2020年01月28日公開
2024年10月08日更新
割れた卵の賞味期限はいつまで?素早く消費できる活用レシピや保存法!
割れた卵の賞味期限はいつまでなのかを説明します。割れた卵はどれぐらいの期間、保存できるのか具体的に説明!また、加熱して食べるのが良い理由とその方法も解説!さらに、多くの卵を一気に活用できる手軽なレシピも紹介します。
割れた卵の賞味期限
卵をうっかり割ってしまうことは時々あります。割れた卵はそのままでは劣化するため、器に移し替える必要があります。割れた卵の賞味期限はどれぐらいなのでしょうか?割れた卵の賞味期限についての解説と、割れた卵をそのままにしておくと危険な理由を説明します。
割れた卵の日持ちはいつまで?
割れた卵は、いつまでなら食べても大丈夫なのでしょうか?基本的には、当日中と考えた方が安全です。その日のうちに食べられない場合でも、冷蔵して早めに消費してしまうのが良いでしょう。
殻を取り除いた状態で、乾燥しないようにしておけば冷蔵庫で1日2日は大丈夫です。
卵の殻にはサルモネラ菌が付着している
シンクに卵を落とした為、割れた卵を
— さんげーむさん ⚡️ (@SunGame_San) January 12, 2020
全てフライパンへw pic.twitter.com/l4zb1VE9FE
何故、卵の中身が殻に触れると危険なのでしょう?卵の殻にはサルモネラ菌が付着していることがあるからです。食品安全委員会の研究では、10万個の卵のうち、3個がサルモネラ菌に汚染されていた事例もあります。
ただし、サルモネラ菌は熱に弱く、75度以上で1分間以上加熱すれば、菌は死滅します。割れた卵を食べる際には、生食は避けて、必ず加熱してからにしましょう。
タマゴの殻には「サルモネラ菌」と言う細菌が付着している事があります。~中略~75℃以上で1分以上加熱すれば菌は実効性を失います。
ヒビが入った程度の場合は?
卵の殻にひびが入った場合は、どうでしょう?軽くひびが入って中身が出ていないようであれば、2~3日は大丈夫です。ひびが入って白身が外に出てきているようなら、当日中が目安です。大きく割れてしまい、白身だけでなく黄身も外に出てきているようなら、廃棄した方が安全でしょう。
卵は非常に栄養価が高い食品です。殻に入っているので日持ちがしますが、外気に触れると一気に劣化が始まります。どの場合でも、ひび割れを見つけたらすぐに中身を器に移し、冷蔵庫に保存してください。そして、生食はせず、加熱してから食べることが大切です。
割れた卵の保存法
割れた卵を見つけたら、すぐに器に移し、冷蔵庫に入れるのが基本です。しかし、生卵の状態では保存も難しく劣化してしまいます。お勧めの方法を紹介しましょう。どの場合も食べる時には加熱して、完全に火を通すことが大切です。
加熱してから保存する
割れた卵は、そのままでは日持ちはしません。しかし、卵焼きやオムレツ、出汁巻き卵などにしてから冷蔵庫に保存すると、翌日まで日持ちします。冷凍庫ではさらに長く、1週間程度でも大丈夫です。割れた卵のひびが小さい場合は、ゆで卵にするのも良いでしょう。調理する場合は半熟ではなく、中心までしっかりと火を通すようにして下さい。
溶き卵にして保存する
割れた卵🥚 pic.twitter.com/PfKkGOdR9u
— ♤SS_蛙㌨♤(ぴゃんぴ)🐸固ツイをRTして欲しい (@kerooni12) January 15, 2020
調理する以外にも、溶き卵にして、冷凍するやり方もあります。卵は冷凍すると、黄身の食感が少しもたついてしまいます。黄身と白身を混ぜて、溶き卵にしてから冷凍すると、食感もあまり変わらず活用しやすくなります。製氷皿に入れて冷凍すると、使いたい量だけを取り出すことができて便利です。
マヨネーズにして保存する
マヨネーズの基本的な材料は、卵、油、酢です。それらを撹拌して作るので、割れた卵の活用法としても向いています。手作りのマヨネーズの賞味期限は、冷蔵庫で1週間程度ですので、これも早めに食べた方が良いでしょう。
また、酢にはサルモネラ菌を死滅させる効果もあります。酢の効果を期待するのであれば、卵の10%以上の量を入れると効果的でしょう。
マヨネーズをつくっておけば数日保存はできるので、その日のうちに使い切らなくても大丈夫!
割れた卵を素早く消費できる活用レシピ
割れた卵は当日中に食べるか調理するのが良い、とわかっていても、毎回できるわけではありません。場合によっては、10個入りのパックすべてが割れることもあり得ます。ここでは、割れた卵を多く活用できる、簡単なレシピを紹介します。
卵焼き
卵を焼くときは、少しずつ層になるように巻き込んで焼くと、きれいに仕上がります。ポイントは油をきちんとフライパンの全面に塗ることです。焦げ付きそうになっても慌てずに、フライパンを火から外して、ゆっくり焼いていきましょう。また、青ネギの代わりに紅ショウガなどを入れてもおいしくできます。
スパニッシュオムレツ
スパニッシュオムレツの具材は、ジャガイモと玉ねぎ、ベーコンなどですが、好みでアオサなどの海藻やシーチキンを入れてもおいしくできます。これも中までじっくりと火を通すため、弱火で時間をかけて作ると良いでしょう。
割れた卵を有効活用しよう!
気を取り直して、今日割れた卵で飲み直しましょーねー(卵まとめて買ったら袋ごと落とした) pic.twitter.com/emonrnZqtj
— Avocado.K.Venom (@kuruu_minus_ru) January 11, 2020
割れた卵はそのままでは日持ちしません。殻の外側にサルモネラ菌がついている場合があり、それが繁殖する恐れがあるからです。しかし、調理したり、溶き卵にして冷凍したり、マヨネーズなどに加工すると日持ちがします。また、紹介したレシピを参考にして、割れた卵を処分することなく上手く活用しましょう。