旨みが存分に引き出されます。赤魚や鮭などいろいろな魚でアレンジするのもおすすめ。いつもと違う食べ方がしたい時にぜひ挑戦してみてください。

• ホタテ（刺身用）90～100g
• アボカド1/2個
• 塩麹小さじ1（A）
• しょうゆ小さじ1（A）
• ごま油大さじ1（A）
• とびっこ適量
• 万能ねぎ（小口切り）適量

1. ホタテとアボカドは1.5cm角に切り、（A）と和えたら冷蔵庫で20分以上置きます。
2. 器に盛り、とびっこと万能ねぎをのせたらレシピの完成です。

おもてなしやパーティーにはお洒落なマリネがおすすめ。人気のあるホタテとアボカドを使った塩麹マリネは、見た目はもちろん味も抜群です。さっぱりと食べやすいので前菜に出すと喜ばれるでしょう。ホタテの代わりにタコやイカ、サーモンの刺身などでも美味しく作れます。

• 好みの刺身（マグロ、ホタテ、サーモン、いくら、白身の魚）適量
• 液体塩こうじ大さじ2
• ご飯適量

1. 好みの刺身に液体塩こうじをかけて冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
2. 丼ぶり鉢にご飯をよそい、液体塩こうじを落とさずにそのまま1を盛りつけたらレシピの完成です。

ハナマルキの液体塩こうじを使ったお手軽漬け丼レシピです。醤油の代わりに液体塩こうじを使うと、刺身の色味が綺麗に仕上がるのが嬉しいポイント。マグロやサーモンも意外なほど塩麹によく合います。

野菜のおかずがもう1品欲しい時におすすめなのが白菜の塩麹和えです。麹の旨みが白菜と油揚げに加わり、食べ応えがありつつさっぱりとした後味に仕上がります。生姜とごまの風味がアクセントになって箸休めにもぴったりです。

本記事では塩麹の作り方とおすすめの人気レシピを紹介しました。塩麹は料理に旨味と深みを与えてくれる日本の調味料です。肉や魚だけだなく野菜との相性が良いのも嬉しいところ。簡単に作れるので節約のために手作りしてもよいでしょう。紹介したレシピを参考に、いろいろ試してぜひ好みの組み合わせを見つけてみてください。