ローストビーフの賞味期限は?手作りは日持ちしない?保存方法も紹介

ローストビーフの賞味期限や消費期限を徹底解説!市販・手作りそれぞれの賞味期限、日持ちを良くするための保存方法、腐る時の見た目とにおいの変化も詳しく解説!賞味期限が切れたローストビーフの消費レシピも紹介します。

ローストビーフの賞味期限は?手作りは日持ちしない?保存方法も紹介のイメージ

目次

  1. 1ローストビーフの賞味期限を徹底解説!
  2. 2ローストビーフの賞味期限はいつまで?
  3. 3ローストビーフを日持ちさせる保存方法
  4. 4賞味期限切れローストビーフの消費レシピ
  5. 5ローストビーフは腐るとどうなる?
  6. 6ローストビーフの賞味期限まとめ

ローストビーフの賞味期限を徹底解説!

皿に盛りつけられたローストビーフ

ローストビーフは、一品あるとテーブルの上が華やかになり、ホームパーティーやおもてなし料理としても人気です。多く作ったものを一度で食べ切れなかったり、スライスされたものが中途半端に残ってしまい、困ったこともあるのではないでしょうか?

この記事では、ローストビーフの賞味期限や、日持ちさせるための方法を徹底解説していきます。また、賞味期限が切れてしまったローストビーフを、美味しく食べるための消費レシピも紹介します。

ローストビーフの賞味期限はいつまで?

ローストビーフは、市販と手作りとでは賞味期限が違います。市販の商品も、総菜か真空パックに入っているかによって、賞味期限が変わります。市販、手作りそれぞれの賞味期限の目安と、保存方法別の賞味期限の長さについて詳しく解説します。

市販のローストビーフの賞味期限

スーパーの総菜や、デパートで量り売りされているローストビーフの消費期限は、冷蔵で約3日です。総菜の場合は、賞味期限ではなく消費期限と考え、3日以上経ったものはなるべく食べるのを避けましょう。

真空パックされたローストビーフの賞味期限は、約3週間です。真空パックされたものは空気に触れず、酸化が進まないため、長く日持ちします。しかし、真空パックを開封した場合は、賞味期限は総菜と同じく3日程度です。封を切ったら、なるべく早く食べ切った方が良いでしょう。

ローストビーフは切り分けていない物なら、3〜4日は持ちます。

賞味期限と消費期限の違い

食品のパッケージには、賞味期限や消費期限が記載されています。賞味期限は、袋や容器が未開封で、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、美味しく食べられる期間のことです。賞味期限内に食べた方が良いですが、過ぎたとしても食べることは可能です。

一方、消費期限は、賞味期限と同様の条件で保存していた場合に、安全に食べられる期限のことです。消費期限を過ぎた食品を食べると、お腹を壊したり体調が悪くなることがあります。

手作りローストビーフの賞味期限

手作りローストビーフは、保存方法によって賞味期限が1日〜2ヵ月と、かなり変わります。さらに、塊のまま保存するのか、スライスで保存するかによっても期間が変わりますので、それぞれ詳しく解説します。

冷蔵保存

塊のまま冷蔵保存した場合、賞味期限は約3日です。スライスしたものは、1〜2日程度ですので、できるだけ当日中に食べてしまいましょう。ローストビーフをスライスすると、塊の時と比べて、肉が空気に触れる面積が大きくなり、肉の酸化が進みます。

そのため、塊肉と比べて、スライスしたものは賞味期限が短くなります。これは、冷蔵保存だけでなく、冷凍・チルド保存した場合も同様です。

冷凍保存

塊のまま冷凍保存した場合、賞味期限は半月〜1ヵ月程です。真空パックで保存した場合は、さらに賞味期限が長くなり、1〜2ヵ月程度日持ちします。スライスして保存すると、酸化や乾燥が早く進むため、半月以内に食べた方が良いです。

チルド室で保存

チルド室で保存した場合、賞味期限は約1週間です。冷蔵庫より温度が低いため、冷蔵保存した時より、多少日持ちさせることができます。スライスした場合に日持ちする期間は、4〜5日程です。

ローストビーフを日持ちさせる保存方法

ローストビーフを日持ちさせるためには、3つのポイントがあります。このポイントに沿って保存すると、日持ちするだけでなく、あまり味を落とさずに保存できますので、ぜひ試してみて下さい。

低温で保存する

ローストビーフを美味しく保存するためには、常温保存は絶対にやめましょう。常温保存すると、菌が繁殖し、肉が腐る原因になります。冷蔵庫や冷凍庫などの温度の低い場所で保存しましょう。

賞味期限は、冷蔵だと約3日、チルド室だと約1週間、冷凍だと約1ヵ月です。ローストビーフを保存する場合は、いつまでに食べ切るかを考え、保存場所を分けると良いでしょう。

密封して保存する

ローストビーフを美味しく日持ちさせるには、密封することが最大のポイントです。密封することで肉の酸化が遅くなり、肉の味や風味が落ちるのを遅らせることができます。肉の密封の仕方は、まず、保存したい分のローストビーフをラップで包みます。この時、空気が入らないように肉の表面に沿って、ぴっちりとラップを巻いて下さい。

肉をラップで包んだら、ジップロックなどの保存袋に入れます。保存袋のチャックを閉める際に、ストローを端に挟んでおきます。チャックを閉め切る前に、ストローから空気を抜くと、簡単に中の空気を抜くことができます。

