無印の色鉛筆の口コミ・評価は？発色よし買い足しOKで子供にもおすすめ

最近は大人の塗り絵が流行ったこともあり、子供だけでなく大人でも色鉛筆を使う人が増えています。色鉛筆には様々なメーカーがありますが、中でも無印のものは質が良いと評判です。どんなところが人気なのか?また、評判の悪いところはどこなのか?といった無印の色鉛筆の口コミや評価を紹介します。

また、無印の色鉛筆の特徴についてもまとめているので、無印の色鉛筆を購入するかどうか迷っている際の参考にしてください。

無印の色鉛筆はセット販売だけでなく、1本ずつバラでも買うことができます。色鉛筆はすべての色が均一に減るということはほとんどなく、どうしても自分のお気に入りの色やよく使う色の鉛筆から短くなっていきます。しかし、短くなってしまった数本のためにセットで買い直すのは、他の鉛筆がもったいないしお金も無駄になります。

そんな時に役立つのが、色鉛筆のばら売りです。無印ではばら売りにも対応しているので、お気に入りの色だけ短くなってしまっても補充ができて安心です。また、すでにセットの色鉛筆は持っていて、特定の色だけ追加したいという時にもばら売りは利用できて便利です。

単品の色鉛筆は無印のオンラインストアでも買うことができますが、5000円以上買い物をしなければ送料がかかってしまいます。53円の色鉛筆に送料が490円もかかってしまうのはもったいないと思う場合は、自宅への宅配ではなく無印の店舗で受け取るようにしましょう。無印の店舗受け取りならば、ネット注文でも送料はかからずにすみます。

無印の色鉛筆には12色セット、36色セット、60色セットの3種類がありますが、36色セットに限りハーフサイズというものがあります。ハーフサイズは普通の色鉛筆の半分サイズで、子供の手にも持ちやすいと口コミでも評判です。

ハーフサイズは子供だけでなく、色鉛筆は欲しいけれどそこまで頻繁に使わない、という人にもぴったりな長さです。色鉛筆は買ってもなかなか使いきれない、という場合はこの無印のハーフサイズを利用するといいでしょう。また、ハーフサイズは小さいので鞄の中でもかさばらず、持ち運びしやすいのも利点のひとつです。

無印の色鉛筆は色の種類が豊富だと口コミでも評判です。特に60色のセットは微妙な色の違いのものも多く、同じグレーでも「ねずみいろ」「うすねずみいろ」「こいはいいろ」のようにカラーバリエーションが豊富です。

また、無印では「ゆずいろ」「たまごいろ」「マラカイトグリーン」など、他のメーカーの色鉛筆ではあまり見られないような珍しい色も揃っています。これだけ色の種類が豊富なので、色彩豊かな絵を描く時にも使い勝手が良く便利です。

無印の色鉛筆は発色が良いのが特徴的で、はっきりとした色を表現することができます。力をこめて塗ると、まるでクレヨンで塗ったかのようなツヤツヤとした発色になり、色を塗る力加減によって様々な表現をすることができます。

また、適度な柔らかさで、そこまで力をいれずとも発色の良い色を出すことができるので、力の弱い子供にもおすすめです。

無印の色鉛筆では、36色と60色のセットはケースが紙でできた筒になっています。筒状のケースのため、机などにそのまま置いておくことができます。横に並んで収納するタイプのケースだと、60本もの色鉛筆が入っていれば場所を取ってしまうものですが、無印の紙管ケースは場所をとらずにすっきり収納できます。

また、無印以外のメーカーの筒状ケースは、ケース部分がアルミなどの素材であることが多いのですが、無印の場合は紙でできているためコスト削減にも成功しています。コスト削減だけでなく、いらなくなった時に処分もしやすくて便利です。

無印の色鉛筆はとにかく値段が安いことが特徴です。12色の色鉛筆は子供用の商品でも500円くらいすることが多い中で、無印の12色の色鉛筆は390円という低価格で提供されています。

