妊婦に甘酒がおすすめ?米こうじがいい?効果・飲み方・注意点を紹介
妊婦に甘酒がおすすめという噂を調査しました。妊婦にとって甘酒は、アルコール飲料の一つとして避けた方が良い飲み物に思えます。ですが米こうじを使った甘酒は妊娠中にこそおすすめの飲み物です。本記事では噂の真相について紹介します。
妊婦は甘酒を飲んでも大丈夫?
妊婦は甘酒を飲んで大丈夫でしょうか?「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒は、栄養豊富でおなかの赤ちゃんにも良さそうに感じます。一方で妊婦はアルコールの摂取は厳禁といわれ、アルコールが気になる方も多いことでしょう。
本記事では妊婦でも甘酒を飲んで大丈夫なのかを調査しました。実は妊婦が飲んでも大丈夫な甘酒があるのです!さらに妊娠中だからこそ甘酒がおすすめだということも判明しました。妊娠中の甘酒の効果や選び方、飲むときの注意点を紹介します。
妊婦に甘酒がおすすめな理由
妊婦に甘酒がおすすめな理由はいくつかあります。妊娠中は体内のホルモンバランスが崩れるため、妊婦ならではの体調管理が求められます。もちろんおなかの中の赤ちゃんへの配慮も大切です。そんな妊婦にとって甘酒は高い健康効果を持つというのです。妊娠中の効果をまとめて紹介します。
栄養価が高い
おはようございます😃
— 100均おたくカーリー (@curlyhair100) January 2, 2020
1月3日金曜日。新しい1日がスタートしました🎵
目覚めの一杯は甘酒です。
甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養価が高く、疲労回復や熱中症予防、整腸作用、ダイエットなど健康や美容に様々な効果が期待できます✨✨✨
身体もポカポカ温まるから、冷え性でお悩みの方にもぴったり pic.twitter.com/hbtNxP7QTH
甘酒といえば栄養豊富な飲み物として有名です。おなかの中の赤ちゃんの中枢神経の形成に役立つ、ビタミンB群が豊富に含まれています。さらにこのビタミンB群は妊婦にとっても良い効果があります。血行促進や肌荒れ予防の他、妊娠中に傷みやすくなる髪の毛をケアする効果もあります。
この他にも必須アミノ酸が豊富に含まれているため、赤ちゃんの成長を助けてくれます。またストレスを緩和してくれるGABAも豊富に含まれています。さらに妊娠高血圧症候群の原因となる血圧の上昇の抑制効果もあるのです。消化吸収の良いブドウ糖は過度の食欲抑制もしてくれるなど、甘酒は妊婦にこそおすすめの飲み物なのです。
便秘解消
【甘酒】
— CoCo美漢方 田中 (@mococo321) May 3, 2019
日本人は古墳時代から甘酒を飲む習慣があったそうです。
甘酒には疲労回復、免疫力アップ、美肌、美髪、保湿効果、便秘解消、腸内環境改善、ダイエット、安眠効果など期待できます✳︎
美容面、ダイエット目的なら「朝」、安眠したい方は「夜」コップ一杯程度飲むことをオススメします。 pic.twitter.com/q8D9SqalKh
妊娠中はホルモンバランスが崩れやすいため、便秘や下痢といった腸の問題に悩まされる妊婦が多くいます。ですがおなかの赤ちゃんのことを考えると、むやみに薬を飲むこともできません。甘酒には豊富なオリゴ糖と食物繊維が含まれているので、腸内環境を整えて改善してくれます。おなかの不調に効果的な飲み物でもあるのです。
つわりのときの水分補給
食欲無い時はお茶やスポーツ飲料も良いけど、甘酒飲んでおく方が身体に優しいのでお勧め!
— Vail=Visconti (@Vail_Visconti) July 26, 2019
夏コミでも水分補給とカロリー補給を同時に行えるし、飲料の方のカロリーメイトより安価でその辺のスーパーでも買える!
麺つゆ薄めたのも良いけど、カロリー補給を考慮するなら甘酒も携行しとこうね! pic.twitter.com/Q9m2RGv70u
妊婦の悩みの一つに「つわり」があります。つわりによる食欲不振などで、食事や水分補給を思うようにできない方もいることでしょう。甘酒には栄養と水分の両方が豊富に含まれています。栄養失調や脱水症状の予防など、妊娠中の体調維持にもとても効果的な飲み物なのです。
妊婦が甘酒を飲むときの注意点
妊婦が甘酒を飲むときにはいくつかの注意点があります。飲んで良いものと避けた方が良いものがあり、飲み方を間違えると逆効果になる可能性があります。妊娠中でも安心して飲める甘酒の選び方と、飲み方の注意点を紹介します。
甘酒には二種類ある
風邪やインフルエンザの予防に
— みさ@美容師×毛髪診断士 (@JQmz2) December 4, 2019
手作り甘酒を作りました
甘酒には2種類あります
1 こうじ甘酒
米+こうじ
2 酒粕甘酒
酒粕+砂糖
❶はアルコールが含まれず
お酒が苦手な人でも飲めて砂糖無し
麹の甘さだけなのに自然な甘みで
安心して飲めます#麹甘酒 pic.twitter.com/8Jaz0RCaRS
甘酒は材料と作り方で2種類に分けることができます。1つ目は米麹だけ、もしくは米麹にご飯やおかゆといった米を足して作ったものです。2つ目は酒粕に砂糖などの甘味料を足して作ったものです。どちらも同じ甘酒として売られていますが、それぞれ含む成分に違いがあります。では妊婦が飲んでも大丈夫な甘酒はどちらでしょうか?