ローストビーフを保存する際は、ラップやポリ袋などで包み、なるべく空気に触れないようにしよう。

長期保存なら冷凍がおすすめ

ローストビーフをすぐに食べずに長期保存したいのであれば、冷凍保存がおすすめです。塊のまま保存すれば、約1〜2ヵ月保存ができます。ただし、冷凍は長期保存できますが、注意しないと冷凍焼けで風味が落ちたり、食感が変わります。ラップと保存袋を使い、しっかり密封して保存しましょう。

真空パックにできるフードシーラーなどがあれば、真空状態にしてから冷凍すると乾燥や酸化を防いで保存が可能なので、1ヶ月〜2ヶ月保存できるとも言われています。

解凍方法

解凍する時のポイントは、ゆっくりと解凍することです。一番良い解凍方法は、食べる前日にローストビーフを冷蔵庫に移し、一晩置く方法です。ゆっくりと解凍されることで、肉の旨味が逃げることなく、解凍後も美味しく食べることができます。

電子レンジを使って解凍するのはやめましょう。電子レンジを使用すると、旨味が逃げるだけでなく、解凍にムラができてしまったり、火が入りすぎてしまいます。

賞味期限切れローストビーフの消費レシピ

ローストビーフカレー

【材料】

  • ローストビーフ…200g
  • 人参…1本
  • 玉ねぎ…1個
  • じゃがいも…2個
  • カレールー…1/2箱
  • 水…850ml

【手順】
  1. 野菜は皮をむき、一口大に切ります。ローストビーフも同様に切ります。
  2. フライパンに油をひき、中火で肉を炒めます。
  3. 肉の表面が茶色くなってきたら野菜を加え、玉ねぎが透き通るくらいまで炒めます。
  4. 水を加えて、弱火で15〜20分煮込みます。
  5. 一度火を止めてカレールーを加え、溶かします。
  6. ルーが完全に溶けたら再び弱火で10分煮込んで完成です。

豚肉や牛肉の代わりに、ローストビーフを使ってカレーを作ります。煮込む前に肉を炒めすぎてしまうと、肉が固くなってしまうので、気をつけて下さい。

ローストビーフチャーハン

【材料】

  • ローストビーフ…10枚
  • ご飯…茶碗2杯分
  • 卵…2個
  • オイスターソース…大さじ1
  • 塩胡椒…少々
  • レタス…3〜4枚
  • ごま油…少々

【手順】
  1. ローストビーフを細かく刻みます。
  2. ボウルに卵を溶き、ご飯を入れて混ぜ合わせます。
  3. 熱したフライパンにごま油を入れ、ローストビーフを軽く炒めます。
  4. フライパンに2のご飯を入れて、炒めます。
  5. オイスターソースと塩胡椒で味付けし、最後にレタスをちぎりながら入れ、炒め合わせて完成です。

オイスターソースを入れることで、簡単にコクのあるチャーハンが作れます。ローストビーフに若干塩気があるので、塩胡椒を入れすぎないように注意して下さい。入れすぎると、しょっぱくなりすぎてしまいます。

ローストビーフは腐るとどうなる?

うっかりテーブルに出しっ放しにしてしまったり、冷蔵庫の奥に閉まったままにして食べるのを忘れてしまっていた、という場合は、見た目や臭いを確認しましょう。腐っているか確認せずに食べてしまうのは危険です。ローストビーフが腐ると、見た目や匂いに変化が起きます。この章では、腐った肉の見分け方を解説します。

表面に変化が出る

肉が腐ると、まず見た目に変化が出ます。冷蔵庫などに入れて保存すると、肉の表面が空気に触れて酸化が進みます。酸化が少し進むと、表面が茶色くなります。この程度であれば食べてかまいませんが、なるべく早く食べ切りましょう。茶色い部分が気になる場合は、その部分だけ切り落として食べるのも良いでしょう。

肉が完全に腐ると、色が緑色になってきます。また、表面を触った時にぬめりを感じる場合も、肉が腐っているので、食べるのをやめましょう。

異臭がある

ローストビーフが腐ると、肉の匂いがしなくなります。さらに腐敗が進むと、腐敗臭がします。ヨーグルトが腐ったような酸っぱい臭いや、アンモニア臭のように鼻の奥をツンと刺すような臭いです。このような臭いがした場合、洗ったり加熱したりしても食べることができません。少しでも異臭を感じたら、食べないようにしましょう。

常温放置だと、とりあえずよ〜〜く焼いて1切れ食べてみる。
食べられそうならそのまま食べるし、変なにおいや味がしたら廃棄。

ローストビーフの賞味期限まとめ

皿に盛りつけられたローストビーフ

ローストビーフの賞味期限や消費期限について解説しました。量が多く余りやすいローストビーフですが、冷蔵・チルド・冷凍それぞれの保存期間を把握し、正しく保存すれば、腐ることなく食べ切ることができます。賞味期限が切れてしまった場合でも、カレーやチャーハンなどのアレンジレシピを活用し、最後まで美味しく食べましょう。

Thumb【コストコ】ローストビーフがおすすめ!簡単な作り方やサラダなど解説 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb簡単ローストビーフの作り方を丁寧解説!人気のソースも紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumbローストビーフのアレンジレシピ17品!お弁当のおかずも紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