特にお買い得なのが60色のセットで、描きやすさと発色の良さを兼ね合わせながらも2090円というお手頃価格で買うことができます。色鉛筆の有名ブランドだと60色の色鉛筆が5000円～6000円くらいすることを考えても、かなり安い値段だということがわかります。

無印の色鉛筆には、軸木に色がついていません。通常の色鉛筆だと、黄色い鉛筆なら軸木も黄色というように色がついているものですが、無印では軸木に塗装を施さずに木の素材そのままで作られています。

軸木に色がついているとどうしてもツルツルとした感触になっていまうのですが、無印の場合は木の自然な触り心地を楽しむことができます。見た目も無印ならではのシンプルな外観なので、事務机や作業用テーブルなどにもすんなりとなじみます。

軸木に色がついていないことはシンプルなデザインを好む人にとっては良いのですが、どうしてもパっと見た時に何色なのかわからないというデメリットもあります。そういう時は、自分なりに軸木をカスタマイズしてしまいましょう。

おすすめなのが100均などで売っているネームシールに色鉛筆の色を塗り、手作りの色見本を軸木に貼っておくやり方です。こうすることで、ひと目でどの鉛筆が何色なのかがわかるようになります。

まずは無印の色鉛筆の良い評価ですが、とにかく発色が良いという口コミが多く見られました。発色が良いと言ってもきつい色ではなく、優し目の色が出るようです。また、芯が適度に柔らかくて描きやすいという評価も目立ち、芯が柔らかいため重ね塗りもしやすいということでした。ただ、芯は折れにくいと言う人と折れやすいと言う人にわかれ、その感じ方は人それぞれのようでした。

無印の色鉛筆は値段が安いのも評価されていて、特に60色の色鉛筆はこのクオリティで2090円はかなりお得だ、という口コミがいくつもありました。また、ハーフサイズも高評価で、子供用に使うだけでなく、よく持ち運ぶ人にとっても持ち運びがしやすく便利なようです。

逆に無印の色鉛筆の悪い評価ですが、一番多かったのが軸木に色がついていないのが不便だという口コミでした。無印を象徴しているとも言えるこのシンプルなデザインですが、軸木に限っては色がついているほうが使い勝手が良いようです。

無印の色鉛筆には軸木に一応色番号がついてはいるのですが、番号だけではすぐに何色かわからない上、その番号も見づらいということでした。また、軸木に塗装をしていない分、汚れやすいという口コミもありました。確かに色鉛筆での作業中は手が汚れることも多いので、その手で触ると無塗装の軸木ではすぐに汚れてしまうでしょう。

無印の紙管ケースに関する口コミは、高評価と低評価に分かれていました。高評価のほうの口コミには、多くの色鉛筆がまとめて収納しやすいという声が多数見られました。特に60色の色鉛筆は、立てて収納することで場所を取らずに便利だという口コミが多くありました。

無印のように紙でできた筒状のケースというのは他の商品でもなかなか見られないもので、この無印の色鉛筆のケースは色鉛筆以外の収納にも活躍しているようです。無印の色鉛筆自体は他のケースに入れ、この紙管ケースにはさみや定規など他の文房具を入れて使っている人もいるようでした。

逆に低評価のほうの口コミには、立てて収納していると上から見ただけでは何色なのかよくわからないといいった声が多く見られました。軸木に自分で色標本を貼っても、その色見本が見えないというところに不便を感じているようです。無印の紙管ケースに不満を持っている人の中には、自分でケースを用意して色鉛筆を収納し直している人もいました。

無印の色鉛筆の評価や特徴についてまとめました。無印の色鉛筆は低価格ながらにそこそこの質の良さで、多くの人に愛用されています。無印以外のメーカーにはないそのシンプルなデザインも、また人気のひとつです。

ただ、もちろん不便な点もあり、高評価と低評価は人によってわかれます。自分が重視するポイントと無印の色鉛筆の特徴をよく照らし合わせ、無印の色鉛筆が自分の求めるものかどうかをチェックしてみましょう。