無印の羽毛布団！口コミや評判は？二層式がおすすめ？洗濯・収納は？

無印が2018年10月より販売している羽毛布団は、品質の良い羽毛をウクライナから取り寄せて加工している商品です。羽毛布団は臭いが気になるという人が多い中、無印の羽毛布団は保温性が良いことやいやな臭いがしないという声が多く発売以来人気がうなぎ上りのようです。

さまざまな店舗で販売されている羽毛布団ですが、無印の羽毛布団にはどのような魅力があるのでしょうか？このコーナーでは、無印の羽毛布団の品質や実際使った人の口コミや感想などを紹介していきます。

水鳥の毛並みは、ストレスのかかり方によって微妙に変化があると考えられています。つまり羽毛の質の良し悪しは、水鳥の育った環境が大いに関係するといえるようです。そこで無印は、強制的な餌づけをせず農村地区の自然の中で放し飼いにより伸び伸びと育てられているウクライナ産のグレーグースとグレーダックの羽毛に目を付けました。

現在無印はウクライナからグレーグースとグレーダックの羽毛を輸入し、二層式と一層式にはグレーグースの羽毛を、軽量一層式と薄掛布団にはグレーダックの羽毛を使用して質の良い羽毛布団を提供し続けています。

羽毛布団の暖かさを考える場合ダウン混率を重要視する人が多いのですが、専門的にはダウン混率よりも羽毛の膨らみ率が大事だといわれています。一般的に羽毛の膨らみ率はダウンパワー（dp）で表されますが、通常の羽毛布団は350spに対し無印の商品は400dpです。

無印の羽毛布団が軽くて丈夫な上暖かいと評判なのは、高級品並みにダウンパワーの高い羽毛を使用しているからだといえるでしょう。

無印の羽毛の産地はウクライナですが、羽毛布団に加工している場所は日本です。羽毛は動物の毛なので、輸入したまま布団に加工すると羽毛布団の中に獣臭や小さな埃が入り込んでしまいます。そこで無印は、二層式と一層式で使用しているグレーグースの羽毛を輸入した後、三重県大台ヶ原山系の天然水できめ細やかに洗濯しているとのことです。

日本人の真面目で繊細な手で加工された無印の羽毛布団は、ふわふわと軽く丈夫で暖かいまた安心できると評判を呼んでいます。

無印は羽毛の品質だけでなく、布団の生地にもお客に喜んでもらえるようにこだわりを見せています。無印の商品が気持ち良く暖かいと評判の理由に、布団側生地に静電気を防止する静電気防止糸が織り込まれたポリエステル生地を利用していることがあげられるでしょう。

また、羽毛がふわふわと膨らむ力を生かせるようできるだけ薄く柔らかい生地を使用しています。

羽毛布団の縫い方はいろいろあり、縫い方によって暖かさが違ってきます。この項目では、一層式と二層式の違いを紹介しましょう。羽毛布団の暖かさは表生地と裏生地の間に空間を持たせることで発揮されます。

ただし、単純に表生地と裏生地を縫い合わせただけでは羽毛の偏りが生じるので、多くの羽毛布団には偏りを防止するため等間隔に仕切られたマチという布が格子状に存在します。この層が一層構造になっているものが一層式で、特徴は軽く一般的にマチの高さは3cmほどです。

それに対し、表生地と裏生地の間に仕切りが入れられ上層と下層に分かれているのが二層式です。上層と下層のそれぞれの仕切りは位置がずれており、厚みが平均して熱が逃げにくいことから保温力が増すと考えられています。一般的にマチはの高さは5cmほどです。

暖かい羽毛布団が欲しい人は、無印の二層式グレー羽毛掛布団をおすすめします。羽毛の量が多く少し手間のかかる縫製のため無印の羽毛布団の中では高額ですが、一般的な商品に比べるとお手頃価格といえます。

二層式は仕切りをずらして重ね合わされているので、暖まった空気が逃げにくく羽毛の偏りもありません。無印の二層式羽毛布団は寒い季節でも1枚で十分暖かいと評判です。

ボリュームのある無印の二層式羽毛布団は冬の寒い季節に限られるし、反対に軽量一層式羽毛布団や薄掛羽毛布団は冬の寒い季節には向きません。季節を問わず比較的長い期間使用できるのが、無印の一層式グレー羽毛掛布団といえるでしょう。

