メロカマとはどんな魚?気になるカロリーや食べ方を徹底解説!

メロカマとはメロという魚のカマの部分を指します。以前はメロといえば銀ムツの名でスーパーでも見かけた魚でした。ですが現在はめったに見ない高級食材となりつつあります。この記事では、メロカマについてカロリーやおすすめの食べ方を紹介します。

メロカマとはどんな魚?気になるカロリーや食べ方を徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1メロカマは脂がのって美味しい!
  2. 2メロカマを使ったおすすめレシピ
  3. 3メロカマのまとめ

メロカマは脂がのって美味しい!

メロカマは比較的手ごろな値段で買える美味しい輸入魚です。脂ののりが良いことから人気の高い魚ですが、スーパーで目にする機会が減っている魚でもあります。そのためテレビ東京系の番組「有吉ぃぃeeeee!」で「メロカマちゃん」というキャラが出てきたとき、「メロカマって何?」というツイートも見受けられました。

本記事ではいまだ根強い人気を持ちながら知らない方も増えてきている、メロカマについて調査しました。メロカマがどんな魚でカロリーがどのくらいなのか、おすすめの調理法も併せて紹介します。

メロカマはメロという深海魚のカマのこと

以前は「銀ムツ」の名前で売られていた魚で、正式な和名は「マジェランアイナメ」もしくは「ライギョダマシ」といい、南極近辺に生息するノトセニアの仲間の白身魚です。

メロカマとは「メロ」または「メロウ」と呼ばれる魚のカマの部分のことです。メロはかつて銀ムツとして売られていましたが、2003年のJAS法の改訂でメロと表記するよう定められました。このメロという魚は標準和名「マジェランアイナメ」と「ライギョダマシ」という2種類の魚を指しています。

かつてメロは日本が主な輸入国で、脂ののった白身魚として人気の大衆魚でした。ですが最近では中国やアメリカなどが主な輸入国になっています。そのため価格が高騰を続けており、スーパーでもめったに見ることのない高級魚になってしまったのです。

そんな中でメロカマは値段も手ごろなままで売られています。これは海外ではカマの部分は食べないためです。そのため身の部分は最盛期の1/20まで輸入量が減って価格も高騰していますが、カマの部分は格安で楽しめるのです。

メロカマのカロリー

メロカマのカロリーはその脂ののりの良さからもわかるようにかなりの高カロリーです。大戸屋という食堂のメロカマ定食のカロリーを参考にすると、994kcalと成人男性の1日の必要カロリーのほぼ半分にもなります。メロの切り身のカロリーで見ると100g換算で272kcalのため、脂ののりが良いカマの部分はさらに高いと思われます。

メロカマは通販で買える

メロカマはAmazonや楽天などの通販でも購入することができます。冷凍で500g~1kg前後で売っていることが多いようです。すでに味付けされている商品も多く、好みに合わせて取り寄せることができます。

メロカマを使ったおすすめレシピ

メロカマはその脂ののりの良さから様々な調理法があります。そんな中でもおすすめのレシピをいくつか紹介します。

メロカマの煮付け

メロカマおすすめのレシピの一つがこの煮付けです。美味しい煮付けを作るコツは、煮汁の調味料を先に混ぜ合わせておくことです。調味料が完全に混ざり合ったところで水を入れ、煮汁を一煮立ちさせます。煮汁が一煮立ちしたらカマを並べて入れます。

もう一つのコツは火加減は中火にして6分間、落し蓋で煮汁を対流させながら煮ることです。カマが厚い場合には8~9分間で煮上がります。それ以上煮ると身が硬くなったりパサついてしまうので要注意です。

メロカマの照り焼き

照り焼きというとブリが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、メロカマの照り焼きも美味しい食べ方の一つです。照り焼きというとすぐ焦げるというイメージがありますが、コツは先にたれに漬け込まずに焼いた後にハケで塗ることです。

先にカマの両面を焼いてから片面ずつ刷毛でたれを塗ります。これを3回ほど繰り返すと照りも出て、美味しい照り焼きが完成します。焦げる心配もなくふっくらとした仕上がりになるおすすめの焼き方です。

メロカマの西京焼き

メロカマの西京焼きも美味しい食べ方としておすすめです。自宅で漬け込む時のコツは、カマの水分をふき取ってから軽く塩を振ることです。先に塩を振ることで西京味噌の味が良く浸み込みます。

焼く時のコツは先に漬けダレを良くふき取ってから焼くことです。味噌が付いたまま焼くと、魚に火が通る前に味噌が焦げてしまいます。さらに火加減も中弱火にすることで焦げ付きにくくすることができます。

メロカマのまとめ

メロカマは今もファンの多い美味しい白身魚です。メロそのものは高級魚となってしまいましたが、カマの部分も身の部分に負けず劣らず脂がのった最高の部位のひとつです。運良くスーパーで見かけたときはぜひ購入して、その脂ののった美味しさを堪能してみてください!

Thumbバサとはどんな魚?スーパーで最近見かける白身魚の特徴と美味しいレシピ | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbさごしはどんな魚?さわらとの違いは?栄養豊富なさごしの食べ方・レシピも紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbブダイとはどんな魚?味の特徴や食べ方について徹底調査! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