マヨネーズの塩分量はどのくらい?減塩タイプは?無塩マヨネーズレシピも
マヨネーズの塩分量について解説します。通常タイプや減塩タイプ、カロリーオフなどの種類別に塩分量を比較調査しました。また、少ない材料で簡単に作ることができる、無塩の自家製マヨネーズレシピと作り方のコツも紹介していきます。
マヨネーズの塩分が気になる!
マヨネーズは、サラダや炒め物など、毎日の献立には欠かせない人気の調味料です。頻繁に使う調味料であれば、その成分が気になるところです。特に塩分が多いイメージがありますが、実際の塩分量はどのくらいあるのでしょうか?
マヨネーズの塩分量は意外と少ない?
マヨネーズの主原料は、植物油が70%、残りの30%が卵黄(又は全卵)・酢・調味料・香辛料です。これらの原料から、カロリーや塩分が高いイメージがありますが、実は意外にも塩分は少ないのです。
通常マヨネーズの塩分量
σ(゚∀゚ )オレはマヨネーズを避けてきたけど意外に塩分少なめだ🎵❤
— 徘徊 タクドラ メモ (@9983minoru) October 13, 2018
更にマヨネーズの材料って卵ですがアルキドン酸が豊富で認知症の予防に良いんだと🎵❤
😳アシタカラタベルゾ#所さん大変ですよ#高血圧#木村佳乃#塩分#マヨネーズ#卵#玉子#徘徊メモ pic.twitter.com/zD9Vjz7Rg7
調味料 | 塩分量 |
---|---|
濃口しょうゆ | 2.6g |
信州みそ | 2.4g |
中濃ソース | 1.0g |
トマトケチャップ | 0.5g |
キューピーマヨネーズ | 0.3g |
通常タイプの塩分量は、15g(大さじ1杯)あたり約0.3gです。100gあたりに換算すると約2gということになります。醤油や味噌、ソースやケチャップと比較してみると、とても塩分が少ない調味料であることがわかります。
マヨネーズの塩味を「濃く」感じる人が多いようですが、大さじ約1杯(15g)あたりの食塩相当量は0.3gです。
しょうゆやみそ、中濃ソースやトマトケチャップなどの調味料と比べてもキユーピー マヨネーズは食塩相当量がとても少ないのです。
減塩マヨネーズの塩分量
例えば「ジャネフ プロチョイスマヨネーズ減塩」の場合、15gあたり約0.2gで、通常タイプの塩分より0.1g少ない分量です。日々使う調味料だからこそ、減塩タイプを選ぶことで塩分控えめとなり、高血圧予防にもつながります。
現在日本人の平均塩分摂取量は1日12~13gです。しかし高血圧を予防するためには1日10g以下(小さじ1と2/3)にする必要があります。すでに高血圧症や糖尿病などの生活習慣病の方は1日7g以下(このうち調味料などで添加するのは4g(小さじ2/3))にしましょう。
カロリーオフのマヨネーズは注意?
マヨネーズ派?カロリーオフ派?違いを知って、美味しく食べたい! https://t.co/RKtVnMxOZW
— オリーブオイルをひとまわし【公式】 (@olihito_news) January 10, 2019
商品名 | 塩分量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 |
---|---|---|---|---|
キューピーマヨネーズ | 0.3g | 100kcal | 0.4g | 11.2g |
味の素 ピュアセレクト | 0.27g | 110kcal | 0.21g | 11g |
キューピー カロリーハーフ | 0.4g | 50kcal | 0.46g | 5.1g |
味の素 ピュアセレクト コクうま65%カロリーカット |
0.69g | 36kcal | 0.48g | 3.6g |
ジャフネ プロチョイスマヨネーズタイプ減塩 |
0.18g | 108kcal | 0.045g | 11.79g |
MM マヨネーズ減塩 | 0.02g | 108kcal | 0.255g | 11.64g |
「カロリーハーフ」や「カロリー○%カット」と表示されているタイプは、ダイエットなどに効果的と思いがちです。しかし、15gあたり0.4gと塩分高めです。高血圧などで減塩が必要な方は、通常タイプか無塩タイプを選ぶとよいでしょう。
カロリーを抑えたマヨネーズは、普通のマヨネーズより塩分高めです。減塩をする人は、カロリーオフのマヨネーズよりも普通のマヨネーズを選ぶか、無塩タイプのマヨネーズを選ぶことをおすすめします。
マヨネーズの塩分を抑える!自家製の無塩マヨネーズレシピ
自家製マヨネーズは、自宅で誰でも簡単に作ることができます。自家製であれば、濃度も塩分も自由に変えらるので、自分の好みに合わせられます。ただし、材料がシンプルなだけに、手際よく作ることがポイントです。
材料
【材料】
- 卵黄 1個
- サラダ油 180ml
- 酢 小さじ1杯程度
- レモン汁 適量
- 砂糖 適量
- 粒マスタード お好みで
準備する道具ですが、マヨネーズは金気が移りやすいため、ガラスやプラスチックのボウル、金属以外の泡立て器を使うことをおすすめします。洗った道具は、しっかりと水気を切りましょう。
作り方
自家製マヨネーズを作 りました。卵黄に自家製赤梅酢、梅入りの米酢、キャノーラ油でマヨネーズを作ります。これに梅肉、生クリームなどのオリジナルの調味料を入れて自家製マヨネーズソースの完成です。大海老の自家製マヨネーズソース長江宴オススメNO.2です!ハーフサイズもあります。 pic.twitter.com/AXUSyiDtI0
— 小平市 中国料理長江宴の公式アカウント (@choukouen) July 25, 2019
【手順】
- ボウルに卵黄を入れ、泡立て器(またはミキサー)で混ぜながらお酢を数滴ずつ加え、よく混ぜ合わせる。
- サラダ油を小さじ1杯ほどすくい糸のように垂らしながら混ぜ、これを繰り返す。
- 乳化してモッタリと重みが出てきたら、残りのサラダ油を大さじ1杯ほどすくい、2.と同様に混ぜ合わせていく。
- サラダ油をすべて混ぜ合わせたら、レモン汁、マスタードはお好みで入れる。
- 最後に砂糖を加えて味の調整をする。
そもそもマヨネーズは、油と酢を卵黄で乳化させたソースです。このことをイメージすれば、混ぜ合わせるときの感覚がつかめます。途中で水っぽくなってしまったら、残念ながら失敗です。慌てずに少しずつ根気よく混ぜていくことがコツとなります。
マヨネーズの塩分量まとめ
マヨネーズは、一般的に思われがちなイメージとは違い、他の調味料と比較しても塩分が少ない調味料であることがわかりました。
また、簡単に手作りができることから、無塩の自家製マヨネーズを減塩メニューに上手く活用すれば、毎日の健康的な食生活にも一役買うことができるでしょう。ただし、塩分少なめとはいえ、健康のために摂り過ぎには十分注意しましょう。