無印の一層式羽毛布団は立体キルトタイプになっているので、均等に膨らみ羽毛の偏りも少ないため温かさが逃げにくいです。夏でもエアコン対策に重宝と評判です。

お気に入りの暖かい毛布を使用しているからと軽い羽毛布団を希望する人には、無印の軽量一層式グレー羽毛掛布団がおすすめです。心地よい肌触りでふわっと軽くてコンパクト、それでいて十分に暖かいと評判の羽毛布団です。

無印のグレー羽毛薄掛布団が家に1枚あると、少しだけ肌寒さを感じるときやお昼寝などに毛布代わりとして気軽に使えるので大変便利です。また軽くコンパクトなサイズなので、キャンプなどアウトドアにもおすすめです。春から夏にかけて人気の商品といえるでしょう。

無印の羽毛布団をいつまでも快適に利用するためには、正しいケアと収納方法を知っておく必要があるでしょう。この項目では、無印の羽毛布団を長く使い続けるための取り扱い方を紹介します。

無印の羽毛布団は製造工程で洗浄や殺菌を行っているので、日ごろのケアは洗濯の必要はなく日陰の天日干しで十分と考えられています。天気が良く乾燥している日を選んで、午前10時～3時までの間で片面1時間ぐらいを目安に月に1回か2回ほど陰干しするとよいでしょう。

陰干しするときは、側生地に汚れや傷みを起こさないようにカバーやシーツで覆うことをおすすめします。シーズンが終わりしばらく使わなくなる場合は風通しの良い場所に陰干しするとよいのですが、どうしても洗濯したい場合はドライクリーニングがおすすめです。

側生地が部分的に汚れて洗濯する必要が出てきたら、全体を洗濯するのではなく汚れている部分を中性洗剤でつまみ洗いをし十分乾燥させましょう。

シーズンが終わり無印の羽毛布団をしばらく使わなくなる場合は、シーツやカバーを外し風通しの良い場所を選んで陰干しします。陰干しした後は湿気の少ない押し入れなどに収納しましょう。また長い間使っていない羽毛布団にはカビやダニが潜む危険性があります。使わない間でも時々羽毛布団を押し入れから出して陰干しをしてください。

湿気の多い季節は押し入れの乾燥も心がけましょう。また、羽毛布団の上に重いものを置かないことも大事です。

布団専用の押し入れやタンスがない人は、無印の綿素材の専用収納袋がおすすめです。無印の収納袋は、すっきりとしたデザインでグッドデザイン賞100に選ばれるなどおじゃれ感もあることから、若い人中心に人気が高まっています。また、取手がついているため天袋など高い場所に収納しても取り出しやすく、実用的にも優れものといえるでしょう。

無印の羽毛布団の使い勝手を知るためにツイッターから意見や評判を集めてみました。口コミによると「無印の羽毛布団は、以前使っていたものに比べて量が少ないのに軽くてとても暖かい」「実家から貰った無印の羽毛布団のおかけで爆睡」「とても暖かく途中で起きるほど」など、軽くて暖かいという高評価の声が多く聞かれました。

また「春夏は無印の羽毛布団を無印のカバーに入れてクッション代わりに、秋冬には羽毛布団をかけて寝ている」や「毎年片付けるたびに、無印の羽毛布団があのサイズの収納袋に収まるのを見ると感動！」という機能性や見た目に感動する声もあります。口コミには良いコメントだけではなく、このような声もありました。

「無印の羽毛布団を使ったら部屋中羽毛だらけになった。クレームを出したら欠陥品だったため新商品と交換してくれた」。このように無印の羽毛布団を購入して問題が生じた場合は、あきらめて処分するのではなく一度購入した店舗へ問い合わせてみるとよいでしょう。

羽毛布団は無印だけでなく西川やニトリなどさまざまな店舗で販売されていますが、羽毛の産地や含有量、ダウンパワーはさまざまです。無印の羽毛布団は求めやすい価格でありながらダウンパワーは高級品並みで暖かく、側生地も静電気防止糸が織り込まれたポリエステルで「気持ちよく眠ることができた」との声が多く聞かれました。

何を基準に選ぶかは人それぞれですが、費用対効果の高い商品が満足を与えることは間違いないようです。