甘酒には酒粕から造る甘酒と米麹から造る甘酒の2種類があります。特に米麹から造り上げる甘酒は様々な栄養素が豊富に含まれている事から、健康や美容にも良いとされるため飲む点滴とも称されます。また、ノンアルコールなので小さなお子様や妊婦さんでも飲む事が出来るのも魅力的です。
酒粕の甘酒はアルコールを含んでいる
酒粕を原料として作った甘酒にはアルコールが含まれています。ノンアルコールと表示されて売られているものでも、本当に0%とは限りません。実はアルコールを含んでいても、1%未満の場合はノンアルコールとして売ることができるのです。つまり酒粕を使って作った甘酒は、妊婦は飲んではいけないということになります。
ではうっかり飲んでしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?確実とは言い切れませんが、1杯に含まれているアルコール量で異常が出ることはまずないと思われます。
だからといって必ず安全とも言えません。なぜなら酒粕を使って手作りした甘酒は、5.5%もアルコールを含んでいるといわれているからです。今後気を付けるべき教訓としてとらえ、二度と同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
一般に認められているアルコールでの発育異常はアルコール依存症の人のことであり,仮にこのたった一杯の甘酒であなたのお子さんに影響が出たとしてもアルコールが原因とは絶対に言い切れません。
妊婦は米こうじの甘酒を選ぼう
妊婦が飲んでも安全な甘酒は米こうじを原料に作られたものです。米こうじの甘酒はアルコール分を含んでいないため安心して飲むことができます。米本来の甘味だけで十分なため砂糖も入っていません。商品を購入する際にも原材料を確認して、米こうじで作られた製品を選ぶようにしましょう。
過剰摂取は禁物
こんな夜中に甘酒飲みながらわらび餅食べてるから砂糖の過剰摂取で死ぬ pic.twitter.com/F8G6Q6CEWM
— ごまどう2 (@yoshike0) July 25, 2017
いくら甘酒が妊婦の健康維持に良い飲み物でも過剰摂取は禁物です。甘酒はもともと高カロリーな飲み物です。豊富に含まれているブドウ糖も吸収しやすい性質のため、適量を超えると高血糖になる危険があります。特に妊娠糖尿病の妊婦は担当医に相談してから飲むようにした方が良いでしょう。
甘酒の適量は1日200~400mlです。さらに1度に飲むのではなく、小分けにして飲むようにするとより効果的といわれています。飲み過ぎは太る原因にもなるため、適量を守るようにしましょう。
妊婦が飲める甘酒の作り方
妊婦でも安心して飲める、ノンアルコールの甘酒の作り方を紹介します。材料以外はどの家庭にもある道具だけで、簡単に美味しい甘酒を作ることができます。おなかの赤ちゃんに優しい、ノンアルコールの甘酒の作り方です。
材料
妊婦でも安心して飲める甘酒づくりに必要な材料は、米こうじが300g、60℃のお湯が300mlです。これで約600ml程度の量を作ることができます。この他に道具としてヨーグルトメーカーや炊飯器、温度計、ボウル、ふきん(炊飯器を使う場合)を用意します。
作り方
- 米こうじに55℃~60℃のお湯を300ml入れて、米こうじの塊が残らないようによく混ぜる。
- ヨーグルトメーカーに入れて、55℃~60℃で約6時間保温する。
- 炊飯器を使う場合は、保温モードにしてから蓋を少し開けておく。釜にふきんを被せて、中の温度を温度計で測りながら、蓋の明け具合で温度調整をする。
- 6時間たったら完成。飲むときは好みの濃さに調節する。
米こうじはあらかじめ良くほぐしておくと安心です。塊のまま残っていると、その部分だけ上手に仕上がりません。使うお湯も熱すぎると酵素が壊れてしまいます。逆に低すぎると酵素の働きが鈍くなります。50~60℃の間を保つように注意しましょう。
妊婦が飲める市販の甘酒おすすめ6選
妊婦でも安心して飲める市販の甘酒はないのでしょうか?一般に売られている商品の多くは酒粕を使って作られています。そんな市販品の中にも米こうじで作られた甘酒があるのです。妊婦でも飲める市販の甘酒を6品紹介します。
おすすめ①麹だけでつくったあま酒
日本酒「八海山」で作った飲む宝石
— 手土産・ギフト情報配信中@ippin(イッピン) (@ippintw) January 23, 2018
「麹だけでつくったあまさけ」
⇒https://t.co/cqR4o7xSPR
砂糖を一切使っていないのにほんのり甘く、雑味のない口当たりの甘酒。「おめざ」としてもオススメだそう! pic.twitter.com/tjOnKsXDlG
妊婦におすすめの米こうじ甘酒の中でも人気の一品です。銘酒「八海山」を手掛けている八海醸造の製品で、国産米の米こうじのみで作られています。濃厚な風味が特徴で米こうじの美味しさを、存分に味わえる甘酒です。やや甘みが強いもののクドさがないため、砂糖の代わりに料理に使うこともできます。米粒もあまり感じず飲みやすい商品です。
おすすめ②ヤマト醤油味噌の玄米甘酒
今日の甘酒はヤマト醤油味噌の「玄米甘酒」。とろとろ玄米、の名に恥じないとろとろ感はゴマペーストを思わせる程濃厚。お味噌屋さんの甘酒は香りも味も特色があって美味しいものが多いと思う。#甘酒 pic.twitter.com/0GeYSYHhS9
— nano (@mugiyama) July 19, 2016
おなかの赤ちゃんのためにも栄養にこだわりたい妊婦におすすめの甘酒です。醤油や味噌を作っているヤマト醤油味噌の商品で、栄養豊富な国産玄米と米こうじを原料に作られています。クリーミーな口当たりでコクのある美味しさが特徴です。様々な飲み方が楽しめるだけでなく、砂糖やみりんの代わりにも使える便利な商品です。
おすすめ③マルコメプラス糀 米糀からつくった糀甘酒
妊娠前は疲れたら栄養ドリンクを飲んでいましたが、妊娠中はよくないよなぁ…と思って米こうじ甘酒を飲んでいます!
— いこ@5m (@ikoiko0722) February 13, 2019
米こうじ甘酒は飲む点滴とも言われ疲労回復や美容に良いそうです。個人的には効果を感じます!
ちなみに、酒粕の甘酒はアルコール入りが多いですが、米こうじ甘酒はノンアルです✨ pic.twitter.com/Meswe5SBr2
味噌で有名なマルコメから販売されている甘酒です。米こうじと米を原料にして作った甘酒に、甘さを引き立てるため塩を加えてあります。粒感が少なく初心者でも飲みやすい商品ですが、人によっては塩分が強いと感じることもあるようです。
おすすめ④森永のやさしい米麹甘酒
原料、米麹と食塩のみ。女性におすすめしたい「森永のやさしい米麹甘酒」 https://t.co/wg3e7GhjGU pic.twitter.com/nFWxWYtVwR
— 【公式】ウォーカープラス (@walkerplus_news) January 12, 2017
森永製菓の米こうじだけで作った甘酒に塩を足して甘みを引き立てた商品です。米こうじのほのかな香りと優しい自然の甘味が特徴です。クセが無くて飲みやすい甘酒初心者を意識した商品です。こうじ甘酒はあまり飲み慣れていないという方におすすめの商品です。
おすすめ⑤生姜を飲む米糀の甘酒
生姜を飲む 米糀の甘酒 2個入り袋https://t.co/vQRYWKY7z5 pic.twitter.com/gloqFkRsET
— あれもこれも欲しいもの (@wfxte) August 23, 2016
味噌汁専門店「美噌元(みそげん)」の商品で、米こうじ甘酒に千切り生姜とすりおろし生姜が入っています。生姜がたっぷり入っているため、生姜が苦手な方には向かないかもしれません。また甘酒そのものは米こうじだけで作られていますが、生姜との味を調えるため黒糖と砂糖が入っています。フリーズドライタイプの珍しい商品です。
おすすめ⑥おちちあまざけフリーズドライタイプ
貝沢商店という熊本のメーカーが作った業界初のフリーズドライタイプの甘酒です。熊本県産の米こうじと米、馬鈴薯デンプンで作られています。スナックとしてそのまま食べることもできる変わり種の商品です。気分を変えたいときや、いつもの甘酒に飽きたときに試してみてはいかがでしょうか?
妊婦の甘酒についてのまとめ
妊婦はおなかの赤ちゃんのためにもいろいろな制限を受けます。さらにホルモンバランスが崩れるため、体調面でも苦労が絶えません。そんないろいろと大変な妊婦にとって、米こうじで作った甘酒は大きな助けになってくれる飲み物です。
妊婦の中にはアルコール分を気にして甘酒も避けている方も多いことでしょう。ですがこれからは本記事を参考にして、妊娠中でも安心の米こうじ甘酒を楽しんでください!